JPS5944453B2 - 軟弱地盤改良における砂柱体の造成装置 - Google Patents

軟弱地盤改良における砂柱体の造成装置

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JPS5944453B2
JPS5944453B2 JP16968880A JP16968880A JPS5944453B2 JP S5944453 B2 JPS5944453 B2 JP S5944453B2 JP 16968880 A JP16968880 A JP 16968880A JP 16968880 A JP16968880 A JP 16968880A JP S5944453 B2 JPS5944453 B2 JP S5944453B2
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JP
Japan
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sand
hollow tube
pipe
hollow
hollow pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP16968880A
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English (en)
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JPS5796118A (en
Inventor
義治 渡
正次 今泉
兼士 高木
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GOYO KENSETSU
Original Assignee
GOYO KENSETSU
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Publication date
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軟弱地盤の改良のために行うサンドドレーン工
法等における砂柱体の造成装置に関するものである。
地盤改良のための砂柱体の造成を例えば従来のサンドド
レーン工法について考えると、 ■ 造成位置測量、造成機器の移動 ■ 砂柱体造成用中空管の打込み ■ 中空管内へのバッチ方式による砂の供給■ 中空管
の引抜き の順で施工され、この順序を繰返している。
各々の作業の間には切れ目があり、各々の作業の一部を
並列的に行う事はなされていない。
従って一工程の作業時間Tは各々の作業時間t□y
t2 p t3 t t4の総和となる。
然しなからこれらの作業中■、■、■は同時に作業する
ことは物理的に不可能であるが0については他の作業に
関係なく平行に施工できると考えられる。
このようにすれば従来の作業時間’r、=t1+t2+
t3十14に対して新しい方法の作業時間T2はT2
=J + t2 + t4となり工事の条件によっては
T2/T1= 0.6〜0.8とすることができ■を平
行作業にする事によって施工能率はかなシ上昇すると考
えられる。
又■の工程において従来は造成すべき砂柱体の長さ分(
例えば砂柱体の長さ157?Zであれば15m)だけの
砂を一度に中空管内に供給した後、中空管を引きあげて
砂柱体を造成する方法であるため、中空管内で砂が締め
固まり、つまって中空管を引きあげたとき砂が共揚力す
し、砂柱体が形成されなくなるおそれがあった。
本発明装置は従来の欠点を除くようにしたものであって
、地盤に打込まれ且つ引抜かれる中空管と、この中空管
の上部に連通した砂と水のスラリー供給機構と、前記中
空管内面に設けた下部及び上部砂圧力検出器と、前記2
つの砂圧力検出器の間において前記中空管に連通した水
吸出管と、前記上部砂圧力検出器の上部において前記中
空管に連通したスラリー吸出機構とよシ成ることを特徴
とする。
以下図面によって本発明の詳細な説明する。
図中1はバイブロハンマー、2はこのバイブロハンマー
1によって打設される中空管(ケーシング)、3は砂、
4は打設時閉じられ、引抜き時開かれる中空管底蓋を示
し、前記中空管2の内面にはその下部から順次所定の間
隔を置いて上方に向かって下部、中間部、上部の砂圧力
検出器5〜Tを設け、中間部及び上部の砂圧力検出器6
,70間において前記中空管2に砂阻止フィルタ8を介
して水吸出管9を連通せしめ、前記上部砂圧力検出器7
の上部において前記中空管2に砂と水のスラリー吸出管
10を連通ずる。
又前記中空管2の最上部にはホッパー11に連結した砂
と水のスラリー供給管12を連通し、前記6管9,10
,12には夫々ポンプ13〜15を介挿せしめる。
而して本発明装置による砂柱体の造成においては先ず従
来と同様バイブロハンマー1によって中空管2を地盤の
所望位置に打込む。
次にホッパー11内に砂と水を供給し、この砂と水のス
ラリーをポンプ15によりスラリー供給管12を介して
中空管2内にその最上部より供給する。
この結果中空管2の上部内はスラリー状であるがスラリ
ー内の砂は中空管2内にその底部より堆積し始める。
この堆積を促進するためポンプ13によシ水吸出管9を
介してスラリー中の水を引き出しこの水はホッパー11
内に落す。
中空管2内における砂3の堆積が進行し砂3が下部砂圧
力検出器5によって検出されるようになった時点でスラ
リーの供給と同時に中空管2の引抜きを開始せしめる。
中空管2の引抜き速度が砂供給速度に対して速すぎれば
砂3の堆積が下部検出器5によって検出されないように
なるのでこれによって中空管2の引抜き速度を調節する
文通に遅すぎれば砂3の堆積が上部検出器7によって検
出されるようになるので同じくこれによって中空管2の
引抜き速度を調節する。
又この場合にはポンプ14を作動して中空管2内の過剰
なスラリーをスラリー吸出管10により吸出してホッパ
ー11内に落す。
又砂3の堆積が中間部砂圧力検出器6以下に低下した場
合には前記ポンプ14の作動を停止せしめる。
本発明による効果を列記すれば次の通9である。
a)施工時間の短縮が可能である。
砂杭工法における砂の供給を中空管の引抜き作業と平行
作業としたので施工時間を短縮できる。
b)工費の節減ができる。
海上工事として行う場合では船舶機械損料が大きなウェ
イトをしめるので作業能率が向上すれば当然工費の節減
につながる。
C)砂供給設備の投資額が少なくなる。
ベルトコンベアー、移動ホッパーとその巻き揚げ設備等
従来の砂供給設備に対して設備費が安価である。
d)作業環境が良くなる。
ホッパー以外は密閉されているので砂粒子の飛散が少な
い。
e)中空管内に砂がつまる事がなく、従って中空管と砂
の共揚りかない。
砂の堆積長さが短かいためアーチ・アクションが生じな
いので中空管内で砂が落ちない状況は生じ難く、共揚が
りは生じない。
したがって造成する砂柱体の長さが相当長くても、従来
のようにその長さ分だけ一度に砂を供給するのでなくて
、中空管から砂が落ちやすい量で常に管内砂量を調節す
るので共揚がりなく施工できる。
又砂柱体の径が長さに較べて小口径であっても従来方法
では中空管内に砂がつまる場合でも本発明ではこのよう
なことはない。
f)砂が中空管から落ちている事の検出ができる。
砂の流入量と砂の検出装置により砂の使用量を知る事が
できる。
岡本発明においては中間部砂圧力検出器6は必らずしも
設ける必要はない。
この場合にはポンプ14の作動停止の指令は下部砂圧力
検出器5からの情報によって得るようにすれば良い。
【図面の簡単な説明】
図は本発明装置の説明図である。 1・・・バイブロハンマー、2・・・中空管、3・・・
砂、4・・・中空管底蓋、5〜7・・・砂圧力検出器、
8・・・砂阻止フィルタ、9・・・水吸出管、10・・
・スラリー吸出管、11・・・ホッパー、12・・・ス
ラリー供給管、13〜15・・・ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 地盤に打込まれ且つ引抜かれる中空管と、この中空
    管の上部に連通した砂と水のスラリー供給機構と、前記
    中空管内面に設けた下部及び上部砂圧力検出器と、前記
    2つの砂圧力検出器の間において前記中空管に連通した
    水吸出管と、前記上部砂圧力検出器の上部において前記
    中空管に連通したスラリー吸出機構とよシ成ることを特
    徴とする軟弱地盤改良における砂柱体の造成装置。
JP16968880A 1980-12-03 1980-12-03 軟弱地盤改良における砂柱体の造成装置 Expired JPS5944453B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS5796118A JPS5796118A (en) 1982-06-15
JPS5944453B2 true JPS5944453B2 (ja) 1984-10-30

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JPS6055114A (ja) * 1983-09-05 1985-03-30 Toa Harbor Works Co Ltd 砂袋柱造成工法
EP2178133B1 (en) 2008-10-16 2019-09-18 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Flexible Light-Emitting Device, Electronic Device, and Method for Manufacturing Flexible-Light Emitting Device
JP5389615B2 (ja) * 2009-11-17 2014-01-15 株式会社不動テトラ 締固め砂杭造成工法

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