JPS59501781A - 可塑化スクリュ−用チップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可塑化スクリュー用チップ 本発明は、可塑化スクリューの先端部に螺入される後端部を有するプラスチック の射出成形機に取り付けられる可塑化スクリュー用チップに関する。

射出成形機の可塑化スクリューのチップは、大きな応力を受けるものであり、す り減って取り換える前に疲労のため破損することがよくある。さらに、成形材料 が充分軟化する前に可塑化スクリューを始動させる等の原因によっても前記チッ プが破損することがある。破損するのは、はとんどの場合、可塑化スクリューに 螺入した箇所である。

可塑化スクリューのチップが破損した場合、多くの理由により、可塑化スクリュ ーから前記チップの残留部分を除去することが困難となる。というのは、チップ の残留部分を除去するのに使用するネジ引き抜き具を挿入するためには、チップ の残留部分に孔を開けなければならないからである。

この孔はできる限り正確に残留部分の中心に位置することが必要であるため、パ ンチマークによって満足し得る程度に中心に位置したドリル始動箇所を形成する ことは大変困難である。また、ネジ引き抜き具を挿入するための孔を形成するに は、その他の困難がともなう。

前記問題点は、本発明によるチップによって回避することが可能である。必要な 場合には、チップの破損と同時に直接、ネジ引き抜き具を使用することができる ように、チップには始めから、当該チップの寸法に適した大きさのネジ引き抜き 具に合せた径を有する孔が形成してあってもよい。

ここで、添付図面を参照しながら、本発明を詳述するが、この図面は、不発明に よるチップの一実施例についての一部断面側面図である。

添付図面中、（１）はチップであって、その後端部（２）は、円形となっており ねじ山が形成されている。この後端部（２）は、可塑化スクリュー（３）に螺入 されている。

チップが受ける力は極めて大きいため、チップは、可塑化スクリューとの螺入箇 所ののど部（４）において破損しがちである。可塑化スクリュー（３）内に残留 した部分を容易に除去するために、チップ（１）の後端部（２）の中央には孔（ ５）が形成されている。孔（５）の底部は、のど部（４）よりも前方に位置して いる。図示された孔（５）はかなり大きな径を有しているため、チップが破損し た場合、ネジ引き抜き具を直接挿入することが可能である。

しかしながら、大きい径の孔が形成しである場合、チップの強度が小さくなるた め、大きい径のドリル先端部の始動箇所となるような小さい径の孔を形成してい た方が好ましい。

浄書（内容（こ変更なし） 手続補正書（方式）　シ 昭和５９年８月６日 特許庁長官　殿 １、事件の表示　ＰＣＴ／ＳＥ　８３１００３４０２、発明の名称　可塑化スク リュー用チップ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 氏　名　バウメル、ステイープ・ゲオルグ・オーダ４、代理人 住　所　東京都中央区銀座１丁目９番１０号６、補正の対象　図面の翻訳文 ７、補正の内容 （１）図面の翻訳文の浄書（内容に変更なし）国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕可塑化スクリユー（３）の先端部に螺入される後端部（２）を有するプラ スチックの射出成形機に取り付けられる可塑化スクリュー用チップ（１）におい て、前記後端部（２）が引抜き用工具と係合する軸方向に延びる１以上の孔（５ ）を有することを特徴とする可塑化スクリュー用チップ。 〔２〕前記孔（５）が前記後端部（２）の中央に１つ形成されていることを特徴 とする請求の範囲第１項記載の可塑化スクリュー用チップ。 〔３〕前記孔（５）が前記後端部（２）より前方に達することを特徴とする請求 の範囲第２項記載の可塑化スクリュー用チップ。