JPS5947642B2 - セメントスラリ−含浸ガラス繊維層より余剰水分の除去方法 - Google Patents
セメントスラリ−含浸ガラス繊維層より余剰水分の除去方法Info
- Publication number
- JPS5947642B2 JPS5947642B2 JP9459776A JP9459776A JPS5947642B2 JP S5947642 B2 JPS5947642 B2 JP S5947642B2 JP 9459776 A JP9459776 A JP 9459776A JP 9459776 A JP9459776 A JP 9459776A JP S5947642 B2 JPS5947642 B2 JP S5947642B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- cement slurry
- fiber layer
- cement
- excess water
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
耐アルカリ性ガラス繊維によって補強されたセメント製
品を製造する場合、使用するセメントスラリーの水セメ
ント比が大きな影響を製品の品質に及ぼすものである。
品を製造する場合、使用するセメントスラリーの水セメ
ント比が大きな影響を製品の品質に及ぼすものである。
即ち、水セメント比が小さ過ぎて粘度が高すぎる場合は
セメントスラリーの流動性が低く、セメント粒子を補強
用ガラス繊維の単繊維間に入りこますことが困難である
。
セメントスラリーの流動性が低く、セメント粒子を補強
用ガラス繊維の単繊維間に入りこますことが困難である
。
使用する補強用ガラス繊維の形状としては、ガラスクロ
ス・・・・・・撚糸、引揃え繊維、ストランド ガラスマット・・・・・・単繊維、ストランド、短繊維 ガラス繊維・・・・・・単繊維、ストランド、長繊維連
続バラ繊維 等多様であるが、これらの単繊維の太さは10μ〜30
μ程度であり、それに適当なバインターが付着している
。
ス・・・・・・撚糸、引揃え繊維、ストランド ガラスマット・・・・・・単繊維、ストランド、短繊維 ガラス繊維・・・・・・単繊維、ストランド、長繊維連
続バラ繊維 等多様であるが、これらの単繊維の太さは10μ〜30
μ程度であり、それに適当なバインターが付着している
。
その付着量及び種類は各々異なっている。
又、セメントスラリーのセメント粒子は、大は88μか
ら小は数μで平均は44μ位である。
ら小は数μで平均は44μ位である。
補強用ガラス繊維の形状が特にクロス状又はマット状の
場合はセメント粒子をクロス又はマット中に平均にマト
リックスとして入りこませることは技術的に種々困難が
ある。
場合はセメント粒子をクロス又はマット中に平均にマト
リックスとして入りこませることは技術的に種々困難が
ある。
水セメント比はセメント製品の強度等に影響を及ぼす重
大な要素であるが、補強用ガラス繊維層にセメントスラ
リーを浸透させるに都合のよい水セメント比、即ち粘度
は必ずしもできる製品の性能に好影響を与えるものとは
限らない。
大な要素であるが、補強用ガラス繊維層にセメントスラ
リーを浸透させるに都合のよい水セメント比、即ち粘度
は必ずしもできる製品の性能に好影響を与えるものとは
限らない。
この両者を両立させるためには、水セメント比を大とし
てガラス繊維間にセメントスラリーを浸透させ、しかる
後に余分の水分だけを取去り、製品の質を確保すること
が必要である。
てガラス繊維間にセメントスラリーを浸透させ、しかる
後に余分の水分だけを取去り、製品の質を確保すること
が必要である。
本発明は上記の方針に則りガラス繊維強化セメント板の
製造工程中セメントスラリーを含浸した繊維層から余分
の水分を除去する方法に関するものである。
製造工程中セメントスラリーを含浸した繊維層から余分
の水分を除去する方法に関するものである。
従来、上記のような余分の水分を除去する方法としてプ
レスによる方法等種々あるが、プレスの場合余分の水分
はしぼり出されるが、ガラス繊維の表面が平滑のため、
又ガラス繊維に対するセメント粒子の密着性が少ないた
め水分だけでなく、セメント粒子もスラリーとして一部
排出される。
レスによる方法等種々あるが、プレスの場合余分の水分
はしぼり出されるが、ガラス繊維の表面が平滑のため、
又ガラス繊維に対するセメント粒子の密着性が少ないた
め水分だけでなく、セメント粒子もスラリーとして一部
排出される。
このため特に製品の折曲強度が充分発揮されなくなる。
以上の点に鑑み、本発明は余分の水分をセメントスラリ
ー含浸ガラス繊維層から除去するため、水を通すが、セ
メント粒子を殆んど通さない布目の織布を使用し、負圧
によりとの織布を通じて水を吸引除去する方法である。
ー含浸ガラス繊維層から除去するため、水を通すが、セ
メント粒子を殆んど通さない布目の織布を使用し、負圧
によりとの織布を通じて水を吸引除去する方法である。
即ち、これを図示した実施例で説明すると、図において
1は作業台、2はセメントスラリーを含浸した耐アルカ
リ性ガラス繊維層、3は織布、4は穴明き板、5は穴明
き板を底面とする吸引箱、A、A!は負圧源である。
1は作業台、2はセメントスラリーを含浸した耐アルカ
リ性ガラス繊維層、3は織布、4は穴明き板、5は穴明
き板を底面とする吸引箱、A、A!は負圧源である。
この負圧源により吸引箱5は負圧となり、その吸引力に
よりガラス繊維層中のセメントスラリーの余剰水分は織
布3を通り穴明き板の小孔より吸引箱に入り、ドレーン
7で吸引箱の外に出される。
よりガラス繊維層中のセメントスラリーの余剰水分は織
布3を通り穴明き板の小孔より吸引箱に入り、ドレーン
7で吸引箱の外に出される。
この際、負圧を適当に調節することによって脱水率を調
節する。
節する。
又、織布は円筒形巻取器6,61により送出し及び巻取
りが行なわれ、目詰りした織布は洗滌し再使用される。
りが行なわれ、目詰りした織布は洗滌し再使用される。
図面は本発明による方法の一実施例を縦断面により説明
する図である。 1・・・作業台、2・・・セメントスラリーを含浸した
耐アルカリ性ガラス繊維層、計・・織布、4・・・穴明
き板、5・・・吸引箱、6 、6’−・・織布巻取器、
7・・・ドレーン、A、A!・・・負圧源。
する図である。 1・・・作業台、2・・・セメントスラリーを含浸した
耐アルカリ性ガラス繊維層、計・・織布、4・・・穴明
き板、5・・・吸引箱、6 、6’−・・織布巻取器、
7・・・ドレーン、A、A!・・・負圧源。
Claims (1)
- 1 耐アルカリ性ガラス繊維層にセメントスラリーを含
浸させた板状物の一面に、セメント粒子の通過を阻ばむ
布目を有する織布を設置し、さらにその上に穴明き板を
当設し、該織布及び該穴明き板を通じて、負圧により前
記ガラス繊維層に含まれるセメントスラリー中の余剰水
分を吸引し、これを除去することを特徴とするセメント
スラリー含浸ガラス繊維層より余剰水分の除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9459776A JPS5947642B2 (ja) | 1976-08-09 | 1976-08-09 | セメントスラリ−含浸ガラス繊維層より余剰水分の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9459776A JPS5947642B2 (ja) | 1976-08-09 | 1976-08-09 | セメントスラリ−含浸ガラス繊維層より余剰水分の除去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5319323A JPS5319323A (en) | 1978-02-22 |
JPS5947642B2 true JPS5947642B2 (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=14114671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9459776A Expired JPS5947642B2 (ja) | 1976-08-09 | 1976-08-09 | セメントスラリ−含浸ガラス繊維層より余剰水分の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947642B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241055U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-11 | ||
JPH0187145U (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-08 | ||
DE102017219562A1 (de) | 2016-11-10 | 2018-05-17 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Sitzlängsverstellvorrichtung |
-
1976
- 1976-08-09 JP JP9459776A patent/JPS5947642B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241055U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-11 | ||
JPH0187145U (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-08 | ||
DE102017219562A1 (de) | 2016-11-10 | 2018-05-17 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Sitzlängsverstellvorrichtung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5319323A (en) | 1978-02-22 |
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