JPS5945178B2 - 電池用セパレ−タ - Google Patents

電池用セパレ−タ

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JPS5945178B2
JPS5945178B2 JP54054410A JP5441079A JPS5945178B2 JP S5945178 B2 JPS5945178 B2 JP S5945178B2 JP 54054410 A JP54054410 A JP 54054410A JP 5441079 A JP5441079 A JP 5441079A JP S5945178 B2 JPS5945178 B2 JP S5945178B2
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graft
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vinyl monomer
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知之 村上
隆文 岩田
正章 荒川
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Nitto Denko Corp
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Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電池の正負両極間の短絡を防止するために用い
られる電池用セパレータ(以下セパレータと称す)に関
する。
セパレータは、活物質透過阻止性、耐酸化性、低電気抵
抗性等の特性を併せ持つことが要求される。
従来、この種のセパレータとしては、米国特許第342
7206号明細書に記載されている如く、ポリエチレン
フィルムにアクリル酸、メタクリル酸等の不飽和カルボ
ン酸をグラフト共重合せしめたフィルムが提案されてい
る。
このセパレータは耐酸化性、耐薬品性についてはほぼ満
足すべきものであるが、セパレータとして最も重要な特
性である活物質透過阻止性が劣ク電池に組み込んだ場合
、活物質が除々に透過して消費されてしまうため、電池
寿命の短命化を招来していた。
本発明は上記従来品の有する問題を解決したセパレータ
に係ク、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物(以
下EVOHと祢す)であり且つエチレン含有量が20〜
85重量%の共重合体を主成分とするベースフィルムに
、導電性を付与し得るビ千ルモノマーをグラフト共重合
せしめたグラフト共重合体フィルム(以下グラフトフィ
ルムと称す)から成るものである。
本発明におけるベースフイルムは、エチレン一酢酸ビニ
ル共重合体をケン化して得られる分子中に水酸基を有す
るEVOHを主成分とするフイルムで、エチレン含有量
が20〜85重量%のものである。
エチレン含有量が少な過ぎると耐酸化性の低下傾向を生
じ、エチレン含有量が多過ぎると活物質透過阻止性の低
下傾向を生じ、また低電気抵抗性を付与するためグラフ
ト率を高くしなければならず、電池に組み込んだ際にベ
ースフイルムにグラフト共重合された分枝ポリマーの膨
潤度が大となジ、前記活物質透過阻止性の低下傾向を更
に促進させるので、いずれも好ましくない。このベース
フイルムの主成分としてのEVOHのケン化度は通常9
0モル%以下であり、分子量は約20000〜1000
00程度のものが用いられる。また、ベースフイルムは
架橋されていてもよい。本発明におけるベースフイルム
は上記の如きEVOHを主成分とするものであるが、所
望によリアクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル
酸、メタクリル酸エスナル、アクリロニトリル、アクリ
ルアミド、スチレン、マレイン酸、塩化ビニル等の重合
性二重結合を有するもの或いはブタジエン、イソプレン
、クロロブレン等の重合性の共役:重結合を有するもの
の含有量が約10重量%以下になるようにして共重合し
たエチレン一酢酸ビニル共重合体のケン化物フイルムを
用いることもできる。
更に、ベースフイルム中にシリカ、クレー等の充填剤、
顔料、染料、繊維状物質を含有せしめておくことにより
強度、外観を改良することもできる。
な訃、このベースフイルムの厚さはセパレータの組み込
まれる電池の種類}よびその使用条件に応じて決定する
ことができるが、通常は約10〜200ミクロン程度で
ある。
本発明においては、EVOHを主成分とするベースフイ
ルムにビニルモノマーの少なくとも1種がグラフト共重
合される。
このビニルモノマーとしては、該ベースフイルムに導電
性を付与し得るもの、換言すればベースフイルムにグラ
フト共重合せしめた後、酸または塩基と反応させること
により直接に塩を形成し得るカルボキシル基、アミノ基
、4級化アミノ基、スルホン基、ホスホン基、ホスフイ
ン基、フエノール性水酸基等の官能基を分子内に有する
もの或いは酸無水物が用いられ、またスチレン等の酸ま
たは塩基と反応して塩を形成し得る官能基を分子内には
有しないが、グラフト共重合後にスルホン化等の手段に
より塩形成能のある官能基を導入し得るものも用いられ
る。
このビニルモノマーの具体例としては、カルボキシル基
を有するものとしてアクリル酸、α一エチルアクリル酸
、β一エチルアクリル酸、α−ペンチルアクリル酸、β
−ノニルアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタ
コン酸、マレイン酸等が挙げられ、酸無水物としては無
水マレイン酸等が挙けられる。
また、アミノ基を有するビニルモノマーとしてはN−ビ
ニルフエニルアミン、アリルアミン、ジアリルアミン、
トリアリルアミン、ビニルピリジン、メチルビニルピリ
ジン、エチルビニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニ
ルカルバゾール、ビニルイミダゾール、アミノスチレン
、アルキルアミノスチレン、ジアルキルアミノスチレン
、トリアルキルアミノスチレン、ジメチルアミノエチル
メタクリレート、ジエチルアミノメタクリレート、シン
クロヘキシルアミノエチルメタクリレート、ジ一n−プ
ロピルアミノエチルメタクリレート、Tert−ブチル
アミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルア
クリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート等が用
いられ、4級化アミノ基を有するビニルモノマーとして
は上記アミノ基を有するビニルモノマーの塩酸塩、硫酸
塩、硝酸塩、りん酸塩等が用いられる。
更に、スルホン基を有するビニルモノマーとしてはスチ
レンスルホン酸、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸
、スルホプロピルアクリレート、スルホプロピルメタク
リレート、3−クロロ−4一ビニルベンゼンスルホン酸
、2−アクリルアミド−2メチルプロパンスルホン酸、
2−アクリロイルオキシベンゼンスルホン酸、2−アク
リロイルオキシナフタレン−2−スルホン酸、2−メタ
クリロイルオキシナフタレン一2−スルホン酸等が用い
られる。
次に、ホスホン基を有するビニルモノマーとしてはアリ
ルホスホン酸、アシツドホスホキシエチルメタクリレー
ト、3−クロロ− 2 −アシツドホスホキシプロピル
メタクリレート、1−メチルビニルホスホン酸、1−フ
エニルビニルホスホン酸、2−フエニルビニルホスホン
酸、2−メチル−2−フエニルビニルホスホン酸、2
−( 3 −クロロフエニル)ビニルスルホン酸、2−
ジフエニルビニルホスホン酸等が挙げられる。
なお、ホスフイン基を有するものとしてはアリルホスフ
イン酸等、フエノール性水酸基を有するものとしてはo
−オキシスチレン、o−ビニルアニソール等のビニルモ
ノマーが挙げられる。
本発明においてはベースフイルムへのグラフト共重合の
容易さ、グラフト率のコントロールおよび得られるセパ
レータの諸特性を考慮し、上記ビニルモノマーのうち一
般式で表わされる不飽和カルボン酸を用いるのが好まし
く、とクわけアクリル酸、メタクリル酸を用いるのが好
適である。
また、本発明においては得られるセパレータの耐酸化性
、耐薬品性を一層向上させるためにヒドロキシメチルア
クリレート、ヒドロキシエチルアクリレート等のヒドロ
キシアルキルアクリレート(アルキル基は炭素数6以下
)、ヒドロキシメチルメタクリレート、ヒドロキシエチ
ルメタクリレート等のヒドロキシアルキルメタクリレー
ト(アルキル基は炭素数6以下)の少なくとも1種をビ
ニルモノマー100重量部に対し、40重量部以下好ま
しくは2〜20重量の割合で混合し、ビニルモノマーと
共にベースフイルムにグラフト共重合することもできる
※: 更に、本発明の他の態様においてはグラフトフ
イルムをセロハンフイルムおよび/またはポリビニルア
ルコール(以下PVAと称す)フイルムと積層すること
により、活物質透過阻止性の一層良好なセパレータを提
供できる。
この積層タイプのセパレータは、通常セロハンフイルム
またはPVAフイルムのうちの1枚とグラフトフイルム
の1枚を積層一体化せしめた2層構造品であるが、3層
以上の積層構造品とすることもできる。
なお、積層タイプのセパレータを電池に組み込む際には
、グラフトフイルムが陽極側に位置するようにして組み
込むのが好適である。本発明におけるグラフトフイルム
を得る方法としては種々の方法があわ、例えば下記の方
法をその具体例として挙げることができる。(1)EV
OHフイルムにビニルモノマーを接触せしめた状態で、
放射線、紫外線のような活性光巌を照射してグラフト共
重合させる方法。
(2) EVOHフイルムに酸素存在下に放射線を照射
し、その後この照射フイルムをビニルモノマーと接触さ
せて加熱し、クラフト共重合させる方法。
(3) EVOHフイルムに酸素不在下で放射線を照射
し、その後この照射フイルムをビニルモノマーと接触さ
せて加熱し、グラフト共重合させる方法。
(4)活性基発生剤を含有するEVOHフイルムをビニ
ルモノマーと接触させて加熱し、グラフト共重合させる
方法。
これらの方法のうち(2)の方法がグラフト率のコント
ロール、操作の容易さ等の点から好適である。
このようにして得られるグラフトフイルムにおけるグラ
フト率は通常約10〜100%である。なお、このグラ
フト率は下記の式により算出するものである。上記のよ
うにして得られる本発明のセバレータを電池に組み込む
には、EVOHを主成分とするペースフイルムにグラフ
ト共重合せしめられたビニルモノマーによる分枝ポリマ
ー部分を予め電池の電解液成分例えば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム等の塩基または硫酸等の酸と反応させ
で塩を形成させておくのが望ましいが、塩を形成してい
ない状態のまま組み込み電解液と反応させて塩にするこ
ともできる。
本発明は上記のように構成されており、耐酸化性、耐薬
品性が良好であるばかクでなく、活物質透適歯止性が従
来品に用いられていたポリ土チレンフイルムよジも一層
向上せしめられた特定組成のEVOHフイルムをベース
フイルムとしているので電池の寿命延長効果が顕著であ
る特徴を有する。
また、グラフトフイルムをセロハンフイルム}よひ/ま
たはPVAフイルムと積層せしめた積層タイプのセパレ
ータは、グラフトフイルムのみから成るセパレータよジ
も更に活物質透過阻止性に優れているという特徴もある
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
なお、実施例中における「部」および「%」は、各々「
重量部」および「重量%」を示している。実施例 1 エチレン含有量60%、ケン化度98モル%、分子量4
5000のEVOHから成る厚さ30ミクロンのベース
フイルムに、電子線加速装置を用い加速電圧200万ボ
ルト、ビーム電流10ミリアンベアの条件で空気中にて
10メカラットの電子線を照射する。
その後、この照射ベースフイルムをアクリル酸100部
、塩化第1鉄0.3部、ハイドロキノン1部およびメタ
ノール230部から成る溶液中に浸漬し70℃で20分
間グラフト共重合反応を行ない、次いで上記溶液中から
引き上げ60℃の熱水中に10時間浸漬してアクリル酸
のホモポリマーを除去してグラフトフイルムから成るセ
パレータ(試料番号1)を得た。
実施例 2 アクリル酸に代えメタクリル酸を用いる以外は実施例1
の場合と同様に作業し、試料番号2のセパレータを得た
実施例 3 エチレン含有量40%、ケン化度99モル%、分子量6
0000のEVOHから成る厚さ30ミクロンのベース
フイルムを20℃の水中に1時間浸漬した後引き上げ、
水に濡れた状態で実施例1と同条件で40メカラットの
電子線を照射してベースフイルムを架橋する。
次に、このベースフイルムを40℃で20分乾燥し再び
、実施例1と同条件で10メカラットの電子線を照射し
活性化する。
その後、この照射ベースフイルムVcアクリル酸を実施
例1の場合と同様にしてグラフト共重合反応させて、ホ
モポリマーを除去し、架橋EVOHフイルムをベースフ
イルムとするセパレータ(試料番号3)を得た。
実施例 4 実施例1で用いたと同組成の溶液に更にヒドロキシエチ
ルアクリレート10部を添加して用いる以外は試料番号
1と同様に作業し、試料番号4のセパレータを得た。
実施例 5 実施例1のグラフトフイルムを5%の水酸化カリウム水
溶液(液温50℃)中に30分間浸漬し、アクリル酸に
よる分枝ポリマー部分をカリウム塩とした後乾燥し、次
いでこれを60℃×100%RH雰囲気中に10時間放
置して加湿し、厚さ25ミクロンのセロハンと重ね合わ
せ70℃に保たれた1対の金属製ロール間で加熱加圧し
、グラフトフイルムとセロハンを積層一体化せしめた2
層構造のセパレータ(試料番号5)を得た。
また、これとは別に実施例1のグラフトフイルムを上記
と同条件で塩形成し且つ加湿し、これら2枚のグラフト
フイルムの間に厚さ25ミクロンのセロハンフイルムを
重ね合わせ、試料番号5の場合と同様にして積層一体化
せしめた3層構造のセパレータ(試料番号6)を得た。
実施例 6 セロハンフイルムの代9に厚さ50ミクロンのPVAフ
イルムを用いる以外は試料番号5の場合と同様にして、
試料番号7の2層構造のセパレータを得た。
比較例 1 厚さ30ミクロンのポリエチレンフイルムを用いる以外
は試料番号1の場合と同様にして作業し、試料番号8の
セパレータを得た。
比較例 2 エチレン含有量10%、ケン化度98モル%、分子量5
0000のEVOHから成る厚さ30ミクロンのベース
フイルムを用いる以外は試料番号1の場合と同様にして
作業し、試料番号9のセパレータを得た。
更に、これとは別にエチレン含有量90%、ケン化度9
9モル%、分子量90000のEVOHから成る厚さ3
0ミクロンのベースフイルムを用いる以外は試料番号1
の場合と同様にして作業し、試料番号10のセパレータ
を得た。
上記実施例および比較例で得られたセパレータの特性を
知るため下記の試験を行ない第1表に示すような結果を
得た。
なお、試料番号1〜4および8〜10のセパレータは、
液温50℃の596水酸化カリウム水溶液申に30分間
浸漬し、ビニルモノマーによる分枝ポリマー部分をカリ
ウム塩にした後各試験に供した。(4)電気抵抗試験 電解液として水酸化カリウム4096水溶液、正極およ
び負極に白金板を使用し、JIS−C一2313に準じ
てセパレータの電気抵抗を測定した。
8耐酸化性 セパレータを乾燥秤量した後、過マンガン酸カリ10.
5部と水酸化カリウム12.5部を240部の水に溶解
して成る酸化液中に浸漬し、50℃で1時間加熱した後
水洗し、乾燥秤量しセバレータの重量減少率を下記の式
によつて算出した。
(6)充放電サイクル数試験セパレータを1アンベア・
時間の容量を有するニツケルカドミウムニ次電池に組み
込み、放電20分、充電・40分を1サイクルとして充
放電を繰返して、元の容量に回復できなくなづた時を寿
命とし.て充放電のサイクル数を求めた。
なお、試料番号5,6および7のセバレータを組み込む
に際してはグラフトフイルムが陽極側に位置するように
して組み込んで試験を行なつた。上記第1表から明らか
なように、本発明のセバレータは電気抵抗が低く、重量
減少率も少なくて耐酸化性が優れていることが判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物であり且
    つエチレン含有量が20〜85重量%の共重合体を主成
    分とするベースフィルムに、導電性を付与し得るビニル
    モノマーをグラフト共重合せしめたグラフト共重合体フ
    ィルムから成る電池用セパレータ。 2 ビニルモノマーと共にヒドロキシアルキルアクリレ
    ート(アルキル基の炭素数は6以下)またはヒドロキシ
    アルキルメタクリレート(アルキル基の炭素数は6以下
    )の少なくとも1種をグラフト共重合させたグラフト共
    重合体フィルムから成る特許請求の範囲第1項記載の電
    池用セパレータ。 3 エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物であり且
    つエチレン含有量が20〜85重量%の共重合体を主成
    分とするベースフィルムに、導電性を付与し得るビニル
    モノマーをグラフト共重合せしめたグラフト共重合体フ
    ィルムがセロハンフィルムおよび/またはポリビニルア
    ルコールフィルムと積層せしめられて成る電池用セパレ
    ータ。 4 ビニルモノマーと共にヒドロキシアルキルアクリレ
    ート(アルキル基の炭素数は6以下)またはヒドロキシ
    アルキルメタクリレート(アルキル基の炭素数は6以下
    )の少なくとも1種をグラフト共重合せしめたグラフト
    共重合体フィルムを用いた特許請求の範囲第3項記載の
    電池用セパレータ。
JP54054410A 1979-05-02 1979-05-02 電池用セパレ−タ Expired JPS5945178B2 (ja)

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CN104755543B (zh) 2012-10-30 2018-02-02 可乐丽股份有限公司 多孔接枝共聚物粒子、其制造方法以及使用其的吸附材料
JP2014114447A (ja) * 2012-11-15 2014-06-26 Kuraray Co Ltd 芳香族含窒素複素環をグラフト鎖に有するグラフト共重合体、その製造方法およびそれを用いるイオン吸着材

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