JPS5945319B2 - デジタルテレビジヨン装置 - Google Patents
デジタルテレビジヨン装置Info
- Publication number
- JPS5945319B2 JPS5945319B2 JP908379A JP908379A JPS5945319B2 JP S5945319 B2 JPS5945319 B2 JP S5945319B2 JP 908379 A JP908379 A JP 908379A JP 908379 A JP908379 A JP 908379A JP S5945319 B2 JPS5945319 B2 JP S5945319B2
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- JP
- Japan
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- signal
- video signal
- converter
- digital
- voltage
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は表示画面の画素を明暗要素を含む多数段のデ
ジタル信号に変換するとき、より少ないビット数のA−
D変換をしながら等価的により多いビット数のA−D変
換をしたものと同等の効果が得られるようにしたデジタ
ルテレビジョン装置に関するものである。
ジタル信号に変換するとき、より少ないビット数のA−
D変換をしながら等価的により多いビット数のA−D変
換をしたものと同等の効果が得られるようにしたデジタ
ルテレビジョン装置に関するものである。
デジタルIC技術の急速な進歩に伴い、映像信号をデジ
タル信号に変換して伝送、記録、方式変換、表示等の加
工が行われるようになつてきた。
タル信号に変換して伝送、記録、方式変換、表示等の加
工が行われるようになつてきた。
この場合、映像信号をA−D変換するときにビット数が
多いほど最終的に得られる表示画面上の画質が良好なも
のとなるが、その反面、A−D変換器、メモリー等の加
工装置が複雑となり、かつ高価になると共に高度の技術
が必要になつてくる。したがつて、例えば競技場等に設
置された表示ボード上のマンモステレビ表示装置等にお
いて、これにハーフトーンを含む映像を表示しようとす
るとき、その映像信号のデジタル変換に用いられるビッ
ト数が最低4ビットあれば、2=16、すなわち16通
りの段階に映像信号を符号化でき、このため表示画面の
明るさを16段階に表示し得る結果、映像信号に伴う表
示画面上の画像は一応鑑賞に耐えるものとなるが、しか
し、表示画面の明暗がなだらかに変化する部分などに偽
輪郭と称する地図の等高線のような線が明確に現われ、
これが雑音信号により動<と極めて見苦しい画像となつ
てしまう。このため、画像の偽輪郭を除<には5ビット
ないしそれ以上のビット数にしなければならない。この
発明は映像信号のレベルをn通りのデジタル信号に変換
するものにおいて、上記映像信号に走査線1本もしくは
1フィールド毎に2n分の1の電圧を加えてn通りの段
階にA−D変換することにより、等価的に2n通りに相
当するものと同等の表示画質が得られるようにしたデジ
タルテレビジョン装置を提供するにある。
多いほど最終的に得られる表示画面上の画質が良好なも
のとなるが、その反面、A−D変換器、メモリー等の加
工装置が複雑となり、かつ高価になると共に高度の技術
が必要になつてくる。したがつて、例えば競技場等に設
置された表示ボード上のマンモステレビ表示装置等にお
いて、これにハーフトーンを含む映像を表示しようとす
るとき、その映像信号のデジタル変換に用いられるビッ
ト数が最低4ビットあれば、2=16、すなわち16通
りの段階に映像信号を符号化でき、このため表示画面の
明るさを16段階に表示し得る結果、映像信号に伴う表
示画面上の画像は一応鑑賞に耐えるものとなるが、しか
し、表示画面の明暗がなだらかに変化する部分などに偽
輪郭と称する地図の等高線のような線が明確に現われ、
これが雑音信号により動<と極めて見苦しい画像となつ
てしまう。このため、画像の偽輪郭を除<には5ビット
ないしそれ以上のビット数にしなければならない。この
発明は映像信号のレベルをn通りのデジタル信号に変換
するものにおいて、上記映像信号に走査線1本もしくは
1フィールド毎に2n分の1の電圧を加えてn通りの段
階にA−D変換することにより、等価的に2n通りに相
当するものと同等の表示画質が得られるようにしたデジ
タルテレビジョン装置を提供するにある。
以下、この発明の実施例を図面について説明する。
第1図において、1は入力端子であり、これには映像信
号および水平同期信号を含むビデオ信号が入力されるよ
うになつている。2は抵抗3を介して上記入力端子1に
接続した映像信号をデジタル信号に変換するA−D変換
器で、例えば4ビットのデジタル信号に変換され、2=
16、すなわち光景画素レベルを16段階の信号として
出力線Lに取出し得るようになつている。
号および水平同期信号を含むビデオ信号が入力されるよ
うになつている。2は抵抗3を介して上記入力端子1に
接続した映像信号をデジタル信号に変換するA−D変換
器で、例えば4ビットのデジタル信号に変換され、2=
16、すなわち光景画素レベルを16段階の信号として
出力線Lに取出し得るようになつている。
上記A−D変換器2の出力線Lには記録装置、方式変換
装置等からなる加工装置4が接続され、必要に応じて映
像に加工を加えた上、マンモステレビなどではデジタル
のまま、或いはD−A変換器5を介してモニタテレビ等
の表示装置6に加え映像を表示させるようにしてある。
また、上記入力端子1には同期信号分離回路7が接続さ
れており、この回路7によりビデオ信号中の水平同期信
号を分離する。
装置等からなる加工装置4が接続され、必要に応じて映
像に加工を加えた上、マンモステレビなどではデジタル
のまま、或いはD−A変換器5を介してモニタテレビ等
の表示装置6に加え映像を表示させるようにしてある。
また、上記入力端子1には同期信号分離回路7が接続さ
れており、この回路7によりビデオ信号中の水平同期信
号を分離する。
分離された水平同期信号Sはフリツプフロツプ回路8の
入力として導入され、さらにフリツプフロツプ回路8の
出力の矩形波信号は半固定可変抵抗器9を介して上記A
−D変換器2に導入される映像信号に1水平周期毎に反
転して加えられるようになつている。上記半固定可変抵
抗器9は、上記フリツプフロツプ回路8の出力の矩形波
の振幅を調整するもので、例えば4ビツト、16段階の
デジタル信号に変換するときは、16X2、すなわちA
−D変換すべき映像信号の最大の電圧の32分の1の電
圧になるように調整する。次にこの発明装置の動作につ
いて説明する。
入力として導入され、さらにフリツプフロツプ回路8の
出力の矩形波信号は半固定可変抵抗器9を介して上記A
−D変換器2に導入される映像信号に1水平周期毎に反
転して加えられるようになつている。上記半固定可変抵
抗器9は、上記フリツプフロツプ回路8の出力の矩形波
の振幅を調整するもので、例えば4ビツト、16段階の
デジタル信号に変換するときは、16X2、すなわちA
−D変換すべき映像信号の最大の電圧の32分の1の電
圧になるように調整する。次にこの発明装置の動作につ
いて説明する。
例えば第2図aのように、一様に右に行くにしたがい明
るくなるようなのこぎり波状のビデオ信号を16段階に
デジタル変換し、これをD−A変換器5によりアナログ
変換すると、第2図bのように16段の階段状の映像信
号が得られる(図は簡単にするため10段階に書いてあ
る)。したがつてこの映像信号を表示装置6に供給して
表示したときは、その表示画面には縦に16本の線が入
つた偽輪郭をもつ画像となつてしまう。しかし、本発明
の回路においては、同期信号分離回路7で取出された水
平同期信号がフリツブフロツプ回路8に導入されると、
フリツプフロツプ回路8からは1水平周期毎に反転する
矩形波が送出され、この矩形波電圧は可変抵抗器9によ
りデジタル分割数の1/2、すなわち4ビツト16段階
の場合は映像信号の32分の1に相当する電圧に調整さ
れて、第2図cに示す如き振幅の電圧が取出される。
るくなるようなのこぎり波状のビデオ信号を16段階に
デジタル変換し、これをD−A変換器5によりアナログ
変換すると、第2図bのように16段の階段状の映像信
号が得られる(図は簡単にするため10段階に書いてあ
る)。したがつてこの映像信号を表示装置6に供給して
表示したときは、その表示画面には縦に16本の線が入
つた偽輪郭をもつ画像となつてしまう。しかし、本発明
の回路においては、同期信号分離回路7で取出された水
平同期信号がフリツブフロツプ回路8に導入されると、
フリツプフロツプ回路8からは1水平周期毎に反転する
矩形波が送出され、この矩形波電圧は可変抵抗器9によ
りデジタル分割数の1/2、すなわち4ビツト16段階
の場合は映像信号の32分の1に相当する電圧に調整さ
れて、第2図cに示す如き振幅の電圧が取出される。
この電圧は入力端子1からの映像信号に水平走査線1本
毎に加えられてA−D変換器2に導入されA−D変換さ
れる。このため、上記A−D変換された信号を加工装置
4を通してD一A変換器5によりアナログ変換すれば、
第2図dに示すように水平走査線1本毎に破線と実線の
如き映像信号となり、この結果、実際に表示装置6に加
えられる映像信号は16分割の2倍に相当した第2図e
に示す如き32段階のものと等価に見える。したがつて
、これを表示装置6にデイスプレイすれば、その画像の
偽輪郭の縦線は32本となり、隣同志の走査線が混合し
て見える程度に画面から離れて見ると、偽輪郭の縦線は
ほとんど目立たなくなり、充分に鑑賞に耐える画像とな
る。なお、飛越し走査の場合は、走査線は奇数であるた
め、1本おきに電圧が加えられる走査線は、フイールド
毎に隣りと入れ代わり、その結果、走査線1本毎に明る
さが増すと云う現象は目の積分効果により中和される。
また、加工装置4からのデジタル信号は、たとえばマン
モステレビ表示のように、第1図のようにD−A変換器
5を用いずにそのまま表示させることも可能である。以
上のようにこの発明によれば、映像信号のレベルをn通
りのデジタル信号に変換するものにおいて、上記映像信
号に走査線1本もしくは1フイールド毎に2n分の1の
電圧を加えてn通りの段階にA−D変換するようにした
ので、等価的に2n通りにデジタル変換するものと同等
の表示画質、例えば4ビツト、16段階のA−D変換を
しながらも5ビツト32段階にA−D変換したものに相
当する画質を得ることができる。
毎に加えられてA−D変換器2に導入されA−D変換さ
れる。このため、上記A−D変換された信号を加工装置
4を通してD一A変換器5によりアナログ変換すれば、
第2図dに示すように水平走査線1本毎に破線と実線の
如き映像信号となり、この結果、実際に表示装置6に加
えられる映像信号は16分割の2倍に相当した第2図e
に示す如き32段階のものと等価に見える。したがつて
、これを表示装置6にデイスプレイすれば、その画像の
偽輪郭の縦線は32本となり、隣同志の走査線が混合し
て見える程度に画面から離れて見ると、偽輪郭の縦線は
ほとんど目立たなくなり、充分に鑑賞に耐える画像とな
る。なお、飛越し走査の場合は、走査線は奇数であるた
め、1本おきに電圧が加えられる走査線は、フイールド
毎に隣りと入れ代わり、その結果、走査線1本毎に明る
さが増すと云う現象は目の積分効果により中和される。
また、加工装置4からのデジタル信号は、たとえばマン
モステレビ表示のように、第1図のようにD−A変換器
5を用いずにそのまま表示させることも可能である。以
上のようにこの発明によれば、映像信号のレベルをn通
りのデジタル信号に変換するものにおいて、上記映像信
号に走査線1本もしくは1フイールド毎に2n分の1の
電圧を加えてn通りの段階にA−D変換するようにした
ので、等価的に2n通りにデジタル変換するものと同等
の表示画質、例えば4ビツト、16段階のA−D変換を
しながらも5ビツト32段階にA−D変換したものに相
当する画質を得ることができる。
これに伴いA−D変換器、メモリー、方式変換装置等も
簡単となり、デジタルテレビジヨン装置の製作費も大幅
に低減できるなどの特長がある。
簡単となり、デジタルテレビジヨン装置の製作費も大幅
に低減できるなどの特長がある。
第1図はこの発明にかかるデジタルテレビジヨン装置の
一例を示す回路図、第2図a−eは第1図における各部
の説明用波形図である。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・A−D変換器
、4・・・・・・加工装置、5・・・・・・D−A変換
器、6・・・・・・表示装置、7・・・・・・同期信号
分離回路、8・・・・・・フリツプフロツプ、9・・・
・・・可変抵抗器。
一例を示す回路図、第2図a−eは第1図における各部
の説明用波形図である。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・A−D変換器
、4・・・・・・加工装置、5・・・・・・D−A変換
器、6・・・・・・表示装置、7・・・・・・同期信号
分離回路、8・・・・・・フリツプフロツプ、9・・・
・・・可変抵抗器。
Claims (1)
- 1 n段階にA−D変換されるべき映像信号レベルの2
n分1の電圧を走査線1本もしくは1フィールド毎に発
生する手段と、上記手段からの電圧と映像信号とを加え
た信号をn段階のデジタル信号に変換するA−D変換器
と、上記A−D変換器と、上記A−D変換器からのデジ
タル信号を映像信号に加工する加工手段と、上記加工手
段からの信号に基づいて映像表示する表示手段とからな
るデジタルテレビジョン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP908379A JPS5945319B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | デジタルテレビジヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP908379A JPS5945319B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | デジタルテレビジヨン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55102983A JPS55102983A (en) | 1980-08-06 |
JPS5945319B2 true JPS5945319B2 (ja) | 1984-11-05 |
Family
ID=11710713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP908379A Expired JPS5945319B2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | デジタルテレビジヨン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5945319B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4641194A (en) * | 1984-08-27 | 1987-02-03 | Rca Corporation | Kinescope driver in a digital video signal processing system |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP908379A patent/JPS5945319B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55102983A (en) | 1980-08-06 |
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