JPS5950275B2 - 固定ダクトによる集塵方法 - Google Patents

固定ダクトによる集塵方法

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Publication number
JPS5950275B2
JPS5950275B2 JP8043580A JP8043580A JPS5950275B2 JP S5950275 B2 JPS5950275 B2 JP S5950275B2 JP 8043580 A JP8043580 A JP 8043580A JP 8043580 A JP8043580 A JP 8043580A JP S5950275 B2 JPS5950275 B2 JP S5950275B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust collection
duct
dust
fixed duct
valve device
Prior art date
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Expired
Application number
JP8043580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS577218A (en
Inventor
孝明 木村
正弘 平木
新次 長谷部
嘉明 渡辺
泰昌 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP8043580A priority Critical patent/JPS5950275B2/ja
Publication of JPS577218A publication Critical patent/JPS577218A/ja
Publication of JPS5950275B2 publication Critical patent/JPS5950275B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コークス炉での装炭車による装炭の如く粉塵
発生源が移動する際の固定ダクトによる集塵方法に関す
る。
コークス炉に装炭車で装炭する際の集塵方法として、以
前はこれらの移動機械に集塵機を搭載もしくは牽引する
ことで集塵を行っていた。
しかし公害防止に対する社会問題から集塵機の能力向上
が望まれ、前述の方法では設備的に限界があることから
いわゆる固定ダクトによる集塵方法が採用されるように
なった。
この集塵方法は、第1図に示す如く複数のコークス炉A
、Bに装炭車1で装炭する場合、装炭車1の移動方向に
沿って固定ダクト2を配設し、固定ダクト2に設けた複
数のコネクター2′のうち装炭車1の位置に対応するコ
ネクター2を装炭車1に設けた集塵用のダクト1′と選
択的に連結することで、固定ダクト2に連結された大能
力の集塵機3、送風機4および排突5による集塵を行う
ものである。
ここでコネクター1は第2図に示す如く通常はパツキン
6を介して蓋7で閉じられており、装炭車1の集塵用の
ダクト1′が対応されたコネクター2の蓋7のみ支軸0
を中心に枢動させて開口した後、第3図に示す如くダク
ト1′をコネクター2に連結するようになっている。
すなわちダクト1′と連結されないコネクター1は蓋7
で閉じられたままさされ、これにより集塵のための負圧
が固定ダクト2内に作用された際にダクト1′を通して
のみ空気が固定ダクト2内に吸入されるようになってい
る。
しかしながら、コークス炉の場合では集塵のための吸入
ガス温度が300℃〜400℃にも達するので、シール
性に優れた弾性の大きなパツキン6を使用できず(通常
はアスベスト)、またコネクター1等の熱変形によって
レール性が早期に悪化する等シール性の向上が望めなか
った。
従ってダクト1′と連結されていない各コネクター2′
からの漏洩空気量が著しく大きくなり、ダクト1′から
の集塵能力が低下するために、より大能力の送風機4を
必要とする不都合が生じていた。
特にコネクター2の数が100個程度と多い場合には、
送風機4による送風量の約半分がこれらの漏洩空気であ
る程効率が悪かった。
本発明の目的はこのような問題を極めて簡単な装置で解
決する集塵方法の提供にある。
このために本発明による方法は、固定ダクト内に少くと
も1個の普通遮断のための弁装置を設け、装炭車等の移
動機械の集塵用のダクトと連結されたコネクター以外の
コネクターからの漏洩空気を遮断するように適宜弁装置
を遮断することを特徴とする。
以下に第45図を参照して本発明の集塵方法の実施例に
つき説明する。
ここで前述と同一装置は同一符号で示す。
第4図の実施例も前述と同様に、コークス炉A。
Bに対して複数のコネクター2を有する固定ダクト2が
配設され、装炭車1の集塵用のダクト1′がコネクター
2と選択的に連結されるようになっている。
またこの実施例では、集塵機3、送風機4および排臭5
に到るダクト部分7が固定ダクト2からコークス炉A、
Bの間にて分岐されている。
すなわち集塵機3等に対してコークス炉A、Bが並列状
態に配置されている。
ここで、本発明の特徴により固定ダクト2を導通遮断す
るための弁装置I OA、10Bがダクト部分7の分岐
点の両側に配設されている。
これらの弁装置10A、 10Bは周知の何れの型式の
ものでも使用できるが、ここでは電磁弁型式のものとさ
れている。
また、コークス炉A、Bの間にフォークレバ一式のリミ
ットスイッチ11が配設されている。
このリミットスイッチ11はそのフォークレバー11A
が装炭車1の移動によって切換えられるようになってお
り、第4図に示す位置へ装炭車1が左方向へ移動してフ
ォークレバー11Aを左側へ傾動(第4図に示す状態)
させた時、弁装置10Aが開口(導通)されるとともに
弁装置10Bは遮断されるようになっている。
この逆に、装炭車1が右方向へ移動してフォークレバー
11Aを右側に傾動した時、弁装置10Aは遮断される
とともに、弁装置10Bが導通されるようになっている
このように弁装置10A IOBを固定ダクト2に配
設してその作動を前述く如く制御することにより、コー
クス炉Aの装炭を行う間は弁装置10Bが遮断されるの
でそれより右側に位置するコネクター1からの漏洩空気
は遮断される。
逆にコークス炉Bの装炭の際は弁装置10Aの遮断によ
りそれより左側のコネクター1からの漏洩空気は遮断さ
れる。
従って前述した如くコネクター2′からの漏洩空気によ
る効率低下は大巾に改善される。
第5図はコークス炉A、B、Cに対して同様に固定ダク
ト2が配設され、集塵機3、送風機4および排臭5がコ
ークス炉Aの端部側に連結された場合、すなわち集塵機
3等に対してコークス炉A。
B、Cが直列に連結された場合の実施例である。
この実施例においても第4図に示したのと同様な弁装置
10A、10Bがそれぞれコークス炉A。
BCの間に対応して固定ダクト2に配設されている。
これらの弁装置10A、10Bもまた同様に装炭車1で
切換えられるフォークレバ一式リミットスイッチ11を
有し、フォークレバー11Aが図示するように左側へ傾
動した状態においてそれぞれの弁装置10A、10Bが
遮断されるとともに、右側へ傾動した状態において導通
するようになされている。
この実施例においては、図示するようにコークス炉Aに
対する装炭時には各弁装置10A10Bは遮断されてお
り、従って弁装置10Aより右側のコネクター2からの
漏洩空気は遮断される。
またコークス炉Bに対する装炭時には弁装置10Aが導
通されるが弁装置10Bは遮断されたままなので、弁装
置10Bより右側のコネクター2′からの漏洩空気量は
遮断される。
以上説明したように本発明による集塵方法によれば、吸
引空気の流入区域を弁装置によって制限するのでコネク
ターからの漏洩空気による集塵能力の低下を低減でき、
しかもこのための構造が極めて簡単なので著しい効果を
得られる。
尚、弁装置は何れの型式のものでもよく、また設置個所
および個数、さらにはその制御手段は周知の何れの手段
も利用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固定ダクトによる集塵方法を実施する装
置の概略平面図、。 第2図および第3図はコネクターに対する移動装置のダ
クトの連結を示す説明図。 第4図は本発明による集塵方法を実施する第1の実施装
置を示す概略的平面図。 第5図は本発明の他の実施装置を示す概略的平面図。 A、B、C・・・・・・コークス炉、1・・・・・・装
炭車すなわち移動機械、2・・・・・・固定ダクト、2
・・・・・・コネクター、3・・・・・・集塵機、4・
・・・・・送風機、5・・・・・・排臭、6・・・・・
・パツキン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粉塵発生源が移動機械とともに移動する場合の集塵
    方法であって、多数のコネクターを有する集塵用の固定
    ダクトを移動機械の移動方向に沿って排設するきともに
    、該固定ダクト内に導通遮断用の弁装置を1個もしくは
    それ以上設け、移動機械の位置に対応する集塵コネクタ
    ーと移動機械とを選択的に連結して集塵を行うとともに
    、移動する移動機械により作動されるフォークレバー等
    の停動装置を設、け、これにより固定ダクトに連結せる
    集塵機から離れる方向へ弁装置を超えて前記移動機械が
    移動した場合に該弁装置を開成させ、またこれと逆方向
    へ弁装置を超えて前記移動機械が移動した場合に該弁装
    置を閉成させるこきを特徴とする固定ダクトによる集塵
    方法。
JP8043580A 1980-06-14 1980-06-14 固定ダクトによる集塵方法 Expired JPS5950275B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8043580A JPS5950275B2 (ja) 1980-06-14 1980-06-14 固定ダクトによる集塵方法

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JPS577218A JPS577218A (en) 1982-01-14
JPS5950275B2 true JPS5950275B2 (ja) 1984-12-07

Family

ID=13718179

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JP (1) JPS5950275B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0729832Y2 (ja) * 1990-03-16 1995-07-12 生一 藤岡 もぐら獲り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0729832Y2 (ja) * 1990-03-16 1995-07-12 生一 藤岡 もぐら獲り装置

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JPS577218A (en) 1982-01-14

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