JPS5944856B2 - 需要電力監視装置 - Google Patents

需要電力監視装置

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JPS5944856B2
JPS5944856B2 JP54000480A JP48079A JPS5944856B2 JP S5944856 B2 JPS5944856 B2 JP S5944856B2 JP 54000480 A JP54000480 A JP 54000480A JP 48079 A JP48079 A JP 48079A JP S5944856 B2 JPS5944856 B2 JP S5944856B2
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JP
Japan
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power
alarm
demand
predicted
time
Prior art date
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Expired
Application number
JP54000480A
Other languages
English (en)
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JPS5592538A (en
Inventor
汪 石川
功 阿久津
博久 水原
祥三 北村
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Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は需要電力が契約電力を超過しないようにある時
点でいくらの電力を軽減すれば良いかを表示し、かつ超
過するおそれのある場合は警報信号を発生する需要電力
監視に関するものである。
一般に需要電力が契約電力を超過するとその超過分に対
して割高な違約金を支払わなければならないため、需要
電力が契約電力を超過するおそれがある場合には未然に
それを知り超過防止しなければならない。従来このよう
な目的のために取引用最大需要電力計を人間がチェック
して、需要時限が一定時間経過した時点でいくらの負荷
遮断をするか否か判断していた。
しかしながら、このようにデマンド計を人間がチェック
して使用電力を制限するような従来装置では、人間が勘
で判断するため監視が困難で負荷遮断量が少なすぎて契
約電力を超過したり、負荷遮断量が多すぎたため例えば
工場などの場合生産に支障をきたす事態を生じることが
あつた。また電子回路を用いた装置としては、発信装置
付電力量計のパルスを計数し、現時点の需要電力および
一定時間における増加量、需要時限の残り時間から予測
需要電力を算出し、あらかじめ設定された目標値と比較
してこれを超過しておれば第1段警報を発生し、さらに
前記予測需要電力と目標値の差を需要時限の残り時間で
除算して、調整電力を算出し、あらかじめ設定された警
報値と比較してこれを超過しておれば第2段警報を発生
し、監視者に注意を喚起するという装置があつた。
このような従来の装置は次のような欠点があつた。すな
わち前記第1段警報は予測需要電力が目標需要電力を超
過していることを示すものである。ところが超過がわず
かの場合は負荷を遮断しなくても済む場合がある。一方
前記第2段警報は調整電力が警報値をこえたので、警報
値に相当するだけの負荷を遮断する必要があることを示
す警報である。従つて、電気の監視者は第1段警報によ
り負荷遮断をするべく準備をし、待機状態に入る。とこ
ろが超過がわずかでなかなか第2段警報の発生にいたら
ない場合は監視者は負荷遮断スイツチを握つたままその
ままの状態を保持せねばならず、監視者の精神的・肉体
的疲労ははかりしれないものがあつた。しかも、需要電
力は通常30分毎の需要時限を単位とし、そのうち一度
でも契約電力を超過すると前記の違約金を徴収されるた
め、監視者は四六時中緊張状態にあることを強いられた
。本発明は上記のような欠点を除去するためになされた
ものであつて、回路の電気使用量から予測需要電力と調
整電力を演算し、さらに一定時間後に達するであろうと
ころの調整電力を予測し、さらにこの値に対して警報値
を設定し、これを超過すると警報を発生する需要電力監
視装置を提供することを目的とする。以下第1図ないし
第2図にもとづき本発明の一実施例について説明する。
第1図は本発明の原理を示すタイムチヤートである。
図において、横軸は時間で、需要時限をT、需要時限T
の経過時間をtとする。縦軸は需要電力で、Q1は目標
需要電力例えば契約電力であり、Pは経過時間tにおけ
る需要電力すなわち現在需要電力である。また原点0か
ら点Aを結ぶ曲線は需要電力の増加曲線である。さて経
過時間tにおいて、それよりさかのぼつて一定時間Δt
をとり、その時間内における需要電力の増分を△pとす
る。
ここで△p/Δtなる演算をすれば需要電力の増加率が
求められ、これは第1図において、ΔT,Δpにより構
成された直角三角形の正接でありこの三角形の斜辺を真
直に延長し、需要時限Tから縦軸に平行に延ばした直線
との交点をRとすればこのRが点Aにおける予想需要電
力となる。この値は欠式により求められる。tΔ L 次に点Aから縦軸に平行な直線を引き、目標需要電力Q
1との交点をBとして直角三角形△BQlRを考える。
RとQ,の差は需要電力が超過するであろう値である。
他方需要時限の残り時間はT−tであるからT−tの間
に需要電力超過予想値R−Q1を低減するよう負荷調整
せねばならない。この値が調整電力であつて、この値を
Uとすれば次式で表わされる。
さらに角度1RBQ1をψ1とおけば2)式は次式とお
くことができる。
↓な雫騙騙ヵとム〒門舅の超過予想値と=り時間でつく
られる三角形の正接を需要時限倍した値であつて図中で
は直線BRの傾きであると云うことができる。
さてこの発明の目的は経過時間tよりもさらにある一定
時間後の調整電力を予測するものである。
経過時間tにおいて、これよりもΔt後の時間をt+△
tとし、縦軸に平行な直線を引いて目標需要電力Q1と
の交,点をCとすれば直角三角形へCQlRがっくられ
る。この三角形において角度1RCQ1をψ2とおけば
予測調整電力URは次式で表わされる。D−n 1 〜 I &Jt/ (4)式により演算された予測調整電力υRに警報値Q
2を設定し、前者が後者を超過すると第2段警報を発生
し、時間Δt後に負荷制御をする必要があることを監視
者に知らせて負荷制御の準備態勢に入る。
さらに、(2)式で算出された調整電力と警報値Q2を
比較し、前者が後者を超えると第3段警報を発生し、監
視者はこれにより実際に負荷を週断する。次に第2図に
より本装置の具体的な実施例を説明する。
1は発信装置付電力量計で回路の使用電力量をPT,C
Tを介して計測し、使用電力量に比例したパルスを発信
する。
2は需要電力カウンタで、前記パルスを叶数して後述す
る時計部4からの信号により需要時限T毎に零戻しする
3は需要電力増分カウンタで後述する時計部4からの信
号により一定時間(△T)毎に零戻しする。
4は時計部で需要時限Tを計測する基準信号をつくる。
5は前記時計部4の基準信号を計数し需要時限の残り時
間(T−t)を計測する残り時間カウンタであり、例え
ば減算カウンタで構成される。
6は第一の演算回路で、(1)式の予測需要電力Rを演
算する。
7は目標需要電力Q1例えば契約電力を設定する設定器
、8は前記第一の演算回路6で算出された予測需要成力
Rと目標需要電力Q,とを比奴し、前者が後者を超過す
ると警報信号を発生する第一の比較回路、9は前記警報
信号により例えばベル・ブザー・ランプなどの警報を発
生する第1段警報部、10は予測需要電力Rと目標需要
電力Q1および残り時間(T−t)とから(4)式によ
り予測調整電力URを算出する第二の演算回路、11は
予測調整電力URに対して警報値Q2を設定する第2段
警報設定器であり、その警報値Q2は遮断しようとする
負荷容量を設定する。
12は前記予測調整電力UB,と第2段警報値Q2とを
比較し、前者が後者を超過すると響報信号を発生する第
二の比較回路である。
なお(3)式および(4)式の分子においてR>Q1の
場合のみ警報を発生するよう構成する。
13は前記第2段警報信号により第1段警報部8と同様
な構成で、かつ識別容易な警報を発生する第2段警報部
である。
14は予測需要亀力Rと目標需要電力Q1および残り時
間(T−t)から(3)式により調整電力Uを算出する
第三の演算回路である。
15は調整電力Uと第2段警報値Q2を比較し、前者が
後者を超過すると第3段警報信号を発生する第三の比較
回路である。
16は前記第三の比較回路15の第3段警報信号により
前記第1段および第2段の警報部9,13と同様な構成
でかつ他と識別容易な警報を発生する第3段警報部であ
る。
本発明の一実施例は以上のように構成されているが、第
3段警報の警報値は第2段警報値Q2と共用しないで別
途設けてもかまわない。
また第一〜第三の演算回路は汎用のICを使用して構成
できるが、例えばマイクロコンピユータを使用すれば演
算回路は共用でき、回路構成は極めて簡単になる。また
需要電力増分カウンタの計数時間間隔△tを手動にて任
意に可変し得る設定器を設けることも可能である。本発
明は以上のように構成され、負荷を遮断する必要がある
時に事前に警報を発生するので、従来装置のように監視
者に無用の緊張を与えることなく、且つ束縛することな
く、適切にして円滑な電力の監視が行える利点がある。
エネルギー危機から電力の合理的使用が叫ばれている昨
今の状勢に鑑みれば本発明の果す効果は極めて顕著であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動作原理を説明するタイムチヤート、
第2図は本発明の一実施例を示すプロツク図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発信装置付電力量計の発信パルスを計数する計数手
    段と、この計数手段の出力である計数値と一定時間にお
    ける前記計数値の増分と需要時限の残り時間とから予測
    需要電力を算出し、かつこの予測需要電力と目標需要電
    力とを比較して前記予測需要電力が前記目標需要電力を
    こえたときに警報を発生する第1の警報手段と、前記予
    測需要電力と前記目標需要電力と需要時限の残り時間と
    から調整電力を算出し、かつこの調整電力が所定値をこ
    えたときに負荷制御を行うべき警報を発生する第2の警
    報手段と前記調整電力を算出した後のある一定時間後に
    おける予測調整電力を算出し、この予測調整電力が所定
    値をこえたとき警報を発生する第3の警報手段とを備え
    、前記第1の警報手段の出力を第1段警報とし、前記第
    3の警報手段の出力を第2段警報とし、前記第2の警報
    手段の出力を第3段警報としたことを特徴とする需要電
    力監視装置。 2 第3の警報手段は調整電力を算出した後予測調整電
    力を算出するまでの時刻を可変できるように構成された
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の需要電力
    監視装置。 3 第3の警報手段は予測調整電力と警報設定値とを比
    較し、上記予測調整電力が上記警報設定値より大で、し
    かも予測需要電力が目標需要電力を超過しているとき警
    報を発生するよう構成されたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の需要電力監視装置。
JP54000480A 1979-01-05 1979-01-05 需要電力監視装置 Expired JPS5944856B2 (ja)

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JP54000480A JPS5944856B2 (ja) 1979-01-05 1979-01-05 需要電力監視装置

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JPS5592538A JPS5592538A (en) 1980-07-14
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2752211B2 (ja) * 1990-01-08 1998-05-18 株式会社東芝 電力デマンド監視装置
JP2549868Y2 (ja) * 1990-04-27 1997-10-08 財団法人鉄道総合技術研究所 デマンド予測装置

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JPS5592538A (en) 1980-07-14

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