JP3184618U - ガス使用量監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】時ガスの使用状況を監視室等でリアルタイムに把握できるだけでなく、時ガスの使用量を予測し、それが設定された値を超えそうになると、警告することのできるガス使用量監視装置を提供する。
【解決手段】ガスメーター5に接続された負荷計6からのパルス信号をカウントして単位時間当たりのガス使用量を積算する積算部2と、積算された使用量に基づいて所定時間後のガス使用量を予測する予測部3と、その予測結果が予め設定した値を超えそうになると、警報を発する警告部4とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ガス使用量をリアルタイムで監視してガス使用量の超過を予測する監視装置に関するものである。
この種のガス使用状況監視システムとしては、下記特許文献に記載されたものが知られている。この監視システムは、ガスの消し忘れなどの危険状況を検出して、ガスの供給を強制的に遮断するもので、ガスの使用量の超過を予測するものではない。
ガス使用料金は、定額部分と従量部分からなり、使用量が契約範囲を超えると、定額部分が高くなるように設定されている。そのため、多くのガス消費者は、省エネや経費節約のために、現在のガスの使用状況や、1時間単位のガス使用量(以下、時ガスという。)を監視して、契約範囲を超えないようにガスの使用量をセーブしたいと思っても、それができなかった。そして、契約更新の折に、ガス会社の提示するデーターを見て、初めて過去の使用量や使用状況を知るという状況であった。
そうした背景から、ガスの使用量のデーターを出力する負荷計(時ガスを表示する機器)からのデーターをパソコン等に取り込むものはあるが、それは、単に使用実績を取り込んで表示や解析をするもので、ガスの使用状況に応じて、契約範囲を超えそうかどうかを予測するものではなかった。
特開2004−309365号公報
本考案は、ガスメーターから離れた場所にいて、時ガスの使用状況を監視室等でリアルタイムで把握できるだけでなく、時ガスの使用量を予測し、それが設定された値を超えそうになると、警告することのできるガス使用量監視装置を提供することを課題とする。
本考案に係るガス使用量監視装置は、ガスメーターに接続された負荷計からのパルス信号をカウントして単位時間当たりのガス使用量を積算する積算部と、積算された使用量に基づいて所定時間後のガス使用量を予測する予測部と、その予測結果が予め設定した値を超えそうになると、警報を発する警告部とを備えたものである。
本考案によれば、時ガスの使用実績から所定時間後のガス使用量を予測し、その予測結果が設定した値を超えそうになれば、警告を発するので、契約範囲を超える使用を未然に防止することができ、また、ガスの消費も抑えることができる。
本考案に係るガス使用量監視装置の構成ブロック図。 積算された使用量から所定時間後のガス使用量を予測する説明図。 表示入力部(タッチパネル)の入力設定画面を示す図。 タッチパネルで表示されるガス消費量の変化をグラフ化した一例で、リアルタイムでガス消費傾向がわかる画面を示す図。 ガス使用量の履歴を表示した画面を示す図。 測定時間のゾーン設定画面を示す図。
図1は、本考案に係るガス使用量監視装置の構成ブロック図を示す。この図において、ガス使用量監視装置1は、単位時間当たりのガス使用量を積算する積算部2と、積算された使用量に基づいて所定時間後のガス使用量を予測する予測部3と、その予測結果が予め設定した値を超えそうになると、警報を発する警告部4とを備える。
積算部2は、ガスメーター5に接続された負荷計6からのパルス信号Pをカウントして単位時間当たりのガス使用量を積算する。予測部3は、たとえば、10時から11時までの1時間の使用量を測定する場合において、10時15分に過去15分間のガス使用量を元に、45分後の11時の時ガスを予測し、10時30分に過去30分のガス使用量を元に、30分後の時ガスを予想し、さらに10時45分に過去45分間のガス使用量を元に15分後の11時の時ガスを予測する。
図2は、予測部3の予測動作を説明したものであって、たとえば、測定開始から1分経過時点の積算量(網掛けで表示する部分)から、そのままの状態を継続したときの3分経過後の使用予測値を表したものである。
この図2において、この状態のままガスを使用し続けると、明らかに契約した最大使用量を超えることになる。そこで、比較部7は、予め設定された最大使用量と予測結果とを比較して、最大使用量を超えそうな場合は、所定時間後に、例えば、3分後に、警告部4の警告ブザー4aや警告灯4bを作動させてガス消費者に注意を喚起する。これにより、契約範囲を超えるガスの使用を回避することができ、省エネでかつ合理的な経費節約ツールとして使える。
比較部7に入力される最大使用量は、表示入力部8から設定されたもので、そこから入力された最大使用量は、記憶部9に記憶され、その値が比較部7に出力される。また、この表示入力部8は、タッチパネルで構成されている。
図3は、そのタッチパネルの入力設定画面である。図3において、符号81は、ガス会社との契約による、ガス使用量(契約ガス量)の最大値、すなわち、契約した最大使用量を設定する表示キーである。このキー81をタッチすると、図示しないテンキー画面が現れ、そのテンキー画面を使って、時ガスの最大値を入力し、その画面に表示されたENTERキーを押せば、図3の画面に戻ってこのキー81部分に図2のような設定値が表示される。
符号82は、計測を開始してから、所定時間後の時ガスの予測値を表示する欄。符号83は、計測を始めてからの現在のガス使用量、すなわち、積算値を表示する欄である。上記予測値がガス会社との契約ガス量を超える場合、表示入力部8の表示欄全面が正常時色(白)から警告時色の(赤)に変わり、警告ブザーが鳴り出し、ガス消費者に注意を喚起する。符号84は、計測開始してからの、経過時間(分)を表示する欄である。符号85は、警告ブザー4aを停止する時に押すボタンである。符号86は、計測を改め、初めから計測を開始する時のリセットボタンであり、それを押すと、図3の各表示欄82、83、84のすべてが、ゼロにリセットされる。なお、符号87は、他の設定画面に移るためのボタンである。
本考案に係る装置1内部には、経過時間や積算値を60分ごとに0分に戻し、再度計測を自動で始める60分計と、0年0日0時0分00mと表示させるための時計機能とが内蔵されている。
以上の設定が終了して、ガス消費者のガス機器10でガスの消費が始まると、ガスメーター5が計測を始め、そのメーター5に取付けた負荷計6が時ガスの使用量に応じてパルス信号Pを発信し始める。そのパルス信号Pは、ガス使用量監視装置1に入力され、積算部2でカウントを始め、その積算値は、表示入力部8の表示欄83に逐次表示される。その積算値と図3の入力設定画面のキー81で入力したデマンド設定値(最大使用量)とを比較部7で比較し、その比較結果が時ガスのデマンド設定値を超える場合、比較部7は、警告ブザー4aと警報灯4bで、遠くにいるガス管理者に知らせる。
図4は、表示入力部8に表示されるガス消費量の変化をグラフ化した一例である。この図において、縦軸にガス消費量(m)をとり、横軸に経過時間をとり、折れ線グラフで実際のガス消費量の線S1と、設定した最大使用量(m/h)(時ガスの契約量)の限界を表す直線S2とを表示して、現在のガス消費状況をリアルタイムで可視化にしたものである。最大使用量を表す直線S2の傾斜は、最大使用量を設定するキー81を操作することにより変更できる。符号88は、ガス使用量が設定値81を超えそうな時の、文字表示でオーバー警告または、オーバー警報と表示させる表示部である。ガス消費者は、契約した最大使用量の入力が終われば、常時の監視時に使用する画面は、ガス消費者の使い方により図3、図4のどちらでもよい。但し、設定値変更は、図3でしかできない。
また、図1において、この装置1には、出力端子11が設けてあり、外部のパソコンにLAN回線やUSB、SDカードを介して、記録されたデーターを残し、解析できるようにしてある。また、本考案に係るガス使用量超過監視装置1は、ガスメーター5に取付けてある負荷計6から出力される時ガスのガス使用量の最大値(m)を年、月、日、時間、何分と表示し、警告を発した履歴と共に、画面上に表示、記録することができるようになっている。また、警告を発したときに専用の調整装置を介して、ガス機器10を直接制御することも可能である。
図5は、過去に出た警報を表示する画面であり、記録を閲覧するには、画面下の上下の三角形のキー87を押すことで履歴を上下、早送りすることができる。また、「一行削除」は、選択した履歴だけを消去するためのボタンであり、「ALLCLR」は、履歴全体を一括消去する時に長押しして使うボタンである。
以上の説明では、比較的小口のガス消費者についての15分毎の予測値を示す場合について説明したが、15分間隔の警報だけでなく、1分毎に予測値を表示したり、任意に計測間隔を変更したりすることもできる。また、予測も3分後、5分後、10分後、60分後の予測値も表示できる。これにより、大口のガス消費者でガス消費量の変動の激しい場合に対応できる。
その例について図6に基づいて説明する。時ガスの計測の単位である1時間を、例えば3ゾーンの時間帯に分割する。ゾーン1及びゾーン2は、任意の時間間隔に設定が自由なものである。ゾーン3は、40分後から60分後の20分に固定されている。仮に10時から11時のガス使用量を測定する場合に、最大使用量を入力すると、その時点でその最大使用量を表す傾斜した直線グラフ(閾値)が表示される。10時から10時20分をゾーン1に設定すると、自動的にゾーン2は、10時20分〜10時40分になる。10時40分〜11時をゾーン3とし、そのゾーン3は、固定で変わらない。ゾーン1は、10時以前の、データーが遅れて表示され、現在測定中の時間帯にかぶる可能性もあるので、あらかじめゾーン1に割り当てられた所定の時間は、警報灯やブザーは,作動させず、予測値のみ表示される(ゾーン1の予測の条件)。ゾーン1(分割された最初のゾーン)は、各ガス消費者の使用環境により、時間を自由に変更できる。ゾーン2までの数値は、その測定値を無視する。ゾーン1は、バッチ運転等をしている大口ガス消費者を除いて、時ガスを判断するには、あまりに初期値すぎるので、警告は発せず、予測値のみを表示するだけにしている。10時から1分毎に予測を始めているので、予測値のキー82を押すと、3、5、10、60分後の予測値が順次表示される。同時にグラフ上にも表示される。ゾーン2は、全範囲において、積算値が最大使用量を連続3分間超えていれば、画面の色または文字で警告を発し、5分間経過しても最大使用量を超えていれば警告ブザー4aを鳴らす(ゾーン2の予測の条件)。しかし、最大使用量以下になれば、自動解除される。この5分経過の時間間隔も画面上で警告ブザー4aの鳴る時間も含めて任意設定できる。ゾーン3では、ガス使用量の積算値が、最大使用量を10%下回るまでは、警告灯、警告ブザーを鳴らして自動では停止しない(ゾーン3の予測の条件)。警告灯、警告ブザーを鳴らす条件も、画面で変更が可能である。上記の特に図4に示す例の場合は、ハイスペックガス使用量超過監視であり、より多くのガス消費者の使い方に対応し各種設定もほぼ自由に設定可能で、ガスのデマンドオーバーの監視ができるだけでなく、省エネの観点からも非常に有効なツールに設定してある。同時に比較的小口のガス消費者向けの機器も同様に、簡易型としてガス消費者にデマンドオーバーに対する注意を喚起するにとどまらず、ガス機器の省エネ運転のツールとして、有効なものである。本機器は、ガス使用量の監視に特化したものである。なお、ゾーン1とゾーン2のみ測定時間を可変できるのは、ガス消費量測定開始時から、すぐにガス消費量が高い値になったり、前記のように、バッチ運転をしているガス消費者に、対応させるための機能である。ゾーン1とゾーン2を可変できるようにしたのも、上記機能の目的と同じある。
1 ガス使用量監視装置
2 積算部
3 予測部
4 警告部

Claims (2)

  1. ガスメーターに接続された負荷計からのパルス信号をカウントして単位時間当たりのガス使用量を積算する積算部と、積算された使用量に基づいて所定時間後のガス使用量を予測する予測部と、その予測結果が予め設定した値を超えそうになると、警報を発する警告部とを備えたガス使用量監視装置。
  2. 前記予測部は、複数の時間帯のゾーンに分割され、前記各々のゾーンは、前記予測の条件が異なり、前記分割された最初のゾーンの前記時間帯が可変であることを特徴とする請求項1記載のガス使用量監視装置。
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