JPS5951275B2 - 自動細胞培養装置における増殖検出装置 - Google Patents
自動細胞培養装置における増殖検出装置Info
- Publication number
- JPS5951275B2 JPS5951275B2 JP9417177A JP9417177A JPS5951275B2 JP S5951275 B2 JPS5951275 B2 JP S5951275B2 JP 9417177 A JP9417177 A JP 9417177A JP 9417177 A JP9417177 A JP 9417177A JP S5951275 B2 JPS5951275 B2 JP S5951275B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- light
- proliferation
- petri dish
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は細胞や組織の自動培養中に細胞等の増殖度を検
出する増殖検出装置に関するものである。
出する増殖検出装置に関するものである。
細胞や組織の継代培養はシャーレ−等に入れた細胞や組
織を一定雰囲気中において増殖せしめ、増殖した細胞等
が一定の値に達したところで新たなシャーレ−中に分注
して更に培養を続ける。
織を一定雰囲気中において増殖せしめ、増殖した細胞等
が一定の値に達したところで新たなシャーレ−中に分注
して更に培養を続ける。
このような培養工程中例えば分注を行なう時等には細胞
が一定の数に増殖したことを判定した上で行なう必要が
ある。
が一定の数に増殖したことを判定した上で行なう必要が
ある。
更にその他の時点でも増殖がどのように進んでいるかそ
の増殖度を確認する必要もある。
の増殖度を確認する必要もある。
このため増殖した細胞を観察又は検知するのに次の様な
方法が考えられる。
方法が考えられる。
（１）位相差顕微鏡を用いて目視的に判定する方法、（
２）増殖した細胞を固定染色してこれを顕微鏡により判
定する方法、（３）増殖した細胞を攪拌して遊離せしめ
フローセル等によって細胞数をカラン斗して判定する方
法、（４）位相差顕微鏡を用いてシャーレ−内のいくつ
かの視野の画像をとり込み、細胞の形状の判別等の画像
処理的手段により判定する方法等である。
２）増殖した細胞を固定染色してこれを顕微鏡により判
定する方法、（３）増殖した細胞を攪拌して遊離せしめ
フローセル等によって細胞数をカラン斗して判定する方
法、（４）位相差顕微鏡を用いてシャーレ−内のいくつ
かの視野の画像をとり込み、細胞の形状の判別等の画像
処理的手段により判定する方法等である。
これ等の方法のうち（１）の方法は目視によるために判
定に個人差を生じ定量化に適さない。
定に個人差を生じ定量化に適さない。
又観察の場合雰囲気外に取出して行なうことが多いので
、連続自動培養には適さない。
、連続自動培養には適さない。
（２）の方法は染色した細胞がその後は培養出来なくな
るので、増殖の途中での判定が出来ない。
るので、増殖の途中での判定が出来ない。
（３）の方法は着床している細胞を攪拌して遊離せしめ
るために、その時点で細胞の増殖が一時的に停止し、ま
た細胞に対する障害も大きく好ましくない。
るために、その時点で細胞の増殖が一時的に停止し、ま
た細胞に対する障害も大きく好ましくない。
（４）の方法は極めてミクロな視野の画像を取込むので
、シャーレ−全体における増殖度を判定するためには多
くに視野について行なわねばならず、また−回一回の操
作が多くの手間を要する等の欠点を有する。
、シャーレ−全体における増殖度を判定するためには多
くに視野について行なわねばならず、また−回一回の操
作が多くの手間を要する等の欠点を有する。
このように上述の各方法は顕微鏡的視野でのミクロ的観
察をもとにしての判定になるので視野によるばらつき等
から精度の良い判定が出来なかったり、細胞の損傷や増
殖の停止等のため増殖の途中での観察が行ない得なかっ
たり、一定雰囲気内においたままでの観察が出来ないた
めに自動培養装置用としては不適当である等の欠点を有
するものである。
察をもとにしての判定になるので視野によるばらつき等
から精度の良い判定が出来なかったり、細胞の損傷や増
殖の停止等のため増殖の途中での観察が行ない得なかっ
たり、一定雰囲気内においたままでの観察が出来ないた
めに自動培養装置用としては不適当である等の欠点を有
するものである。
本発明は以上の欠点を解消したもので増殖した細胞に光
を照射し、照射光の細胞による散乱の度合いを定量する
ことによって増殖度を判定するようにした増殖検出装置
を提供するものである。
を照射し、照射光の細胞による散乱の度合いを定量する
ことによって増殖度を判定するようにした増殖検出装置
を提供するものである。
以下本発明の装置を図示した一実施例にもとづき説明す
ると、第１図において１はシャーレ−２内にある細胞で
シャーレ−２はステージ３上に載せである。
ると、第１図において１はシャーレ−２内にある細胞で
シャーレ−２はステージ３上に載せである。
４は照射用光源、５は光源４の光を平行光としてシャー
レ−を照射するためのコリメーターレンズでこれらで照
射用光学系を構成し図示するように照射する光はシャー
レ−の底面に対し斜めに照射されるようになっている。
レ−を照射するためのコリメーターレンズでこれらで照
射用光学系を構成し図示するように照射する光はシャー
レ−の底面に対し斜めに照射されるようになっている。
６は細胞により散乱された光をフ第１・ツル等の光電変
換器７に集光するための集光レンズ、８，９．１０およ
び１１は夫々高圧電源、増巾器、演算回路、表示装置で
ある。
換器７に集光するための集光レンズ、８，９．１０およ
び１１は夫々高圧電源、増巾器、演算回路、表示装置で
ある。
この装置において、シャーレ−内の細胞が着床増殖して
いない状態では照射光は殆んど散乱されないために光電
変換器にて受光される光は殆んどなく充電変換器よりの
出力は最底値である。
いない状態では照射光は殆んど散乱されないために光電
変換器にて受光される光は殆んどなく充電変換器よりの
出力は最底値である。
しかし着床細胞の増殖が進むと、照射光は散乱されその
ため光電変換器での受光量は増大し出力も増大する。
ため光電変換器での受光量は増大し出力も増大する。
そして増殖度が高ければそれだけ多く散乱されるので充
電変換器の出力によって増殖度が定量的に判定出来る。
電変換器の出力によって増殖度が定量的に判定出来る。
この場合実際にはシャーレ−内の着床細胞はシャーレ−
内に一様に広がるのではなく方向性を有するため、図示
するような一方向からの斜め照射では正確な値を求める
ことが出来ない。
内に一様に広がるのではなく方向性を有するため、図示
するような一方向からの斜め照射では正確な値を求める
ことが出来ない。
したがってシャーレ−を回転させながら順次測定し、そ
の値を演算して判別表示するようにする必要がある。
の値を演算して判別表示するようにする必要がある。
このような装置による測定の場合散乱光以外の外光が受
光されこれが誤差の原因となることがあるが、第２図に
示すように充電変換器７の前に十分深いフード１２を取
付ければ外光の影響を防止することが出来る。
光されこれが誤差の原因となることがあるが、第２図に
示すように充電変換器７の前に十分深いフード１２を取
付ければ外光の影響を防止することが出来る。
第３図は他の実施例で照射用光源１５よりの光を大口径
レンズ１６によりシャーレ−直下より集束照射し、照射
光がシャーレ−を通過して集束された位置に遮光板１７
をおいて光源よりの直接光をカットすると共に集光レン
ズ１８によって細胞にて散乱された光を光電変換器７に
集めるようにしたものである。
レンズ１６によりシャーレ−直下より集束照射し、照射
光がシャーレ−を通過して集束された位置に遮光板１７
をおいて光源よりの直接光をカットすると共に集光レン
ズ１８によって細胞にて散乱された光を光電変換器７に
集めるようにしたものである。
この実施例によればシャーレ−を回転させることなく正
確な判定が可能である。
確な判定が可能である。
以上説明したように本発明装置によれば広い視野をマク
ロ的にとらえて判定するので視野によるばらつきがなく
高精度の判定が高速で行なわれる。
ロ的にとらえて判定するので視野によるばらつきがなく
高精度の判定が高速で行なわれる。
又目視によらないので判定に個人差を生ずることなく、
検出作業のために細胞の増殖が止まったり一時停止した
りすることや細胞に障害を与えることもないので、いか
なる時でも観察が可能である。
検出作業のために細胞の増殖が止まったり一時停止した
りすることや細胞に障害を与えることもないので、いか
なる時でも観察が可能である。
又装置が簡単な構成よりなっているので一定に保たれた
雰囲気内に設置し得て、雰囲気を乱すことなく容易に操
作することが出来る。
雰囲気内に設置し得て、雰囲気を乱すことなく容易に操
作することが出来る。
第１図は本発明の一実施例の構成を示す図、第２図は本
発明で使用される光電変換器にフードを取付けた状態を
示す図、第３図は本発明の他の実施例の構成を示す図で
ある。 １・・・・・・細胞、２・・・・・・シャーレ−１４・
・・・・・照射用光源、５・・・・・・コリメーターレ
ンズ、６・・・・・・集光レンズ、７・・・・・・光電
変換器。
発明で使用される光電変換器にフードを取付けた状態を
示す図、第３図は本発明の他の実施例の構成を示す図で
ある。 １・・・・・・細胞、２・・・・・・シャーレ−１４・
・・・・・照射用光源、５・・・・・・コリメーターレ
ンズ、６・・・・・・集光レンズ、７・・・・・・光電
変換器。
Claims (1)
- １ シャーレ−中に着床増殖した細胞に対して上記シャ
ーレ−の底面に傾斜する方向より光を照射するようにし
た照射光学系と、照射された光のうち細胞にて散乱され
た光を集光するための集光レンズと、上記集光レンズに
よる集光された散乱光を受光する充電変換器とを備え、
細胞による散乱光を測定することにより細胞の増殖度を
判定するようにしたことを特徴とする自動細胞培養装置
における増殖検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9417177A JPS5951275B2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 自動細胞培養装置における増殖検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9417177A JPS5951275B2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 自動細胞培養装置における増殖検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5428891A JPS5428891A (en) | 1979-03-03 |
| JPS5951275B2 true JPS5951275B2 (ja) | 1984-12-13 |
Family
ID=14102892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9417177A Expired JPS5951275B2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 自動細胞培養装置における増殖検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5951275B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61182480U (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-14 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63158459A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-07-01 | ライフトレイク | 感受性アツセイの精度を調整する方法 |
| JP6762080B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2020-09-30 | 澁谷工業株式会社 | 自動培養操作装置 |
-
1977
- 1977-08-08 JP JP9417177A patent/JPS5951275B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61182480U (ja) * | 1985-05-07 | 1986-11-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5428891A (en) | 1979-03-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4662935B2 (ja) | 試料の面積またはコンフルエンスを決定するための方法と装置 | |
| CN110334691B (zh) | 微生物水质监测方法、系统及存储介质 | |
| JP5333240B2 (ja) | 降下煤塵の煤塵種の特定方法 | |
| JP2004053357A (ja) | 黄砂粒子の捕集方法および測定方法 | |
| JP2015154728A (ja) | 細胞解析方法及び装置 | |
| JP3758577B2 (ja) | 大気中の浮遊粒子状物質の捕集装置および捕集した浮遊粒子状物質の測定方法 | |
| JPS5951275B2 (ja) | 自動細胞培養装置における増殖検出装置 | |
| WO2021019830A1 (ja) | 粒子定量装置 | |
| JP2000270840A (ja) | コロニー計数装置およびその使用方法 | |
| CN115165687B (zh) | 一种微米级固体颗粒物干沉降速度测试装置及测试方法 | |
| CN111289408A (zh) | 激光辅助识别赫尔-肖氏薄板中颗粒分布的装置及方法 | |
| CN216082537U (zh) | 一种碳化硅包裹物检测装置 | |
| EP3280999B1 (en) | Method and system for identifying microorganisms | |
| JP3758603B2 (ja) | 大気中の浮遊粒子状物質の捕集装置 | |
| JPH0637750U (ja) | 粉塵分布計測装置 | |
| JPH0744707A (ja) | 細菌検査装置と検査方法 | |
| JP3758602B2 (ja) | 大気中の花粉の測定装置 | |
| JP4344862B2 (ja) | 観察対象の自動検出方法及び装置 | |
| JPS629311B2 (ja) | ||
| CN113340894B (zh) | 一种非透明微粒的检测方法 | |
| US20090205977A1 (en) | Method and system for detecting a target with a specific marker | |
| De Felice et al. | The novel track recording apparatus from Ssntd for radon measurement | |
| Callisen et al. | Computer scoring of micronuclei in human lymphocytes | |
| TWI759108B (zh) | 可調速之粉體光學檢測系統 | |
| JPH1039038A (ja) | Ｘ線検出装置 |