JPS5950672B2 - 新規なピペリジンカルビノ−ル誘導体の製法 - Google Patents
新規なピペリジンカルビノ−ル誘導体の製法Info
- Publication number
- JPS5950672B2 JPS5950672B2 JP14433873A JP14433873A JPS5950672B2 JP S5950672 B2 JPS5950672 B2 JP S5950672B2 JP 14433873 A JP14433873 A JP 14433873A JP 14433873 A JP14433873 A JP 14433873A JP S5950672 B2 JPS5950672 B2 JP S5950672B2
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- JP
- Japan
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- morpholino
- group
- methyl
- benzopyrano
- benzyl
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- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式
”Oi:9一゛ ・
〔〕
lθ
(式中Rは水素原子、低級アルキル基又はアルアルキル
基、Aは置換基を有していてもよいベンゼン環又はナフ
タリン環を示す)で表わされる新規なピペリジンカルビ
ノール誘導体の製造法に関す’5る。
基、Aは置換基を有していてもよいベンゼン環又はナフ
タリン環を示す)で表わされる新規なピペリジンカルビ
ノール誘導体の製造法に関す’5る。
本発明によれば、式Iの化合物は一般式
、、□−゛ ”
〔〕
(式中R及びAは前記の意味を有する)で表わさ■5れ
る化合物を溶媒中で還元剤又は触媒の存在下に還元的に
開環することにより製造される。
る化合物を溶媒中で還元剤又は触媒の存在下に還元的に
開環することにより製造される。
置換基Rで表わされる低級アルキル基としては、たとえ
ばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基
等ならびにこれらの基の炭素鎖?θにおける異性体があ
げられる。
ばメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基
等ならびにこれらの基の炭素鎖?θにおける異性体があ
げられる。
アルアルキル基としては、たとえばベンジル基、フェネ
チル基、フェニルプロピル基等があげられる。ベンゼン
環又はナフタリン環Aは、たとえばメチル基、エチル基
、n−プロピル基、n−ブチル基等の低級アルj5キル
基、たとえばメトキシ基、エトキシ基等の低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子、ニトロ基などにより置換されてい
てもよい。本発明において出発物質として用いられる式
11の化合物は、一般式(式中Rは前記の意味を有する
)で表わされる化合物に一般式(式中Aは前記の意味を
有する)で表わされる化合物を作用させることにより製
造される(同日出願明細書参照)。
チル基、フェニルプロピル基等があげられる。ベンゼン
環又はナフタリン環Aは、たとえばメチル基、エチル基
、n−プロピル基、n−ブチル基等の低級アルj5キル
基、たとえばメトキシ基、エトキシ基等の低級アルコキ
シ基、ハロゲン原子、ニトロ基などにより置換されてい
てもよい。本発明において出発物質として用いられる式
11の化合物は、一般式(式中Rは前記の意味を有する
)で表わされる化合物に一般式(式中Aは前記の意味を
有する)で表わされる化合物を作用させることにより製
造される(同日出願明細書参照)。
式11の化合物としては、たとえば次の化合物が用いら
れる。
れる。
4a−モルホリノ−1・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 4
a・ 10a一ヘキサヒドロ一 IOH〔1〕−ベンゾ
ピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オール、N
−メチル− 4a−モルホリノ−1・2・3・4 ・
4a・ 10a−ヘキサヒトローIOHO〕−ベンゾピ
ラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オーノレ、N
−メチル− 4a−モルホリノ−8−ニトロ−1 ・
2 ・ 3 ・ 4 ・ 4a・ 10a−ヘキサヒト
ローIOH〔l〕−ベンゾピラノ一〔3・2−C〕−ピ
リジン− 10−オール、N−メチル− 4a−モルホ
リノ−8−ブロム−1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・
4a・ 10a−ヘキサヒトロー IOH〔1〕−ベン
ゾピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オール、
N−ベンジル− 4a−モルホリノ−1・2・3 ・
4 ・ 4a・ 10a−ヘキサヒトローIOHO〕ー
ベンゾピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オー
ル、N−ベンジル− 4a−モルホリノ−8−メトキシ
−1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 4a・ 10a−
ヘキサヒトローIOHO〕−ベンゾピラノ一〔3・2−
C〕−ピリジン− 10−オール、N−メチル− 4a
−モルホリノ−l・2・3・4 ・ 4a・ 12a−
ヘキサヒトロー12H0〕−ナフトピラノ一〔3・2−
C〕−ピリジン−12−オール、N−ベンジル一4a−
モルホリノ−1・2・3 ・ 4 ・ 4a・ 12a
−ヘキサヒトロー12H0〕ーナフトピラノ一〔3・2
−C〕−ピリジン−12−オール。
a・ 10a一ヘキサヒドロ一 IOH〔1〕−ベンゾ
ピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オール、N
−メチル− 4a−モルホリノ−1・2・3・4 ・
4a・ 10a−ヘキサヒトローIOHO〕−ベンゾピ
ラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オーノレ、N
−メチル− 4a−モルホリノ−8−ニトロ−1 ・
2 ・ 3 ・ 4 ・ 4a・ 10a−ヘキサヒト
ローIOH〔l〕−ベンゾピラノ一〔3・2−C〕−ピ
リジン− 10−オール、N−メチル− 4a−モルホ
リノ−8−ブロム−1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・
4a・ 10a−ヘキサヒトロー IOH〔1〕−ベン
ゾピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オール、
N−ベンジル− 4a−モルホリノ−1・2・3 ・
4 ・ 4a・ 10a−ヘキサヒトローIOHO〕ー
ベンゾピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オー
ル、N−ベンジル− 4a−モルホリノ−8−メトキシ
−1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 4a・ 10a−
ヘキサヒトローIOHO〕−ベンゾピラノ一〔3・2−
C〕−ピリジン− 10−オール、N−メチル− 4a
−モルホリノ−l・2・3・4 ・ 4a・ 12a−
ヘキサヒトロー12H0〕−ナフトピラノ一〔3・2−
C〕−ピリジン−12−オール、N−ベンジル一4a−
モルホリノ−1・2・3 ・ 4 ・ 4a・ 12a
−ヘキサヒトロー12H0〕ーナフトピラノ一〔3・2
−C〕−ピリジン−12−オール。
本発明を実施するに際しては、式11の化合物を、好ま
しくは室温付近の温度において溶媒中jで、還元剤又は
触媒の存在下に接触還元することにより開環させる。
しくは室温付近の温度において溶媒中jで、還元剤又は
触媒の存在下に接触還元することにより開環させる。
この際用いられる還元剤としてはたとえば水素化硼素ナ
トリウム、触媒としてはたとえばパラジウム炭素、ラネ
ーニツケル、酸化白金等が好ましく、溶媒としてはたと
えばメタノール、エタノール、イソプロパノール等の低
級アルコールが用いられる。得られる化合物の単離精製
は常法により行なわれる。本発明により得られる式Iの
化合物は新規化合物であつて、末梢血管拡張作用を有し
薬剤として’有用であり、さらに医薬合成用中間体とし
ても用いられる。
トリウム、触媒としてはたとえばパラジウム炭素、ラネ
ーニツケル、酸化白金等が好ましく、溶媒としてはたと
えばメタノール、エタノール、イソプロパノール等の低
級アルコールが用いられる。得られる化合物の単離精製
は常法により行なわれる。本発明により得られる式Iの
化合物は新規化合物であつて、末梢血管拡張作用を有し
薬剤として’有用であり、さらに医薬合成用中間体とし
ても用いられる。
実施例 1
N−メチル−4a−モルホリノ−1・2・3・4 ・
4a・ 10a−ヘキサヒトローIOHO〕−ベンゾピ
ラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オール31g
(0.01モル)を、水素化硼素ナトリウム378mg
(0.01モル)のエタノール50m1中の溶液に加え
、室温で3〜5時間反応させる。
4a・ 10a−ヘキサヒトローIOHO〕−ベンゾピ
ラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オール31g
(0.01モル)を、水素化硼素ナトリウム378mg
(0.01モル)のエタノール50m1中の溶液に加え
、室温で3〜5時間反応させる。
溶媒を留去し残査に水を加え、さらに酢酸を用いて…を
中性付近に調節する。析出する結晶を濾取し、水洗し乾
燥したのち酢酸エチルから再結晶すると、融点154〜
155℃の結晶としてα−(o−ヒドロキシフエニル)
−3−(N−メチル−4−モルホリノ)−ピペリジンカ
ルビノール2.98g(収率97%)が得られる。元素
分析値:C,7H26N2O3として実施例 2 N−メチル− 4a−モルホリノ−8−ニトローl ・
2 ・ 3 ・ 4 ・ 4a− 10a−ヘキサヒ
トロー IOH〔1〕−ベンゾピラノ一〔3・2−C〕
−ピリジン一10−オール2.07g(0.01モル
)を用い、以下実施例1と同様に処理すると、融点17
3〜175℃の結晶としてα−(2″−ヒドロキシ−5
″−ニトロフエニル)−3−(N−メチル−4−モルホ
リノ)−ピペリジンカルビノール23g(収率65.5
%)が得られる。
中性付近に調節する。析出する結晶を濾取し、水洗し乾
燥したのち酢酸エチルから再結晶すると、融点154〜
155℃の結晶としてα−(o−ヒドロキシフエニル)
−3−(N−メチル−4−モルホリノ)−ピペリジンカ
ルビノール2.98g(収率97%)が得られる。元素
分析値:C,7H26N2O3として実施例 2 N−メチル− 4a−モルホリノ−8−ニトローl ・
2 ・ 3 ・ 4 ・ 4a− 10a−ヘキサヒ
トロー IOH〔1〕−ベンゾピラノ一〔3・2−C〕
−ピリジン一10−オール2.07g(0.01モル
)を用い、以下実施例1と同様に処理すると、融点17
3〜175℃の結晶としてα−(2″−ヒドロキシ−5
″−ニトロフエニル)−3−(N−メチル−4−モルホ
リノ)−ピペリジンカルビノール23g(収率65.5
%)が得られる。
元素分析値:Cl7H23N3O5として実施例 3
N−メチル−4a−モルホリノ−8−ブロム1・2・3
・4・4a・10a−ヘキサヒトロー10H〔1〕−ベ
ンゾピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オール
3.8g(0.01モル)を用い、以下実施例1と同様
に処理すると、融点139〜140℃の結晶としてα−
(2″−ヒドロキシ−5″−プロムフエニル)−3−(
N−メチル−4−モルホリノ)一ピペリジンカルビノー
ル2.5g(収率69%)が得られる。
・4・4a・10a−ヘキサヒトロー10H〔1〕−ベ
ンゾピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−オール
3.8g(0.01モル)を用い、以下実施例1と同様
に処理すると、融点139〜140℃の結晶としてα−
(2″−ヒドロキシ−5″−プロムフエニル)−3−(
N−メチル−4−モルホリノ)一ピペリジンカルビノー
ル2.5g(収率69%)が得られる。
元素分析値:Cl7H2.N2O3Brとして実施例
4N−ベンジル一4a−モルホリノ−8−メトキシ−1
・2・3・4・4a・10a−ヘキサヒドロ10H〔1
〕−ベンゾピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−
オール4.1g(4).01モル)を用い、以下実施例
1と同様に処理し、析出する結晶を淵取し、シリカゲル
のカラムを用いクロロホルム50部及びメタノール1部
の混液を溶出溶媒として精製すると、第1溶出部より融
点134〜135℃の異性体(a)及び第2溶出部より
融点201〜202℃の異性体(b)(a:b=4:1
)として、α−(2″−ヒドロキシ−5″−メトキシフ
エニル)−3−(N−ベンジル一4−モルホリノ)−ピ
ペリジンカルビノール3.56g(収率86.4%)が
得られる。
4N−ベンジル一4a−モルホリノ−8−メトキシ−1
・2・3・4・4a・10a−ヘキサヒドロ10H〔1
〕−ベンゾピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン−10−
オール4.1g(4).01モル)を用い、以下実施例
1と同様に処理し、析出する結晶を淵取し、シリカゲル
のカラムを用いクロロホルム50部及びメタノール1部
の混液を溶出溶媒として精製すると、第1溶出部より融
点134〜135℃の異性体(a)及び第2溶出部より
融点201〜202℃の異性体(b)(a:b=4:1
)として、α−(2″−ヒドロキシ−5″−メトキシフ
エニル)−3−(N−ベンジル一4−モルホリノ)−ピ
ペリジンカルビノール3.56g(収率86.4%)が
得られる。
元素分析値:C24H32N2O4としてα−(2″−
ヒドロキシ−5″−メトキシフエニル)−3−(N−ベ
ンジル一4−モルホリノ)ーピペリジンカノレビノーノ
レ4.13g(0.01モノレ)のメタノール200m
1溶液に10%パラジウム一炭素2.0gを加え、マー
ゲン中で常温常圧下に接触還元する。
ヒドロキシ−5″−メトキシフエニル)−3−(N−ベ
ンジル一4−モルホリノ)ーピペリジンカノレビノーノ
レ4.13g(0.01モノレ)のメタノール200m
1溶液に10%パラジウム一炭素2.0gを加え、マー
ゲン中で常温常圧下に接触還元する。
反応終了後触媒を淵去し淵液を濃縮すると、融点179
〜180℃の無色プリズム晶としてα−(2″−ヒドロ
キシ−5″−メトキシフエニル)−3(4−モルホリノ
)−ピペリジンカルビノール2.374g(収率73.
7%が得られる。このものを塩酸−メタノール溶液を用
いて塩酸塩となす。塩酸塩の融点は224〜226℃(
分解)である。元素分析値:Cl7H26N2O4・2
HC1として実施例 5N−ベンジル一4a−モルホリ
ノ−1・2.3・4・4a・10a−ヘキサヒトロー1
0H〔1〕−ベンゾピラノ一〔3・2−0−ピリジン−
10−オール2.8g(0.01モル)を用い、以下実
施例1と同様に処理し、得られた結晶に塩酸−メタノー
ル溶液を作用させて塩酸塩となし、エタノールから再結
晶すると、融点211〜213℃の結晶としてα−(0
−ヒドロキシフエニル)−3−(N−ベンジノレ一4−
モノレホリノ)−ピペリジンカノレビノーノレ塩酸塩1
.01g(収率39.5%)が得られる。
〜180℃の無色プリズム晶としてα−(2″−ヒドロ
キシ−5″−メトキシフエニル)−3(4−モルホリノ
)−ピペリジンカルビノール2.374g(収率73.
7%が得られる。このものを塩酸−メタノール溶液を用
いて塩酸塩となす。塩酸塩の融点は224〜226℃(
分解)である。元素分析値:Cl7H26N2O4・2
HC1として実施例 5N−ベンジル一4a−モルホリ
ノ−1・2.3・4・4a・10a−ヘキサヒトロー1
0H〔1〕−ベンゾピラノ一〔3・2−0−ピリジン−
10−オール2.8g(0.01モル)を用い、以下実
施例1と同様に処理し、得られた結晶に塩酸−メタノー
ル溶液を作用させて塩酸塩となし、エタノールから再結
晶すると、融点211〜213℃の結晶としてα−(0
−ヒドロキシフエニル)−3−(N−ベンジノレ一4−
モノレホリノ)−ピペリジンカノレビノーノレ塩酸塩1
.01g(収率39.5%)が得られる。
元素分析値:C23H3ON2O3・2HC1・H2O
としてα−(0−ヒドロキシフエニル)−3−(Nーベ
ンジル−4−モルホリノ)−ピペリジンカルビノール塩
酸塩473mg(0.01モル)をメタノール25m1
に溶解し、オートクレーブ中で触媒として10%パラジ
ウム一炭素160mgを用い、温度70〜80℃、圧力
100kg/♂の条件下に1時間攪拌して接触還元する
。反応終了後触媒を枦去し、溶媒を留去したのち残査に
水を加え、炭酸ナトリウムで中和し、生成する結晶を淵
取し、エタノールから再結晶すると、融点197℃(分
解)の無色プリズム晶としてα−(0−ヒドロキシフエ
ニル)−3−(4−モルホリノ)−ピペリジンカルビノ
ール160mg(収率54.8%)が得られる。元素分
析値:C,。
としてα−(0−ヒドロキシフエニル)−3−(Nーベ
ンジル−4−モルホリノ)−ピペリジンカルビノール塩
酸塩473mg(0.01モル)をメタノール25m1
に溶解し、オートクレーブ中で触媒として10%パラジ
ウム一炭素160mgを用い、温度70〜80℃、圧力
100kg/♂の条件下に1時間攪拌して接触還元する
。反応終了後触媒を枦去し、溶媒を留去したのち残査に
水を加え、炭酸ナトリウムで中和し、生成する結晶を淵
取し、エタノールから再結晶すると、融点197℃(分
解)の無色プリズム晶としてα−(0−ヒドロキシフエ
ニル)−3−(4−モルホリノ)−ピペリジンカルビノ
ール160mg(収率54.8%)が得られる。元素分
析値:C,。
H,。N。O。として実施例 6
N−メチル−4a−モルホリノ−1・2・3・4 ・
4a・ 12a−ヘキサヒトロー12H〔1〕−ナフト
ピラノ一 〔3・2−C〕−ピリジン− 12−オール
3.54g(0.01モル)を用い、以下実施例1と同
様に処理して得られる結晶を酢酸エチルから再結晶する
と、融点136〜137℃の結晶としてα一(2−ヒド
ロキシナフチル)−3−(N−メチル−4−モノレホリ
ノ)−ピペリジンカノレビノーノレ2.3g.(収率6
4.3%)が得られる。
4a・ 12a−ヘキサヒトロー12H〔1〕−ナフト
ピラノ一 〔3・2−C〕−ピリジン− 12−オール
3.54g(0.01モル)を用い、以下実施例1と同
様に処理して得られる結晶を酢酸エチルから再結晶する
と、融点136〜137℃の結晶としてα一(2−ヒド
ロキシナフチル)−3−(N−メチル−4−モノレホリ
ノ)−ピペリジンカノレビノーノレ2.3g.(収率6
4.3%)が得られる。
元素分析値:C。
,H。。N,O,として実施例 7
N−ベンジル− 4a−モルホリノ−1・2・3 ・
4 ・ 4a・ 12a−ヘキサヒトロー12H0〕
ーナフトピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン− 12−
オール4.3g(0.01モル)を用い、以下実施例1
と同様に処理して得られる結晶を酢酸エチルから再結晶
すると、融点180〜181.5℃(分解)のα一(2
−ヒドロキシナフチル) −3− (N−ベンジル一4
−モルホリノ)−ピペリジンカルビノール3.31g(
収率75.5%)が得られる。
4 ・ 4a・ 12a−ヘキサヒトロー12H0〕
ーナフトピラノ一〔3・2−C〕−ピリジン− 12−
オール4.3g(0.01モル)を用い、以下実施例1
と同様に処理して得られる結晶を酢酸エチルから再結晶
すると、融点180〜181.5℃(分解)のα一(2
−ヒドロキシナフチル) −3− (N−ベンジル一4
−モルホリノ)−ピペリジンカルビノール3.31g(
収率75.5%)が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素原子、低級アルキル基又はアルアルキル
基、Aは置換基を有していてもよいベンン環又はナフタ
リン環を示す)で表わされる化物を還元的に開環するこ
とを特徴とする、一般▲数式、化学式、表等があります
▼(式中R及びAは前記の意味を有する)で表われるピ
ペリジンカルビノール誘導体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14433873A JPS5950672B2 (ja) | 1973-12-27 | 1973-12-27 | 新規なピペリジンカルビノ−ル誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14433873A JPS5950672B2 (ja) | 1973-12-27 | 1973-12-27 | 新規なピペリジンカルビノ−ル誘導体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5095280A JPS5095280A (ja) | 1975-07-29 |
JPS5950672B2 true JPS5950672B2 (ja) | 1984-12-10 |
Family
ID=15359774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14433873A Expired JPS5950672B2 (ja) | 1973-12-27 | 1973-12-27 | 新規なピペリジンカルビノ−ル誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950672B2 (ja) |
-
1973
- 1973-12-27 JP JP14433873A patent/JPS5950672B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5095280A (ja) | 1975-07-29 |
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