JPS59462B2 - 鉱滓の脆化方法 - Google Patents
鉱滓の脆化方法Info
- Publication number
- JPS59462B2 JPS59462B2 JP51053846A JP5384676A JPS59462B2 JP S59462 B2 JPS59462 B2 JP S59462B2 JP 51053846 A JP51053846 A JP 51053846A JP 5384676 A JP5384676 A JP 5384676A JP S59462 B2 JPS59462 B2 JP S59462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- weight
- present
- embrittle
- powdered mineral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鉱石の還元、金属の溶融精錬時に発生量する鉱
滓の性状を改良することに関する。
滓の性状を改良することに関する。
鉱滓は鉱石の還元、金属の溶融精錬時に不可避的に発生
するものであり、この鉱滓の処理はその発生量の大なる
こともあって近時大きな問題となっている。
するものであり、この鉱滓の処理はその発生量の大なる
こともあって近時大きな問題となっている。
特に処理工程上の問題点の１つとして一冷却固化した鉱
滓はかなりの強度を有するものであるので、大塊のまま
固化させるとその後の移送、粉砕といった次工程作業か
非常に大がかりのものとなることである。
滓はかなりの強度を有するものであるので、大塊のまま
固化させるとその後の移送、粉砕といった次工程作業か
非常に大がかりのものとなることである。
従って燃滓を脆化し、破砕容易なものにすることが望ま
ｎて来た。
ｎて来た。
本発明は溶融乃至半溶融状態にある鉱滓に、その鉱滓の
有する温度で溶融しない粉状鉱物質（ＣａＣ０３、Ｓｉ
Ｏ２を除く）を鉱滓１００重量部に対し１重量部以上３
０重量部以下を添加、混合することにより、冷却固化時
の鉱滓を脆化せしむる方法を提供する。
有する温度で溶融しない粉状鉱物質（ＣａＣ０３、Ｓｉ
Ｏ２を除く）を鉱滓１００重量部に対し１重量部以上３
０重量部以下を添加、混合することにより、冷却固化時
の鉱滓を脆化せしむる方法を提供する。
本発明によって得られた固化鉱滓は本発明によらない固
化鉱滓に比し脆いので、例えば大塊状で固化した場合で
も極めて容易に粉砕できるし、更には本発明の好適な実
施により鉱滓は容易に小塊状あるいは粒状とすることが
出来るので、鉱滓中に混在する有用金属の回収を行なっ
たり、鉱滓を建材など有効資源化する場合など本発明の
実用的価値は非常に高い。
化鉱滓に比し脆いので、例えば大塊状で固化した場合で
も極めて容易に粉砕できるし、更には本発明の好適な実
施により鉱滓は容易に小塊状あるいは粒状とすることが
出来るので、鉱滓中に混在する有用金属の回収を行なっ
たり、鉱滓を建材など有効資源化する場合など本発明の
実用的価値は非常に高い。
□ 本発明について以下に詳細に説明する。
添加する粉状鉱物質、は、改質を受ける溶融乃至半溶融
状態にある鉱滓の温度で溶融しないものが選ばれる。
状態にある鉱滓の温度で溶融しないものが選ばれる。
具体的には金属の酸化物、水酸化物、炭酸化物などを主
成分とするものが好適であり、もちろんこれらの混合物
であってもよく、特に高純度のものを要しない。
成分とするものが好適であり、もちろんこれらの混合物
であってもよく、特に高純度のものを要しない。
また粉状であわば多少含水状態にあってもよい。
実用上低価格のものは酸化物としてはＣａ Ｏ，Ｍ Ｓ
’ ０． Ａｌ ２０ａ、水酸化物としてはＣａ（ＯＨ
）２、ＭＳ’（ＯＨ）２、Ａｌ（ＯＨ）３、炭酸化物と
してはＭｆ００３などが挙げられる。
’ ０． Ａｌ ２０ａ、水酸化物としてはＣａ（ＯＨ
）２、ＭＳ’（ＯＨ）２、Ａｌ（ＯＨ）３、炭酸化物と
してはＭｆ００３などが挙げられる。
こわらは天然鉱物あるいは産業排出物として入手が容易
である。
である。
粉状鉱物質の粒度は特に制限はないが、粒径が小なる程
得らｎる本発明の効果がよく、実用的には１ｍｍ以下の
ものが好ましい。
得らｎる本発明の効果がよく、実用的には１ｍｍ以下の
ものが好ましい。
こｎは通常の粉砕方法で得られる粒度分布に２ける平均
粒径を示す。
粒径を示す。
添加量は目的とする鉱滓の脆化程度、粉状鉱物質の種類
、添加方法などによって加減されねばならないが、鉱滓
１００重量部に対し１重量部以上であれは本発明の効果
が得られる。
、添加方法などによって加減されねばならないが、鉱滓
１００重量部に対し１重量部以上であれは本発明の効果
が得られる。
添加量の上限はないが、添加費用、添加による鉱滓全体
量の増加を考慮すれば鉱滓１００重量部に対し３０重量
部以下が好ましい。
量の増加を考慮すれば鉱滓１００重量部に対し３０重量
部以下が好ましい。
上記の粉状鉱物質が鉱滓に冷加混合される。
添加は鉱滓が溶融乃至半溶融状態にあれば何時でもよい
。
。
混合は添加後攪拌して粉状鉱物質を鉱滓中に分散させる
が分散状態は特に厳密な均一性を要求されるものでなく
、粉状鉱物質が一部に極端に偏在しない程度でよい。
が分散状態は特に厳密な均一性を要求されるものでなく
、粉状鉱物質が一部に極端に偏在しない程度でよい。
又鉱滓が流動状態にあるときは鉱滓表面に粉状鉱物質を
添加すればその後特に攪拌しなくとも本発明の効果が得
られる。
添加すればその後特に攪拌しなくとも本発明の効果が得
られる。
更にまた先に挙げた鉱物質のなかで、水酸化物、炭酸化
物は溶融鉱滓温度ではそれぞ孔水蒸気、炭酸ガスを容易
に離脱するので、あらかじめ空の滓鍋の底部にこれら水
酸化物あるいは炭酸化物を必要量平均的に散布しておき
、その上に溶融鉱滓を流し込めば粉状鉱物質は離脱ガス
によって鉱滓中に混入されるので特に攪拌しなくとも本
発明の効果が得られる。
物は溶融鉱滓温度ではそれぞ孔水蒸気、炭酸ガスを容易
に離脱するので、あらかじめ空の滓鍋の底部にこれら水
酸化物あるいは炭酸化物を必要量平均的に散布しておき
、その上に溶融鉱滓を流し込めば粉状鉱物質は離脱ガス
によって鉱滓中に混入されるので特に攪拌しなくとも本
発明の効果が得られる。
粉状鉱物質を添加した鉱滓はそのまま放冷してもよく、
また水中に投入あるいは水シヤワー散布＊によって強制
冷却を行なってもよい。
また水中に投入あるいは水シヤワー散布＊によって強制
冷却を行なってもよい。
本発明によって得られた鉱滓は冷却固化時非常に脆い性
質を示す。
質を示す。
特に好適な実施の場合、固化した鉱滓は小塊状乃至砂状
を呈するので、爾後の取扱いが極めて容易である。
を呈するので、爾後の取扱いが極めて容易である。
以下に実施例を述べるが、これら実施例は本発明を限定
するものではない。
するものではない。
実施例 １
冷却固化した製鉄高炉滓を電気炉で再溶融した。
この溶融鉱滓に下表１に示す種類、量の粉状鉱物質を鉱
滓表面に散布した後攪拌棒で短時間攪拌し、直ちに炉か
ら出して別の容器に流し取り放冷した。
滓表面に散布した後攪拌棒で短時間攪拌し、直ちに炉か
ら出して別の容器に流し取り放冷した。
得らｎた効果を同表に示す。
実施例 ２
実施例１と同様に溶融した鉱滓を、あらかじめ底部に所
定量の、水または炭酸ガスを離脱する粉状鉱物質を散布
した別容器に流し込み、そのまま放冷し１こ。
定量の、水または炭酸ガスを離脱する粉状鉱物質を散布
した別容器に流し込み、そのまま放冷し１こ。
Claims (1)
- １ 溶融乃至半溶融状態にある鉱滓に、その鉱滓の有す
る温度で溶融しない粉状鉱物質（ＣａＣＯ３、ＳｉＯ□
を除く）を鉱滓１００重量部に対し１重量部以上３０重
量部以下添加、混合することにより、冷却固化時の鉱滓
を脆化せしむる方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51053846A JPS59462B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 鉱滓の脆化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51053846A JPS59462B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 鉱滓の脆化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52137427A JPS52137427A (en) | 1977-11-16 |
| JPS59462B2 true JPS59462B2 (ja) | 1984-01-06 |
Family
ID=12954127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51053846A Expired JPS59462B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 鉱滓の脆化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59462B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10966374B2 (en) | 2018-10-29 | 2021-04-06 | Advanced Intelligent Systems Inc. | Method and apparatus for performing pruning operations using an autonomous vehicle |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL8902935A (nl) * | 1989-11-28 | 1991-06-17 | Leonardus Mathijs Marie Nevels | Werkwijze voor het verwerken van asresten alsmede daarbij te gebruiken verglazingsoven. |
-
1976
- 1976-05-13 JP JP51053846A patent/JPS59462B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10966374B2 (en) | 2018-10-29 | 2021-04-06 | Advanced Intelligent Systems Inc. | Method and apparatus for performing pruning operations using an autonomous vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52137427A (en) | 1977-11-16 |
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