JP2002136369A - パイプ端用キャップ - Google Patents

パイプ端用キャップ

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JP2002136369A
JP2002136369A JP2000330948A JP2000330948A JP2002136369A JP 2002136369 A JP2002136369 A JP 2002136369A JP 2000330948 A JP2000330948 A JP 2000330948A JP 2000330948 A JP2000330948 A JP 2000330948A JP 2002136369 A JP2002136369 A JP 2002136369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブルや椅子等の廃棄やリサイクル時に、
脚端部に圧入されたキャップをパイプ本体等に傷つける
ことなく、簡易な工具で簡単に取り外し、部品の分別処
理や交換が容易に行え、かつキャップ本体の製造過程で
複雑な金型を必要としないパイプ端用キャップを提供す
ること。 【解決手段】 前記キャップ1を、パイプ3から取り外
す場合、ドライバー等の工具を開口部12から差し込
み、工具を工具受部9に当てて下方へ力を加えるだけ
で、圧入されたキャップ1をパイプの端縁部4等を傷つ
けることがなく、簡単に取り外すことができる。また、
キャップ基部11の凹部10が内孔に連通していない凹
構造なので、複雑な金型を必要とせず容易に製造するこ
とができる。特にパイプ3とキャップ基部11がほぼ同
径であるため、段部が表出せず、ほこり等がたまる心配
もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプの端部等に
装着されるキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプを用いたテーブルや椅子等
の脚であるパイプ切断端部には、床の傷防止や安全性の
面から樹脂製のキャップが脚端部に設けられている。こ
のキャップは椅子等の使用中に脱落することのないよう
に、脚端部にかなりきつめに圧入されるのが一般的であ
り、かつ溶着剤等で取外し不可に固定されるものがあ
る。
【0003】近年においては、省資源化によるリサイク
ルのため、上記テーブルや椅子を廃棄する場合や部品の
交換時に、パイプからキャップを取り外し、分別処理し
たいという要望がある。
【0004】そこで、近年の技術ではパイプとキャップ
を分別処理できるようにした、例えば特許登録第305
7483号公報に開示されているものがある。この発明
は、キャップにキャップの内孔に開口する開口部が設け
られ、この開口部はドライバー等の刃先を差し込める幅
を有している。キャップを取り外す際は、ドライバー等
の刃先を開口部から内孔にドライバー等を差し込み、ド
ライバー等を脚端部にあてることにより、梃子の作用に
よって脚端部に圧入されているキャップを簡単に取り出
すことができるようになっている。
【0005】しかし、このキャップは、その内部へ貫通
する開口部が設けられており、キャップの製造過程にお
いて、開口部からキャップ内部へドライバーの差込孔が
設けられた金型は複雑な構造を必要とし、金型製造の手
間や時間、費用の面で課題があった。
【0006】また、このキャップを簡単に取り外すため
には、梃子の作用を用いるためドライバー等が脚端部に
当り、脚端部に変形や傷等が残ることがあり、さらにこ
の構造であると、キャップ本体の強度の面でも問題があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】本発明のパイプ端
用キャップは、テーブルや椅子等の廃棄やリサイクル時
に、脚端部に圧入されたキャップをパイプ本体等に傷つ
けることなく、簡易な工具で簡単に取り外し、部品の分
別処理や交換が容易に行え、かつキャップ本体の製造過
程で複雑な金型を必要としないパイプ端用キャップを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパイプ端用キャップは、パイプ端に取り付
けられるキャップの構造において、前記キャップが、パ
イプ端に圧入して嵌合される嵌入部と、パイプ端に当接
する支持面を形成するように、前記嵌入部より大径で前
記パイプ径とほぼ同じ径の基部とからなり、該基部の支
持面から外周面にかけて凹部が設けられるとともに、前
記凹部は、前記パイプとキャップとの嵌合完了時に、工
具受部を有する開口部を構成するようになっていること
を特徴としている。この特徴によれば、前記キャップ
を、パイプから取り外す場合、ドライバー等の工具を前
記開口部から差し込み、工具を工具受部に当てて下方へ
力を加えるだけで、圧入されたキャップをパイプの端縁
部等を傷つけることがなく、簡単に取り外すことができ
る。また、キャップ基部の凹部が内孔に連通していない
凹構造なので、複雑な金型を必要とせず容易に製造する
ことができる。特にパイプとキャップ基部がほぼ同径で
あるため、段部が表出せず、ほこり等がたまる心配もな
い。
【0009】上記パイプ端用キャップにおいて、工具受
部が、基部遊端方向に凹没する凹没部になっているのが
好ましい。このようにすれば、キャップをパイプの端部
から取り外す時、ドライバー等の工具が工具受部の凹没
部へしっかりと固定され、安定するため取り外しが確実
になる。また工具がはずれにくくなるため、安全性の面
でも効果がある。
【0010】上記パイプ端用キャップにおいて、前記凹
没部が、前記開口部から基部中心方向へ傾斜しているの
が好ましい。このようにすれば、キャップをパイプの端
部から取り外す時、ドライバー等の工具が、開口部から
工具受部へと案内され、工具受部にしっかりと固定され
て、安定するため、取り外しが確実になる。
【0011】上記パイプ端用キャップにおいて、工具受
部には、滑り止めが施されているのが好ましい。このよ
うにすれば、キャップをパイプの端部から取り外す時、
工具受部に滑り止めが施されていることにより工具が滑
りにくくなるので、工具による力を効率的に工具受部へ
加えることができる。
【0012】上記パイプ端用キャップにおいて、前記凹
部が、基部周辺の複数箇所に設けられているのが好まし
い。このようにすれば、キャップをパイプの端部から取
り外す時、ドライバー等の工具を複数箇所に設けられた
凹部へ複数回に分けて、または同時に複数個の工具で力
を加えることが可能なため、より簡単にキャップの取り
外しが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0014】図1ないし図4に基づいて本発明の第1実
施例を説明すると、図1はキャップ1を椅子13の脚端
部3に圧入した斜視図であり、図2にはキャップ1が脚
端部3に圧入された状態が示されている。
【0015】このキャップ1は、パイプ脚2の脚端部3
とほぼ同径の基部11と、その上部に一体に延出した小
径の嵌入部5とから成り、この基部11と嵌入部5との
径の違いから基部11の上部に支持面8が形成されてい
る。さらにこのキャップ1の前記嵌入部5には、パイプ
脚2における脚端部3のパイプ穴内周面に対して若干外
方に張出すように縦方向に弾性凸部7が形成され、キャ
ップ1をパイプ穴に圧入した際、容易に抜けないような
構造になっている。また、前記した基部11の上部の支
持面8には、基部11の外周面8’にかけて凹部10が
複数個形成されている。なお凹部10は1個でもよい。
【0016】上記構造のキャップ1がパイプ脚2の脚端
部3に嵌入されると、図2に示されるように、嵌入部5
がパイプ脚2内に没入するとともに、基部11とパイプ
脚2の脚端部3との径がほぼ同径のため、パイプ端縁4
を境界線として段部のないほぼストレートな脚が形成さ
れる。この嵌入によって、キャップ1の基部11の外周
面8’に凹部10が残り、これが後述する工具を差し込
む開口部12となる。なお、この実施例における凹部1
0の下端面はほぼ水平な面であり、ここが後述する工具
が差し込まれた際の工具受部9になっている。
【0017】図3、図4には、脚端部3に圧入されたキ
ャップ1を容易に取り出す工程が示され、まずドライバ
ー等の工具6を前記キャップ1の基部11に開口する開
口部12から工具受部9へ差し込む。そして、工具6の
先端を工具受部9へ当て、図4に示すようにキャップ1
を押し下げることによって脚端部3からキャップ1を取
り外すことができる。なお工具を押し下げる際に、手ま
たはハンマー等を用い、ドライバー等の工具6の後端を
叩くことによって、より簡単にキャップ1を取り外すこ
とが可能である。
【0018】図5は本発明の第2実施例を示した図であ
り、前記第1実施例と相違する点は、基部11に形成さ
れた凹部10の工具受部9に凹没部15が設けられてい
る点である。このようにすれば、ドライバー等の工具6
の先端がしっかりと工具受部9の凹没部15に固定され
ることになり、工具6の先端に加わる力が効果的に凹没
部15に集中し、取り外せる。
【0019】図6は本発明の第3実施例を示した図であ
り、前記第1実施例と相違する点は、基部11に形成さ
れた凹部10の下端面である工具受部9が、内側が深く
なるように傾斜している点である。このように、開口部
12から内側へ傾斜する工具受部9が設けられることに
よって、工具6が確実に基部11の中心方向へ案内さ
れ、ドライバー等の工具6の先端がしっかりと工具受部
9に固定されることになり、工具6の先端に加わる力が
効果的に工具受部9に集中し、取り外せる。
【0020】図7は本発明の第4実施例を示した図であ
り、第1実施例と相違する点は、基部11に形成された
凹部10の下端面である工具受部9に、滑り止めとして
の凹凸14が設けられている点である。このように工具
受部9に滑り止め用の凹凸14が施されていることによ
り、ドライバー等の工具6先端部の角が凹凸14に引っ
かかることにより滑りにくくなり、工具6の先端が工具
受部9から外れにくくなっている。また、上記凹凸の深
さや目の大きさを変更して摩擦力を変えることが可能で
あり、パイプやキャップ1の形状や用途等により、状況
に応じて適したものを採用すればよい。
【0021】第5実施例の図8は本発明の種々の実施適
用例を示しており、(a)は基部11の開口部12が半
円形になっているものであり、この開口部12から工具
受部9にかけて丸みを帯びていることにより、ドライバ
ー等の工具6先端部が、工具受部9のほぼ中心下端に案
内され、パイプ脚2からキャップ1を簡単に取り外せる
ことができる。(b)はパイプ脚2が角形になってお
り、キャップ1もパイプ脚2に倣って角形の形状を適用
したものである。(c)はパイプ脚2が楕円になってお
り、キャップ1もパイプ脚2に倣って楕円の形状を適用
したものである。
【0022】上記実施例において示したように、キャッ
プ1に凹部10が複数箇所設けられていることにより、
ドライバー等の工具6をこれら複数箇所の工具受部9へ
当接させ、押し下げ力を加えることにより、脚端部3を
傷付けることなく、キャップ1を脚端部3から直線的に
取り出すことができる。また、凹部10は、工具受部9
を構成していれば、その形状や大きさ等は限定されるも
のではなく、図8(a)〜(c)に示されるように、種
々に変形可能である。
【0023】以上のように本発明は、上記実施例に限定
されるものではなく、種々の実施形態を採りえる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0025】(a)請求項1に記載の発明によれば、前
記キャップを、パイプから取り外す場合、ドライバー等
の工具を前記開口部から差し込み、工具を工具受部に当
てて下方へ力を加えるだけで、圧入されたキャップをパ
イプの端縁部等を傷つけることがなく、簡単に取り外す
ことができる。また、キャップ基部の凹部が内孔に連通
していない凹構造なので、複雑な金型を必要とせず容易
に製造することができる。特にパイプとキャップ基部が
ほぼ同径であるため、段部が表出せず、ほこり等がたま
る心配もない。
【0026】(b)請求項2に記載の発明によれば、キ
ャップをパイプの端部から取り外す時、ドライバー等の
工具が工具受部の凹没部へしっかりと固定され、安定す
るため取り外しが確実になる。また工具がはずれにくく
なるため、安全性の面でも効果がある。
【0027】(c)請求項3に記載の発明によれば、キ
ャップをパイプの端部から取り外す時、ドライバー等の
工具が、開口部から工具受部へと案内され、工具受部に
しっかりと固定されて、安定するため、取り外しが確実
になる。
【0028】(d)請求項4に記載の発明によれば、キ
ャップをパイプの端部から取り外す時、工具受部に滑り
止めが施されていることにより工具が滑りにくくなるの
で、工具による力を効率的に工具受部へ加えることがで
きる。
【0029】(e)請求項5に記載の発明によれば、キ
ャップをパイプの端部から取り外す時、ドライバー等の
工具を複数箇所に設けられた凹部へ複数回に分けて、ま
たは同時に複数個の工具で力を加えることが可能なた
め、より簡単にキャップの取り外しが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップを椅子に適用した斜視図であ
る。
【図2】本発明を適用した第1実施例のキャップの斜視
図である。
【図3】第1実施例の図2のA−A線の断面図である。
【図4】第1実施例の図3のキャップを押し下げ時の断
面図である。
【図5】第2実施例のキャップを押し下げ時の断面図で
ある。
【図6】第3実施例のキャップを押し下げ時の断面図で
ある。
【図7】第4実施例の拡大断面図である。
【図8】第5実施例の変形例の斜視図である。
【符号の説明】
1 キャップ 2 パイプ脚(パイプ) 3 脚端部(パイプ端) 4 パイプ端縁 5 嵌入部 6 工具 7 弾性凸部 8 支持面 8’ 外周面 9 工具受部 10 凹部 11 基部 12 開口部 13 椅子 14 凹凸(滑り止め) 15 凹没部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ端に取り付けられるキャップの構
    造において、前記キャップが、パイプ端に圧入して嵌合
    される嵌入部と、パイプ端に当接する支持面を形成する
    ように、前記嵌入部より大径で前記パイプ径とほぼ同じ
    径の基部とからなり、該基部の支持面から外周面にかけ
    て凹部が設けられるとともに、前記凹部は、前記パイプ
    とキャップとの嵌合完了時に、工具受部を有する開口部
    を構成するようになっていることを特徴としたパイプ端
    用キャップ。
  2. 【請求項2】 工具受部が、基部遊端方向に凹没する凹
    没部になっている請求項1に記載のパイプ端用キャッ
    プ。
  3. 【請求項3】 前記凹没部が、前記開口部から基部中心
    方向へ傾斜している請求項2に記載のパイプ端用キャッ
    プ。
  4. 【請求項4】 工具受部には、滑り止めが施されている
    請求項1に記載のパイプ端用キャップ。
  5. 【請求項5】 前記凹部が、基部周辺の複数箇所に設け
    られている請求項1ないし4のいずれかに記載のパイプ
    端用キャップ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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