JPS5948144B2 - 固液分離装置 - Google Patents
固液分離装置Info
- Publication number
- JPS5948144B2 JPS5948144B2 JP51021669A JP2166976A JPS5948144B2 JP S5948144 B2 JPS5948144 B2 JP S5948144B2 JP 51021669 A JP51021669 A JP 51021669A JP 2166976 A JP2166976 A JP 2166976A JP S5948144 B2 JPS5948144 B2 JP S5948144B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- inclined plate
- electrodes
- solid
- distribution groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C5/00—Separating dispersed particles from liquids by electrostatic effect
- B03C5/02—Separators
- B03C5/022—Non-uniform field separators
- B03C5/028—Non-uniform field separators using travelling electric fields, i.e. travelling wave dielectrophoresis [TWD]
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は活性汚泥その他の固形分を含んだ排水を始めと
して、広く固形分を含む各種排液等から固形分を除去す
るための固液分離装置又は排液処理装置に関する。
して、広く固形分を含む各種排液等から固形分を除去す
るための固液分離装置又は排液処理装置に関する。
この種固液分離装置に関しては多数の提案がなされてい
るが、従来公知のものは、広い設置面積を必要とする沈
澱池や、固形物によって目づまりを生じるために装置の
運転や保守に人手がかかる濾過層を用いた濾過機や１、
運転に際し動力損失や騒音発生の大きな遠心分離機に関
するものである。
るが、従来公知のものは、広い設置面積を必要とする沈
澱池や、固形物によって目づまりを生じるために装置の
運転や保守に人手がかかる濾過層を用いた濾過機や１、
運転に際し動力損失や騒音発生の大きな遠心分離機に関
するものである。
而して、設置面積が少くてすみ、固形物により目づまり
を生ずるような構成要素がなく、運転に必要な動力も少
くてすみ、静粛な装置は提案されていない。
を生ずるような構成要素がなく、運転に必要な動力も少
くてすみ、静粛な装置は提案されていない。
本発明は斜上の観点に立ってなされたものであって、そ
の目的とするところは、コンパクト、高能率であり、目
づまりを生ずる濾過層を用いることなく、運転、保守の
ためほとんど人手を必要とせず、長期にわたり無人運転
が出来、静粛で且つ運転動力費も少くてすむ新規な固液
分離装置を提供することにある。
の目的とするところは、コンパクト、高能率であり、目
づまりを生ずる濾過層を用いることなく、運転、保守の
ためほとんど人手を必要とせず、長期にわたり無人運転
が出来、静粛で且つ運転動力費も少くてすむ新規な固液
分離装置を提供することにある。
以下、図面により本発明の詳細な説明する。
図面は本発明にがかる固液分離装置の一実施例を簡略化
して示す原理図であり、第１図はその上面及び電気回路
を示す図、第２図及び第３図はそれぞれ第１図中Ａ−Ａ
断面及びＢ−Ｂ断面を示す鉛直断面図である。
して示す原理図であり、第１図はその上面及び電気回路
を示す図、第２図及び第３図はそれぞれ第１図中Ａ−Ａ
断面及びＢ−Ｂ断面を示す鉛直断面図である。
而して、図中１は、水平面に対し比較的小さな角度をな
して配設される傾斜板１ａと、その傾斜板１ａの上面に
処理すべき液を略平均に流下させるように傾斜板１ａの
上縁部に沿って設けられる配液溝１ｂと、傾斜板１ａの
下縁部に設けられ浄液収集装置を構成する集液溝１ｃと
を有する処理槽、２−１ないし２−１５は処理槽１の傾
斜板１ａの直下に埋設された電極、３は原液供給溝、４
は浄液排出溝、５は濃縮液回収溝、６は高圧直流電源、
７はロータリスイッチである。
して配設される傾斜板１ａと、その傾斜板１ａの上面に
処理すべき液を略平均に流下させるように傾斜板１ａの
上縁部に沿って設けられる配液溝１ｂと、傾斜板１ａの
下縁部に設けられ浄液収集装置を構成する集液溝１ｃと
を有する処理槽、２−１ないし２−１５は処理槽１の傾
斜板１ａの直下に埋設された電極、３は原液供給溝、４
は浄液排出溝、５は濃縮液回収溝、６は高圧直流電源、
７はロータリスイッチである。
而して、処理槽１の傾斜板１ａは、その上を処理すべき
原液がゆるやかに流れるように、水平面に対し小さな傾
角をなしており、その上縁部に設けられる配液溝１ｂは
、その一端で原液供給溝３に、他の一端で濃縮液回収溝
５に接続し、且つ原液供給溝３側では深く、濃縮汚物排
出溝５側では浅くなるように構成されている。
原液がゆるやかに流れるように、水平面に対し小さな傾
角をなしており、その上縁部に設けられる配液溝１ｂは
、その一端で原液供給溝３に、他の一端で濃縮液回収溝
５に接続し、且つ原液供給溝３側では深く、濃縮汚物排
出溝５側では浅くなるように構成されている。
また、電極２−１ないし２−１５は第１図及び゛第３図
に示す如く、傾斜板１ａの表面下で、互いに略平行とな
るように、且つその補助番号の順に斜面の正辺部から右
−上方に向かって順次配設され、埋設される。
に示す如く、傾斜板１ａの表面下で、互いに略平行とな
るように、且つその補助番号の順に斜面の正辺部から右
−上方に向かって順次配設され、埋設される。
而して、電極２−１，２−６、及び２−１１はロークリ
スイッチ７の接点７−１及び７−５′に接続され、以下
同様に電極２−２．２−７及び２−１２２−３．２−８
及び２−１３．２−４．２−９及び２−１４並ひ゛に２
−５．２−１０及び２−１５はそれそ゛れロークリスイ
ッチ７の接点７−２及び７−１； ７−３及び７−２’
； ７−４及び７−３′並びに７−５及び７−４′に
接続している。
スイッチ７の接点７−１及び７−５′に接続され、以下
同様に電極２−２．２−７及び２−１２２−３．２−８
及び２−１３．２−４．２−９及び２−１４並ひ゛に２
−５．２−１０及び２−１５はそれそ゛れロークリスイ
ッチ７の接点７−２及び７−１； ７−３及び７−２’
； ７−４及び７−３′並びに７−５及び７−４′に
接続している。
また、処理槽１はその主体部をコンクリート製等として
もよいが、電極２−１ないし２−１５が埋設される部分
、即ち傾斜板１ａの表面下一定深さまでの部分を絶縁耐
圧力の高い誘電体で構成しておくことが推奨される。
もよいが、電極２−１ないし２−１５が埋設される部分
、即ち傾斜板１ａの表面下一定深さまでの部分を絶縁耐
圧力の高い誘電体で構成しておくことが推奨される。
ロータリスイッチ７の回転接片７−０及び７−〇′は図
示しない回動装置により第１図中矢符方向に同期して回
動せしぬられており、このため、各電極２−１ないし２
−１５は時間の経過と共に、順次第１表に示す如く、直
流電源６の陽極又は陰極に接続される。
示しない回動装置により第１図中矢符方向に同期して回
動せしぬられており、このため、各電極２−１ないし２
−１５は時間の経過と共に、順次第１表に示す如く、直
流電源６の陽極又は陰極に接続される。
而して、高圧直流電源６は１５ＫＶないし１００ＫＶ程
度の高電圧であり、また、ロータリスイッチ７の回転接
片７−０．７−０′は毎分１００ないし５００回転の割
合で回動せしぬられており、従って、例えば時刻ｔ２に
於いては電極２−３及び２−２間、同２−８及び２−７
間、並ひ゛に同２−１３、及び２−１２間に高電界が発
生し、且つ、この高電界は、時間の経過、即ち、ロータ
リスイッチ７の回動に応じて、順次傾斜板ｌａ上を上方
に移動する移動電界となっている。
度の高電圧であり、また、ロータリスイッチ７の回転接
片７−０．７−０′は毎分１００ないし５００回転の割
合で回動せしぬられており、従って、例えば時刻ｔ２に
於いては電極２−３及び２−２間、同２−８及び２−７
間、並ひ゛に同２−１３、及び２−１２間に高電界が発
生し、且つ、この高電界は、時間の経過、即ち、ロータ
リスイッチ７の回動に応じて、順次傾斜板ｌａ上を上方
に移動する移動電界となっている。
一方、傾斜板１ａの上縁部に沿って設けられている配液
溝１ｂからは、処理すべき原液が一様に溢流し、傾斜板
１ａ上を第１図に於けるＢ−Ｄ線方向に流下している。
溝１ｂからは、処理すべき原液が一様に溢流し、傾斜板
１ａ上を第１図に於けるＢ−Ｄ線方向に流下している。
従って、溢流した原液は、傾斜１ａの下縁部に設けられ
ている集液溝１ｃに到る間に数次にわたり、流れを遡行
する上記移動電界に遭遇するが、その都度原液中の固形
物は、流れの下流側にある陰極によって上流側に押しも
どされ、上流側の陽極に一時集中するが、ロータリスイ
ッチ７が次の段階に切替えられると、前記上流側陽極が
下流側陰極となり、さらにその上流側の隣りの電極が陽
極となるので、上記固形物は次第に上流側に向かって押
し上げられるものである。
ている集液溝１ｃに到る間に数次にわたり、流れを遡行
する上記移動電界に遭遇するが、その都度原液中の固形
物は、流れの下流側にある陰極によって上流側に押しも
どされ、上流側の陽極に一時集中するが、ロータリスイ
ッチ７が次の段階に切替えられると、前記上流側陽極が
下流側陰極となり、さらにその上流側の隣りの電極が陽
極となるので、上記固形物は次第に上流側に向かって押
し上げられるものである。
換言すれば、これらの固形物は流れに逆らって、上記移
動電界により搬送され、結局、第１図中傾斜板１ａの右
上辺部に押しもどされ、清澄な液成分のみが傾斜板１ａ
を流下し、集液溝１ｃを経て、浄液排出溝４に流出する
。
動電界により搬送され、結局、第１図中傾斜板１ａの右
上辺部に押しもどされ、清澄な液成分のみが傾斜板１ａ
を流下し、集液溝１ｃを経て、浄液排出溝４に流出する
。
一方、上記固形物はもとの配水溝１ｂに押しもどされ、
その内部で原液の流れ及び移動電界の作用を受は次第に
濃縮され、配水溝１ｂの右端から濃縮液回収溝５に流下
するものである。
その内部で原液の流れ及び移動電界の作用を受は次第に
濃縮され、配水溝１ｂの右端から濃縮液回収溝５に流下
するものである。
本発明は叙−Ｌの如く構成されるから、本発明によると
きは、極めて簡単な装置により能率的に固液を分離し得
るものであり、また、本発明にががる固液分離装置には
、目づまりを生じたり、汚物により閉塞されるような部
分がないから、保守に入組を要することがなく、定常的
に高能率な運転を無人で長時間にわたって行なうことが
でき、且つ、機械的な動作部分がないため、振動等によ
る騒音の発生がなく静粛に運転を行なうことができまた
、使用する電源は高電圧であっても消費電流は微弱であ
るので運転に必要な動力も僅少なものである。
きは、極めて簡単な装置により能率的に固液を分離し得
るものであり、また、本発明にががる固液分離装置には
、目づまりを生じたり、汚物により閉塞されるような部
分がないから、保守に入組を要することがなく、定常的
に高能率な運転を無人で長時間にわたって行なうことが
でき、且つ、機械的な動作部分がないため、振動等によ
る騒音の発生がなく静粛に運転を行なうことができまた
、使用する電源は高電圧であっても消費電流は微弱であ
るので運転に必要な動力も僅少なものである。
なお、本発明の構成は、斜上の実施例に限定さｔしるも
のでなく、例えば、傾斜板としては斜上の如き平板のほ
か、低い円錐形状のものを利用することが可能であり、
この場合には同心円環状電極が用いられるものであり、
また、本装置を数段直列に設けることも可能であり、且
つパルス状電界、移動電界発生のための回路若しくは装
置には、本発明の目的の範囲内で広く公知のものを利用
し得るものであって、本発明はこれらすべてを包摂する
ものである。
のでなく、例えば、傾斜板としては斜上の如き平板のほ
か、低い円錐形状のものを利用することが可能であり、
この場合には同心円環状電極が用いられるものであり、
また、本装置を数段直列に設けることも可能であり、且
つパルス状電界、移動電界発生のための回路若しくは装
置には、本発明の目的の範囲内で広く公知のものを利用
し得るものであって、本発明はこれらすべてを包摂する
ものである。
図面は本発明にかかる固液分離装置の一実施例を簡略化
して示す原理図であり、第１図はその上面及び電気回路
を示す図、第２図及び第３図はそれぞれ第１図中Ａ−Ａ
断面及びＢ−Ｂ断面を示す断面図である。 １・・・・・・処理槽、２ないし２−１５・・・・・・
電極、３・・・・・・原液供給溝、４・・・・・・浄液
排出溝、５・・・・・・濃縮液回収溝、６・・・・・・
高圧直流電源、７・・・・・・ロークリスイッチ。
して示す原理図であり、第１図はその上面及び電気回路
を示す図、第２図及び第３図はそれぞれ第１図中Ａ−Ａ
断面及びＢ−Ｂ断面を示す断面図である。 １・・・・・・処理槽、２ないし２−１５・・・・・・
電極、３・・・・・・原液供給溝、４・・・・・・浄液
排出溝、５・・・・・・濃縮液回収溝、６・・・・・・
高圧直流電源、７・・・・・・ロークリスイッチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 固形分を含んだ液中から固形分を除去するための固
液分離装置において、下記ａ）からｇ）までの構成要素
により構成されることを特徴とする上記の固液分離装置
。 ａ）誘電体又は電気絶縁体で構成され、水平面に対し比
較的小さな角度をなして配設される傾斜板。 ｂ） 上記傾斜板の上縁部に沿って設けられ該傾斜板
の上面に処理すべき原液を略平均に流下させる配液溝。 ｃ） ）−記配液溝の一端に接続して設けられる原液
供給装置。 ｄ）上記配液溝の他端に接続して設けられる濃縮液回収
装置。 ｅ）上記傾斜板内部もしくはその下面に近接してそれぞ
れ上部傾斜板上面の液流方向と略直交するように、且つ
、互いに略平行となるように配設される多数の電極。 ｆ）上記多数の電極のうち近接して位置する２つの電極
により構成される複数の対電極の各電極間に順次輪番内
に高電圧を印加して、上記傾斜板上に液流方向とは略逆
方向に移動する移動電界を生じさせる電極回路。 ｇ）上記傾斜板の下縁部に設けられる浄液収集装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51021669A JPS5948144B2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | 固液分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51021669A JPS5948144B2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | 固液分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52105371A JPS52105371A (en) | 1977-09-03 |
| JPS5948144B2 true JPS5948144B2 (ja) | 1984-11-24 |
Family
ID=12061440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51021669A Expired JPS5948144B2 (ja) | 1976-02-28 | 1976-02-28 | 固液分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5948144B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9507125D0 (en) * | 1995-04-06 | 1995-05-31 | Scient Generics Ltd | Travelling wave electrodes |
| GB9619093D0 (en) * | 1996-09-12 | 1996-10-23 | Scient Generics Ltd | Methods of analysis/separation |
-
1976
- 1976-02-28 JP JP51021669A patent/JPS5948144B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52105371A (en) | 1977-09-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6316951B2 (ja) | スクリューコンベア型分離装置および排水処理システム | |
| US4863580A (en) | Waste metal extraction apparatus | |
| JPH0515520B2 (ja) | ||
| US6613202B2 (en) | Tank batch electrochemical water treatment process | |
| JP2009165964A (ja) | 汚泥の脱水処理方法及びその脱水処理システム | |
| KR101109551B1 (ko) | 반도체 오염폐수 처리장치 | |
| JPS5948144B2 (ja) | 固液分離装置 | |
| CN211311208U (zh) | 一种工业废水沉淀池 | |
| US10144658B2 (en) | Module for electrocoagulating contaminated waste water | |
| CN211896437U (zh) | 一种电絮凝油水分离器 | |
| CN107522247A (zh) | 一种便于清污的气浮机 | |
| CN209940753U (zh) | 一种微纳气泡乳化液处理装置 | |
| JPS59193111A (ja) | 油浄化装置 | |
| JP2595441B2 (ja) | 凝集沈澱分離装置 | |
| CN110734173A (zh) | 一种电絮凝油水分离器 | |
| SU1055728A1 (ru) | Аппарат дл эдектрохимической очистки сточных вод | |
| JP2004243185A (ja) | 固液分離処理方法及び装置 | |
| JPH0346166B2 (ja) | ||
| DK181544B1 (en) | System for treating a flow of liquid | |
| SU1411289A1 (ru) | Аппарат дл электрохимической очистки сточных вод | |
| CN210480946U (zh) | 一种滚筒式污水固液分离设备 | |
| JPH0734903U (ja) | 浄水化促進装置 | |
| CN116495850B (zh) | 一种污水处理装置及方法 | |
| CN212476338U (zh) | 一种双向横流生态过滤水质改善装置 | |
| SU810164A1 (ru) | Устройство дл обработки жидкостиэлЕКТРичЕСКиМ TOKOM |