JPS5944314B2 - インダゾ−ル誘導体の製法 - Google Patents
インダゾ−ル誘導体の製法Info
- Publication number
- JPS5944314B2 JPS5944314B2 JP50066622A JP6662275A JPS5944314B2 JP S5944314 B2 JPS5944314 B2 JP S5944314B2 JP 50066622 A JP50066622 A JP 50066622A JP 6662275 A JP6662275 A JP 6662275A JP S5944314 B2 JPS5944314 B2 JP S5944314B2
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- Japan
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- formula
- lower alkyl
- alkyl group
- compound
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式
X□ 。
、、((LH。
)nN’R”\R。
(式中Xは水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基
、R1およびR2は低級アルキル基又はアリル基を意味
し、両者は窒素原子と一緒に連結して低級アルキル基に
より置換されていてもよい異項環を形成してもよく、n
は2または3の数を意味する)で表わされる新規なイン
タゾール誘導体の製法に関する。
、R1およびR2は低級アルキル基又はアリル基を意味
し、両者は窒素原子と一緒に連結して低級アルキル基に
より置換されていてもよい異項環を形成してもよく、n
は2または3の数を意味する)で表わされる新規なイン
タゾール誘導体の製法に関する。
本発明によれば、式Iの化合物は、一般式X□ 。
。、
(式中Xは前記の意味を有する)で表わされる化合物を
、一般式(式中X′はハロゲン原子を意味し、Rl,R
2およびnは前記の意味を有する)で表わされる化合物
とアルカリ水溶液中で四級アンモニウム化合物の存在下
に反応させることにより製造される。
、一般式(式中X′はハロゲン原子を意味し、Rl,R
2およびnは前記の意味を有する)で表わされる化合物
とアルカリ水溶液中で四級アンモニウム化合物の存在下
に反応させることにより製造される。
式の化合物においてR1とR2は同一でも異なつてもよ
く、また両者は窒素原子と一緒に連結して低級アルキル
基、たとえばメチル基等により置換されていてもよい異
項環を形成してもよい。異項環残基としては、たとえば
モルホリノ基、ピペリジノ基、ピペラジノ基等が好まし
い。本発明を実施するに際して式の化合物と式の化合物
との反応は、アルカリ水溶液たとえば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸水素ナトリウム等の水溶液中で四級アンモニウム化合
物の存在下に行なわれる。
く、また両者は窒素原子と一緒に連結して低級アルキル
基、たとえばメチル基等により置換されていてもよい異
項環を形成してもよい。異項環残基としては、たとえば
モルホリノ基、ピペリジノ基、ピペラジノ基等が好まし
い。本発明を実施するに際して式の化合物と式の化合物
との反応は、アルカリ水溶液たとえば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭
酸水素ナトリウム等の水溶液中で四級アンモニウム化合
物の存在下に行なわれる。
四級アンモニウム化合物としては、たとえばトリエチル
ベンジルアンモニウムクロライド、テトラエチルアンモ
ニウムブロマイド、トリガフリルメチルアンモニウムク
ロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド等が用
いられる。四級アンモニウム化合物の使用量は式の化合
物に対して0.01〜0,1モル量が好ましい。反応は
室温ないしそれ以上の温度で10〜90分間、好ましく
は50〜70℃で50〜70分間に行なわれる。式の化
合物は遊離アミンとしても、またその塩の形としても用
いることができる。反応混合物より目的物質1を単離す
るには、反応混合物を有機溶媒たとえばベンゼン、クロ
ロホルム等で抽出し、水洗、乾燥したのち濃縮する。
ベンジルアンモニウムクロライド、テトラエチルアンモ
ニウムブロマイド、トリガフリルメチルアンモニウムク
ロライド、テトラブチルアンモニウムブロマイド等が用
いられる。四級アンモニウム化合物の使用量は式の化合
物に対して0.01〜0,1モル量が好ましい。反応は
室温ないしそれ以上の温度で10〜90分間、好ましく
は50〜70℃で50〜70分間に行なわれる。式の化
合物は遊離アミンとしても、またその塩の形としても用
いることができる。反応混合物より目的物質1を単離す
るには、反応混合物を有機溶媒たとえばベンゼン、クロ
ロホルム等で抽出し、水洗、乾燥したのち濃縮する。
式1の化合物は一般に油状物であり、これを常法により
塩酸塩、硫酸塩等の無機酸塩又はシユウ酸塩、マロン酸
塩、コハク酸塩等の有機酸塩とすることもできる。本発
明方法によれば、アルカリ水溶液中で四級アンモニウム
化合物を用いて反応を行なうことにより、有機溶媒を用
いることなく、安全、容易かつ高収率で式1の化合物を
得ることができる。
塩酸塩、硫酸塩等の無機酸塩又はシユウ酸塩、マロン酸
塩、コハク酸塩等の有機酸塩とすることもできる。本発
明方法によれば、アルカリ水溶液中で四級アンモニウム
化合物を用いて反応を行なうことにより、有機溶媒を用
いることなく、安全、容易かつ高収率で式1の化合物を
得ることができる。
本発明により得られる式1の化合物は新規化合物であつ
て、中枢抑制作用、抗うつ作用、抗炎症作用、循環器系
作用等を有する医薬として有用である。実施例 1 3−フエニル一5−クロロインタゾール4,579、ピ
ペリジノエチルクロライド3.69およびトリエチルベ
ンジルアンモニウムクロライド0.59に50%水酸化
ナトリウム水溶液5m1を加え、70℃にて1時間攪拌
反応させる。
て、中枢抑制作用、抗うつ作用、抗炎症作用、循環器系
作用等を有する医薬として有用である。実施例 1 3−フエニル一5−クロロインタゾール4,579、ピ
ペリジノエチルクロライド3.69およびトリエチルベ
ンジルアンモニウムクロライド0.59に50%水酸化
ナトリウム水溶液5m1を加え、70℃にて1時間攪拌
反応させる。
次いで混合物をベンゼンで抽出し、水洗し、芒硝にて乾
燥したのち濃縮する。残査をエタノール一塩酸で塩酸塩
とし、アセトンより再結晶すると、1−ピペリジノエチ
ル一3−フエニル一5−クロロインタゾール塩酸塩4.
39が得られる。融点(分解点)230〜2354C0
実施例 2 3−フエニル一5−メチルインタゾール309、ジメチ
ルアミノプロピルクロライド塩酸塩309およびトリエ
チルベンジルアンモニウムクロライド3f1に50%水
酸化ナトリウム水溶液30m1を加え、以下実施例1と
同様に処理すると、1−ジメチルアミノプロピル−3−
フエニル一5−メチルインタゾール塩酸塩28f!が得
られる。
燥したのち濃縮する。残査をエタノール一塩酸で塩酸塩
とし、アセトンより再結晶すると、1−ピペリジノエチ
ル一3−フエニル一5−クロロインタゾール塩酸塩4.
39が得られる。融点(分解点)230〜2354C0
実施例 2 3−フエニル一5−メチルインタゾール309、ジメチ
ルアミノプロピルクロライド塩酸塩309およびトリエ
チルベンジルアンモニウムクロライド3f1に50%水
酸化ナトリウム水溶液30m1を加え、以下実施例1と
同様に処理すると、1−ジメチルアミノプロピル−3−
フエニル一5−メチルインタゾール塩酸塩28f!が得
られる。
融点139〜1400C0実施例 3〜19
実施例1と同様に処理して次表に示す化合物が得られる
。
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中Xは水
素原子、ハロゲン原子または低級アルキル基を意味する
)で表わされる化合物を、一般式▲数式、化学式、表等
があります▼(III)(式中X′はハロゲン原子、R_
1およびR_2は低級アルキル基又はアリル基を意味し
、両者は窒素原子と一緒に連結して低級アルキル基によ
り置換されていてもよい異項環を形成してもよく、nは
2又は3の数を意味する)で表わされる化合物とアルカ
リ水溶液中で四級アンモニウム化合物の存在下に反応さ
せることを特徴とする、一般式▲数式、化学式、表等が
あります▼( I )(式中X,R_1,R_2およびn
は前記の意味を有する)で表わされるインダゾール誘導
体の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/541,100 US3994890A (en) | 1974-01-31 | 1975-01-15 | 1-Aminoalkyl, 3-phenyl indazoles |
US541100 | 2006-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51125281A JPS51125281A (en) | 1976-11-01 |
JPS5944314B2 true JPS5944314B2 (ja) | 1984-10-29 |
Family
ID=24158174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50066622A Expired JPS5944314B2 (ja) | 1975-01-15 | 1975-06-04 | インダゾ−ル誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5944314B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5264576A (en) * | 1992-10-22 | 1993-11-23 | Hoechst-Roussel Pharmaceuticals Incorporated | Pyrazolo[4,3-c]pyridines which are intermediates |
CN1300116C (zh) * | 2001-04-16 | 2007-02-14 | 卫材株式会社 | 1h-吲唑化合物 |
-
1975
- 1975-06-04 JP JP50066622A patent/JPS5944314B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51125281A (en) | 1976-11-01 |
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