JPH0346166B2 - - Google Patents

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JPH0346166B2
JPH0346166B2 JP60101962A JP10196285A JPH0346166B2 JP H0346166 B2 JPH0346166 B2 JP H0346166B2 JP 60101962 A JP60101962 A JP 60101962A JP 10196285 A JP10196285 A JP 10196285A JP H0346166 B2 JPH0346166 B2 JP H0346166B2
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JP
Japan
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roller
press belt
drum
belt
current collecting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60101962A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61259711A (ja
Inventor
Toshuki Abe
Tetsuro Sato
Hiroshi Hoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP60101962A priority Critical patent/JPS61259711A/ja
Publication of JPS61259711A publication Critical patent/JPS61259711A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
この発明は下水処理、し尿処理および産業排水
処理の工程で発生する有機質系汚泥を連続式に供
給して脱水処理する電気浸透脱水装置に関する。
【従来技術とその問題点】
頭記した連続処理式の電気浸透脱水装置として
第3図に示す構成のものが公知である。図におい
て、1はその外周に電極板2を装備した陽極側の
回転式加圧ドラムであり、該ドラム1の周域を沿
つて陰極側の電極を兼用するプレスベルト3が濾
布等のフイルタベルト4と重ね合わせてスプロケ
ツト間に張架されている。なおプレスベルト3は
金属材で作られた穴明きベルトセグメントを相互
連結してなるエンドレスベルトである。また前記
加圧ドラム1の周域に対向する部位でプレスベル
ト3を背面側から当接支持するようにベルト3の
周域に沿つて符合5で示す複数個の加圧ローラが
ローラ軸受板6へ支持して並置配備されており、
さらにその下方側には濾水の受け皿7が配備され
ている。なおプレスベルト3は図示されてない駆
動モータを介して矢印A方向に回転駆動され、こ
れに伴つてドラム1が従動する。一方、前記した
ドラム1の回転軸およびプレスベルト3の周上に
は給電用刷子8および集電用刷子9が対向設置さ
れており、該刷子8,9を介して直流電源装置1
0のプラス極およびマイナス極の端子が接続さ
れ、脱水運転時にはドラム1とプレスベルト3と
の間に電圧が印加されるように構成されている。 かかる構成において、図示されてない汚泥供給
装置を通じて含水率の高い汚泥11がドラム1と
フイルタベルト4との間の通路内へ入口側から供
給されると、汚泥は通路内をベルト搬送される過
程で加圧ドラム1とプレスベルト3との間に押し
込まれて圧搾作用を受けるとともに、さらに前記
した電圧の印加により電気浸透脱水作用が加わ
る。 これにより汚泥11に含まれる水分は圧搾力お
よび電気浸透作用を受けて陰極側に流動し、フイ
ルタベルト4、プレスベルト3を透過して下方の
濾水受け皿7へ滴下し、これら系外に排出され
る。一方、脱水された汚泥は濃縮してケーキ化さ
れ、プレスベルト3の周上出口側の位置でスクレ
ーパ12により剥離除去されて回収される。 ところで第3図に示したように、従来の装置で
はプレスベルト3の周面上における脱水領域以外
の場所に直接集電用刷子9を当接して集電を行つ
ている。したがつてこのような集電方式では電源
装置10のプラス極側からドラム1に給電された
電流は、汚泥11内を通流した後にプレスベルト
3を導電路として矢印のようにドラム1との間
の電気浸透脱水領域以外の周域を迂回して集電刷
子9へ集電されるされるように流れることにな
る。この結果電流の通電路が必要以上に長い経路
となり、この結果としてプレスベルト3およびフ
イルタベルト4内に発生する抵抗損失が増して電
力損失が大となる。またプレスベルト全体が通電
路となるために感電防止に対する保安面での問題
が派生する。 さらに、機械的な圧搾と電気浸透による脱水を
併用する上記のような脱水装置においては、脱水
領域全域を通電路とすることは効率的ではなく、
含水率などの汚泥の性状に応じて、集電領域を適
当な範囲に限定することが望まれる。
【発明の目的】 この発明は上記の点にかんがみなされたもので
あり、給電に伴う電力損失の低減化および安全性
の向上が図れるようにした電気浸透脱水装置、特
にその集電方式を提供することを目的とする。
【発明の要点】
上記目的を達成するために、この発明は周面に
電極板を配備した陽極側の回転式加圧ドラムと、
フイルタベルトと重ね合わせて前記加圧ドラムの
周域に張架された陰極側のプレスベルトと、該プ
レスベルトに背面より当がつて前記ドラムの周域
に並置配備した加圧ローラと、および直流電源装
置を備え、前記ドラムとフイルタベルトとの間の
通路内へその入口側から供給した汚泥を圧搾して
ベルト搬送しつつ、前記電源装置よりドラムとプ
レスベルトとの間に電圧を印加して電気浸透を行
う連続式電気浸透脱水装置において、前記加圧ド
ラム周域に対向してプレスベルト側に集電領域を
設定し、該プレスベルトに当接して並ぶ複数の加
圧ローラのうち前記集電領域に対応するローラを
集電用ローラとし、該集電用ローラを除く他のロ
ーラを集電に関与しない絶縁ローラとし、前記終
電用ローラをプレスベルトに対する集電部材とし
て前記電源装置から電気浸透脱水装置への給電を
行うように構成することにより、プレスベルト全
体を電流の通電路とすることなしに電気浸透脱水
領域から直接集電して電力損失の低減化、並びに
安全性の向上を図るようにしたものである。
【発明の実施例】
第1図および第2図はこの発明の実施例を示す
ものであり、第3図に対応する同一部材には同じ
符合が付してある。すなわちこの発明により電源
装置10のマイナス極端子から引き出したリード
線が加圧ローラ5を支持している金属製ローラ軸
受板6に直接接続配線されている。一方、ドラム
1の周域に対向するプレスベルト3上には汚泥通
路に対してその入口部分および出口部分を除く中
間領域に集電領域が設定されており、かつプレス
ベルト3の背面側に並ぶ加圧ローラ5のうち前記
した集電領域に対向するローラ5aを導電性材で
作られた集電用ローラとし、該集電用ローラ5a
を除く他のローラは非導電性の絶縁ローラ5bと
して構成されている。なお前記したローラ軸受板
6を覆つてその外側には絶縁保護カバー13が設
置されている。 かかる構成により、脱水運転に際して電源装置
10より給電を行うと、電流は矢印のように加
圧ドラム1から電気浸透脱水領域の汚泥内を通流
した後にフイルタベルト4、プレスベルト3を横
切る形で該プレスベルトの背面側に当接する加圧
ローラ5の集電用ローラ5aに終電され、ここか
らローラ軸受板6、リード線を経由して電源装置
10のマイナス極側に還流する。つまり第3図に
示した従来の集電方式のように電流はプレスベル
ト3の全周域を迂回して通流することがなく、僅
かに電気浸透脱水領域に対応する部位を横切つて
通流するだけにとどまることになる。したがつて
従来のものと比べてプレスベルト3およびフイル
タベルト4内の通流電流による電力損失分が大幅
に低減されることになるし、加えて電気浸透領域
を除く他のプレスベルトの周域に電流が流れず、
したがつてプレスベルト側を接地しておく等の処
置を講じることにより感電に対する安全性がそれ
だけ高まることになる。またではプレスベルト上
に集電領域を設定し、加圧ローラのうち前記の集
電領域に対向する部分のローラを通じて集電を行
うようにしており、この方式によれば汚泥通路内
で効果的な電気浸透脱水の行える領域を限定する
ことができる。
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、周面に電
極板を配備した陽極側の回転式加圧ドラムと、フ
イルタベルトと重ね合わせて前記加圧ドラムの周
域に張架された陰極側のプレスベルトと、該プレ
スベルトに背面より当がつて前記ドラムの周域に
並置配備した加圧ローラと、および直流電源装置
を備え、前記ドラムとフイルタベルトとの間の通
路内へその入口側から供給した汚泥を圧搾してベ
ルト搬送しつつ、前記電源装置よりドラムとプレ
スベルトとの間に電圧を印加して電気浸透を行う
連続式電気浸透脱水装置において、前記加圧ドラ
ム周域に対向してプレスベルト側に集電領域を設
定し、該プレスベルトに当接して並ぶ複数の加圧
ローラのうち前記集電領域に対応するローラを集
電用ローラとし、該集電用ローラを除く他のロー
ラを集電に関与しない絶縁ローラとし、前記終電
用ローラをプレスベルトに対する集電部材として
電源装置から給電を行うように構成したことによ
り、プレスベルト周域における不要な部分に電流
が通流することがなく、したがつて従来の集電方
式と比べて電力損失の大幅な低減化と併せて安全
性の改善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す構成図、第2
図は第1図における要部の断面図、第3図は従来
における電気浸透脱水装置の構成図である。図に
おいて、 1:加圧ドラム、2:陽極側の電極板、3:プ
レスベルト、4:フイルタベルト、5:加圧ロー
ラ、5a:集電ローラ、5b:絶縁ローラ、6:
ローラ軸受板、7:濾水受け皿、10:電源装
置、11:汚泥。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周面に電極板を配備した陽極側の回転式加圧
    ドラムと、フイルタベルトと重ね合わせて前記加
    圧ドラムの周域に張架された陰極側のプレスベル
    トと、該プレスベルトに背面より当がつて前記ド
    ラムの周域に並置配備した加圧ローラと、および
    直流電源装置を備え、前記ドラムとフイルタベル
    トとの間の通路内へその入口側から供給した汚泥
    を圧搾してベルト搬送しつつ、前記電源装置より
    ドラムとプレスベルトとの間に電圧を印加して電
    気浸透を行う連続式電気浸透脱水装置において、
    前記加圧ドラム周域に対向してプレスベルト側に
    集電領域を設定し、該プレスベルトに当接して並
    ぶ複数の加圧ローラのうち前記集電領域に対応す
    るローラを集電用ローラとし、該集電用ローラを
    除く他のローラを集電に関与しない絶縁ローラと
    し、前記集電用ローラをプレスベルトに対する集
    電部材として前記電源装置から給電を行うように
    構成したことを特徴とする電気浸透脱水装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の電気浸透脱水装
    置において、電源装置の陰極側端子が加圧ローラ
    を支持しているローラ軸受板に接続配線されてい
    ることを特徴とする電気浸透脱水装置。
JP60101962A 1985-05-14 1985-05-14 電気浸透脱水装置 Granted JPS61259711A (ja)

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JPS61259711A JPS61259711A (ja) 1986-11-18
JPH0346166B2 true JPH0346166B2 (ja) 1991-07-15

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JP60101962A Granted JPS61259711A (ja) 1985-05-14 1985-05-14 電気浸透脱水装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2643511B2 (ja) * 1990-01-19 1997-08-20 富士電機株式会社 電気浸透式脱水機
KR100528579B1 (ko) * 2005-02-03 2005-11-15 주식회사 삼우인텍 위상제어형 전기탈수기
KR100878488B1 (ko) * 2008-05-15 2009-01-13 주식회사 삼우인텍 삼상교류전원을 이용한 위상제어형 전기영동식전기침투탈수기.
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CN106116069A (zh) * 2016-08-01 2016-11-16 鹏鹞环保股份有限公司 一种高效处理城市污泥的组合方法

Citations (1)

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JPS6025597A (ja) * 1983-07-21 1985-02-08 Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd 電気浸透式脱水機

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