JPS5948682B2 - 連続圧延機 - Google Patents
連続圧延機Info
- Publication number
- JPS5948682B2 JPS5948682B2 JP16609880A JP16609880A JPS5948682B2 JP S5948682 B2 JPS5948682 B2 JP S5948682B2 JP 16609880 A JP16609880 A JP 16609880A JP 16609880 A JP16609880 A JP 16609880A JP S5948682 B2 JPS5948682 B2 JP S5948682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling mill
- roll
- sleeve
- backup roll
- continuous rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
- B21B37/30—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using roll camber control
- B21B37/34—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using roll camber control by hydraulic expansion of the rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/22—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
- B21B1/24—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length in a continuous or semi-continuous process
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/03—Sleeved rolls
- B21B27/05—Sleeved rolls with deflectable sleeves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、圧延品の断面プロフィル制御および形状制御
に適した連続圧延機に関するものである。
に適した連続圧延機に関するものである。
冷間または熱間の連続圧延機は、通常ワーク・ロールと
バックアップ・ロール(圧延材に直接接触しないロール
の総称)とからなり、望ましくはロール・ベンダを備え
た4型式圧延機(以下、圧延機Nという。
バックアップ・ロール(圧延材に直接接触しないロール
の総称)とからなり、望ましくはロール・ベンダを備え
た4型式圧延機(以下、圧延機Nという。
)を連続して4〜7スタンド直列に並べたものである。
最近、鋼板の品質に関するユーザからの高度な要求が強
まってきている。
まってきている。
特に、板幅方向の均等な板厚分布(いわゆる板クラウン
とエツジ・ドロップが無いこと)と、平坦度の良好な鋼
板の供給が必要となってきた。
とエツジ・ドロップが無いこと)と、平坦度の良好な鋼
板の供給が必要となってきた。
従来の連続圧延機では、各スタンドごとに板幅、板厚、
材質の変化に応じてロール・クラウンを変更し、ロール
・ペンテ゛イングを効かせて圧延してきたが、ワーク・
ロールのイニシャル・クラウンの種類が多く、ロール替
え頻度が高く、生産能率を低下させ、望ましい平坦度を
得ることができなかった。
材質の変化に応じてロール・クラウンを変更し、ロール
・ペンテ゛イングを効かせて圧延してきたが、ワーク・
ロールのイニシャル・クラウンの種類が多く、ロール替
え頻度が高く、生産能率を低下させ、望ましい平坦度を
得ることができなかった。
ロール・ベンディング法はかなりの効果を発揮している
が、従来のロール・ベンディング法では圧延材の形状を
制御するいわゆる修正能力には限度があり、特に圧延板
幅が大きく変化する場合には能力不足で十分な効果を発
揮し得ないのが実情である。
が、従来のロール・ベンディング法では圧延材の形状を
制御するいわゆる修正能力には限度があり、特に圧延板
幅が大きく変化する場合には能力不足で十分な効果を発
揮し得ないのが実情である。
断面プロフィル制御および形状制御の能力を向上させる
一方法として連続圧延機のバックアップ・ロールに段を
付けることが報告されている。
一方法として連続圧延機のバックアップ・ロールに段を
付けることが報告されている。
この段付きバックアップ・ロールは中央部を平坦にし、
両端に縮径傾向のテーパを付けたものであって、平坦部
は圧延材の幅よりも多少狭くなっている。
両端に縮径傾向のテーパを付けたものであって、平坦部
は圧延材の幅よりも多少狭くなっている。
バックアップ・ロールに段を付けた理由は、i 圧延荷
重によってワーク・ロールが曲がるのをできるだけ少な
くすること ii ロール・ベンディングによる修正能力を大きく
することにある。
重によってワーク・ロールが曲がるのをできるだけ少な
くすること ii ロール・ベンディングによる修正能力を大きく
することにある。
ところが、板幅を変更すれば、その都度板幅に応じたロ
ール替えを余儀なくされ、生産性が悪くなり、さらに予
備ロールの数が著しく増えるなどの悪影響がある。
ール替えを余儀なくされ、生産性が悪くなり、さらに予
備ロールの数が著しく増えるなどの悪影響がある。
そのため、板幅を変更してもロール替えをすることなく
、段付きバックアップ・ロールと同様の効果を発揮でき
るようにした種々のバックアップ・ロールが開発されて
いる。
、段付きバックアップ・ロールと同様の効果を発揮でき
るようにした種々のバックアップ・ロールが開発されて
いる。
その圧延機の1つとして、スリーブ・ロールのスリーブ
をロール軸方向に移動できるようにしたスリーブ・スラ
イド式圧延機(以下、圧延機Aという。
をロール軸方向に移動できるようにしたスリーブ・スラ
イド式圧延機(以下、圧延機Aという。
)がある。この圧延機Aの一例を第1図に示す。
圧延機Aの特徴は、バックアップ・ロール4にスリーブ
3を嵌め、このスリーブ3を液圧シリンダ7によりロー
ル軸方向に移動可能に構成した点にある。
3を嵌め、このスリーブ3を液圧シリンダ7によりロー
ル軸方向に移動可能に構成した点にある。
スリーブ3を移動させるためには、液体通路6から圧力
作用溝5に液圧を作用させてスリーブ3の嵌合力を緩め
てスリーブの移動を容易にさせる。
作用溝5に液圧を作用させてスリーブ3の嵌合力を緩め
てスリーブの移動を容易にさせる。
圧延機Aにおいても、ロール・ベンダを設けることが好
ましい。
ましい。
別の例としては、6重式圧延機の中間バックアップ・ロ
ールをロール軸方向に移動できるようにした中間バック
アップ・ロール・シフト式圧延機(以下、圧延機Bとい
う。
ールをロール軸方向に移動できるようにした中間バック
アップ・ロール・シフト式圧延機(以下、圧延機Bとい
う。
)がある。この圧延機Bは、第2図に例示するように、
上下1対のワーク・ロール8とバックアップ・ロール1
1との間に中間バックアップ・ロール10をそれぞれ組
み込んだものである。
上下1対のワーク・ロール8とバックアップ・ロール1
1との間に中間バックアップ・ロール10をそれぞれ組
み込んだものである。
中間バックアップ・ロール10は、圧延材2の板幅変更
量に応じて駆動連結部12によってロール軸方向に移動
調整するようにしたものである。
量に応じて駆動連結部12によってロール軸方向に移動
調整するようにしたものである。
さらに、バックアップ・ロールを半径方向に膨出させる
ロールも開発されている。
ロールも開発されている。
これは、通常スリーブ拡径式圧延機(以下、圧延機Cと
いう。
いう。
)と称されている。この圧延機Cは、第3図に例示する
ように、圧力媒体によりスリーブ13をロール半径方向
に膨出自在にし得る内圧制御用のバックアップ・ロール
14に嵌めたものである。
ように、圧力媒体によりスリーブ13をロール半径方向
に膨出自在にし得る内圧制御用のバックアップ・ロール
14に嵌めたものである。
以上のように設けられた各圧延機にはそれぞれの特色が
あり、いずれも断面プロフィルつまり板クラウン、エツ
ジ・ドロップの減少に効果を有するとともに優れた形状
制御性能を有するものであるが、連続圧延機の上流側ス
タンドには上記した圧延機Cを設置するのが好ましい。
あり、いずれも断面プロフィルつまり板クラウン、エツ
ジ・ドロップの減少に効果を有するとともに優れた形状
制御性能を有するものであるが、連続圧延機の上流側ス
タンドには上記した圧延機Cを設置するのが好ましい。
その理由は、圧延機AまたはBはいかなる板幅に対して
も大きな形状制御効果をもち、優れた機能を有している
が、これを全スタンドに設置するには多大の設備費を要
する。
も大きな形状制御効果をもち、優れた機能を有している
が、これを全スタンドに設置するには多大の設備費を要
する。
一方、圧延機Cは圧延機AまたはBに比較して安価に製
作ができ、また、板断面プロフィル制御性能にも優れて
いる。
作ができ、また、板断面プロフィル制御性能にも優れて
いる。
しかし、圧延機Cのみを使用した場合には、板断面プロ
フィル制御御は十分であっても最終スタンドでの形状制
御性能が劣る場合がある。
フィル制御御は十分であっても最終スタンドでの形状制
御性能が劣る場合がある。
そこで、本発明は、連続圧延機の下流側スタンドには板
幅の変更に対してもロール替えをすることなく、段付き
バックアップ・ロールと同様の制御機能を発揮しえる圧
延機AまたはBを配設し、上流側スタンドには形状修正
能が高く、かつ高応答性にすぐれた圧延機Cを配設する
ことにより、形状制御能力の高い連続圧延機を構成する
ものであり、本発明により板クラウン、エツジ・ドロッ
プを軽減し、平坦度のよい鋼板を製造するものである。
幅の変更に対してもロール替えをすることなく、段付き
バックアップ・ロールと同様の制御機能を発揮しえる圧
延機AまたはBを配設し、上流側スタンドには形状修正
能が高く、かつ高応答性にすぐれた圧延機Cを配設する
ことにより、形状制御能力の高い連続圧延機を構成する
ものであり、本発明により板クラウン、エツジ・ドロッ
プを軽減し、平坦度のよい鋼板を製造するものである。
圧延機AまたはBのスリーブ3または中間バックアップ
・ロール10を移動調整するさいに、予めワーク・ロー
ルとバックアップ・ロールとの接触面長さが板幅と同等
またはそれ以下になるように移動調整しておく。
・ロール10を移動調整するさいに、予めワーク・ロー
ルとバックアップ・ロールとの接触面長さが板幅と同等
またはそれ以下になるように移動調整しておく。
これにより、ロールたわみの調整能力は上記した段付き
バックアップ・ロールと実質的に同じ機能となり、同等
の板プロフイル改善効果と形状修正効果が得られる。
バックアップ・ロールと実質的に同じ機能となり、同等
の板プロフイル改善効果と形状修正効果が得られる。
このように、連続圧延機の下流側スタンドには板幅の変
更に対して自由に対応できるようにした(望ましくは、
ロール・ベンダを備えた)圧延機AまたはBを設置し、
上流側スタンドには断面プロフィル修正機能の高い、か
つ、高応答性の圧延機Cを設置することにより、板プロ
フィル、エツジ・ドロップを大幅に改善するとともに仕
上形状の良好なストリップの圧延が可能となる。
更に対して自由に対応できるようにした(望ましくは、
ロール・ベンダを備えた)圧延機AまたはBを設置し、
上流側スタンドには断面プロフィル修正機能の高い、か
つ、高応答性の圧延機Cを設置することにより、板プロ
フィル、エツジ・ドロップを大幅に改善するとともに仕
上形状の良好なストリップの圧延が可能となる。
前述の圧延機A、 B、 Cは説明の便宜上4重式およ
び6重式圧延機を示したものであるが、多重式圧延機を
適用してもよい。
び6重式圧延機を示したものであるが、多重式圧延機を
適用してもよい。
通常の4重式圧延機等をこの発明に支障がない程度に組
合せてもよい。
合せてもよい。
本発明の連続圧延機と、通常の4重式圧延機からなる従
来の連続圧延機とによる冷間圧延および熱間圧延の場合
の実施結果を比較して説明する。
来の連続圧延機とによる冷間圧延および熱間圧延の場合
の実施結果を比較して説明する。
本発明の連続圧延機においては、第4図に示すように、
5スタンドの場合に、上流側スタンドのうちの少なくと
も1つを圧延機Cとし、下流側スタンドのうちの少なく
とも1つを圧延機AまたはBとし、残りを圧延機Nとし
て構成する。
5スタンドの場合に、上流側スタンドのうちの少なくと
も1つを圧延機Cとし、下流側スタンドのうちの少なく
とも1つを圧延機AまたはBとし、残りを圧延機Nとし
て構成する。
■、冷間圧延の実施結果
圧延機A、 CおよびNの各ロール寸法は、下記のと
おりである。
おりである。
ワーク・ロール 直径560mm X胴長170
4m バックアップ・ロール 直径1500mm X胴長17
04m 圧延機Cのスリーブ・ロールの内圧はO〜500kg/
cm2の範囲で可変であり、最大内圧時は半径当り0.
23mmのふくらみ量が得られるものを用いた。
4m バックアップ・ロール 直径1500mm X胴長17
04m 圧延機Cのスリーブ・ロールの内圧はO〜500kg/
cm2の範囲で可変であり、最大内圧時は半径当り0.
23mmのふくらみ量が得られるものを用いた。
圧延機Bのロール寸法は、下記のとおりである。
。1 ワーク
・ロール 直径508mm X胴長704m
m 中間バックアップ・ロール 直径530mmX胴長70
4mm バックアップロール 直径1500mm X胴長
704mm このときのロール・ペンテ゛イングカはインクリース5
0ton一定とした。
・ロール 直径508mm X胴長704m
m 中間バックアップ・ロール 直径530mmX胴長70
4mm バックアップロール 直径1500mm X胴長
704mm このときのロール・ペンテ゛イングカはインクリース5
0ton一定とした。
使用した材料は厚み2.8mmx幅1224mmの熱延
ストリップである。
ストリップである。
5スタンドの連続圧延機によって材料の最初の厚み2.
8mmから漸次2.01mm、 1.46mm、 1
.11mm、 0.85mm、 0.8mmに減少する
圧下スケジュールで圧延した。
8mmから漸次2.01mm、 1.46mm、 1
.11mm、 0.85mm、 0.8mmに減少する
圧下スケジュールで圧延した。
圧延機Cはスリーブ・ロールの内圧0〜500kg/c
m”の範囲にて圧延に支障のない出側形状となるように
任意に調整した。
m”の範囲にて圧延に支障のない出側形状となるように
任意に調整した。
最終スタンド出側での断面プロフィルと形状の結果を第
1表に示す。
1表に示す。
圧延機Cの内圧はA1から煮4までそれぞれ300.4
60.480.490kg/cm2に設定した。
60.480.490kg/cm2に設定した。
第1表中の記号Cr5Qは板幅中央と板端部より50m
mの位置での板厚差(板クラウン)であり、ED50−
5は板端部より50mmの位置と5mmの位置との板厚
差(エツジ・ドロップ)である。
mの位置での板厚差(板クラウン)であり、ED50−
5は板端部より50mmの位置と5mmの位置との板厚
差(エツジ・ドロップ)である。
仕上げ形状のうちの記号において、X印は形状不十分、
△印は稍良好、○印は良好、◎印は優れていることをそ
れぞれ示す。
△印は稍良好、○印は良好、◎印は優れていることをそ
れぞれ示す。
第1表より従来法の連続圧延機にくらべて本発明の連続
圧延機が、板クラウン、エツジ・ドロップはもちろんの
こと、その仕上形状においても耳波や中伸びともかなり
改善できることが認められた。
圧延機が、板クラウン、エツジ・ドロップはもちろんの
こと、その仕上形状においても耳波や中伸びともかなり
改善できることが認められた。
板クラウン、エツジ・ドロップに対してはスタンドJP
5.3 、スタンド應4の影響力が小さいこと、次いで
形状修正能力を高めるためには、最終スタンドはもちろ
んのこと、スタンド應4に圧延機AまたはBを配設すれ
ばより良好となること、圧延機Aと圧延機Bとはさほど
制御効果に変化がないことが判明した。
5.3 、スタンド應4の影響力が小さいこと、次いで
形状修正能力を高めるためには、最終スタンドはもちろ
んのこと、スタンド應4に圧延機AまたはBを配設すれ
ばより良好となること、圧延機Aと圧延機Bとはさほど
制御効果に変化がないことが判明した。
また、比較のために厚み1.9mm X幅915mmの
熱延鋼帯を、厚みが1.9→1.2→0.654→0.
445→0、289→0.195mmに減少させるテス
トを行った。
熱延鋼帯を、厚みが1.9→1.2→0.654→0.
445→0、289→0.195mmに減少させるテス
トを行った。
その結果を第1表あ比較例に示す。
最終スタンドをCミルにした比較例14では、薄物特有
の両端部局部耳波(パイクロス・エツジ)が発生し圧延
速度を上げることができなかった。
の両端部局部耳波(パイクロス・エツジ)が発生し圧延
速度を上げることができなかった。
最終スタンドを比較例15のようにBミルとすると、パ
イクロス・エツジが解消でき、ミル最高の1300m/
minで圧延することができた。
イクロス・エツジが解消でき、ミル最高の1300m/
minで圧延することができた。
しかし、同一スケジュールで表面光沢の最も厳しいブラ
イト成品を圧延した比較例16では、光沢むらとなり表
面高級品の製造は不可であることが判明した。
イト成品を圧延した比較例16では、光沢むらとなり表
面高級品の製造は不可であることが判明した。
以上、本発明は特に薄物成品のタンデム・ミルに有効で
あることが判明した。
あることが判明した。
また、薄物では入側厚みが必然的に薄くなり、形状不良
度が大きく、銅帯1ヘツプの通板形状の確保がむつかし
く、作業能率を著しく低下させているが、本発明のCミ
ルを入側に配置すれば、トップ形状の確保が瞬時に達成
でき、生産能率向上に寄与することも判明した。
度が大きく、銅帯1ヘツプの通板形状の確保がむつかし
く、作業能率を著しく低下させているが、本発明のCミ
ルを入側に配置すれば、トップ形状の確保が瞬時に達成
でき、生産能率向上に寄与することも判明した。
II、熱間圧延の実施結果
圧延機A、 CおよびNの各ロール寸法は、下記のとお
りである。
りである。
ワーク・ロール 直径713mm X胴長203
0m バックアップ・ロール 直径1480mm X胴長20
30m 圧延機Cのスリーブ・ロールの最大内圧は500kgZ
cm2であり、最大内圧は半径当り0.26mmのふく
らみ量が得られるものを用いた。
0m バックアップ・ロール 直径1480mm X胴長20
30m 圧延機Cのスリーブ・ロールの最大内圧は500kgZ
cm2であり、最大内圧は半径当り0.26mmのふく
らみ量が得られるものを用いた。
圧延機Bのロール寸法は、下記のとおりである。
ワーク・ロール :直径590mm X胴長0
30mm 中間バックアップ・ロール:直径600mm×胴長03
0mm バックアップ・ロール :直径1280mm X胴長
030mm このときのロール・ペンテ゛イングカはインクリース5
0ton一定とした。
30mm 中間バックアップ・ロール:直径600mm×胴長03
0mm バックアップ・ロール :直径1280mm X胴長
030mm このときのロール・ペンテ゛イングカはインクリース5
0ton一定とした。
使用した材料は粗圧延機によって厚み20mm X幅1
230mmまでの圧延されたものである。
230mmまでの圧延されたものである。
6スタンドの連続圧延機によって材料の最初の厚み20
mmから漸次10.3mm、 5.5mm、 3.65
mm、 2.49mm。
mmから漸次10.3mm、 5.5mm、 3.65
mm、 2.49mm。
1.97mm、 1.8mmに減少する圧下スケジュー
ルで圧延した。
ルで圧延した。
圧延機AおよびBのワーク・ロールとバックアップ・ロ
ールとの接触面長さの設定位置は、無負荷状態で板幅よ
す80mm内側に入った位置に設定した。
ールとの接触面長さの設定位置は、無負荷状態で板幅よ
す80mm内側に入った位置に設定した。
圧延機Cはスリーブ・ロールの内圧300〜500kg
/cTT12の範囲に設定し、出側形状が良好となるよ
うにスリーブ・ロールの内圧を任意調整した。
/cTT12の範囲に設定し、出側形状が良好となるよ
うにスリーブ・ロールの内圧を任意調整した。
最終スタンド出側での断面プロフィルと形状の結果を第
2表に示す。
2表に示す。
圧延機Cの内圧はA1から4.5まで、それぞれ300
.430.460.480.490kg/cm2に設定
した。
.430.460.480.490kg/cm2に設定
した。
第2表中の記号Cr50. ED50−5、および×、
△、○、◎はそれぞれ第1表中の記号と同じである。
△、○、◎はそれぞれ第1表中の記号と同じである。
第2表より、従来法の連続圧延機にくらべて本発明の連
続圧延機が、板クラウン、エツジ・ドロップともかなり
改善できることが認められた。
続圧延機が、板クラウン、エツジ・ドロップともかなり
改善できることが認められた。
形状修正能力を高めるためには、最終スタンドはもちろ
んのことスタンド屋5に圧延機AまたはBを配設すれば
より良好となることが判明した。
んのことスタンド屋5に圧延機AまたはBを配設すれば
より良好となることが判明した。
このように、上記第2表の熱間圧延の場合においても、
第1表の冷間圧延の場合と変りなく同等の形状制御効果
が得られることがわかる。
第1表の冷間圧延の場合と変りなく同等の形状制御効果
が得られることがわかる。
冷間圧延の場合には基本的にメタル・フローが非常に小
さいので、板厚の厚い上流側スタンドでプロフィル制御
を行わねばならないが、熱間圧延では上流側スタンドの
みでは効果は小さく、土中流スタンドでプロフィル制御
を行い、下段で形状制御をすることが望ましい。
さいので、板厚の厚い上流側スタンドでプロフィル制御
を行わねばならないが、熱間圧延では上流側スタンドの
みでは効果は小さく、土中流スタンドでプロフィル制御
を行い、下段で形状制御をすることが望ましい。
上流側スタンドは通常の4重式圧延機を用い、中流スタ
ンドからプロフィル制御を開始しても良好な効果が得ら
れる。
ンドからプロフィル制御を開始しても良好な効果が得ら
れる。
第1図はスリーブ・スライド式圧延機の一部破断面図。
第2図は中間バックアップ・ロールシフト式圧延機の正
面図。 第3図はスリーブ拡径式圧延機の一部破断正面図。 第4図は本発明の連続式圧延機の一例を示す概略構成図
。 2・・・・・・圧延材、3・・・・・・スリーブ、4・
・・・・・バックアップ・ロール、7・・・・・・液圧
シリンダ、訃・・・・・ワーク・ロール、10・・・・
・・中間バックアップ・ロール、11・・・・・・バッ
クアップ・ロール、13・・・・・・スリーブ、14・
・・・・・バックアップ・ロール。
面図。 第3図はスリーブ拡径式圧延機の一部破断正面図。 第4図は本発明の連続式圧延機の一例を示す概略構成図
。 2・・・・・・圧延材、3・・・・・・スリーブ、4・
・・・・・バックアップ・ロール、7・・・・・・液圧
シリンダ、訃・・・・・ワーク・ロール、10・・・・
・・中間バックアップ・ロール、11・・・・・・バッ
クアップ・ロール、13・・・・・・スリーブ、14・
・・・・・バックアップ・ロール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧力媒体によりスリーブを半径方向に膨出自在にし
たバックアップロールを備えたスリーブ拡径式圧延機を
連続圧延機の上流側スタンドの少なくとも1つに設置し
、スリーブを軸方向に移動自在にしたバックアップロー
ルを備えたスリーブ・スライド式圧延機を下流側スタン
ドの少なくとも1つに設置したことを特徴とする連続圧
延機。 2 圧延媒体によりスリーブを半径方向に膨出自在にし
たバックアップロールを備えたスリーブ拡径式圧延機の
一ヒ流側スタンドの少なくとも1つに設置し、中間バッ
クアップ・ロールを軸方向に移動自在にした中間バック
アップ・ロール・シフト式圧延機を連続圧延機の下流側
スタンドの少なくとも1つに設置したことを特徴とする
連続圧延機。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16609880A JPS5948682B2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 連続圧延機 |
AU72898/81A AU546760B2 (en) | 1980-08-08 | 1981-07-15 | Tandem mill |
CA000381756A CA1174084A (en) | 1980-08-08 | 1981-07-15 | Tandem mill |
GB8121832A GB2081151B (en) | 1980-08-08 | 1981-07-15 | Tandem mill |
DE19813129514 DE3129514A1 (de) | 1980-08-08 | 1981-07-27 | Verbundwalzwerk |
IT68075/81A IT1144611B (it) | 1980-08-08 | 1981-07-31 | Laminatoio tandem |
SE8104722A SE454246B (sv) | 1980-08-08 | 1981-08-06 | Tandemvalsverk |
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Family Applications (1)
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JP16609880A Expired JPS5948682B2 (ja) | 1980-08-08 | 1980-11-26 | 連続圧延機 |
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Country | Link |
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-
1980
- 1980-11-26 JP JP16609880A patent/JPS5948682B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5788904A (en) | 1982-06-03 |
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