JPS5946343B2 - 計測装置 - Google Patents

計測装置

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JPS5946343B2
JPS5946343B2 JP55124730A JP12473080A JPS5946343B2 JP S5946343 B2 JPS5946343 B2 JP S5946343B2 JP 55124730 A JP55124730 A JP 55124730A JP 12473080 A JP12473080 A JP 12473080A JP S5946343 B2 JPS5946343 B2 JP S5946343B2
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time
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ロバ−ト・トレ−シ−・エルムス
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Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS5946343B2 publication Critical patent/JPS5946343B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R21/00Arrangements for measuring electric power or power factor
    • G01R21/133Arrangements for measuring electric power or power factor by using digital technique

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  • Power Engineering (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明の背景 この発明の分野 この発明は、交流電力量を測定するための電気装置に関
するものであり、特にインジケータダイアグラム(In
dicatOrdiagrarrl)の原理を実施する
電気装置に関するものである。
従来技術についての説明 電気機械的に回転する円板型の積算電力計は、電気計測
の分野においてほとんど独占的に使用されてきている。
しかし、価格にみあう範囲で負荷制御および時刻計測の
ような付加的な機能をも果たす他の装置が探求されてい
る。この結果、交流電力量を測定するために種々な方法
を実施し得る多くの装置が開発されている。測定しよう
とする電力量の値を決定するためのこの種の1つの方法
は、電流成分と電圧成分との積を計算するための通常の
アナログ乗算回路に基づく方式である。
そのような方式は、米国特許第3,864,631号明
細書に開示されている。第2の方法としては米国特許第
3,764,908号明細書に記載されたものがあり、
これは対数計算特性を有する半導体装置に向けられたも
のである。電圧に関連した信号および電流に関連した信
号が、入力信号の積に等しい出力信号を発生する装置へ
入力される。時分割乗算として知られた別の方法が、米
国特許第3,794,917号明細書に例示されている
簡単にいえば、配電系統における電圧に比例した信号が
サンプリングされ、その電圧信号の振巾に比例したパル
ス持続時間を有するパルス幅変調出力信号が導出される
。この信号は、電圧信号の振巾に比例した割合で電流入
力信号をサンプリングするゲート回路を制御する。その
結果生じる出力信号は、電圧と電流との積であつて、瞬
時電流の大きさに比例した振巾および電圧の大きさに比
例したパルス巾を有する一連のパルスからなつている。
こうして電圧信号と電流信号との積が得られた後、その
結果生じる出力信号は負荷によつて消費された平均電力
に比例している。それから、その出力信号は、各パルス
が消費された総エネルギーに比例するパルス列を与える
電圧/周波数変換器へ印加される。そのパルス列は、機
械的カウンタ、磁気記録装置または電気的計数回路を駆
動するのに使用され、もつて負荷で消費された総電力を
示す。アナログ電子式乗算方法は、ある場合には所望の
精度を得ることが難しいことが分つている。
正確でドリフトのないアナログ乗算器および平方根計算
回路は、しばしば高価で入手し難い。また、アナログ電
子式電力測定装置に必要とされるアナログ積分回路は、
長い期間にわたつて望ましくないドリフトおよび変動を
生じる。時分割乗算回路においては、周波数に依存した
サンプリングが行なわれそれに関連したデイジタル積分
もまた同様に積分コンデンサの変動に依存することが知
られている。更に別の方法であるデイジタル処理方法が
米国特許第4,077,061号明細書に例示されてい
る。
この方法では、電圧信号および電流信号は、無作為間隔
でサンプリングされてデイジタル値に変換される。それ
から、デイジタル信号はデイジタル計算機によつて処理
され、このデイジタル計算機は電力量の瞬時値を計算し
かつその計算された電力量の瞬時値を所定の期間にわた
つて累積して種種な電力量の測定値を与える。理想的な
デイジタル測定装置は、極めて高速で高解像度のアナロ
グ/デイジタル(A/D)変換器を利用する。
しかし、これらの2つの特性は、設計上の観点から互い
に競合するものである。何故ならば、解像度をより高く
しようとするためにはより長い時間が必要であるからで
ある。解像度をより高くすると2進語はより長くなり、
それに関連した回路としてより複雑で高価なものが必要
になる。更に、高速で作動し得る複雑なデイジタル処理
回路は、より大きくてより高価な電源を必要とする。サ
ンプリング速度を遅くすれば、デイジタル処理の速度も
より低くてすみ、デイジタル処理回路が簡単化される。
解像度を減少させれば、より短い2進語を取り扱つてア
ナログ信号振巾のデイジタル化2進表示を与えることが
できる。しかしながら、このようにサンプリング速度を
滅じかつデイジタル化解像度をより低くすると、それだ
け、サンプル振巾のデイジタル表示の精度が低下しかつ
アナログ入力信号の各完全なサイクルの真のデイジタル
表示が減少してしまう。測定しようとする電力量の値を
決定する更に別の方法として、インジケータダイアグラ
ムの面積を測定する方式がある。
インジケータダイアグラムによつて囲まれた面積は、負
荷へ供給されるサイクル当りの瞬時電力に比例している
。特願昭55−67201号明細書(特開昭55−15
5,252号公報)に記載された方式は、このインジケ
ータダイアグラム方法の一例である。インジケータダイ
アグラムによつて囲まれた面積は、電圧成分に関連した
信号の時間積分の大きさに単位変化が生じる毎に電流成
分に関連した信号をサンプリングすることによつて測定
される。これは電流成分に関連した信号のサンプリング
値を次々に提供し、サンプリング値は電流成分と電圧成
分の時間積分との積を表わす。次々のサンプリング値は
累積されて、電流成分と電圧成分の時間積分との積の時
間積分を表わす合計値を生じる。交流電力量を示す出力
信号は合計値に応答して発生される。この発明は、この
最後の方法を実施するための装置である。より詳しく述
べるならば、この発明は、インジケータダイアグラムに
よつて囲まれた面積を計算するための装置である。この
発明の要約 この発明によれば、インジケータダイアグラムによつて
囲まれた面積を計算することにより負荷へ供給された交
流電力量の値を測定する装置が提供される。
電流成分の時間導関数を表わす入力信号は、カウント制
御信号を発生する回路へ入力される。カウント制御信号
は電流成分の時間導関数を表わしかつカウンタを制御す
るのに使用される。カウンタは、カウント制御信号に依
存して連続的にカウント・アツプまたはカウント・ダウ
ンし、かつ電流成分を表わすデイジタル・カウントを生
じる。電圧成分を表わす入力信号は、積分信号を発生す
る積分器へ印加される。
積分信号は一定の所定基準電位と比較される。積分信号
の瞬時値が基準電位の一方の大きさに等しいとき、2つ
の事象が開始される。第1に、電流成分を表わすデイジ
タル・カウントのサンプリング値が取り出される。第2
に、積分器は、所定の持続時間および所定の大きさを有
する直流パルスによつてりセツトされる。サンプリング
値は、累積されて、電流成分と電圧成分の時間積分との
積の時間積分を表わす合計値を生じる。最後に、交流電
力量を表わす出力信号が合計値に応答して発生される。
この発明では、積分信号と電流成分を表わすデイジタル
・カウントとの積が、従来の計測装置に普通に使用され
るアナログ乗算方法を使用せずに、効果的に計算される
更に、積分信号とデイジタノル・カウントとの積が、デ
イジタル処理および計算方法を使用する計測装置で普通
に行なわれているような入力信号のデイジタル値の乗算
を行なわれずに、効果的に計算される。
また、この発明は、電流成分の時間導関数である入力信
号を利用する。この種の入力信号は、極めて正確であり
かつ普通の変流器よりもサイズが小さくて安価な変流器
で発生される。望ましい実施例についての説明 1.基本的な原理 この発明およびその動作をより良く理解するため、まず
最初に2つの基本的な原理について説明する。
それらの2つの原理のうちの第1の最も広い方のものは
、インジケータダイアグラムを交流電力測定に応用する
ことである。蒸気機関、内燃機関、空気圧縮機等の出力
のような他の種類の出力を測定するのにインジケータダ
イアグラムを使用することはよく知られている。従つて
、交流電力の測定にインジケータダイアグラムを応用す
ることも知られている。配電系統において、負荷へ供給
される電力は、電圧成分および電流成分によつて定めら
れる。
インジケータダイアグラムの電気的等価図は、電圧成分
の時間積分対電流成分をプロツトすることによつて得ら
れる。その結果得られた曲線によつて囲まれた面積は、
サイクル(電流成分の)当り負荷へ供給された電力に比
例している。サイクル毎に1回この面積を測定して所定
の期間に亘つて面積を次々に加算することにより、負荷
によつて消費されたエネルギーを測定することができる
。インジケータダイアグラムの簡単な例を第1図に示す
第1図は、電圧成分および電流成分が同じ周期を有して
いて任意の位相関係にありどちらの成分もサイクル間で
急速に変化しないような場合に生ずる閉曲線20を示し
ている。この曲線20は、電流成分の各サイクル毎に一
度なぞられる。曲線20によつて囲まれた面積を計算す
るため、既知の任意の面積を有した区画からなる格子を
そのグラフ上に重ね、その曲線20で囲まれた区画の数
をかぞえる。計測装置においては、曲線20で囲まれた
面積は、電圧成分の時間積分を検査することによつて測
定される。
電圧成分の時間積分が、Fdt)Dt軸に沿つて単位値
(ボルト)に等しい時に、電流成分がサンプリングされ
る。
例えば、零でスタートして、電圧成分の時間積分の大き
さは、1単位の値になるまで検査され、1単位になつた
ところで、電流成分がサンプリングされる。この時点ま
で曲線20で囲まれた面積は、2。5単位(アンペア)
×1単位(ボルト)、すなわち2.5平方単位(ボルト
・アンペア)である0同様に、2に達するとき、Fe(
t)Dt軸に沿つてもう1単位値だけ進んだことになる
この時、3単位値の電流成分が再びサンプリングされる
。3単位×1単位は3平方単位であり、これが前の値に
加えられる。
この点で、計測装置は、Fe(t)Dtサンプルのすべ
てが1単位であるので、2つのサンプルを掛け合せる必
要がないことは明らかである。従つて、計測装置は、電
流成分のサンプル値を加算したり減算したりするだけで
よい。黒くぬりつぶした面積22およびハツチングを施
した面積23によつて示されるような誤差が導入される
何故ならば、計測装置は、電流成分がFe(t)Dt軸
に沿つて1単位値から次の単位値まで一定値であつたか
のようにその面積を計算するからである。黒くぬりつぶ
した面積22は、曲線20によつて囲まれた全面積へ不
適切に加えられてしまう面積を表わしている。ハツチン
グを施した面積23は、曲線20によつて囲まれた全面
積から不適切に減じられてしまう面積を表わしている。
この誤差は、より小さな区画からなる格子を使うことに
よつて克服されかつ精度を上げることができる。電気装
置の場合には、電圧成分の時間成分の単位値をより小さ
くしかつ電流成分のサンプルをより多くすることにある
。電流成分のあるサンプルが取り出されるときに電圧成
分の時間積分が増大しつつある場合には、電流成分のそ
のサンプルは前の合計に加えられる。
逆に、電流成分のサンプルが取り出されるときに電圧成
分の時間積分が減少しつつある場合には、電流成分のそ
のサンプルはその合計から減じられる。第1図の格子に
よる電流成分のサンプルの加算および減算は、第2図、
第3図および第4図に示されている。第2図は、電圧成
分の時間積分が零から5の値まで達するときの、電流成
分のサンプルの加算を示している。第3図は、電圧成分
の時間積分が5の値から−5の値まで達するときの、電
流成分のサンプルの減算を示している。電流成分のすべ
てのサンマ゜ル値は負であり、マイナス値の減算は加算
となる。従つて、電流成分のこれらのサンプル値は合計
値に加えられることになる。最後に、第4図は、電圧成
分の時間積分が−5の値から0の値まで達するときの、
電流成分のサンプル値の加算を示している。電流成分の
これらのサンプル値はすべて正であり、従つて前の合計
に加えられる。第2図、第3図および第4図に示された
電流成分のサンプル値の和は、電流成分の1周期の間の
電力である曲線20で囲まれた全面積の近似値である。
このようにして、電気装置は、配電系統によつてその負
荷へ供給されたエネルギーを測定する。これで第1の原
理の説明を終る。第2のより狭い原理は、積分器として
デイジタル・カウンタを使用するこ吉である。
デイジタル・カウンタのカウント・レート(Rate)
DN/Dtは測定しようとする交流電力量の電流成分の
時間導関数d/Dtを追従するようにされる。すなわち
、d/Dt=DN/Dt(1) 式(1)の両辺を積分すれば、 1+IO=N+NO(2) になる。
たマし、は電流成分、IOは電流成分の初期状態、Nは
カウントそしてNOはカウントの初期状態である0もし
NOがIOに等しいならば、カウントNは電流成分1に
等しくなる。第5図は、積分器としてデイジタル・カウ
ンタを利用する回路28の簡単なプロツク図である。
第5図は、カウント・レート信号DVdtが電流成分の
時間導関数信号dl/Dtにどのように追従させられる
かも例示する。時間導関数信号d/Dtは抵抗29を通
して比較器30の非反転入力端子へ入力される。比較器
30の出力端子はフリツプフロツプ32の入力端子33
に接続されている。フリツプフロツプ32はそのクロツ
ク入力端子36に400KHzのクロツク信号31を受
ける。カウント・レート信号DVdtはフリツプフロツ
プ32の第1の出力端子34に供給される。フリツプフ
ロツプ32の第2の出力端子35にはカウント・レート
信号DN/Dtの反転である反転信号DN/Dtが発生
される。この反転信号DN/Dtは抵抗39を通して比
較器30の非反転入力端子へ入力される0比較器30の
反転入力端子はアースに接続されている。カウント・レ
ート信号DN/Dtはカウンタ38へそのアツプ/ダウ
ン・カウント制御端子37で入力される。
カウンタ38はそのクロツク入力端子40にクロツク信
号31を受ける。電流成分の大きさを表わすカウントN
はカウンタ38の1組の並列出力端子44に取り出され
るOカウント・レート信号DN/Dtは、カウントアツ
プを表わす第1の状態およびカウント・ダウンを表わす
第2の状態を持つている。
カウンタ38は、カウントレート信号DN/Dtの第1
の状態に応答してアツプ方向に或は第2の状態に応答し
てダウン方向にクロツク信号31のクロツクパルスをカ
ウントし続けてカウントNを生じる。カウンタ38のデ
ユテイ・サイクルはカウンタのカウント・アツプ時間の
総時間に対する比として定められる。カウンタ38のカ
ウントアツプ時間がカウントレート信号DN/Dtの第
1の状態の時間に等しいので、デユテイ・サイクルはカ
ウントレート信号の第1の状態の時間を総時間で割つた
値で表わされる。
従つて、デユテイ・サイクルはカウントレート信号DV
dtに関係する。カウントNはカウント・レート信号D
N/Dtの積分である。よつて、カウントNはデユテイ
・サイクルに関係する。式(2)から電流1はカウント
Nに等しい。このカウントNはデユテイ・サイクルに関
係することが既に分つている。従つて、電流1はデユテ
イ・サイクルに関係する。例えば、電流が最大である時
、時間導関数信号d/Dtはゼロであつて電流の大きさ
が変化していないことを示す。
もし電流の大きさが変化していないならば、カウントN
は変つてはいけない。カウンタ38のカウント・ダウン
時間とカウント・アツプ時間が等しければ、カウントN
は変らない。総時間がカウント・ダウン時間とカウント
・アツプ時間の和に等しくかつカウント・ダウン時間が
カウント・アツプ時間に等しいので、デユテイ・サイク
ルは50%になつて電流1の大きさが変化していないこ
とを示す。同様に、50%と1000!)の間のデユテ
イ・サイクルは電流1の大きさが正方向で増加している
ことを示す。
デユテイ・サイクルが100%に近づけば近づく程、電
流の大きさは正方向で速く増加する。逆に、0%と50
%の間のデユテイ・サイクルは電流1の大きさが負方向
で増加していることを示す。デユテイ・サイクルがO(
f)に近づけば近づく程、電流の大きさは負方向で速く
増加する。これが第2の原理の結論である。交流電力の
測定のためにインジケータダイアグラムを使用すること
および積分器としてデイジタル・カウンタを使用するこ
とがこの発明の基本的な2つの主要原理である。
これらの2つの原理を実施する装置およびその装置の動
作について、次の2節および3節において説明する。?
.計測装置の簡単な説明および動作 第6図は、この発明によつて構成された計測装置48を
例示するプロツク図である。
電源50は、一対の導線52および53によつて負荷5
1へ接続されている。電圧変換器54は、入力端子55
および56で導線52および53間に接続されている。
電圧変換器54は、負荷51へ電源50によつて供給さ
れる交流電力量の電圧成分を表わす第1の入力信号V1
を出力端子57に発生する。電流交換器58の入力端子
59および60が導線52に直列に接続されている。こ
の電流変換器58は、交流電力量の電流成分の時間導関
数を表わす第2の入力信号V2を出力端子61に発生す
る。第1の入力信号V1は、積分器62へ入力される。
この積分器62は、比較器66へ入力される積分信号6
4を発生する。この比較器66は、積分信号64の瞬時
値が一定の所定高基準電位の大きさに等しいときに、パ
ルス70をその出力端子68に発生する。比較器66は
、また、積分信号64の瞬時値が一定の所定低基準電位
に等しいときに、パルス74をその出力端子72に発生
する。比較器66の出力端子68および72は、マイク
ロプロセツサ76に接続されている。このマイクロプロ
セツサ76は、比較器66からのそれぞれパルス70,
74に応答してそれぞれ第1の制御信号80、第2の制
御信号84を発生する。これらの第1の制御信号80お
よび第2の制御信号84は積分器62へ入力される。電
流変換器58から説明すると、第2の入力信号V2は、
比較器86へ入力される。
この比較器86は、フリツプフロツプ90へ入力される
出力信号88を発生する。フリツプフロツプ90はクロ
ツク信号92も受ける。フリツプフロツプ90は、カウ
ント制御信号98を発生する第1の出力端子94および
反転カウント制御信号100を発生する第2の出力端子
96を持つている。この第2の出力端子96は比較器8
6へ接続されており、第1の出力端子94はカウンタ1
02に接続されている。このカウンタ102は、カウン
ト制御信号98に加えて、クロツク信号92も受ける。
カウンタ102は1組の並列導線104によつてラツチ
106へ接続されている。このラツチ106は第1の制
御信号80および第2の制御信号84も受ける。ラツチ
106の出力は1組の並列導線108によつてマイクロ
プロセツサ76へ入力される。ラツチ106の出力は1
組の並列導線112によつてデイジタル/アナログ(D
/A)変換器110へも入力される。
このD/A変換器110は一対のアナログ信号のうちの
片割れ信号116を発生し、この片割れ信号116は積
分器114へ入力される。この積分器114へは一定の
基準電圧も入力される。積分器114の出力は比較器8
6へ入力される。動作時、第6図に示した計測装置48
は、インジケータダイアグラムによつて囲まれた面積を
計算する。
簡単に云えば、比較器86は、電流成分の時間導関数を
表わす第2の入力信号V2を受ける。比較器86の出力
信号88はフリツプフロツプ90へ入力される。フリツ
プフロツプ90はカウント制御信号98および反転カウ
ント制御信号100を発生する。カウント制御信号98
の発生はこの発明の重要な特色であるので、以下に詳し
く説明する。反転カウント制御信号100は比較器86
へ入力され、負の変化率フイードバツクを提供する。カ
ウント制御信号98はカウンタ102へ入力され、この
カウンタ102はデイジタル・カウントNを生じる。こ
のデイジタル・カウントNは並列導線104によつてラ
ツチ106へ入力される。゛オフセツト2進”法を使用
して、デイジタル・カウントNの平均値は積分器114
の出力信号(比較器86へ入力される)でゼロに調節さ
れる。デイジタル・カウントNは第2の入力信号V2の
積分すなわち電流成分の大きさを表わす。計測装置48
の逐次動作は次のようである。積分器62は第1の入力
信号V1を連続して積分することにより積分信号64を
発生する。この積分信号64(す、Fe(t)Dt軸を
表わし、かつFe(t)Dt軸に沿つて単位値に達した
かどうかを決定するために比較器66によつて検査され
る。正方向で単位値に達したとき、パルス70が出力端
子68に発生されてマイクロプロセツサ76へ入力され
る。マイクロプロセツサ76はパルス70に応答して第
1の制御信号80を発生する。第1の制御信号80は積
分器62をりセツトするとともにラツチ106にデイジ
タル・カウントNのサンプリyグ値を生じさせる。この
サンプリング値は並列導線108によつてマイクロプロ
セツサ76へ入力される。同様に、負方向で単位値に達
したとき、パルス74が出力端子72に発生されてマイ
クロプロセツサ76へ入力される。
マイクロプロセツサ76はパルス74に応答して第2の
制御信号84を発生する。第2の制御信号84は積分器
62をりセツトするとともにラツチ106にデイジタル
・カウントNのサンプリング値を生じさせる。このサン
プリング値も並列導線108によつてマイクロプロセツ
サ76へ入力される。マイクロプロセツサ76は、単位
値に達したときの電圧成分の積分の符号によつて、合計
値を生じる次々のサンプリング値を加算ないし減算する
。その合計値は正/負の電力量を表わすデイジタル値と
比較される0合計値がその正/負の電力量を表わすデイ
ジタル値より大きい/小さい場合に、マイクロプロセツ
サ76は、正/負の電力量を表わす出力パルス78/7
9を発生する。正/負の電力量を表わすデイジタル値は
、その後、合計値から減算される。次に、マイクロプロ
セツサ76は、初期の段階へ戻り、Fe(t)Dt軸に
沿つて単位値に達するときに比較器66がパルスを発生
するのを待つ。この発明を実施する装置およびその動作
のより詳細な説明は、次の3節において第7図および第
8図に基づいてなされる〇3.計測装置の詳細な説明お
よび動作 計測装置48の詳細な回路図を第7図に示す。
第1の入力信号V1は、出力端子57から抵抗119を
通して積分器62中の演算増幅器118の反転入力端子
に入力される。演算増幅器118の出力端子は、コンデ
ンサ120、ダイオード122および抵抗124の並列
回路を介して演算増幅器118の反転入力端子に接続さ
れている。ダイオード122のカソードは、演算増幅器
118の出力端子に接続されている。演算増幅器118
の反転入力端子は負電源へ接続されている。演算増幅器
118の非反転入力端子はアースに接続されている。積
分信号64は演算増幅器118の出力端子で取り出され
る。積分信号は抵抗126を通して比較器66へ入力さ
れる。
比較器66は、クワド(Quad)比較器であるナシヨ
ナル・セミコンダクタ(NatiOnalSemicO
nductOr)社製モデル洗LM339のような市販
の比較回路であり得る。
比較器66は、積分信号64を4ボルトの一定かつ所定
の高基準電位と比較する第1比較器を有している。この
第1比較器からのパルス70は出力端子68に取り出さ
れる。比較器66は、積分信号64を1ボルトの一定か
つ所定の低基準電位と比較する第2比較器を有している
。この第2比較器からのパルス74は出力端子72に取
り出される。出力端子68,72はそれぞれ導線170
,174によつてマイクロプロセツサ76へ接続されて
いる。マイクロプロセツサ76はインテル(InteI
)社製モデル滝C4748のような計算手段である。
マイクロプロセツサ76は、導線180並びにインバー
タ130および抵抗132から成る直列回路を通して接
続点128へ送られる第1の制御信号80を発生する。
マイクロプロセツサ76は、導線184並びにインバー
タ134および抵抗136から成る直列回路を通して接
続点128へ送られる第2の制御信号84も発生する。
接続点128はダイオード138を介してアースに接続
されている。ダイオード138はそのアノードがアース
に接続されている。接続点128は、コンデンサ140
および抵抗142から成る並列回路を介して演算増幅器
118の反転入力端子へ接続されている0最後に、接続
点128は抵抗146を介して負電源144に接続され
ている。次に説明を出力端子61に戻せば、第2の入力
信号V2は抵抗149を通して演算増幅器148の非反
転入力端子に入力される。
この非反転入力端子は、コンデンサ150を介してアー
スに接続され、また抵抗151を介して負電源144に
も接続されている。演算増幅器148の反転入力端子は
アースに接続されている。比較器86の出力信号88は
演算増幅器148の出力端子に取り出される。出力信号
88は、抵抗152、第1のインバータ154および第
2のインバータ156から成る直列回路を通してフリツ
プフロツプ90の入力端子160へ入力される。抵抗1
58は第1のインバータ154の入力側を第2のインバ
ータ156の出力側へ接続する。フリツプフロツプ90
はそのクロツク入力端子162にクロツク信号92を受
けるD型フリツプフロツプである。カウント制御信号9
8はフリツプフロツプ90の第1の出力端子94に取り
出される。反転カウント制御信号100はフリツプフロ
ツプ90の第2の出力端子96に取り出され、抵抗16
4を通して演算増幅器148の非反転入力端子へ入力さ
れる。カウンタ102は第1のカウンタ166、第2の
カウンタ167および第3のカウンタ168から成る。
これらのカウンタはフエアチヤイルド(Fairchi
Id)社製モデルX).CD4O29Aのような市販の
カウンタで良い。各カウンタは制御入力端子、クロツク
入力端子、桁上げ入力端子、桁上げ出力端子および4個
のデータ出力端子を持つている。ラツチ106は、第1
のラツチ176、第2のラツチ177および第3のラツ
チ178から成る。これらのラツチはフエアチヤイルド
社製モデル/F6CD4O42Aのような市販のラツチ
で良い。各ラツチは4個のデータ入力端子、4個のデー
タ出力端子および2個の制御入力端子を持つている。第
1のカウン夕166、第2のカウンタ167および第3
のカウンタ168の各々は、その制御入力端子にカウン
ト制御信号り8を受け、かつそのクロツク入力端子にク
ロツク信号92を受ける。第1のカウンタ166は、そ
の桁上げ入力端子がアースに接続されており、またその
桁上げ出力端子が導線172によつて第2のカウンタ1
67の桁上げ入力端子に接続されている。第2のカウン
タ167の桁上げ出力端子は導線173によつて第3の
カウンタ168の桁上げ入力端子に接続されている。第
1のカウンタ166、第2のカウンタ167および第3
のカウンタ168の各々の4個のデータ出力端子は、並
列導線104の各4本の第1の導線181、第2の導線
182、第3の導線183によつてそれぞれ第1のラツ
チ176、第2のラツチ177、第3のラツチ178の
各4個のデータ入力端子に接続されている。第1のラツ
チ176、第2のラツチ177および第3のラツチ17
8は各々、その一方の制御入力端子に第2の制御信号8
4を受け、かつその他方の制御入力端子に反転された第
1の制御信号を受ける。第1のラツチ176、第2のラ
ツチ177および第3のラツチ178の各々の4個のデ
ータ出力端子は並列導線108によつてマイクロプロセ
ツサ76に接続されている。並列導線108はデイジタ
ル・カウントNのサンプリング値を伝送する。デイジタ
ル・カウントNのサンプリング値の6つの上位桁ビツト
は並列導線112によつてD/A変換器110へ入力さ
れる。
並列導線112の各々はそれぞれ抵抗201,202,
203,204,205,206を介して接続点208
に接続4されている。片割れ信号116は接続点208
に取り出される。デイジタル゜カウントNの最下位桁ビ
ツトは導線222によつてフリツプフロツプ220のク
ロツク入力端子230へ入力される。
フリツプフロツプ220はD型フリツプフロツプであつ
て、クロツク入力端子230の他に、入力端子232、
出力端子234および反転出力端子236を持つている
。入力端子232は導線221によつて反転出力端子2
36に接続されている。出力端子234は抵抗224に
よつて接続点216に接続されている。この接続点21
6は、抵抗226およびコンデンサ228から成る並列
回路を介してアースに接続されている。片割れ信号11
6は積分器114中の演算増幅器210の反転入力端子
へ入力される。
演算増幅器210の非反転入力端子は接続点216へ接
続されている。演算増幅器210の出力端子は抵抗21
2およびコンデンサ214から成る並列回路を介してそ
の反転入力端子に接続されている。演算増幅器210の
出力端子は直列接続の双T型フイルタ240および抵抗
258を介して比較器86中の演算増幅器148の非反
転入力端子へ接続されている。双T型フイルタ240は
互に並列に接続された第1の電流路242および第2の
電流路244から成る。第1の電流路242は、演算増
幅器210の出力端子に始まつて接続点238に終り、
直列接続の第1のコンデンサ246および第2のコンデ
ンサ248(その接続点が抵抗250を介してアースに
接続されている)から成る。同様に、第2の電流路24
4も、演算増幅器210の出力端子に始まつて接続点2
38に終り、直列接続の第1の抵抗252および第2の
抵抗254(その接続点がコンデンサ256を介してア
ースに接続されている)から成る。これで第7図に示し
た計測装置48の構成についての説明は終りである。動
作時、第7図に示した計測装置48は、この望ましい実
施例の1節で述べたようなインジケータダイアグラムに
よつて囲まれた面積を計算する。
第1の入力信号V1は積分器62へ入力されて積分信号
64を発生させる。この積分信号64は比較器66へ入
力され、その瞬時値が2つの基準電位と比較される。積
分信号64のタイム・チヤートは第8A図に示されてい
る。第1の制御信号80、第2の制御信号84はそれぞ
れ第8B図、第8C図に示されている。時点T。からT
1まで、コンデンサ120は充電中で、第1の制御信号
80は高レベル状態すなわち定常状態にあり、そして第
2の制御信号84は低レベル状態すなわち定常状態にあ
る。インバータ130のために第8B図に示した第1の
制御信号80の反転信号が接続点128に供給される。
同様に、インバータ134のために第8C図に示した第
2の制御信号84の反転信号が接続点128に供給され
る。接続点128での第1の制御信号80の反転信号は
Oボルトである。第2の制御信号84の反転信号は平衡
状態になるように負電源144で打消される。従つてこ
の状態では接続点に電流が流れない。第8A図の時点T
。で積分信号64は比較器66中の第1の比較器の限界
と第2の比較器の限界との中間の初期値を持つ。これは
演算増幅器118の反転入力端子へ接続されている負の
バイアス源のためである。時点T1で積分信号64の瞬
時値は4ボルトの高基準電位に等しくなる。時点T1で
パルス70が比較器66の出力端子68に発生される。
パルス70は導線170によつてマイクロプロセツサ7
6へ入力される。パルス70に応答して第1の制御信号
80は第8B図に示したように時点T1からT2まで一
瞬低レベル状態になる。マイクロプロセツサ76は、第
1の制御信号80が低レベル状態にある期間すなわち時
点T1からT2までの長さを制御する。この期間は、第
8B図では大巾に拡大して示されており、約75マイク
ロ秒である。第1の制御信号80および第2の制御信号
84が両方共低レベル状態にある結果、負電源144の
電圧が打消され、正昧正の電荷が接続点128に存在す
る。この正味正の電荷はコンデンサ120に電流を流さ
せる。この電流は、コンデンサ120の一方の極板(演
算増幅器118の反転入力端子へ接続された)での電荷
を増加させ、他方の極板(演算増幅器118の出力端子
へ接続された)での電荷を減少させる。この電荷が減少
するにつれて積分信号64の値も減少する。時点T2で
積分信号64は2.5ボルトの初期状態に戻つた。第1
の制御信号80はその時高レベル状態に戻り、従つてコ
ンデンサ120を再び充電させる。負のりセツトのため
に積分信号64は時点T3で負方向に増加し始め、時点
T4でその瞬時値が1ボルトの低基準電位に等しくなる
時点T4で比較器66はその出力端子72にパルス74
を発生する。このパルス74は導線174によつてマイ
クロプロセツサ76へ入力される。パルス74に応答し
て第2の制御信号84は時点T4からT5まで第8C図
に示したような高レベル状態に一瞬なる。マイクロプロ
セツサ76は、第2の制御信号84.が高レベル状態に
ある期間すなわち時点T4からT5までの長さを制御す
る。この期間は第8C図には拡大して示されており約7
5マイクロ秒である。第1の制御信号80および第2の
制御信号84が両方共高レベル状態にある結果、負電源
144の電圧は打消されず、正味負の電荷が接続点12
8に存在する。この正味負の電荷は電流をコンデンサか
ら流出させる。この電流は、コンデンサ120の一方の
極板での電荷を減少させ、かつ他方の極板での電荷を増
加させる。この電荷が増加すると積分信号64の値も増
加する。時点T5で積分信号64は2.5ボルトの初期
状態に戻つた。その時第2の制御信号84は低レベル状
態に戻りコンデンサ120を再び放電させる。コンデン
サ120をりセツトするために電流を使用することの利
点は、コンデンサ120の値がシフトするならばシフト
した値を補償するのに適当な電圧レベルまで電流がコン
デンサ120をりセツトすることである。
例えば、第8A図に示した時点T5とT6の間では、コ
ンデンサ120の値は積分器62がより速く積分するよ
うに突然シフトする。時点T6からT7までは第2の制
御信号84が高レベル状態にあるりセツト時間であり、
コンデンサ120の値の同一量のシフトにより第2の制
御信号84が高レベル状態にある期間が約75マイクロ
秒の通常のりセツト時間よりも長くなくてもコンデンサ
120はより高い電圧にりセツトされる。積分器62が
より速く積分しかつコンデンサ120がより高い電圧ま
でりセツトされる結果、積分信号64を1ボルトの低基
準電位に再び到達させるのに要する期間である時点T7
からT8までの期間は時点T5からT6までの期間に等
しい。従つて、コンデンサ120の値がシフトしても、
Fe(t)Dt軸沿いの単位値は等しく維持される。時
点T8からT9までコンデンサ120は積分速度の変化
を補償するのに適当な電圧レベルに再びりセツトされる
。積分器62がより遅く積分するようにコンデンサ12
0の値がシフトするならば、すなわち積分信号64が正
方向で増加中にコンデンサ120の値がシフトするなら
ば、同様な結果が生じる。1y 第7図に説明を戻して、出力端子61での第2の入力信
号2は比較器86へ入力される。
この比較器86は負電源144によつて下記のようにバ
イアスされる。すなわち、比較器86の出力信号88は
第2の入力信号V2の正極性および負極性に応答する正
負の値を持つ。第1のインバータ154および第2のイ
ンバータ156はフリツプフロツプ90の入力端子16
0へ入力される出力信号88を遅延させる。この遅延に
より出力信号88は確実に高レベル状態または低レベル
状態に置かれ、遷移状態はなくなる。カウント制御信号
98はフリツプフロツプ90の第1の出力端子94に取
り出される。カウント制御信号98はこの望ましい実施
例の1節で説明したカウント・レート信号Dydtであ
る。カウント制御信号98は第1のカウンタ166、第
2のカウンタ167および第3のカウンタ168がカウ
ントアツプするかカウントダウンするかを決める。フリ
ツプフロツプ90の第2の出力端子96に取り出される
反転カウント制御信号100は比較器86へ入力されて
負の変化率フイードバツクを与える。第1のカウンタ1
66、第2のカウンタ167および第3のカウンタ16
8はデイジタル・カウントNを生じる。このデイジタル
・カウントNは第2の入力信号V2の積分を表わす。デ
イジタル・カウントNの初期値は、下記のように定めら
れ、第2の入力信号V2の積分が零の値を持つ状態を表
わす。この初期値よりも上のデイジタル・カウントNの
値は第2の入力信号V2の積分の正値を表わすが、逆に
初期値よりも下のデイジタル・カウントNの値は第2の
入力信号V2の積分の負値を表わす。これは、オフセツ
ト2進法と呼ばれ、正、負のアナログ量を初期状態より
もそれぞれ上、下のデイジタル・カウントで表わさせる
。最上位桁ビツトが″1′2でその他のビツトが全部″
O′2である初期状態を選ぶことにより、最上位桁ビツ
トは第2の入力信号V2の積分の極性を表わすことにな
る。第1のラツチ176、第2のラツチ177および第
3のラツチ178は第1の制御信号80および第2の制
御信号84に応答してデイジタル・カウントNのサンプ
リング値を生じる。
各ラツチはその他方の制御入力端子に導線293から供
給された第1の制御信号80の反転信号を受ける。各Z
Uラツチはその一方の制御入力端子に導線294から供
給された第2の制御信号84を受ける。
第1のラツチ176、第2のラツチ177および第3の
ラツチ178はデイジタル・カウントNをサンプリング
保持し、もつて互に逆の状態の信号が両方の制御入力端
子に存在する時デイジタル・カウントNのサンプリング
値を生じる。定常状態では第1の制御信号80の反転信
号は低レベル状態にあり、そして第2の制御信号84も
低レベル状態にある。この状態では第1のラツチ176
、第2のラツチ177および第3のラツチ178はデイ
ジタル・カウントNのサンプリング値を生じない。正の
りセツト状態では第1の制御信号801が一瞬低レベル
状態になる。従つて第1の制御信号80の反転信号は一
瞬高レベル状態になる。第2の制御信号8・4は低レベ
ル状態をとり続け、もつて第1のラツチ176ないし第
3のラツチ178の両方の制御入力端子での信号がサン
プリング値を生じるために互に逆の状態にあると云う要
件を満足する。全ラツチの両方の制御入力端子での信号
の極性が互に逆である時のこの期間中、デイジタル・カ
ウントNのサンプリング値は各ラツチの出力端子に取り
出される。同様な事態は、第2の制御信号84が一瞬高
レベル状態にある負のりセツト期間中にも生じる。この
事態も各ラツチの両方の制御入力端子に互に逆の状態が
存在する要件を矢張り満足し、そしてデイジタル・カウ
ントNのサンプリング値が生じられる。要するに、積分
器62が正方向か負方向のどちらかでりセツトされる時
にはいつでもデイジタル・カウントNのサンプリング値
は生じられる。このサンプリング値は並列導線108に
よつてマイクロプロセツサ76へ入力される。デイジタ
ル・カウントNの初期値は下記のようにして定められる
デイジタル・カウントNのサンプリング値の6つの上位
桁ビツトは並列導線112によつてD/A変換器110
へ入力される。このD/A変換器110は、積分器11
4へ入力されるアナログ片割れ信号116を発生する。
積分器114は接続点216から正電圧も受ける。この
正電圧はデイジタル・カウントNの初期状態を定める。
D/A変換器110、積分器114および双T型フイル
タ240はフイードバツク路を提供する。D/A変換器
110によつて発生された片割れ信号116は直流安定
性を与える。積分器114はデイジタル・カウントNの
初期状態を与える。双T型フイルタ240は積分器11
4およびD/A変換器110を補償するのに適切な移相
を行なわせる。比較器86へフイードバツクされる信号
はこのように直流安定性を回路に与え、そしてデイジタ
ル・カウントNの初期状態も確立する。接続点216で
の正電圧は2.5ボルトの一定の基準電圧である。
この基準電圧はコンデンサ228によつて発生され、こ
のコンデンサ228はフリツプフロツプ220によつて
発生された充電信号で連続して充電される。フリツプフ
ロツプ220はそのクロツク入力端子230にデイジタ
ル・カウントNの最下位桁ビツトを受ける。この最下位
桁ビツトはクロツク信号の1/2の周波数を持つている
。反転出力端子236は導線221によつて入力端子2
3″2へ接続されている。出力端子234に取り出され
る充電信号は最下位桁ビツトの1/2の周波数すなわち
クロツク信号の1/4の周波数を持つている。充電信号
は低レベル状態が0ボルトで高レベル状態が5ボルトで
ある100KHzの方形波である。100KHzの周波
数ではコンデンサ228がOボルトと5ボルトの中間の
電圧レベルすなわち2.5ボルトに極めて正確に充電さ
れる。
第7図に示した計測装置、48の逐次動作は、第9図に
示すフローチヤートを参照することによつてもつと容易
に理解されよう。
第9図は、インジケータダイアグラムによつて囲まれた
面積を測定する際に計測装置48によつて行なわれる動
作シーケンスの概要を示している。このプログラムは、
プロツク265で開始される。最初のステツプ267は
、マイクロプロセツサ76に記憶された合計値を零にセ
ツトすることである。次のステツプ268は、マイクロ
プロセツサ76が、比較器66の出力端子68に質関し
てパルス70があるかどうかを決定する決定ステツプで
ある。パルス70があるならば、これはFe(t)Dt
軸に沿つて正方向で単位値に達したことを示し、そして
マイクロプロセツサ76は第9図のステツプ269へ進
む。ステツプ269では、第1の制御信号80′が一瞬
低レベル状態になり、これに応答して第1のラツチ17
6、第2のラツチ177および第3のラツチ178はデ
イジタル・カウントNのサンプリング値を生じる。
積分器62はステツプ270でりセツトされる。ステツ
プ269で生じられたサンプリング値はステツプ271
で合計値に加算される。サンプリング値の最上位桁ビツ
トがサンプリング値の符号を表わすので、゛1゛の最上
位桁ビツトを持つサンプリング値は合計値へ加算される
が、その間“O゛の最上位桁ビツトを持つサンプリング
値は合計値から減算される。ステツプ272において直
流オフセツト・レジスタにストアされたデイジタル数が
インクリメントされる。ステツプ269,270,27
1および272は、決定ステツプ268の結果が肯定で
ある場合にのみ実行される。もし決定ステツプ268の
答が否定であるならば、マイクロプロセツサ76はステ
ツプ274へ行く。このステツプ274は、比較器66
の出力端子72へ質関してパルス74があるかどうかを
決定するステツプである。パルス74がない場合には、
マイクロプロセツサ76は第9図のステツプ268へ戻
る。パルス74があるときには、これはFe(t)Dt
軸に沿つて負方向に単位値に達したことを示し、マイク
ロプロセツサ76は第9図のステツプ275へ進む。ス
テツプ275では、第2の制御信号84が一瞬高レベル
状態になり、これに応答して第1のラツチ176、第2
のラツチ177および第3のラツチ178はデイジタル
・カウントNのサンプリング値を生じる。
積分器62はステツプ276でりセツトされる。ステツ
プ275で生じられたサンプリング値84はステツプ2
77で合計値から減算される。゛1”の最上位桁ビツト
を持つサンプリング値は合計値から減算されるが、その
間゛O゛の最上位桁ビツトを持つサンプリング値は合計
値へ加算される。ステツプ278において直流オフセツ
ト・レジスタにストアされたデイジタル数がデクリメン
トされる。ステツプ272またはステツプ278からマ
イクロプロセツサ76は決定ステツプ280へ進む。
この決定ステツプ280で、合計値は、マイクロプロセ
ツサに記憶されたデイジタル数Yと比較される。このデ
イジタル数Yは、電力量の量子化単位を表わしている。
合計値がYより大きいならば、マイクロプロセツサ76
は、ステツプ281で、Yの電力量の正の単位を表わす
出力パルス78を発生する。それから、マイクロプロセ
ツサは、ステツプ282で、合計値からY(ステツプ2
81での出力パルス78が表わす値)を減算する。それ
から、マイクロプロセツサは、ステツプ283へ進む。
ステツプ280で合計値がYよりも大きくないならば、
マイクロプロセツサ76は決定ステツプ284へ進み、
ここで合計値が−Yと比較される〇合計値が−Yより小
さくないならば、マイクロプロセツサ76はステツプ2
83へ直接進む。
ステツプ284でもし合計値が−Yより小さいならば、
マイクロプロセツサ76はステツプ285でYの負の電
力量を表わす出力パルス79を発生する。ステツプ28
6で、−Y(ステツプ285での出カパルス79が表わ
す値)は合計値から減算される。マイクロプロセツサは
、それから、ステツプ283へ進む。ステツプ283は
、直流オフセットレジスタがオーバーフロウしたかどう
かをマイクロプロセツサ76が決定する決定ステツプで
ある。
もし直流オフセツト・レジスタがオーバーフロウしたな
らば、これは正のサンプリング値が多すぎる程生じたこ
とを示す。マイクロプロセツサ76は積分器62の直流
バイアスを調節することにより多すぎる正のサンプリン
グ値を補償する。これは、第1の制御信号80が低レベ
ル状態にある期間を少し例えば約5マイクロ秒長くする
ことによりステツプ288で達成される。この時間延長
は積分器62の直流バイアスを補正する。その後マイク
ロプロセツサ76は決定ステツプ268へ戻る。決定ス
テツプ283で直流オフセツト・レジスタがオーバーフ
ロウしていなかつたならば、マイクロプロセツサは決定
ステツプ289へ進む。この決定ステツプ289では直
流オフセツト・レジスタがアンダーフロウしたかどうか
をマイクロプロセツサ76が決定する。直流オフセツト
・レジスタがアンダーフロウしていなかつたならば、マ
イクロプロセツサは決定ステツプ268へ戻る。決定ス
テツプ289で直流オフセツト・レジスタがアンダーフ
ロウしたならば、これは負のサンプリング値が多すぎる
程生じたことを示す。マイクロプロセツサ76は積分器
62の直流バイアスを調節することにより多すぎる負の
サンプリング値を補償する。これは、第2の制御信号8
4が高レベル状態にある期間を少し例えば約5マイクロ
秒長くすることによりステツプ290で達成される。こ
の時間延長は積分器62の直流バイアスを補正する。そ
の後マイクロプロセツサ76は決定ステツプ268へ戻
る。これで、第9図のフローチヤートの説明を終る。こ
\で正しい見方を忘れないようにするため、第9図に示
した各ステツプはパルス70または74が出力端子68
または72のそれぞれに発生する毎に実行されるという
ことを思い出されたい。
各サイクル中、公称線路電圧で、約50のサンプリング
値が生じられる。60Hzの公称周波数では、このこと
は、1秒当り3000のサンプリング値が生じられるこ
とを意味している。
換言するならば、第9図に示した各ステツプは、1秒毎
に約3000回実行される。この発明の重要な特徴は、
第1の制御信号80および第2の制御信号84がマイク
ロプロセツサ76によつて発生されることである。
第1の制御信号80は高レベル状態すなわち定常状態お
よび低レベル状態を持ち、第2の制御信号84は低レベ
ル状態すなわち定常状態および高レベル状態を持つ。マ
イクロプロセツサ76は、第1の制御信号80の低レベ
ル状態の時間および第2の制御信号84の高レベル状態
の時間を制御する。第1の制御信号80の低レベル状態
と比較器66の出力端子68に発生される各パルス70
との間には第8A図について上述したように1対1の対
応関係がある。同様に、第8A図について上述したよう
に、第2の制御信号84の高レベル状態と比較器66の
出力端子72に発生される各パルス74との間には1対
1の対応関係がある。第1の制御信号801第2の制御
信号84のりセツト機能およびラツチング機能はそれぞ
れ第8B図、第8C図について上述した。これらの制御
信号によつて行なわれる他の2つの機能はデイザ一(D
ither)の導入および積分器62のための直流オフ
セツト調節電圧の発生である。これらの機能については
以下に詳しく説明する。この発明の特徴は、デイザ一の
導入である。
デイザ一は、積分信号64の時間定義域での無作為シフ
トである。デイザ一は、第2の入力信号V2のサンプリ
ングを無作為化するために導入される。デイザ一は、第
1の入力信号V1が正方向で零点と交叉する毎に、すな
わち各サイクルに1回マイクロプロセツサ76によつて
導入される。これは第8A図の時点TlOで起る。時点
Tllで開始された第1の制御信号80の低レベル状態
の持続時間は、5マイクロ秒だけ少し増大される。この
時間延長により、時点TlOから時点Tllまでコンデ
ンサ120によつて蓄積された電荷よりも多くの電荷が
コンデンサから除去され得る。従つて、時点Tl2での
電圧レベルから4ボルトの高基準電位になるまでの方が
、時点T。から時点T1までのような他の同様な期間よ
り長くか\るように、積分信号64はより低い電圧にり
セツトされる。第8A図において時点T,lでのデイザ
一の導入は、コンデンサ120の値がシフトしておりか
つ積分信号64が異なる電圧レベルヘリセツトされて上
述したようにコンデンサの値のシフトを補償する場合と
非常によく似ている。
しかしながら、コンデンサ120の値のシフトのために
積分信号64が2.5ボルト以外の電圧レベルヘリセツ
トされるとき、それは積分速度が変化したことを補償し
ようとし、そしてFe(t)Dt軸に沿つての単位値を
等しく保つためには異なるりセツト電圧が必要である。
積分信号64がデイザ一を導入するために2.5ボルト
よりも低い電圧レベルヘリセツトされるとき、それはF
e(t)Dt軸に沿つての単位値の1つをわずかにより
大きくしようとし、従つて第2の入力信号V2の以後の
サンプリング値を無作為化する。この発明では、無作為
化の程度が制御され、常に無作為化が行なわれる。この
発明の重要な特色は積分器62の直流オフセツト電圧を
補正することである。
積分器62はバイアス電圧と入力オフセツト電圧を必要
とし、その両方共積分されかつコンデンサ120に貯え
られる。コンデンサ120に貯えられるこの不所望な電
荷が正であるならば、第8A図に示した積分信号64の
基準レベルは時点Tl2からTl3まで2.5ボルトよ
りも少し高い或る基準レベルに増加する。長い期間これ
は負のサンプリング値よりも多い正のサンプリング値を
生じさせる。直流オフセツト補正の目的は積分信号64
の基準レベルを2.5ボルトに戻すこと、従つて長い期
間正のサンプリング値の数を負のサンプリング値の数に
等しくすることである。マイクロプロセツサ76は、直
流オフセツト・レジスタがオーバーフロウした、すなわ
ち117の限界を超えたかどうか、或は直流オフセツト
・レジスタがアンダーフロウした、すなわち40の限界
を下回つたかどうかを決定する。
第8A図の時点Tl4において直流オフセツト・レジス
タに貯えた数が118であるとすれば、マイクロプロセ
ツサ76は時点Tl4で開始された第1の制御信号80
の低レベル状態の持続時間を5マイクロ秒だけ少し長び
かせる。持続時間延長の結集積分信号64は2.5ボル
トに近い電圧レベルまで戻される。これは正のサンプリ
ング値をより多くそして負のサンプリング値をより少な
く生じる補正効果を持つOコンデンサ120に貯えられ
た過剰電荷が負である時にも同様な直流オフセツト補正
が必要である。
この場合は負のサンプリング値が過剰になるとともに正
のサンプリング値が不足する。もし直流オフセツト゜レ
ジスタに貯えた数が40よりも小さいならば、第2の制
御信号84の次の高レベル状態の持続時間は5マイクロ
秒だけ長びかされる。この持続時間延長は積分信号64
を2.5ボルトに近い電圧レベルにりセツトする。これ
は負のサンプリング値をより少なくそして正のサンプリ
ング値をより多く生じる補正効果を持つ。直流オフセツ
ト補正はデイザ一の導入に大変良く似ている。
し力化ながら、デイザ一の目的はFe(t)Dt軸沿い
の1つのサンプリング値を他のサンプリング値よりも大
きくすることである。直流オフセツト補正の目的はFe
(t)Dt軸沿いの全てのサンプリング値を等しくする
ことである。直流オフセツト・レジスタに貯えた数は正
のサンプリング値の数から負のサンプリング値の数を差
し引いた合計である。この数を117の高い限界と40
の低い限界との間に維持することにより、正のサンプリ
ング値の正昧の数は長い周期の間負のサンプリング値の
正昧の数に事実上等しくなろう。第1および第2の制御
信号の機能をこ\で簡単にふり返つてみれば、これらの
制御信号は積分信号64の瞬時値が基準電位に等しくな
る毎に積分器62をりセツトしかつラツチ106にサン
プリング値を生じさせる。制御信号は第2の入力信号V
2のサンプリング値を無作為化するためにデイザ一を周
期的に導入する。最後に、制御信号は必要υ時にはいつ
でもコンデンサ120の直流電圧レベルを補正する。要
約すれば、この発明は、インジケータダイアグラムによ
つて囲まれた面積を測定することによつて交流電力量の
値を測定する計測装置を提供する。
こ\に開示したこの発明の実施例は、その他の電力量を
計算するように入力信号を変えかつマイクロプロセツサ
76のプログラムを変えることにより変形され得る。キ
ロワツト時を計算することについて上述してきたのであ
るが、これは単に例示であつて、これに限定されるもの
ではない。この発明の範囲内においてこの発明の別の実
施例が考えられうることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は交流電力量の電圧成分と電流成分とが同じ周期
を有している場合のインジケータダイアグラムを例示し
た図、第2図、第3図および第4図はインジケータダイ
アグラムによつて囲まれた面積を近似するため計測装置
によつて生じられるサンプリング値を例示した図、第5
図は積分器としてカウンタを利用する回路を例示した図
、第6図はこの発明による計測装置のプロツク図、第7
図はこの発明による計測装置の電気回路図、第8A図は
積分器の積分信号を時間に関してプロツトした曲線図、
第8B図、第8C図はそれぞれ第1の制御信号、第2の
制御信号を時間に関してプロツトした曲線図、第9図は
この発明の動作の概要を示すフローチヤートである。 54・・・・・・電圧変換器、58・・・・・・電流変
換器、62と114・・・・・・積分器、66と86・
・・・・・比較器、76・・・・・・マイクロプロセツ
サ、90・・・・・・フリツプフロツプ、102・・・
・・・カウンタ、106・・・・・・ラツチ、110・
・・・・・D/A変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電圧成分および電流成分によつて定められる交流電
    力量の値を測定するためにインジケータダイアグラムの
    面積を計算しかつ積分器としてカウンタを利用する計測
    装置であつて、前記電圧成分を表わす第1の入力信号お
    よび前記電流成分の時間導関数を表わす第2の入力信号
    を発生する入力手段と、前記第1の入力信号を積分して
    積分信号を発生する積分手段と、前記積分信号の瞬時値
    を一定の所定基準電位の複数の大きさと比較する比較手
    段と、この比較手段に応答して前記積分手段をリセット
    する2つの制御信号を発生する計算手段と、正入力端子
    、負入力端子および出力端子を有して前記第2の入力信
    号が印加される比較器並びにこの比較器の前記出力端子
    へ接続された入力端子、クロック入力端子、前記第2の
    入力信号に応答して第1の状態および第2の状態を持つ
    たカウント制御信号を発生する出力端子および反転出力
    端子を有するフリップフロップから成り、一定の期間前
    記カウント制御信号が前記第1の状態にある時間の前記
    期間に対する比で前記期間中の前記第2の入力信号の大
    きさの変化率を表わすようにした手段と、前記カウント
    制御信号に応答して前記第2の入力信号の時間積分の瞬
    時値を表わすディジタル・カウントを生じ、かつ前記制
    御信号に応答して前記ディジタル・カウントのサンプリ
    ング値を生じる手段と、を備え、 前記計算手段は、サンプリング値を次々に累積しかつ前
    記電流成分と前記電圧成分の時間積分との積の時間積分
    を表わす合計値を生じ、またこの合計値に応答して前記
    交流電力量を表わす出力信号を発生するようになつてい
    る。 計測装置。 2 比較手段は、積分信号の瞬時値が+4ボルトの基準
    電位に等しくなる毎にパルスを発生する第1の出力端子
    および前記積分信号の前記瞬時値が+1ボルトの基準電
    位に等しくなる毎にパルスを発生する第2の出力端子を
    有する特許請求の範囲第1項記載の計測装置。 3 ディジタル・カウントを生じる手段は、第1、第2
    および第3のカウンタであつてその各々が制御入力端子
    、4個のデータ出力端子、桁上げ入力端子および桁上げ
    出力端子を有するものと、第1、第2および第3のラッ
    チであつてその各々が4個のデータ入力端子、4個のデ
    ータ出力端子および2個の制御入力端子を有するものと
    を含む特許請求の範囲第1項記載の計測装置。
JP55124730A 1979-09-10 1980-09-10 計測装置 Expired JPS5946343B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/073,825 US4250552A (en) 1979-09-10 1979-09-10 AC Electric energy meter utilizing a counter as an integrator
US073825 1993-06-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5646470A JPS5646470A (en) 1981-04-27
JPS5946343B2 true JPS5946343B2 (ja) 1984-11-12

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ID=22116029

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JP55124730A Expired JPS5946343B2 (ja) 1979-09-10 1980-09-10 計測装置

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CA (1) CA1152569A (ja)

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Publication number Publication date
US4250552A (en) 1981-02-10
CA1152569A (en) 1983-08-23
JPS5646470A (en) 1981-04-27

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