JPS5943888A - ガス拡散電極用材料 - Google Patents

ガス拡散電極用材料

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JPS5943888A
JPS5943888A JP57152769A JP15276982A JPS5943888A JP S5943888 A JPS5943888 A JP S5943888A JP 57152769 A JP57152769 A JP 57152769A JP 15276982 A JP15276982 A JP 15276982A JP S5943888 A JPS5943888 A JP S5943888A
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JP
Japan
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gas diffusion
powder
diffusion electrode
carbon
porous
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Application number
JP57152769A
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English (en)
Inventor
Takeshi Morimoto
剛 森本
Koji Suzuki
公二 鈴木
Naoki Yoshida
直樹 吉田
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Inert Electrodes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス拡散電極用材料に関し、更に詳しく言え
ば、特定の多孔質基材に触媒担持カーボン粉末を分散混
入せしめてなる特に、高活性、高耐久性のガス拡散電極
用材料に関する。
従来よシ、ガス拡散電極は、水素−酸素燃料電池の燃料
極及び酸化極、空気−亜鉛電池の空気極及び酸化剤極、
ガルバニック方式ガスセンサの構成電極、アルカリ電解
槽のガス透過性陰極などとしての用途が提案され、また
これらの構成形態あるいは製造方法なども種々提案され
ている。例えば、特開昭56−121202号公報、特
開昭57−30270号公報などには、電気絶縁性連続
微細多孔質基材(以下、多孔質基材と略記することがあ
る)に導電性物質粉末を分散混入せしめてなるガス拡散
電極用材料が記載されている。
而して、通常り、多孔質基桐としてポリテトラフルオロ
エチレン(以下、FTPKと略記することがある)の多
孔質体、導電性物質粉末としてカーボンブラック粉末を
採用するのが一般的である。また、P T F’ J!
!多孔多孔表体てね2、特公昭4−2−13560 、
同42−14178.同48−44664.同51−1
8991号公報などに記載の方法によって製造されるも
のが好適であるとされている。即ち、先ずPTFK未焼
結粉末に液状潤滑剤を混和し、押出し、圧延などによシ
所望の形状に成形する。この成形物から液状潤滑剤を抽
出、加熱蒸発などによシ除去し、あるいは除去せずして
成形物を少なくとも一軸方向に延伸する。熱収縮防止状
態にてP T F ffiの焼結温度約327℃以上に
加熱して、延伸した構造を固定すると強度の向上したP
TFE多孔質多孔得体れる。勿論、一部収縮を許す状態
で固定処理しても良い。か\るPTF元多孔質体は、数
多の微小結節と各結節から出て結節相互を三次元的に結
合する微細繊維と力、らなるミクロ多孔質構造を有して
おシ、その微細繊維径と長さ、結節の大きさやそれらの
数は大きくするととも可能であるため、ガス拡散電極用
材料の多孔質基材として優れた特性を有するものである
本発明者は、前記の如き多孔質基材と導電性物質粉末と
からなるガス拡散電極用材料について種々の検討を重ね
た結果、次の如き興味深い知見を得るに至った。
即ち、カーボンブラック等の導電性物質粉末に活性を上
げるために触媒物質を担持することが考えらnるが、銀
を触媒として担持する場合、ある程度以上和持鷲を多く
する必要があるが、□担持量の増加に伴い、圧延、押出
し等の成形性が悪くなると同時に、一部の銀は導電性物
質粉末から離れ、電気的な接続を断たれた独立の粒子と
して存在するようになシ、折角の銀が触媒としての機能
を発揮しなくなる現象が見出された。
上記問題点につき、庫発明者等は鋭意検討を加えた結果
、銀の担持量が特定範囲内にある時は上記問題点が解消
され、優れた性能を有する電極の得られるとと全見出し
たもので本発明株電気絶縁性連続微細多孔質基材に銀を
40〜90%担持したカーボン粉末を分散混入せしめた
ことを特徴とするガス拡散W、極用材料を要旨とするも
のである。
本発明において、多孔質基材と(〜ては、1)1、気絶
練性材料からなる各種多孔質体が採用されるが、通常は
ポリテトラフルオロエチレンからなるものが最適なもの
として例示される。そしてFTFB多孔質基制としては
、前記の如き延伸によシ微π1■孔を生成させた微細繊
維と該繊維によって相互に連結された微小結節とからな
るミクロ構造を有する多孔質基材が最適である。か\る
特定のPTFI多孔質基材は、微小結節と微細繊維の三
次元網状的結合で構成されているため、空隙率が高く全
体に良好なガス透過性を具陳3する。また、微小結節相
互間の空隙を数多の微細繊維が三次元網状に張シめぐら
されているので。
多孔質基材各部の空隙又は孔寸法にムラがなく、且つP
TF]lIi固有の強い撥水性によシ全体に各部均一で
十分な撥水性及び耐透水性を示す。更に、特定のミクロ
構造によシ、薄肉で且つ機械的強度の優れたものとする
ことができ、ノート状物に限らずチューブ状9円筒状、
ロンド状などの各種形状物、あるいは大型のものも採用
可能であシ、軽比重の利点もある。
而して、本発明においては、特定量の銀を担持したカー
ボン粉末が多孔質基材に分散混入せしめられているが、
か\る分散混入の態様も種々例示され得る。例えば、多
孔質基材の多孔性空間内に上記特定のカーボン粉末の分
散液を含浸せしめて乾燥するなどの方法で、多孔性空間
内に保持せしめることも可能であるが、本発明において
は多孔質基材の肉質部に特定カーボン粉末を分散混入せ
しめる態様が好適である。特に、前記特定のPTFK多
孔質基材の場合には、微小結節に特定カーボン粉末を富
有せしめ、か\る各結節が互いに一部において接触ある
いは連続化する如き態様の採用が好適である。かかる分
散混入の態様によれば、全体が良好な電、子伝導性を具
備することになり、また性能保持の点でも有利となる。
更に、6微に(11繊維には特定カーボン粉末が実質的
に含まれず、そのため各微細繊維部分はPTFI!!固
有の強い余水性を保持することになる。
本発明において、特に好適なガス拡散電極用材料の態様
は、FTIFKの数多の微小結節と各結節から出て結節
相互を三次元的に結合す石PTFBの微細繊維とからな
シ、且つ各結節が互いに一部において接触あるいは連続
化しているPTFK多孔質基材の前記微小結節に、特定
のカーボン粉末が含有せしめられているものである。
か\る態様の電極用材料は、前述の公報などに教示され
ている特殊ミクロ多孔質構造のFTFB多孔質多孔裏体
方法を応用することにより、下記(1)〜(4)のよう
な手順で円滑有利に製造可能である。
(1)  P T F z微粉末、特定カーボン粉末、
液状潤滑剤を基本配合とするペースト状混和物を調製す
る。
(2)その混合物を圧縮、押出し、圧延あるいはそれら
の組合せ手段によシシート状などに成形する。
(3)その成形物から液状潤滑剤を加熱、抽出などの手
段によシ除去した後、該成形物を少なくとも一方向に延
伸処理する。
(4)  この延伸処理物(未焼成品)を最終製品とし
てもよいが、必要に応じて該延伸処理物をロールやプレ
ス板などで圧延あるいは圧縮処理する、あるいは加熱処
理(完全焼成又は不完全焼成)する、あるいはこrら処
理を適宜組合せて実施するなどによって最終製品として
も良い。
上記ペースト状混和物の調製において、カーボン粉末に
は、銀が30〜90チ、特には40〜80%担持されて
いることが重要である。更に、カーボン粉末としてはカ
ーボンフラッフ粉末が好ましい。勿論、本発明において
t」、前記特定のカーボン粉末と共に、その他の各II
y 4 pz(性粉末1例えば比表面積の比較的太きガ
カーボンブラック粉末、グラファイト粉末、活性炭粉末
、炭素繊維、金属粉末(白金、金、タンタル9チタン、
ニッケルなど)、金属酸化物粉末、ラネー金属粉末など
を併用することも可能である。
特定カーボン粉末や他の導電性粉末は、その粒径が1ミ
クロン以下、好ましくは08ミクロン以下のものを粉末
の配合量は、全材料型t1の7〜90重量%、好ましく
Vi15〜80重量%とするのが好適である。
液状潤滑剤としては、例えば石油、フルベントナフサ、
ホワイトオイルなどの液状炭化氷期あるいはフッ素油な
どが採用され、配合量はPTFFi微粉末と特定カーボ
ン粉末の総重量100重量部当920〜300重量部程
度の範囲から選定される。PTFE微粉末、特定カーボ
ン粉末、液状潤滑剤を基本配合とするペースト状況第1
j物は、種々の配合順序あるいは混合手段により調製さ
れ得る。尚、所望によりワックス、黒鉛粉末などの撥水
性増強剤、フッ素ゴムなどの補強剤1着色用顔料などを
適当量配合しても良い。
また、電極用材料の使用目的などに応じて、後述の如き
各梗触媒物質を配合することにより、触媒機能を具備し
た電極用態別としても良い。
前記(3)の延伸処理によシ、特定カーボンフラッフ粉
末が微小結節に含有せしめられた特殊ミクロ構造を有す
るFTFB多孔質多孔裏体るノjス拡散電極用材料が得
られる。そして、か\る多孔質構造の諸物性は、延伸方
向、延伸倍率、延伸温度、単位時間当シの伸張比率など
の条件を種々選定することによシ、広範な範囲で適宜調
節することができる。通常は、空孔率(空隙率)40〜
95%、最大孔径01〜3ミクロン、空気透過係数10
−5〜10−1モル/ cm” ・ws ・cm Hg
程度の多孔質構造とするのが良い。特に、空孔率50〜
90チ、最大孔径α1〜1ミクロン、空気透過係数10
4〜101モル/1M2・膿・clnHgの物性を選定
する場合には、耐透水性、十分なガス拡散を期待し得る
ので好適である。また、ガス拡散電極用材料の厚みとし
ては、通常20〜500ミクロン程度、特に30〜30
0ミクロン程度が選定され得る。
本発明では、未焼成の桐料をぞのま\ガス拡散電極用材
料としても良いが、これを更に前記(4)のように加熱
処理しく完全焼成(FTFBの融点327℃以上で加熱
焼成)あるいは不完全焼成(327℃以下の温度で加熱
処理)した形態で利用しても良い。また、多孔質基材に
分散混入せしめたカーボン粉末、他の導電性粉末、およ
び後述の如く触媒を含有させた場合の触媒などの流出を
防止する目的で、目止め剤として例えばPTFI!:や
FEP のディスパージョンなどを適宜含浸させて焼成
処理することなども可能である。
触媒機能を具備せしめる場合には、次のような各種の方
法が採用され得る。
a カーボン粉末に所定量の銀を担持せして、必要に応
じて他の導電性粉末と混合する。
b  p’rFx粉末として、その粉末に銀以外の他の
触媒前駆体を適用し、それを加熱、加水分解、還元など
化学的及び/又は物理的手段で触媒物質として析出させ
るなどして触媒物質を担持させたものを用いる。
c  PTFF;粉末及び銀担持カーボン粉末に他の触
媒物質を配合したペースト状混和物を使用する。
d 予め製造した多孔質電極用材料に他の触媒物質を分
散させた液を含浸させて乾燥する。
e 予め製造した多孔質電極用材料に他の触媒前駆体を
含有させ、それを加熱、加水分解。
還元などの化合物及び/又は物理的手段で触媒物質とし
て析出させる。
f 通気性を有する触媒物質含有フィルムあるいはシー
ト状物を多孔質電極用材料面に圧着。
加熱融着などで積層する。
などが例示され得る。
以上の本発明のガス拡散電極用材料は、そn単独で、あ
るいはそれに集電体、多孔質膜などを一体化した形態で
各種用途のガス拡散電極として利用可能である。特に塩
化アルカリ電解槽の酸素還元陰極として電解電圧を低下
上しめる目的で使用する場合、本発明における凌れた効
果を発揮させ得るものである1、か\る陰棹を用いて塩
化アルカリ水溶液を電解して苛性アルカリを製造するに
は、例えば添附図面第1図に示した如く、電解槽1を通
常の方法で陽イオン交換基3によシ、陽極2を備えた陽
極室4と陰極室5に仕切シ、該陰極室5には酸素還元陰
極6を設けて酸素含有ガス(空気)供給室7を形成する
。91d被電解液であ、る食塩水などの塩化アルカリ水
溶液の導入口、10は該水溶液及び生成塩素の出口であ
る。また11は陰極室への水の供給口であシ、12は生
成した苛性アルカリ及び水素の出口である。13及び1
4は酸素含有ガスの夫々入口及び出口である。′iた、
第1図においては、陽極2はイオン交換膜5の表面に形
成された多孔質層8に密着して設けられている。
本発明に用いられる陽極としては、例えばチタンやタン
タルの母材表面にルテニウムやロジウム等の金属の酸化
物を被覆せしめたシ、或は白金等の所謂寸法安定性のあ
る金属陽極や黒鉛、fう7アイト等を適宜使用し得るが
、これらのうち、前記金属陽極を採用する場合には、他
の陽極を採用する場合に比し、電解電圧?低くできるの
で特に好ましい。
又、用いられる隔膜としては、例えばカルホキフル基、
スルホン酸基、燐酸基、フェノール性水酸基等の陽イオ
ン交換基を含有する重合体から成シ、かかる重合体とし
ては、含弗素重合体を採用するのが特に好ましい。イオ
ン交換基含有の含弗素重合体としては、例えばテトラフ
ルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン等のビニ
ルモノマーとスルホン酸、カルボ/酸。
燐酸基等のイオン交換基、或はイオン交換基に転化し得
る反応性基を有するパーフルオロのビニルモノマーとの
共重合体が好適に使用し得る。
又、トリフルオロスチレンの膜状重合体にスルホン酸基
等のイオン交換基を導入したものや、スチレンジビニル
ベンゼンにスルホン酸基1%人したもの等も使用できる
。ぞして、これらのうち、夫々以下の(イ)、(ロ)の
重合単位を形成し得る単量体を用いる場合には、比較的
高い電流効率で高純度の苛性アルカリを得る事ができる
ので特に好ましい。
(()    +cF2−CXX’−)    、  
      C口)     +CI’2−OX+ここ
でXはF、C1,H又は−CF3であり、X′はX又は
O’F3(OF2)mであり、mは1〜5であり。
Yは次のものから選ばれる。
−P−A、  −0(−OF2冊P、 Q、軒←Aここ
でP ld +CIFz++OXX’すOF、片 であ
シ、Qは+0F2−0−OXX’i  であシ、Rは+
OXX’ −00F2)丁であシ、(P、Q、R)はP
、Q、Rの少なくとも一つを任意の順序で配列すること
を表わす。X、X’は上記と同じであシ、nは0〜1、
&+ b+ e+ a* C3は0〜6である。Aは−
coon又は−ON 、  −00F 、  −00O
R,、−000M。
−0ON12R3等の加水分解若しくは中和にょシー0
OOHに転換し得る官能基を表わす。
R1はC1〜ioのアルキル基、Mはアルカリ金属又は
第4級アンモニウム基であシ、R2+ R3はH又は自
〜1G のアルキル基を示す。
上記Yの好ましい代表例としては、Aが弗素を有する炭
素と結合された構造を持つ、例えば次の如きものが挙げ
られる。
(−OF、塗A 、 −0(−CF72)pA 、 (
−0−OF2−0F)−A 。
Z       Rf Z          Rf X + 71Mは共に1〜10であり、Z、R。
バー F 又ハ0x−toのパーフルオロアルキル基か
ら選ばれた基でチシ、ムは上記と同様である。
そしてこれら共重合体から成る乾燥樹脂12尚シの膜内
カルボン酸基濃度が0.5〜2.0 ミIJ当量である
富弗素陽イオン交換膜を用いる場合には、例えば苛性ソ
ーダの濃度が40%以上であっても、その電流効率は9
0チ以上にも達する。
そして上記乾燥樹脂当りのカルボン酸基一度が1.12
〜1.7 ミ!J当量の場合には、前述の如き高濃度の
苛性ソーダを高電流効率で長期にわたり安定して得る事
ができるので特に好ましい。
そして、かかるイオン交換容量を達成するにtま、上記
(イ)及び←)の重合単位から成る共重合体の場合、好
ましくは(0)の重合単位が1〜40モルチ、特に3〜
25モルチであるのが適当である。
本発明に用いられる好ましいイオン交換膜は、上記のよ
うな弗素化オレフィン単量体とカルボン酸基、若しくは
カルボン酸基に転換し得る官能基を有する重合能ある単
量体との共重合体によって得られる非架橋性の共重合体
から構成されるが、その分子量は、好ましくは10万〜
200万、特に15万〜100万が好ましい。
又、かかる共重合体を製造するには、前記各単量体の一
種以上を用い、更に第三の単量体をも共重合することに
よル、得られる膜を改質することもできる。
例えば、 0Fz=OFORf(Rfは01%IOのパ
ーフルオロアルキル基)を併用することによシ、得られ
る膜に可撓性を付与したシ、或は 0F2=C!F−OF−OF、、 OF、=OFO(C
F、)1〜.0F−OF2等のジビニルモノマーを併用
することにょシ、得られる共重合体を架橋せしめ、膜に
機械的強度を付与することもできる。
弗素化オレフィン単量体と、カルボン酸基若しくは該基
に転換し得る官能基を有わず重合能ある単量体、更には
第三の単量体との共重合は、既知の任意の手段で行なわ
れる。即ち、必要に応じ例えばハロゲン化炭化水素等の
溶媒を用い。
触媒重合、熱重合、放射線重合等にょシ重合し得る。
又、得られた共重合体からイオン交換膜に製膜する手段
も特に制限はなく、例えばプレス成形、ロール成形、押
出し成形、溶液流延法、ディスパージョン成形、粉末成
形等適宜公知の手段を採用し得る。
かくして得られる膜は、その厚さが20〜500μ、好
ましくは50〜400μにせしめるのが適当である。
又、共重合体○製膜工程に相前後し、好ましくは製膜後
に共重合体がカルボン酸基そのものではなく、該膜に転
換し得る官能基の場合には、それに応じた適宜な処理に
より、これらの官能基がカルボン酸基に転換される。例
えば、−CAN 。
−0OF、  −000R1,−000M 、−0ON
R2R3(M、 R。
〜R3は上記と同じ)の場合には、酸又はアルカリのア
ルコール溶液により、加水分解又は中和せしめてカルボ
ン酸基に転換し、又官能基が二重結合の場合には、C!
OF2  七反応せしめてカルボン酸基に転換される。
更に、本発明に用いられる陽イオン交換膜は、必要に応
じ、製膜時にポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフ
ィンの重合体、好ましくはポリテトラフルオロエチレン
、エチレンとテトラフルオロエチレンとの共重合体等の
含弗素重合体を混合して成形す網等の織物、不織布又は
多孔質フィルム等を支持体としたシ、金属製の線や網、
多孔体を支持体として用いて膜を補強する事も可能であ
る。
又、電解に供せられる塩化アルカリとしては。
塩化す) IJウムが一般的であるが、その仙境化カリ
ウム、塩化リチウム等のアルカリ金属の塩化物である。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1 FTPK粉末55重量%と銀を60重量%担持したカー
ボンブラック(米国キャボット社商品名VULOANX
O−72RBKT法N2  吸着比表面積254 m”
/f/ ) 45重量−の混和物を凝集法によってつく
った。この混和物について、液状潤滑剤(ソルベントナ
フサ)を配合してペースト状混和物を調製し、その混和
物を圧縮して、フィッシュテイルからラム押出しして、
1.2+m厚のシート状成形物を作った。次にシート状
成形物を更に押し出し方向と直角の方向にロール圧延し
、厚さ0.35 wmの薄肉シートとした。このシート
を310℃に予熱した状態で1軸方向に1.9倍延伸処
理した後、延伸シートの延伸方向の長さを固定した状態
で360℃に加熱して完全焼成処理することにより、カ
ーボンブラック入シ多孔質PTF’E膜を得た。この膜
の物性値は以下の如くであった。
厚  さ          170 μ空孔率   
  80 % 最大孔径    0.70μ 成膜には鋼が1.8■/crn2の割合で含まれていた
さらに成膜を、カーボンブラックとFEPの混合物(混
合比3:2)で塗布した銀メッキを施シタニッケル製エ
クスパンデドメッシュ(短径1胡、長径2 m 、厚さ
0,1訓〕に300℃で加熱圧着し電極とした。
これを陰極として膜と陽極を接触させ、膜と陰極の間の
距離を5mに保った第1図に示す電解槽に設けた。陽極
としては、チタン製のエクスバンプトメタル表面に酸化
ルテニウムと酸化イリジウムの固溶体を*aした金属陽
極を用い、隔膜としては、陽極側の面に酸化ジルコニウ
ムの多孔質層を1■/cm2の割合で付着した、at 
F4と0Fz=OFO(OF2)30000H3のコポ
リマーから成る膜状物(膜厚280μ、官能基濃度1.
44 meq/(1乾燥樹脂)を加水分解して得られた
含弗素陽イオン交換膜を用い、ガス供給室に炭酸ガスを
除去した空気を1t/分の割合で供給しつつ、4Aの電
流(電流密度; 20 A/dm”) −(’ s規定
の食塩水溶液を電解した。陽極室の食塩濃度が3.5規
定に、陰極室の苛性ソーダ濃度が35重量%を維持する
ように陽極室に供給する食塩水と陰極室に供給する水の
供給量を調節しつつ電解を実施した結果、初期の摺電圧
は2.17Vであり、3000時間電解を継続後の摺電
圧の上昇はo、 o s vであった。
また、この間の苛性ソーダ生成の電流効率は9S、5チ
であった。
実施例2〜5 実施例1においてカーボンブラックに担持さ7Lる銀の
mt第1表に示すように変えること以外は、実施例1と
同様に行った。
第  1  表 比較例1〜3 実施例1において、20%、35チ、95%銀担時カー
ボンブランクを調製し、用いた以外は、実施例1と同様
にして以下に示す物性の銀担持カーボンブラック入り多
孔質PTFE膜を得た。尚この膜には銀が各々1l16
 Q’/cm” 、  1.1 m9/ cm” + 
 2.8 W/cnr”の割合で會まれていた。
厚  さ           1 6 0  li空
孔率     79 チ 最大孔径    Q、75μ 実施例1と同様な方法で電極を作製し、実施例1と同様
にして電解を行ったととる、初期の摺電圧は各々2.2
2.     及び    Vであシ、3000時間電
解を継続後の摺電圧の上昇は初期から各々0.41V、
0.19V及び0、26 Vであった。
【図面の簡単な説明】
添附図面第1図は、本発明の電極用材料を塩化アルカリ
電解槽の酸素還元陰極として利用した一例を説明する説
明図である。 1:電解槽、     2:陽極。 3:イオン交換膜、  6:酸素還元陰極。 7:酸素含有ガス供給室 手続補正書 昭和57年10月)−λ日 特許庁長官 若杉和夫殿 ■、事件の表示 特願昭57−152769号 2、i明の名称 カス拡散電極用材料 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  東京都千代田区丸の内二丁月1番2号氏名 (
004)旭硝子株式会社 6、補正により増加する発明の数   なし7゜補正の
対象   明細書の「発明の詳細な説明」の欄8、補正
の内容 ■、明明細書2真 と補正する。 2、明、t(11書24頁;3行1コ[・・・・・・2
.22 、 ■・・・及び・・・・・VJを1・・・・
・・2.22.2,28及び2.24VJと補正する。 以上 508−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 電気絶縁性連続微細多孔質基材に銀を30〜90
    %担持したカーボン粉末分分散混入せしめたことを特徴
    とするガス拡散電極用材料。 2 電気絶縁性連続微細多孔質基材がポリテトラフルオ
    ロエチレンからなる特許請求の範囲第1項記載のガス拡
    散電極用材料。 五 多孔質基材が、ポリテトラフルオロエチレンの数多
    の微小結節と各結節から出て結節相互を三次元的に結合
    するポリテトラフルオロエチレンの微細繊維とからなり
    、且つ各結節例−互いに一部において接触゛あるいは連
    続化している特許請求の範囲第2項記載のガス拡散電極
    用材料。 4、 カーボン粉末がカーボンブラック粉末である特許
    請求の範囲第1項記載のガス拡散電極用材料。 5、 カーボン粉末の粒径が1ミクロン以下である特許
    請求の範囲第1項記載のガス拡散電極用材料。 & カーボンブラック粉末の分散混入酸が全材料重量の
    7〜90重量%であるM訂請求の範囲第4項記載のガス
    拡散電極用材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502673A (ja) * 2010-12-29 2014-02-03 パルマスカンド アクチボラグ ガス拡散電極

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