JPS5945536B2 - 固着防止装置 - Google Patents

固着防止装置

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JPS5945536B2
JPS5945536B2 JP48133664A JP13366473A JPS5945536B2 JP S5945536 B2 JPS5945536 B2 JP S5945536B2 JP 48133664 A JP48133664 A JP 48133664A JP 13366473 A JP13366473 A JP 13366473A JP S5945536 B2 JPS5945536 B2 JP S5945536B2
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gate
signal
detection signal
time
input terminal
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JP48133664A
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JPS49113087A (ja
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ライネツケ エ−リツヒ
イ−ゼルンハ−ゲン フリツツ
クラツト アルフレ−ト
シユラ−マン ビルヘルム
リンデマン クラウス
バイゼ ルツツ
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Wabco Fahrzeugbremsen GmbH
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Wabco Fahrzeugbremsen GmbH
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Publication of JPS5945536B2 publication Critical patent/JPS5945536B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/176Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
    • B60T8/1761Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure
    • B60T8/17613Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to wheel or brake dynamics, e.g. wheel slip, wheel acceleration or rate of change of brake fluid pressure based on analogue circuits or digital circuits comprised of discrete electronic elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輪の特定値以上の回転減速度および回転加
速度および車両の基準速度より特定の値以上だけ低い車
輪速度に応動して、論理ゲートを介して車輪制動シリン
ダの制動圧力を制御する圧力媒体供給電磁弁および圧力
媒体排出電磁弁を励磁する、固着防止される車両制動装
置用回路装置に関する。
固着防止装置をもつ自動車において適切な制動を行なう
ために、実際の制動圧力を、最大制動圧力曲線より下に
ある理想的な制動圧力曲線に合わせることが望まれる。
これは、理想的な制動圧力曲線を著しく越える制御を避
けねばならないことを意味する。
ゆるやかな圧力勾配で制動圧力の再上昇を行なうと、大
きい行過ぎ制御、したがって大きい調整遊びを避けられ
るが、制動力の利用は、制動圧力と共に大きくなる制動
ヒステリシスのため不十分となる。
ここで制動ヒステリシスとは、制動操作素子の摩擦のた
め、制動をかける際大きい力または車輪制動シリンダに
高い圧力が必要になる現象をいう。
これに反し制動を解除すると、力がかなり減少するまで
この制動作用が維持される。
制動ヒステリシスに打勝つために経過せねばならない圧
力範囲は、同一のゆるやかな圧力勾配で経過する結果、
制動装置の再応動するまでの時間が著しく長くなる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第1755617号明細
書において、構造上高価な調整弁を設けることによって
制動圧力の再上昇をまず急速に行なわせ、それから固着
圧力の範囲で圧力上昇を徐々に行なわせることが公知で
ある。
この構造上高価な調整弁は製造および組立てが困難であ
り、また複雑な構造様式のため故障しやすい。
本発明の課題は、制動ヒステリシスの有害な影響を少な
くし、また実際の制動圧力を大幅な行過ぎなしに理想的
な制動圧力曲線に沿って変化させるように、最初に述べ
た制動装置用回路装置を改良することにある。
本発明によればこの課題は次のようにすることによって
解決される。
すなわち出力端を供給電磁弁に接続される第1のORゲ
ートが、車輪の回転減速度が特定の限界値を超過したと
きに発生される第1の検知信号を入力端に供給され、こ
の第1の検知信号および車輪の回転加速度が特定の限界
値を超過したときに発生される第2の検知信号とを供給
される第2のORゲートの出力端が、特定の復旧遅延時
間をもつ第1の復旧遅延素子を介して第1のANDゲー
トの入力端へ接続され、車輪速度が特定の値だけ車両の
基準速度より低下したとき発生される第3の検知信号が
第1のORゲートの他の入力端へ供給され、第1の検知
信号および第3の検知信号をそれぞれ否定入力端に受け
また第1の復旧遅延素子の出力信号を入力端に受ける第
2のANDゲートが、出力端を第1のANDゲートの否
定入力端に接続され、第2のANDゲートの出力端が特
定の応答遅延時間をもつ応答遅延素子および第1の復旧
遅延素子より短い復旧遅延時間をもつ第2の復旧遅延素
子を介してパルス化装置へ接続され、このパルス化装置
の出力端が、第1の検知信号を否定入力端に受ける第3
のに山ゲートの入力端へ接続され、この第3のANDゲ
ートおよび第1のANDゲートの出力端が第1のORゲ
ートのそれぞれ他の入力端へ接続され、出力端を排出電
磁弁に接続される第3のORゲートが第1の検知信号を
入力端に供給され、第2の検知信号を否定入力端に受け
また第3の検知信号を入力端に受ける第4のANDゲー
トの出力端が、第3のORゲートの他の入力端に接続さ
れている。
本発明によれば、制動圧力を急速に上昇する最初の時間
に続いて、応答遅延素子により設定される後の制動圧力
供給段階においてのみ、パルス化装置を供給電磁弁に作
用させて、次の減速信号(第1の検知信号)が生ずるま
で制動圧力をパルスにより徐々にさらに上昇することに
よって、制動力をいっそうよく利用することができ、理
想的な制動圧力曲線を甚だしく下回ったり超過したりす
るのを回避することができる。
最初の急峻な制動圧力供給段階のため不足制動はもはや
おこらず、第2のパルス状供給段階における小さい圧力
勾配のため過制動もおこらない。
しかも本発明により行なわれる改善は、比較的簡単な回
路素子によって実現される。
さらに制動圧力と共に増大する制動ヒステリシスに打勝
つため、制動圧力の大きい範囲では圧力の供給が急速に
行なわれ、圧力上昇値が大きくなるようにすることも可
能である。
本発明の実施例を、以下図面によって説明する。
まず図示しない検出信号装置から信号−す。
十す、、+b2および△■が第1図に示す回路装置へ供
給される。
ここで−b倍信号車輪の回転減速度(絶対値)が特定の
限界値を超過したときに発生される信号であり、+b1
信号は車輪の回転加速度が特定の限界値を超過したとき
に発生される信号であり、+b2信号は車輪の回転加速
度が+b1信号の場合より大きい別の限界値を超過した
ときに発生される信号であり、△Vは車輪速度VRが特
定の値だけ車両の基準速度■Refより低下したときに
発生される信号である。
さて−b倍信号ORゲート19、ORゲート20および
ORゲート21の入力端へ、またANDゲート22およ
び23の否定入力端へそれぞれ直接供給される。
△V倍信号ORゲート19の他の入力端およびANDゲ
ート24の入力端およびANDゲート23の他の否定入
力端へそれぞれ直接供給される。
+b1信号はORゲート20の他の入力端とΔDゲート
23および24の他の否定入力端とへそれぞれ直接供給
される。
さらに+b2信号はANDゲート23および24の他の
否定入力端へ、またORゲート19の出力端に接続され
たANDゲート25の否定入力端へ同様に供給される。
ORゲート20から発生される信号は、Zl−350m
sの復旧遅延時間をもつ復旧遅延素子26を経て、A
NDゲート27および23の入力端へ、またANDゲー
ト24の他の否定入力端へそれぞれ達する。
ANDゲート23から発生される出力信号は、一方では
ANDゲート27の否定入力端へ、他方ではZ2−70
msの応答遅延時間をもつ応答遅延素子28およびZ3
=200msの復旧遅延時間をもつ復旧遅延素子30を
経て、信号をパルス化する公知のパルス化装置29へ供
給される。
特定の衝撃係数をもつこのパルス化装置29により発生
されるパルス信号は、ANDゲート22の他の入力端へ
送られる。
ANDゲート24の出力信号はORゲート21の他の入
力端へ供給され、このORゲート21の出力信号は車輪
制動シリンダにある排出電磁弁18を制御する。
ANDゲ゛−ト22および27の出力信号はORゲ゛−
ト19の他の入力端へそれぞれ供給される。
ORゲート19の出力信号はANDゲート25の他の入
力端へ達し、このANDゲート25の出力信号は車輪制
動シリンダの供給電磁弁17を制御する。
なお供給電磁弁17は励磁されると閉じて、車輪制動シ
リンダと圧力媒体源との接続を断ち、また排出電磁弁1
8は励磁されると開いて、車輪制動シリンダを圧力媒体
排出口へ接続する。
すなわちこれらの電磁弁17.18が同時に励磁される
と、車輪制動シリンダの圧力が低下する。
本発明の実施例の動作態様を第2図によって説明する。
ここで各論理ゲートは入力信号に応じてオンオフ信号に
相当する信号1あるいはOを発生するものとする。
制動の開始後車輪減速度(絶対値)が特定の限界値例え
ば1.2〜1.6gを超過すると時刻t1に−b倍信号
発生する。
車輪速度■Rがさらに低下して車両基準速度■Refよ
り特定の値だけ小さくなると(時刻t2)、△■倍信号
発生する。
時刻t1に発生したーb倍信号ORゲート19およびA
NDゲート25を介して供給電磁弁17を励磁するので
、この供給電磁弁17により車輪制動シリンダと圧力媒
体源との接続が断たれる。
同時にこの−b倍信号ORゲート21を介して排出電磁
弁18を励磁するので、この排出電磁弁18が開いて、
車輪制動シリンダを圧力媒体排出口へ接続する。
なお時刻t1から−b信号はORゲート20を介して復
旧遅延素子26へも与えられるので、この素子26も時
刻t1から出力信号1を生ずる。
またANDゲート23がその否定入力端へ−b信号を受
けて遮断状態となる。
時刻t、から生ずる素子26の出力信号1はANDゲー
ト24の否定入力端へ達してこれを遮断し、さらにAN
Dゲート23の入力端およびANDゲート27の入力端
へ達する。
上述したように遮断状態にあるANDゲ゛−ト23の出
力信号0はANDゲ゛−ト27の否定入力端へ与えられ
て、このゲート27を開く。
したがってANDゲート27の出力信号1はORゲート
19および開いているゲート25を介して供給電磁弁1
7へ達してこれを励磁する。
電磁弁17には、時刻t2に発生する△V倍信号よるO
Rゲート19の出力信号1も与えられる。
こうして両方の電磁弁17,18は時刻t3において−
b信号が消滅するまで励磁されて、車輪制動シリンダ内
の制動圧力Pを低下させる。
時刻t3において−b倍信号消滅すると、この時刻から
復旧遅延素子26は次の調整サイクルのため充分長い時
間Z1=350msの聞出力信号1を出し続ける。
ANDゲート23は時刻t2に発生する△V倍信号否定
入力端に受けて引続き遮断しているので、その出力信号
OによりANDゲート27は開かれている。
したがって素子26の出力信号1はANDゲート27.
ORゲ゛−ト19およびANDゲート25を介して引続
き供給電磁弁17を励磁する。
一方ANDゲート24は遮断状態にあるので、−す信号
の消滅と同時にORゲート21の出力信号が0となり、
排出電磁弁18の励磁が遮断される。
時刻t5で△V倍信号消滅するが、素子26の出力信号
1が存在するので、ORゲート19およびANDゲート
25を介して引続き励磁される。
こうして時刻t3から排出電磁弁18が励磁を断たれて
閉じられ、また供給電磁弁17は引続き励磁されて閉じ
ているので、車輪制動シリンダ内の圧力Pは一定に保た
れ、この間に車輪は再び加速する。
車輪加速度が特定の限界値例えば0.1〜0.5gを超
過すると、時刻t4において+b倍信号発生されて、O
Rゲート20を介して復旧遅延素子26へ達し、またA
NDゲート24および23の否定入力端へ達する。
素子26は引続き出。力信号1を出し、両方のANDゲ
゛−ト24および23は遮断状態に保たれる。
素子26の出力信号1は、開いているANDゲート2γ
、ORゲート19および開いているANDゲート25を
介して供給電磁弁17を励磁し続ける。
この加速に伴い、時刻t5で△■倍信号消滅した後、時
刻t6で車輪加速度が限界値以下になり、+b1信号が
消滅する。
+b1信号が消滅するこの時刻t6から、素子26はZ
1=350msの間すなわち次の調整サイクルのため充
分な時間にわたって出力信号IJを出し続ける。
+b1信号の消滅により、ANDゲート23のすべての
否定入力端には入力信号がなくなるので、このゲート2
3が開き、この時刻t6からANDゲート23が素子2
6の出力信号1を通し、この出力信号1は一方ではAN
Dゲー・ト27の否定入力端へ達してこのゲート27を
遮断し、他方では応答遅延素子28へ達する。
ANDゲニト27の出力信号がOになることにより、O
R/7’−1−1sのすべての入力信号が0となるので
、ゲート19の出力信号もOとなり、したがって供給電
磁弁17は励磁を断たれて開く。
今や開いた電磁弁17を介して圧力媒体源からの圧力が
車輪制動シリンダへ供給され、その圧力Pが急速に増大
する。
時刻t6に素子28へ与えられる信号1は、Z2−70
msの応答遅延時間後、時刻t7から出力信号1を復旧
遅延素子30へ与えて、この時刻から素子30は出力信
号1をパルス化装置29へ与える。
したがってパルス化装置29はこの時刻から1と0との
間で変化する所定の衝撃係数のパルスをANDゲート2
2へ供給する。
−す信号がANDゲート22の否定入力端にないため、
このゲート22は開いている。
装置29のパルス出力信号1はANDゲート22を通り
、さらにORゲート19および開いているANDゲート
25を介して電磁弁17を励磁する(期間t7〜18)
期間t8〜t9では装置29のパルス出力信号は0であ
り、この期間中電磁弁は励磁を断たれて開く。
このようにパルスで励磁されて開閉する電磁弁17によ
り、車輪制動シリンダ内の制動圧力Pは階段状にゆるや
かに上昇する。
したがって車輪速度■Rは、良好な制動力利用を示す論
理的な基準速度曲線■Refに沿って減少することがで
きる。
制動圧力の上昇による減速の結果、時刻t1oにおいて
再び−b信号が発生して新しい制動調整サイクルが始ま
る。
この−b信号により前述したように両方の電磁弁17お
よび18が励磁されて、制動圧力Pを急激に低下させる
同時にこの−b信号によりANDゲート23が遮断され
、その出力信号が0となる。
この出力信号Oを否定入力端に受けるANDゲート27
を開いているので、−b信号の消滅後も素子26からの
出力信号1がORゲート19および25を経て電磁弁1
7の励磁を続ける。
ANDゲート23の出力信号がOになる時刻ttoから
素子28の出力信号もOになるが、素子30はこの時刻
troからt15までZ3−200msの聞出力信号1
を出し続け、この期間t1o〜t15までパルス化装置
29からパルス出力信号が発生される。
しかし期間’10”t12中は、存在するーb倍信号よ
りANDゲート22が遮断されているので、パルス化装
置29からのパルス出力信号はORゲート19へ与えら
れない。
また期間t11〜t14中は△■倍信号、さらに期間t
13〜h5中は+b倍信号それぞれORゲート19へ与
えられ、開いているANDゲート25を介して電磁弁1
7を励磁し続けるので、時刻tlOから電磁弁17はパ
ルス化装置29のパルス出力信号の影響を受けない。
時刻t12において−b倍信号消滅するので、ORゲー
ト21の出力信号もOとなり、電磁弁18が励磁を断た
れ、制動圧力を一定に保つ。
これにより車輪が再び加速し、時刻t13において+b
倍信号発生し、時刻t15で消滅する。
この時刻t15にANDゲート23の出力信号が再び1
になり、この出力信号1によりANDゲート27が遮断
される。
したがってORゲート19の出力信号もOとなり、電磁
弁17の励磁が断たれる。
時刻tI5からZ2=70msの間すなわち時刻tta
までは素子28の出力信号は0を保つので、パルス化装
置29からパルス出力信号は出ない。
したがって期間t15〜t16においてANDゲート2
2の出力信号はOで、ORゲ゛−ト19の出力も0であ
り、電磁弁17は励磁されない。
こうして期間t15〜・ttaO間両電磁弁17および
18は励磁されず、圧力媒体が車輪制動シリンダへ供給
されるので、このシリンダ内の圧力Pは急上昇する。
Z2−70msの経過後パルス化装置29はANDゲー
ト23の出力信号1をパルス化してゲー1−22,19
および25を経て電磁弁17へ与えるので、時刻t1□
に次の−b倍信号発生するまで、電磁弁17はこのパル
スの影響を受ける。
−す信号か発生している期間t17〜t19の間、OR
ゲート21を介して電磁弁が励磁されて開き、一方電磁
弁17はORゲート19およびANDゲート25を介し
て励磁されて閉じるので、車輪制動シリンダの圧力媒体
が放出されて、圧力Pが低下する。
なお時刻t18からt21までは、発生する△V倍信号
より電磁弁17はゲート19および27を介して励磁さ
れ、さらに時刻t20からt2□までは+b1信号によ
りゲー1−27.19および25を介して励磁され続け
、これにより車輪制動シリンダの圧力Pは一定に保たれ
る。
時刻122において+b1信号が消滅することにより、
ANDゲ゛−ト23の出力信号が1となり、ANDゲ゛
−ト27が遮断されて、電磁弁17が励磁を断たれて開
く。
この時刻t2□からZ2−70ms経過後時刻t23に
素子28が出力信号1を出すまでの間、両電磁弁17お
よび18は励磁されず、圧力媒体源が車輪制動シリンタ
入接続されるので、制動圧力Pが急速に上昇する。
このように各調整サイクルにおいて、応答遅延素子28
により定まる応答遅延時間Z2−70msの間、すなわ
ちt6〜t7j’15〜t16およびt22〜123の
間、制動圧力Pが急上昇する。
そして圧力Pが低い範囲では、このZ2−70msにお
ける圧力上昇値△Pは小さく(例えば△P3)、逆に圧
力Pが高い範囲ではこの圧力上昇△Pは大きくなる(例
えば△P1)。
こうして制動圧力Pと共に大きくなる圧力上昇値△Pに
より、やはり制動圧力Pと共に大きくなる制動ヒステリ
シスに打勝って、適切な制動を行なうことができる。
第3図は応答遅延素子28の変形例を示し、この素子2
8の代りに設けられる調節可能な時間制御装置28′は
、車輪制動シリンダの圧力Pの作用を受ける圧力開閉器
31によって調節可能である。
時間制御装置28′は、出力側に接続される応答遅延素
子34および35をそれぞれもつ2つのANDゲート3
2および33を含み、さらに出力側に接続される復旧遅
延素子37をもつANDゲート36、およびORゲート
38を含んでいる。
この時間制御装置28′は、第1図における応答遅延素
子28のように、ANDゲート23と復旧遅延素子30
との間に接続されている。
まず制動圧力Pが圧力開閉器31が開かれている場合に
おける時間制御装置28′の作用を第5図について説明
する。
車輪加速度が限界値以下になるため、ANI)ゲート2
3の否定入力端にかかる+b1信号か消滅すると、AN
Dゲート23は時刻tAにおいて出力信号1を発生する
この出力信号1はANDゲ−)32.33および36の
入力端へそれぞれ供給される。
開いているANDゲート36から発生される出力信号1
は、Z4−80msの遅延時間をもつ復旧遅延素子3T
を経てANDゲート33の否定入力端へ達してこれを遮
断し、またANDゲート32の他の入力端へ達する。
ANDゲート32は開いて出力信号1を発生し、応答遅
延素子35 (Z 2 = 80 rns )より短い
応答遅延時間Z2=40msをもつ応答遅延素子34へ
この出力信号1を与える。
この遅延時間Z2=40msが経過した後、出力信号1
はORゲート38を介して復旧遅延素子30へ達し、時
刻tBにゲート38および素子30が出力信号1を生ず
る。
時刻tcでゲート23の出力信号がOになると、AND
ゲート36および32の出力信号が0となり、したがっ
て素子34およびORゲート38の出力信号もOとなる
ただし復旧遅延素子37は時刻tcからZ4=80ms
の間すなわち時刻tDまで信号1を出し続け、また素子
30もZ3=200msの開信号1を出し続ける。
この場合時間制御装置28′の応答遅延時間は40m5
である。
+b1信号の消滅した際存在する制動圧力Pが、圧力開
閉器31のばね力を上回っていると、この開閉器31が
閉じる。
第6図の時刻tAにおいてANDゲート23の出力信号
が1になると、ANDゲート36の否定入力端にこの信
号1が与えられてこのゲート36が遮断される。
このANDゲート36の出力信号0によりANDゲート
33が開かれ、ANDゲー、ト32は遮断される。
ANDゲート33の出力信号は今や1となり、応答遅延
素子35の遅延時間Z2−80mS後、時刻tBに、出
力信号1がORゲート38を経て素子30へ与えられる
したがって素子30はこの時刻tBから出力信号1を出
す。
時it、l t cにゲート23の出力信号が0になる
と、ANDゲート33および素子35の出力信号がOと
なる。
それによりORゲート38の出力信号もOとなる。
しかし素子30は時刻t(3後もZ3−200msの開
信号1を出し続ける。
この場合時間制御装置28′の遅延時間は80m5とな
る。
素子35の長い遅延時間Z2=80msの間に大きい制
動ヒステリシスに打勝つ制動圧力を車輪制動シリンダへ
供給することができる。
第4図は第1図の応答遅延素子28の別の構成を示して
いる。
ここでは−b倍信号持続時間に関係して切換え可能な時
間制御装置28“が設けられ、出力側に応答遅延素子4
1および42をそれぞれ接続される2つのANDゲート
39および40とORゲート43とを含んでいる。
−す信号は複合応答−復旧遅延素子44を介して時間制
御装置28“へ供給される。
この複合遅延素子の第1段は応答遅延部分からなり、第
2段は復旧遅延部分からできている。
したがって制動圧力の低下を決定する一b信号は、特定
の長さ以上である場合にのみ時間制御装置28“へ与え
られる。
すなわち−b倍信号持続時間が遅延素子44の第1段の
応答遅延時間以下であると、ANDゲート39を介して
短い応答遅延時間Z2=40msが制動圧力再上昇のた
め与えられる。
−b信号の持続時間が複合遅延素子44の第1段の応答
遅延時間以上であると、ANDゲート40を介して長い
応答遅延時間Z2=80msが制動圧力再上昇のために
与えられる。
古い自動車において摩耗のため制動ヒステリシスが太き
いと、−b信号が長くなる。
なぜならば制動ヒステリシスが増大すると、この制動ヒ
ステリシスに打勝つため、制動圧力の再上昇および再低
下の際いっそう大きい制動圧力を発生せねばならないか
らである。
急速な圧力供給のための時間は、複合遅延素子44の第
1段の応答遅延時間によって決定される一b信号の持続
時間を超過する際、変化することができる。
本発明は、特許請求の範囲に記載した特徴を有するもの
であるが、その実施態様を例示すると次の通りである。
1)パルス化装置29のパルスが所定の衝撃係数をもっ
ている。
2)パルス化装置29がそれぞれ次の第1の検出信号−
すにより遮断される。
3)パルス化装置29が、遅延素子28 、30 ;2
8’、30;28“、30の復旧遅延素子30の復旧遅
延時間により決定される数のパルスを発生する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回路装置の構成図、第2図はその
作用を説明するための各回路素子の信号波形図、第3図
および第4図は応答遅延素子の異なる実施例の構成図、
第5図および第6図は第3図の実施例の作用を説明する
ための信号波形図である。 17・・・・・・供給電磁弁、18・・・・・・排出電
磁弁、19゜20.21・・・・・・ORゲ゛−ト、
22,23,24゜27・・・・・・ANDゲート、2
6,30・・・・・・復旧遅延素子、28.28’、2
8“・・・・・・応答遅延素子、29・・・・・・パル
ス化装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車輪の特定値以上の回転減速度および回転加速度お
    よび車両の基準速度より特定の値以上だけ低い車輪速度
    に応動して、論理ゲートを介して車輪制動シリンダの制
    動圧力を制御する圧力媒体供給電磁弁および圧力媒体排
    出電磁弁を励磁する制動装置用回路装置において、出力
    端を供給電磁弁17に接続される第1のORゲート19
    が、車輪の回転減速度が特定の限界値を超過したときに
    発生される第1の検知信号−すを入力端に供給され、こ
    の第1の検知信号−すおよび車輪の回転加速度が特定の
    限界値を超過したときに発生される第2の検知信号+b
    1とを供給される第2のORゲート20の出力端が、特
    定の復旧遅延時間Z、をもつ第1の復旧遅延素子26を
    介して第1のANDゲート27の入力端へ接続され、車
    輪速度VRが特定の値だけ車両の基準速度■Refより
    低下したとき発生される第3の検知信号△■が第1のO
    Rゲート19の他の入力端へ供給され、第1の検知信号
    −すおよび第3の検知信号△Vをそれぞれ否定入力端に
    受けまた第1の復旧遅延素子26の出力信号を入力端に
    受ける第2のANDゲート23が、出力端を第1のAN
    Dゲート27の否定入力端に接続され、第2のANDゲ
    ート23の出力端が特定の応答遅延時間Z2をもつ応答
    遅延素子28.28’、28“および第1の復旧遅延素
    子26より短い復旧遅延時間Z3をもつ第2の復旧遅延
    素子30を介してパルス化装置29へ接続され、このパ
    ルス化装置29の出力端が、第1の検知信号−すを否定
    入力端に受ける第3のANDゲート22の入力端へ接続
    され、この第3のANDゲート22および第1のAND
    ゲート27の出力端が第1のORゲート19のそれぞれ
    他の入力端へ接続され、出力端を排出電磁弁18に接続
    される第3のORゲート21が第1の検知信号−すを入
    力端に供給され、第2の検知信号−blを否定入力端に
    受けまた第3の検知信号△Vを入力端に受ける第4のA
    NDゲート24の出力端が、第3のORゲート21の他
    の入力端に接続されていることを特徴とする、固着防止
    される車両制動装置用回路装置。
JP48133664A 1973-02-15 1973-11-30 固着防止装置 Expired JPS5945536B2 (ja)

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DE19732307368 DE2307368B2 (de) 1973-02-15 1973-02-15 Schaltungsanordnung für eine blockiergeschützte Fahrzeugbremsanlage
DE2307368 1973-02-15

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Publication Number Publication Date
JPS49113087A JPS49113087A (ja) 1974-10-28
JPS5945536B2 true JPS5945536B2 (ja) 1984-11-07

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ID=5871945

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DE (1) DE2307368B2 (ja)
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GB (1) GB1463894A (ja)
IT (1) IT994680B (ja)
NL (1) NL182463C (ja)
SU (1) SU689607A3 (ja)

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FR2217194B1 (ja) 1976-11-26
DE2307368B2 (de) 1980-05-14
SU689607A3 (ru) 1979-09-30
FR2217194A1 (ja) 1974-09-06
GB1463894A (en) 1977-02-09
NL182463B (nl) 1987-10-16
NL182463C (nl) 1988-03-16
JPS49113087A (ja) 1974-10-28
NL7402120A (ja) 1974-08-19
IT994680B (it) 1975-10-20

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