JPS595115Y2 - 気密ドア− - Google Patents

気密ドア−

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Publication number
JPS595115Y2
JPS595115Y2 JP14417582U JP14417582U JPS595115Y2 JP S595115 Y2 JPS595115 Y2 JP S595115Y2 JP 14417582 U JP14417582 U JP 14417582U JP 14417582 U JP14417582 U JP 14417582U JP S595115 Y2 JPS595115 Y2 JP S595115Y2
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JP
Japan
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door
gasket
pressure
airtight door
airtight
Prior art date
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Expired
Application number
JP14417582U
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English (en)
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JPS5889587U (ja
Inventor
良治 本間
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Individual
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Publication of JPS595115Y2 publication Critical patent/JPS595115Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 圧気工法に用いるマンロックやマテリアルロックでは、
気密ドアーをシールするために、気密ドアー又は気密ド
アーを受けるドアー枠の周囲にパツキンが付設される。
このパツキンは、気密ドアーがロック室内の圧力により
、ドアー枠に押しつけられる力に応じて締めつけられる
ものであり、従って圧気多が低い時は締付力も小さい。
パツキンとしては、従来、中程度の硬さのゴムパツキン
が用いられて来た。
このゴムパツキンは、一つのところにはただ1種類のパ
ツキンが用いられるに過ぎなかった。
しかし、この1種類のゴムパツキンを用いただけではロ
ック室内の圧力を徐々に上昇したとき、気密ドアーが充
分な力で枠に押しつけられないため、漏気して圧力が上
がりにくかった。
そのため、0.2〜0.3kg/c♂程度の圧力を一気
に加える必要が生じたが、このような圧気は、ロック室
内の作業者の健康に悪いので、これが欠点とされた。
さらに、■気に多量の圧気を送らなければならないので
、圧縮空気供給設備としても大能力のものを必要とし、
高価につくという欠点があった。
又、ゴムパツキンを軟かくすると、ロック室内の圧力を
上昇しはじめる時はスムースに漏気が止まるが、圧力が
所定の圧力まで上ると、ゴムパツキンが軟らかすぎるた
め、ゴムパツキンが吹き出したり、やぶれたりする欠点
があった。
本考案は、上述の欠点を解決し、気密ドアーをかるく閉
めておくだけで、徐々にロック室内の圧力を上昇させて
も、漏気せず、確実に閉まる気密ドアを提供するもので
ある。
そのために、本考案は、今までただ1種類のパツキンが
用いられていたのを改めて、硬さの異なる2種類以上の
パツキンを並べて用いることとし、しかもドアーを閉じ
る際に、ドアー枠又はドアーが最初に軟かいパツキンに
接触するように、軟かいパツキンの先端を硬いパツキン
の先端よりも突出させたものである。
図によって本考案を説明すると、第1図は気密ドアーに
本考案を適用した場合の水平断面図で、管体1に設けら
れた隔壁2にドアー枠3が取付けられており、ヒンジ4
によって気密ドアー5が開閉出来る様になっている。
このドアー枠の周縁には硬いパツキン6と軟かいパツキ
ン7が図の様に並べて張付けられている。
第1図では圧気状態を示すので、硬いパツキン6も軟か
いパツキン7も同じ高さになっているが、圧気されない
状態では、軟かいパツキン7が硬いパツキン6よりも突
出している。
8は気密ドアーに取付けられた点検窓であり、第1図で
は9がロック室側、10が大気圧側である。
圧気工法を行う時は通常この様な気密ドアーを2個用い
るが、ここではその1つについて説明する。
さて、上述の構造のロックドアーであると、気密ドアー
5を閉めてロック室9の圧力を上げる時、気密ドアーに
0.01 kg/c♂程度の僅かな圧力を加えて、ドア
ーを軽くドアー枠に押すだけで軟かいパツキンが気密ド
アーの周縁全面に当って気密を保ち、ロック室9に圧気
を徐々に入れても漏気がないので、圧力が徐々に上昇す
る。
圧力の上昇が徐々だから、ロック室9内の作業者の健康
を害しない。
圧力が上昇すると軟かいパツキンだけでは、圧力に耐え
られずパツキンは破損してしまうが、本考案ではその横
に、所定の圧力に耐える硬度のパツキン6を並べて張っ
ており、圧力が徐々に上昇すると、その圧力で気密ドア
ー5がドアー枠3に強く押しつけられ、硬いパツキンに
よって気密が保たれる様になる。
もし軟かいパツキンが無く、硬いパツキンだけであると
、硬いパツキンは高い圧力には耐えるが、ドアー枠に対
するなじみが悪く、当初軽く気密ドアーを閉めただけで
は、圧気を注入しても漏気して圧力が上らない。
パツキンの材料としては、天然又は合成ゴムが用いられ
るが、ゴムの代りに合成樹脂を使用することもできる。
また、ゴム又は合成樹脂で作られたスポンジをも用いる
ことができる。
上述の硬いゴムパツキンと軟かいゴムパツキンは位置を
変更して第2図の様に気密ドアーがわに並べて張付けて
もよい。
第2図は、気密ドアーのパツキン部分の拡大断面図であ
り、気密ドアー11の外側に軟かいパツキン12を、内
側に硬いパツキン13を張付けてあり、ドアー枠14に
押しつける直前を示す。
ドアー枠14に軟かいパツキン12が先に接して気密を
保ち、圧力の上昇にともなって、気密ドアーにかかる圧
気の力で、硬いパツキン13がドアー枠に押しつけられ
、所定圧力上昇時の気密を保つ。
なお、第2図中15.16は、パツキン12.13を保
護する帯鋼であるが、本考案の要件ではない。
17は隔壁、18は管体である。
以上、2つの例を挙げて述べたように、本考案は、軟か
いパツキンと硬いパツキンとを並べて張り、軟かいパツ
キンの先端を硬いパツキンの先端よりも突出させること
により、ドアーを閉じる際に、ドアー枠又はドアーに最
初に軟かいパツキンを接触させ、次いで硬いパツキンを
接触させることとして、ドアー枠とドアーとの間の接触
をよくし、ドアー及びドアー枠に加わる圧力が徐々に変
化しても、常にドアーとドアー枠との間の気密を保持で
き、従って従来の気密ドアーの欠点を解決した有用な考
案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による押付型の気密ドアーの構造を示す
水平断面図である。 図において、1は管体、2は隔壁、3はドアー枠、4は
ヒンジ、5は気密ドアー、6は硬いパツキン、7は軟か
いパツキン、8は点検窓、9はロック室側、10は大気
圧側である。 第2図は、本考案による押付型の気密ドアーにおいて圧
気されない状態を示した一部切欠拡大図である。 図において、11は気密ドアー、12は軟かいパツキン
、13は硬いパツキン、14はドアー枠、15及び16
は帯鋼、17は隔壁、18は管体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧気工法に用いる気密ドアーに於て、気密ドアー又は気
    密ドアーを受けるドアー枠の周囲に、軟かいパツキンと
    硬いパツキンンとを並べて張り、軟かいパツキンの先端
    を硬いパツキンの先端よりも突出させたことを特徴とす
    る、気密ドアー
JP14417582U 1982-09-21 1982-09-21 気密ドア− Expired JPS595115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14417582U JPS595115Y2 (ja) 1982-09-21 1982-09-21 気密ドア−

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JP14417582U JPS595115Y2 (ja) 1982-09-21 1982-09-21 気密ドア−

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JPS5889587U JPS5889587U (ja) 1983-06-17
JPS595115Y2 true JPS595115Y2 (ja) 1984-02-15

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JP4534076B2 (ja) * 2005-07-13 2010-09-01 グローバルアーク株式会社 止水扉装置
JP2007132130A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Daido Kiko Kk 防災用止水板の防水方法
JP6543443B2 (ja) * 2014-02-12 2019-07-10 文化シヤッター株式会社 止水扉

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JPS5889587U (ja) 1983-06-17

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