JP5548154B2 - 積算計のパルス出力確認方法および積算計 - Google Patents

積算計のパルス出力確認方法および積算計 Download PDF

Info

Publication number
JP5548154B2
JP5548154B2 JP2011047437A JP2011047437A JP5548154B2 JP 5548154 B2 JP5548154 B2 JP 5548154B2 JP 2011047437 A JP2011047437 A JP 2011047437A JP 2011047437 A JP2011047437 A JP 2011047437A JP 5548154 B2 JP5548154 B2 JP 5548154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
output
integrated
measuring
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011047437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012185613A (ja
Inventor
淳 水高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2011047437A priority Critical patent/JP5548154B2/ja
Publication of JP2012185613A publication Critical patent/JP2012185613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5548154B2 publication Critical patent/JP5548154B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は、熱量、流量などの物理量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位量が積算されるごとにパルスを出力する積算熱量計や流量計などの積算計に関するものである。
従来、積算熱量計や、水道メータなどの流量計においては、熱量あるいは流量に対応するパルス出力により熱量や流量を計測し、表示するようにしている。すなわち、積算熱量計や流量計からのパルス信号を遠隔カウンタで積算することにより、積算熱量計や流量計の指針値を離れた地点から確認できるようにしている。具体的には、積算熱量計のマイクロコンピュータが流量信号を受け、あらかじめ決められた単位熱量が積算されるごとにパルスを出力するようにしている。同様に、流量計の場合には、あらかじめ決められた単位流量が積算されるごとにパルスを出力するようにしている。
そして、特許文献1に開示された流量計では、遠隔カウンタとの接続時における動作確認時、あらかじめ定められた単位流量より小さい積算単位の単位パルス設定ができるようにして、ごく少ない流量で動作確認を行えるようにしていた。また、特許文献2に開示された電子式指示計器では、表示部にパルス出力の設定項目、選択内容を表示できるようにしていた。
特開2008−224390号公報 特開2010−32366号公報
従来の方法によると、単位熱量あるいは単位流量が積算されるごとにパルスを出力するのか否か等の設定項目は遠隔カウンタで確認可能であるが、現地でパルスの状態を確認する手段がなく、積算熱量計や流量計からパルスが正しく出力されているのか否かを確認することはできないため、積算熱量計や流量計の表示と遠隔カウンタの表示とが異なる場合、原因推定に時間がかかるという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、パルスが設定されたとおりに正常に出力されているかどうかを確認することができるパルス出力確認方法および積算計を提供することを目的とする。
本発明の積算計のパルス出力確認方法は、対象となる物理量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位量が積算されるごとにパルスを出力する測定ステップと、この測定ステップで積算された積算量を表示する表示ステップと、前記測定ステップによって出力されるパルスを、(1/前記パルスの1秒間あたりの予定のパルス数)に分周する出力分周ステップと、この分周したパルスに応じて発光手段を点滅させる発光ステップとを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の積算計のパルス出力確認方法の1構成例において、前記測定ステップは、対象となる物理量として熱媒体の消費熱量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位熱量が積算されるごとにパルスを出力することを特徴とするものである。
また、本発明の積算計のパルス出力確認方法の1構成例において、前記測定ステップは、対象となる物理量として流体の流量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位流量が積算されるごとにパルスを出力することを特徴とするものである。
また、本発明の積算計は、対象となる物理量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位量が積算されるごとにパルスを出力する測定手段と、この測定手段によって積算された積算量を表示する表示手段と、前記測定手段から出力されるパルスを、(1/前記パルスの1秒間あたりの予定のパルス数)に分周する出力分周手段と、この出力分周手段から出力されるパルスに応じて点滅する発光手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、あらかじめ定められた単位量に応じたパルスレートで出力されるパルスを分周し、分周後のパルスで発光手段を点滅させる。これにより、積算計を点検しようとする作業員は、発光手段の単位時間(1秒)あたりの点滅回数を目視で数え、表示される積算量と比較することで、積算計からパルスが設定されたとおりに正常に出力されているかどうかを確認することができる。その結果、本発明では、積算計の表示と遠隔カウンタの表示とが異なるといったトラブルが発生した時の原因推定作業の効率を大幅に向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る積算熱量計の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る積算熱量計の動作を示すフローチャートである。
[発明の原理]
本発明では、積算熱量計のパルスレートに比例して点滅するLEDを積算熱量計に設置する。パルス出力の正常/異常判断は、LEDの単位時間あたりの点滅回数を目視で数え、積算熱量計の熱量表示値と比較して行なう。LEDの点滅回数は、最も目視点検が容易となるように決定する。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る積算熱量計の構成を示すブロック図である。積算熱量計は、例えば地域冷暖房システムに設けられている。地域冷暖房システムは、熱供給器(不図示)により熱エネルギーを与えられた温水等の熱媒体を、送り管10aを通じて熱負荷となる熱交換器(不図示)へ配送し、この熱交換器にて冷暖房のための熱エネルギーを消費した熱媒体を、返り管10bを通じて再び熱供給器へ返送するようになっている。
本実施の形態の積算熱量計は、返り管10bを流れる熱媒体の流量を測定する流量測定部1と、送り管10aを通じて熱交換器へ流入する熱媒体の温度を検出する温度センサ2aと、返り管10bを通じて熱供給器へ戻る熱媒体の温度を検出する温度センサ2bと、温度センサ2a,2bから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器3と、熱媒体の流量と熱負荷前後の温度差とから熱量を演算して熱量パルス信号を出力する演算部4と、演算部4が演算した熱量を表示する表示部5と、熱量パルス信号を外部機器である遠隔カウンタ等へ出力するための通信インターフェース部6と、熱量パルス信号を分周する出力分周部7と、出力分周部7から出力されるパルスに応じて点滅するLED等の発光部8とから構成される。流量測定部1と温度センサ2a,2bとA/D変換器3と演算部4とは、測定手段を構成している。
図2は本実施の形態の積算熱量計の動作を示すフローチャートである。流量測定部1は、返り管10bを流れる熱媒体の流量を測定する(ステップS1)。流量測定部1は、測定した流量値を示す流量信号を出力する。なお、流体の流量を求める方法は周知であるので、詳細な説明は省略する。
一方、温度センサ2aは、送り管10aを流れる熱媒体の温度を検出し、温度センサ2bは、返り管10bを流れる熱媒体の温度を検出する(ステップS2)。A/D変換器3は、温度センサ2a,2bから出力されるアナログの温度信号をデジタル信号に変換する。
次に、演算部4は、流量測定部1によって測定された熱媒体の流量と熱負荷前後の温度差(すなわち、温度センサ2aによって測定された熱媒体の温度と温度センサ2bによって測定された熱媒体の温度との差)とを乗算し、この乗算結果に所定の熱量換算係数を乗じることで、消費熱量を演算する(ステップS3)。演算部4が演算した熱量は表示部5によって表示される。さらに、演算部4は、熱量を積算し、積算結果があらかじめ定められた単位熱量に達したときに(ステップS4においてYES)、パルスを出力する(ステップS5)。こうして、単位熱量が積算されるごとに熱量パルス信号が出力される。演算部4から出力される熱量パルス信号は、通信インターフェース部6を介して遠隔カウンタ等へ出力される。
出力分周部7は、演算部4から出力される熱量パルス信号を分周する。発光部8は、出力分周部7から出力されるパルスに応じて点滅する。このとき、出力分周部7は、熱量パルス信号を、目視点検が容易となるように分周する。例えば積算熱量計の口径が25Aの場合、一般的な使用領域が流速2m/sec、温度差5℃程度、瞬時熱量75MJ/h(20kJ/sec)で動作することが多いことを勘案し、目視点検がし易いように1秒間あたり1回、発光部8が発光するようにする。積算熱量がkJに達する度に熱量パルス信号が出力されるとすると、瞬時熱量が20kJ/secの場合には1秒間あたり20パルスの熱量パルス信号が出力されることになる。したがって、出力分周部7で熱量パルス信号を1/20に分周すれば、1秒間あたり1回の頻度で発光部8が発光する。
また、積算熱量計の口径が40Aの場合、瞬時熱量190MJ/h(53kJ/sec)で動作することが多い。積算熱量がkJに達する度に熱量パルス信号が出力されるとすると、瞬時熱量が53kJ/secの場合には1秒間あたり53パルスの熱量パルス信号が出力される。したがって、出力分周部7で熱量パルス信号を1/53に分周すれば、1秒間あたり1回の頻度で発光部8が発光する。以上のような出力分周部7は、フリップフロップ回路によって実現することができる。
以上、説明したように、本実施の形態では、単位熱量に応じたパルスレートで出力される熱量パルス信号を分周し、分周後のパルス信号で発光部8を点滅させる。これにより、積算熱量計を点検しようとする作業員は、発光部8の単位時間(1秒)あたりの点滅回数を目視で数え、表示部5に表示される熱量表示値と比較することで、熱量パルス信号が設定されたとおりに正常に出力されているかどうかを確認することができる。その結果、本実施の形態では、積算熱量計の熱量表示と遠隔カウンタの熱量表示とが異なるといったトラブルが発生した時の原因推定作業の効率を大幅に向上させることができる。
なお、本実施の形態では、積算熱量計を例に挙げて説明しているが、本発明は積算熱量計と同様のパルス出力を持つ流量計、例えば水道メータ、電気メータ、ガスメータにも適用可能である。
本実施の形態で説明した演算部4は、CPU、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、熱量、流量などの物理量を測定して積算する積算熱量計や流量計などの積算計に適用することができる。
1…流量測定部、2a,2b…温度センサ、3…A/D変換器、4…演算部、5…表示部、6…通信インターフェース部、7…出力分周部、8…発光部、10a…送り管、10b… 返り管。

Claims (6)

  1. 対象となる物理量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位量が積算されるごとにパルスを出力する測定ステップと、
    この測定ステップで積算された積算量を表示する表示ステップと、
    前記測定ステップによって出力されるパルスを、(1/前記パルスの1秒間あたりの予定のパルス数)に分周する出力分周ステップと、
    この分周したパルスに応じて発光手段を点滅させる発光ステップとを備えることを特徴とする積算計のパルス出力確認方法。
  2. 請求項1記載の積算計のパルス出力確認方法において、
    前記測定ステップは、対象となる物理量として熱媒体の消費熱量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位熱量が積算されるごとにパルスを出力することを特徴とする積算計のパルス出力確認方法。
  3. 請求項1記載の積算計のパルス出力確認方法において、
    前記測定ステップは、対象となる物理量として流体の流量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位流量が積算されるごとにパルスを出力することを特徴とする積算計のパルス出力確認方法。
  4. 対象となる物理量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位量が積算されるごとにパルスを出力する測定手段と、
    この測定手段によって積算された積算量を表示する表示手段と、
    前記測定手段から出力されるパルスを、(1/前記パルスの1秒間あたりの予定のパルス数)に分周する出力分周手段と、
    この出力分周手段から出力されるパルスに応じて点滅する発光手段とを備えることを特徴とする積算計。
  5. 請求項4記載の積算計において、
    前記測定手段は、対象となる物理量として熱媒体の消費熱量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位熱量が積算されるごとにパルスを出力することを特徴とする積算計。
  6. 請求項4記載の積算計において、
    前記測定手段は、対象となる物理量として流体の流量を測定して積算し、あらかじめ定められた単位流量が積算されるごとにパルスを出力することを特徴とする積算計。
JP2011047437A 2011-03-04 2011-03-04 積算計のパルス出力確認方法および積算計 Expired - Fee Related JP5548154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011047437A JP5548154B2 (ja) 2011-03-04 2011-03-04 積算計のパルス出力確認方法および積算計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011047437A JP5548154B2 (ja) 2011-03-04 2011-03-04 積算計のパルス出力確認方法および積算計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012185613A JP2012185613A (ja) 2012-09-27
JP5548154B2 true JP5548154B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=47015664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011047437A Expired - Fee Related JP5548154B2 (ja) 2011-03-04 2011-03-04 積算計のパルス出力確認方法および積算計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5548154B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015078907A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 東洋ガスメーター株式会社 ガスメータ
KR101390992B1 (ko) * 2014-01-27 2014-05-02 (주) 이콘테크 팬코일 유닛용 개별 적산열량 산출장치 및 이에 의한 적산열량 산출방법
KR101581000B1 (ko) * 2015-06-17 2015-12-29 이동욱 휴대형 적산열량계 시험장치 및 시험방법

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111469A (ja) * 1984-11-05 1986-05-29 Toshiba Corp 電子式積算計量器
JPH0774700B2 (ja) * 1991-09-26 1995-08-09 日立冷熱株式会社 氷蓄熱装置
JP4275990B2 (ja) * 2003-05-20 2009-06-10 株式会社キーエンス 流量センサ
JP4974716B2 (ja) * 2007-03-12 2012-07-11 リコーエレメックス株式会社 電子式流量計

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012185613A (ja) 2012-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5548154B2 (ja) 積算計のパルス出力確認方法および積算計
KR101185406B1 (ko) 소비 전력 감시 장치 및 감시 방법
KR101134514B1 (ko) 온도센서 이상 진단기능을 구비한 적산열량계 및 이상 진단방법
JP5282060B2 (ja) エネルギー使用量表示装置
KR101606057B1 (ko) 에너지 표시 가정용 가스미터 및 가스량 측정방법
CN201716132U (zh) 具压力测量功能的热量表
JP3140747U (ja) 積算熱量計内蔵太陽熱蓄熱槽
CN101832827B (zh) 具压力测量功能的热量表
JP6328036B2 (ja) 計量メータの状態変化検出装置及びプログラム
CN210375231U (zh) 现场设备和流量计
CN204495491U (zh) 导热油热能计量系统
JPH0119062Y2 (ja)
JP2017116480A (ja) 電力量計
JP4426695B2 (ja) 流量計測方法、流量計測装置及び電子式ガスメータ
JP5915465B2 (ja) ボイラの熱出力計測装置
JP2001289682A (ja) 流量計測装置及び、ガスメータ
RU40473U1 (ru) Теплосчетчик
RU95117U1 (ru) Теплосчетчик
JP6143567B2 (ja) 読み合わせ一覧表作成装置および読み合わせ一覧表作成方法
JP2019045343A (ja) パルス出力装置、電磁流量計、及びパルス出力方法
CN207611017U (zh) 一种氧气浓度校准装置
JP3008692B2 (ja) 流量計
JPS5944856B2 (ja) 需要電力監視装置
JP2016109605A (ja) 積算装置およびパルス出力ペース表示方法
JP2002365119A (ja) 流体流量の積算装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5548154

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees