JPS59498B2 - 3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)ピルビン酸アミドおよびその製造法 - Google Patents

3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)ピルビン酸アミドおよびその製造法

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JPS59498B2
JPS59498B2 JP7703376A JP7703376A JPS59498B2 JP S59498 B2 JPS59498 B2 JP S59498B2 JP 7703376 A JP7703376 A JP 7703376A JP 7703376 A JP7703376 A JP 7703376A JP S59498 B2 JPS59498 B2 JP S59498B2
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和雄 気賀沢
春英 石丸
圭子 白山
峰治 柊木
清次 芳賀
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式(1) で示される3−メチル−3−(6−メトキシ−2ナフチ
ル)ピルビン酸アミドおよびその製造法に関するもので
ある。
式(1)で示される化合物は消炎鎮痛作用を有する式(
)で示される2−(6−メトキシ−2〉}*−ナフチル
)プロピオン酸を製造する上に有用な中間体である。
従来式()で示される化合物の合成法としては、特公昭
48−702、特開昭47−5372、特開昭47−7
215、特開昭47−11472、特開昭47−127
76、特開昭47−12777、5特開昭47−279
66、特開昭49−48648、特開昭50−4051
、特開昭50−105641、特開昭51−4136、
特開昭51−23249、等に記載の方法が知られてい
る。
これらの公知合成法においては、いずれも本発つ 明の
化合物(1)を中間体とする方法ではないので、化合物
(1)を得る方法および化合物(1)より化合物()へ
誘導する方法について何ら開示されていない。
また、これら公知法においては、工業的にその取扱いの
困難なグリニャ一試薬(特5開昭47−11472号、
同47−12777号)、有毒なカドミウムおよびタリ
ウム化合物(特開昭47−27966号、同49−48
648号、同50−4051号、同51−23249号
)を使用することなどから工業上および収率の面で解決
すべき問題点が残されていた。今回、本発明者らはこれ
ら公知法とは異なる下式に示すような新規な方法でしか
も公知法よりも収率よくかつ工業的に有利に式()で示
される化合物の得られることを解明し、本発明を完成し
たのである。
アン酢酸エステル類とから得られる一般式()(式中、
Rは低級アルキル基を示す)で示される2−シアノ−3
−メチル−3−(6−メトキシ2−ナフチル)アクリル
酸類を過酸化水素のような酸化剤で酸化および加水分解
を行なつて式()で示されるエポキシ体となし、さらに
脱炭酸することにより式(1)で示される3−メチル−
3(6−メトキシ−2−ナフチル)ピルビン酸アミドを
製造することができる。
一般式()で示される2−シアノ−3−メチル−3−(
6−メトキシ−2−ナフチル)アクリル酸エステル類は
、6−メトキシ−2−アセチルナフタレンとシアン酢酸
エステル類とを酢酸アンモニウムのような触媒の存在下
、一般には溶媒中で加熱脱水することにより製造するこ
とができる。
触媒としては酢酸アンモニウムと氷酢酸の混合物が好ま
しいが、その他にアミンの有機酸塩、例えばピペリジン
酢酸塩、ピペリジン安息香酸塩のほか、ピペラジン、モ
ルホリン、トリエチルアミン、アニリン、ジエチルアミ
ン等諸種のアミンの有機酸塩を用いることができる。溶
媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホ
ルム、シクロヘキサン等反応に関与しないものなら何で
もよく、反応中に生成する水を溶媒と共沸混合物として
除去しながら反応を行なうのが好ましい。反応時間は1
〜48時間程度で、反応温度は使用した溶媒の沸点近く
で行なうのが好ましい。つぎに()を酸化および加水分
解することにより式()で示される2−カルバモイル−
3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)グリ
シド酸を製造することができる。酸化の条件としてはタ
ングステン酸アルカリ、リン酸アルカリ、モリブデン酸
アルカリ等の存在下、過酸化水素を用いて酸化する。
あるいは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム等の存在下、アセトニトリルおよ
び過酸化水素を用いて酸化を行なう。
その他に過酸、例えば過安息香酸、過酢酸、過フタル酸
、過樟脳酸等を用いて酸化することができる。溶媒とし
ては反応に関与しないものならば使用しても差しつかえ
ないが、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタ
ノール等のアルコール系のものが好ましい。反応温度と
してはo〜200℃程度で好ましくは20〜100℃程
度である。本反応は通常カルボン酸エステルの型で得ら
れるが、加水分解してカルボン酸に誘導することができ
る。加水分解剤としては、アルカリ剤および酸剤が使用
できる。アルカリ剤としては水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等がある。溶
媒としては水あるいはアルコール系溶媒が好ましく、メ
タノール、エタノール、プロパノール等が使用できる。
酸剤としては塩酸、硫酸等が使用できる。得られる2−
カルバモイル−3−メチル−3−(6−メトキシ2−ナ
フチル)グリシド酸()を脱炭酸することにより式()
で示される3−メチル−3(6−メトキシ−2−ナフチ
ル)ピルビン酸アミドを製造することができる。
脱炭酸の条件としては化合物()を直接加熱する方法で
目的を達成することができる。加熱温度は70〜150
℃が望ましい。また溶媒中で加熱することによつても目
的を達成することができる。この時の溶媒としては反応
に関与しないものならどのようなものでもよく、好まし
くは80℃以上の沸点を有する溶媒が好ましい。反応時
間は3分〜数時間、好ましくは30分程度の短時間で目
的は達成できる。また式()で示される2−シアノ−3
−メチル3−(6−メトキシ−2−ナフチル)アクリル
酸類を任意の順序で酸化および加水分解を行なつた後、
処理段階で酸性とした後、沸騰水浴上加温することによ
リ一工程で式()より式(1)で示される3−メチル−
3−(6−メトキシ−2−ナフチル)ピルビン酸アミド
を得ることができる。反応処理としては、自体公知の手
段、例えば再結晶、カラムクロマトグラフイ一、あるい
は蒸留等により精製するのがよい。本発明で得られた中
間体(1)は新規物質のため各種機器分析の測定により
その構造を確認した。
次に実施例にて本発明を具体的に説明するが、これに限
定されるものではない。なお、参考例は本発明化合物(
1)より化合物()を得る方法を例示するものである。
実施例 1 2−シアノ−3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナ
フチル)アクリル酸エチルエステルの製造法6−メトキ
シ−2−アセチルナフタレン10.07、シアノ酢酸エ
チル7.47、酢酸アンモニウム3.87、氷酢酸9.
2Tf111ベンゼン50TfL1の混合物を水分定量
装置を用いて43時間加熱還流する。
放冷後ベンゼン層を水、飽和重曹水および飽和食塩水で
洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥。溶媒留去して得られ
る油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ一に付し
、クロロホルム流出分画より黄色油状物12.97を得
(収率87%)。本物質は幾何異性体の混合物である。
赤外線吸収スペクトル ?−1 (Neat)1720
(C=O)、2215(CN)核磁気共鳴スペクトル
δ(CDCl3)0.95、1.29(3H1各三重線
、J=7.0Hz.CH2C川、二異性体)2.42、
2.61(3H、各一重線、CH3、二異性体)3,7
1(3H、一重線、0CH2) 3.93、4.20(2H1各四重線、J=7.0Hz
,.C川CH3、二異性体)6.80〜7.80(6H
、多重線、芳香環プロトン)上記混合物は室温に放置す
ることにより固化し、エタノールより再結晶して融点9
2〜92.5℃の黄色プリズム晶を得。
元素分析値 Cl8Hl7NO3 計算値:Cl73.22:Hl5.76;Nl4.75 実験値:Cl73.lO;Hl5.45;Nl4.82 実施例 2 2−カルバモイル−3−メチル−3−(6−メトキシ−
2−ナフチル)グリシド酸エチルエステルの製造法2−
シアノ−3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチ
ル)アクリル酸エチルエステル2.62yをエタノール
15W11に溶解し、これにリン酸ナトリウム0.77
、次いで30%過酸化水素15m1を徐々に加える。
これを70〜80℃で4時間攪拌した後、エタノールを
留去し、得られた白色結晶を▲取する。水で洗浄後乾燥
し、エタノールより再結晶すれば融点192〜194℃
および融点166〜167℃の無色プリズム晶が得られ
る。収量1.687(収率58%)。これらは二つの幾
何異性体である。幾何異性体1 (融点192〜194
℃)元素分析値 C,8Hl9NO5 計算値:Cl65.64;Hl5.82;Nl4.25 実験値:Cl65.69;Hl5.4l;Nl4.l8 赤外線吸収スペクトル ?−1 (KBr)1727、
1698、1665核磁気共鳴スペクトル δ(CDC
l3)1.39(3H1三重線、J=7.0Hz1CH
2CH8)1.78(3H、一重線、CH3) 3.89(3H1一重線、0CH) 4.38(2H、四重線、J=7.0Hz、CH!CH
3)5.14および5.92(2H1各プロードシグナ
ル、NH2)7.02〜7.86(6H1多重線、芳香
環プロトン)幾何異性体2 (融点166〜167℃)
元素分析値 Cl8Hl9NO5 計算値:Cl65.64:Hl5.82:Nl4.25 実験値:C、65.34:Hl5.4l;Nl4.37 赤外線吸収スペクトル ?−1 (KBr)1727、
1680核磁気共鳴スペクトル δ(CDCI3)1.
69(3H1三重線、J−7.O比、CH2C川) 1.83(3H、一重線、CH3) 3,77(2H1四重線、J−7.0Hz1C川CH3
)3.88(3H1一重線、0CH3) 6.77および6.89(2H1各プロードシグナル、
NH2)6,97〜7.84(6H1多重線、芳香環プ
ロトン)実施例 3 2−カルバモイル−3−メチル−3−(6−メトキシ−
2−ナフチル)グリシド酸の製造法2−カルバモイル−
3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)グリ
シド酸エチルエステル658〜をエタノール40m1に
溶かし、これに水酸化カリウム190ηをエタノール1
0.m1に溶かしたものを攪拌しながら加える。
さらに80〜90℃で1時間攪拌した後析出するカリウ
ム塩の沈殿を▲取し、アルコールで洗い乾燥する。これ
を水に溶かし、塩酸酸性にすれば直ちに2−カルバモイ
ル−3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)
グリシド酸の結晶を析出する。収量520η(収率86
%)。融点92〜93℃(分解)。赤外線吸収スペクト
ル CTn−1(KBr)1702、1672、165
8核磁気共鳴スペクトル δ(CD3OD+DMSO−
D6) 1.78(3H1一重線、CH3) 3.88(3H、一重線、0CH3) 7.00〜7.97(6H1多重線、芳香環プロトン)
,実施例 4 3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)ピル
ビン酸アミドの製造法2−カルバモイル−3−メチル−
3−(6−メトキシ−2−ナフチル)グリシド酸300
ワを沸騰水浴上数分間加熱すると激しく炭酸ガスが出る
これを室温に戻すと固化し、3−メチル−3一(6−メ
トキシ−2−ナフチル)ピルビン酸アミドの結晶が得ら
れる。収量220η(収率86%)これをメタノールよ
り再結晶して融点172.5〜174℃の無色プリズム
晶が得られる。元素分析値 Cl5Hl5NO3 計算値:Cl7O.O2;Hl5.88;Nl5.44 実験値:Cl7O.29:Hl6。
Ol;Nl5.67 赤外線吸収スペクトル ?−1 (KBr)1718、
1660核磁気共鳴スペクトル δ (CDCl3)1
.51(3H、二重線、J=7.0Hz.CH3)3,
86(3H、一重線、0CH3)4.96(1H1四重
線、J=7.0Hz,.C1ICH3)5.50および
6.68(2H1プロードシグナル、CON川)6.8
9〜7.83(6H、多重線、芳香環プロトン)参考例
1 3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)ピル
ビン酸の製造法3−メチル−3−(6−メトキシ−2−
ナフチル)ピルビン酸アミド(1)170mgに10%
水酸化ナトリウム水溶液3m1を加えて沸騰水浴上で2
0分間加熱する。
放冷後10%塩酸で酸性とし、エーテルで抽出。エーテ
ル層を飽和食塩水で洗浄し茫硝で乾燥後、溶媒を留去す
る。残留する淡黄色油状物をベンゼン−ヘキサンから再
結晶し、融点106−107ンの淡黄色針状晶131m
g(収率77%)を得た。赤外線吸収スペクトル ?−
1(KBr)1720(C−0)、1710(C=0)
核磁気共鳴スペクトル δ(CDCl3)1.55(3
H、二重線、J−7Hz.CHCH3)、3.88(3
H、一重線、0CH3)、4.79(1H1四重線、J
−7Hz,.C旦CH3)、6.8−7.9(6H、多
重線、芳香環プロトン)。
参考例 22−(6−メトキシ−2−ナフチル)プロピ
オン酸()の製造法上記参考例1で得られた3−メチル
−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)ピルビン酸10
0Tf19を8%水酸化ナトリウム水溶液3m1に懸濁
し、28%過酸化水素水0.2m1を加えて室温で16
時間攪拌する。
水10m1を加え、10%塩酸で酸性にして酢酸エチル
で抽出。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄後茫硝で乾燥
し、溶媒を留去する。残留する固形物をベンゼン−ヘキ
サンから再結晶して、融点156−157−の無色針状
晶78ワ(収率87%)を得た。赤外線吸収スペクトル
?−1(KBr)1704(C−0)。
核磁気共鳴スペクトル δ(CDCl3)1.59(3
H、二重線、J−7Hz.CHCU3)、3.89(1
H1四重線、J−7Hz,.CHCH3)、3.89(
3H、一重線、0CH3)、6.9−7.9(6H、多
重線、芳香環プロトン)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )で示される
    3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)ピル
    ビン酸アミド。 2 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、Rは
    低級アルキル基を示す)で示される2−シアノ−3−メ
    チル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)アクリル酸
    類を任意の順序で酸化および加水分解して式(III)▲
    数式、化学式、表等があります▼(III)で示されるエ
    ポキシ体となし、さらに脱炭酸することを特徴とする式
    ( I )▲数式、化学式、表等があります▼( I )で示
    される3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル
    )ピルビン酸アミドの製造法。 3 式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III)で示される
    2−カルバモイル−3−メチル−3−(6−メトキシ−
    2−ナフチル)グリシド酸を脱炭酸することを特徴とす
    る式( I )▲数式、化学式、表等があります▼( I )
    で示される3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフ
    チル)ピルビン酸アミドの製造法。
JP7703376A 1976-07-01 1976-07-01 3−メチル−3−(6−メトキシ−2−ナフチル)ピルビン酸アミドおよびその製造法 Expired JPS59498B2 (ja)

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