JPS5943541Y2 - シヤツタ制御装置 - Google Patents

シヤツタ制御装置

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Publication number
JPS5943541Y2
JPS5943541Y2 JP10479276U JP10479276U JPS5943541Y2 JP S5943541 Y2 JPS5943541 Y2 JP S5943541Y2 JP 10479276 U JP10479276 U JP 10479276U JP 10479276 U JP10479276 U JP 10479276U JP S5943541 Y2 JPS5943541 Y2 JP S5943541Y2
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JP
Japan
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shutter
lever
trailing
shutter member
locking
Prior art date
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Expired
Application number
JP10479276U
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English (en)
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JPS5323229U (ja
Inventor
晴美 田中
晴夫 小林
Original Assignee
ミノルタ株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5323229U publication Critical patent/JPS5323229U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は先行シャッタ部材と後行シャッタ部材とが相前
後して走行することによりフィルムが露光され、且つ後
行シャッタ部材の起動は電磁手段を含む電気的制御装置
により制御される電気シャッタにおいて、先行シャッタ
部材と後行シャッタ部材とが、両部材間に露光スリット
を形成することなく走行することを防止する装置に関す
るものである。
このような無スリツト防止装置は、従来もいくつか提案
されているが、それ等はいずれも無スリツト防止のため
特別の付加回路や付加部材を必要としていた。
本考案の目、的は極めて簡単な構成により無スリットが
防止されるシャッタ制御装置を提供するにある。
図示の実施例により本考案を詳述すると、シャッタがチ
ャージされた状態を示す第1図において、10は先行シ
ャツタ板、12は後行シャツタ板で、夫々バネ14.1
6により図において左方に付勢されている。
先行シャツタ板10に植設されたピン18はカメラ台板
20に形成された長孔22に嵌合し、該長孔22内を滑
動可能である。
26は先行シャツタ板のための係止レバーで、カメラ台
板20に揺動可能に枢着され、バネ24により反時計方
向に付勢されており、図示の如くカメラ台板に固設され
たストッパピン28に当接する位置において端部26a
がピン18の移動軌跡に臨み、先行シャッタ部材10の
走行を阻止するように配置されている。
係止レバー26の折曲部26bは後述のレリーズ作動杆
30の軌跡に臨み、且つ係止レバー26が時計方向に回
動する時シャッタ制御回路32のためのトリガスイッチ
34の可動接片に当接し、該トリガスイッチ34を開放
するよう配置されている。
バネ36により時計方向に付勢されている38はシャッ
タチャージ時レリーズ作動杆30をバネ40の付勢力に
抗して係止し、シャツタレリーズ操作により反時計方向
に回動せしめられその係止を解除するレリーズレバ−で
ある。
レリーズ作動杆30はその長孔30a、30bに嵌合す
る案内ピン42at42bに案内され、図において、左
右に移動可能であり、図示の位置より左方に移動すると
その傾斜部30cにより係止レバー26を時計方向に回
動せしめた後、その上端30dで該係止レバー26を時
計方向回動位置に保持すると共に、スイッチ作動突起3
0eがシャッタ制御回路32の主スィッチ44の可動接
片から退避し、該主スィッチ44を閉成する。
後行シャツタ板12に植設されたピン46は、シャッタ
チャージの際先行シャッタ部材100段部10aが当り
該先行シャッタ部材10により後行シャッタ部材12が
チャージ位置に運ばれるようになっている。
ピン46は更にカメラ台板20に形成された長孔48に
嵌合し、該長孔内を滑動する。
50は後行シャツタ板のための係止レバーで、カメラ台
板20に枢着され、バネ52により反時計方向に付勢さ
れており、図示の如きシャッタチャージ状態においてピ
ン46の軌跡に臨んでその走行を阻止する第一係合端5
0aが形成された第−腕5 GA、係止レバー50の第
3図に示す如き回動位置においてピン18の軌跡に臨む
第二腕5OB及び係止レバー50の回動位置においてピ
ン46の軌跡に臨み該ピン46の走行を阻止する第二係
合体50cが形成された第三腕50cを備えている。
第−腕50Aには係止レバー50が後行シャッタ部材係
止位置、(即ち第1図のチャージ位置及び第3図の回動
位置から退避する際ピア46が当る突起50bが形成さ
れている。
更に係止レバー50には、シャッタ制御回路により制御
される電磁石54によシ吸着保持されるアーマチュア5
6が連結ピン58を介して設げられている。
60は、レリーズ作動杆30が図示せぬ公知のシャッタ
チャージ手段により右方に移動せしめられる時、その端
部30fによって反時計方向に回動せしめられ、作動腕
60aにより連結ピン58を介して係止レバー50を時
計回動せしめ、アーマチュア56を電磁石に接触せしめ
る押圧レバーで、レリーズ作動杆30が左方に移動する
とバネ62により時計方向に回動し、係止レバー50に
対する押圧を解除する。
このような構成によれば、第1図及び第2図に示された
シャッタチャージ状態において、図示しないシャツタレ
リーズボタンを押すと、レリーズ作動杆30はレリーズ
レバ−38による係止が解除されバネ40の力により左
方に移動し、先ず主スィッチ44を閉じ電磁石54を励
磁しアーマチュア56を吸着して、係止レバー50を時
計回動位置に保持し、その第1係合端50aをピン46
の走行軌跡内に臨1せることによって、後行シャッタ部
材をチャージ位置に係止せしめ、その後押圧レバー60
による押圧を解除する。
レリーズ作動杆30が更に左に移動すると、その傾斜部
30cにより係止レバー26は、時計方向に回動せしめ
られてピン18を解放し先行シャッタ部材10を左方に
走行させて図示せぬフィルムを露光すると共に、トリガ
スイッチ34を開き、シャッタ制御回路の時限回路に露
出時間の計測を開始させる。
尚、該露出時間は、本実施例では、受光素子32aを含
むシャッタ制御回路32により、被写体輝度に応じて自
動的にその適正時間が決められるものを想定しているが
これに依らず単動で選択的に決められる場合もある。
そして所定時間経過すると時限回路からの信号に応じて
電磁石が消磁され、係止レバー50がバネ52により反
時計方向に回動し、後行シャツタ板12はピン46と共
に左方に走行しフィルム露出を終了する。
ここでピン46は走行の初期において第4図に示す如く
係止位置より退避しつつある係止レバー第一腕50Aの
突起50bに短時間当り、その結果、後行シャッタ部材
12は極くわずかな時間走行を遅延せしめられる。
この遅延のため、最高速でシャッタが作動する場合に万
一にも、先、後行シャッタ一部材10.12が互いに重
なって同時に走行することが生じたとしても先行・後行
両シャッタ板間にはかならずスリットが形成されること
になる。
そしてこの遅延時間は、ピン46と突起50bとの相対
位置、及び係止レバー50とピン46との移動速度等を
適当に設定することにより所望の値を得ることができ、
例えば、171000秒位にすれば最高1/1000秒
は保証される。
ここで1/1000秒の時間遅れは、1/250秒のシ
ャッタ速度に対して0.3EV程度であシこれ以下のシ
ャッタ速度に対しては無視し得る。
露光終了後、シャッタチャージ操作を行なえば、レリー
ズ作動杆30は右方へ移動せしめられ、係止レバー26
の押上げを解除し、トリガスイッチ34を閉じ押圧レバ
ー60を押圧位置に移動せしめると共に、段部30gに
より先行シャツタ板10の突出部10bを介して先行シ
ャッタ部材10をチャージ位置に移動せしめ、それによ
り後行シャッタ部材12もチャージ位置に運ばれ、レリ
ーズ作動杆30はその移動の終端に釦いてレリーズレバ
−38の傾斜部をのり上げ該レリーズレバ−38に係止
されると共に、電源スィッチを開く。
もし、シャッタ制御回路32の電源電池が消耗していた
り、或はその他側かの事故で、電源スィッチ44が閉じ
ても電磁石54が励磁しなかったり、電磁石54が極め
て短時間しか励磁されない場合には、押圧レバー60に
よる押圧の解除と共に係止レバー50は、第3図に示す
如き反時計回動位置に移動し、その第二腕50Bが先行
シャツタ板10のピン18の移動軌跡に臨み、第三腕5
0Cはピン46の移動路に臨んで後行シャッタ部材の走
行を阻止する。
そして先行シャツタ板10がレリーズ作動杆30により
係止解除されて走行すると、その走行の終端においてピ
ン18が係止レバー第二腕50Bに当接して、係止レバ
ー50を時計方向に回動せしめ係止レバー第三腕50C
による後行シャッタ部材12の係止を解除する。
その結果後行シャッタ部材12が走行するが、その際係
止レバー50の第−腕50A及び第二腕50Bは第5図
の一点鎖線で示す位置から一実線の位置へ移動し、突起
50bにピン46が当接するが、この時のシャッタ速度
は、先行シャツタ板10の走行終了近くで後行シャッタ
部材12が起動される程の遅いものであるので、突起5
0bによる遅延時間は実質上シャッタ時間に影響しない
以上、一実施例について本考案を示したが本考案はこれ
に限定されるものではなく、例えばシャッタ形式は上述
の如き所謂ギロチンシャッタだけでなく2つの幕が相前
後して走行するもの、夫々開口を有する二枚のシャッタ
羽根又はシャツタ板が回動又は揺動するもの等種々のも
のに適用可能であり、二幕式フォーカルプレンシャッタ
の場合シャツタ幕の走行と共に回転する円板上のピン又
は突出片が本願実用新案登録請求の範囲にいう突出部材
に相応する。
又この突出部材は、上記実施例の如くシャツタ板に植設
されたピンのみに限らずシャツタ板の一部を突出させた
り折り曲げたりしたものでもよく、更にはシャツタ板、
シャッタ羽根或はシャツタ幕の走行に連動する部材に設
けられていてもよい。
遅延手段についても、前記突出部材に当接する代りにシ
ャッタ部材に直接当接してもよい。
いずれにせよ、本考案によれば、後行シャッタ又は突出
部材に遅延手段を当接させるだけという極めて簡単な構
成により、先行・後行シャッタ部材の走行時間差に極め
て短かな時間を付加でき、無スリツト露光が防止できる
ここで、遅延手段が後行シャッタ部材をチャージ位置に
係止する係止手段の突起として構成された場合、無スリ
ツト防止のために付加されたものはその突起だけであり
、無スリツト防止の手段は極めて簡単になる。
例えば、その係止手段がレバーであれば、そのレバーの
一部の形状を少々変えるだけで所期の目的が達成される
訳である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の斜視図、第2図乃至第5図は第
1図の実施例の作動説明図である。 10:先行シャッタ部材、12:後行シャッタ部材、5
4:電磁石、32:シャッタ制御回路、50:後シャッ
タ部材係止レバー、50a:係止部、50b:遅延用突
起、56:アーマチュア、50A:第−腕、50B:第
二腕、50C:第三腕、18:先行シャッタ部材のピン
、46:後行シャッタ部材のピン。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)先行シャッタ部材と後行シャッタ部材とが順次走
    行することによりノイルムが露光され、後行シャッタ部
    材の起動は電磁手段を含む電気的制御装置により制御さ
    れる電気シャッタにおいて、後行シャッタ部哲又は該後
    行シャッタ部材に連動して移動可能な突出部材に係合し
    後行シャッタ部材をチャージ位置に係止する係合部と突
    起とを有する係止部材を備え、かつ、該突起は係止部材
    が係止位置から退避する途中、その退避によって解放さ
    れて走行する突出部材が当接するような位置に配置され
    たことを特徴とするシャッタ制御装置。
  2. (2)係止部材は、該係生部材を係止位置に保持すべき
    電磁石に吸着保持されるアーマチュアが設けられたレバ
    ーを含み、該レバーには、後行シャッタ部材に固着され
    たピンに係合し後行シャッタ部材をチャージ位置に係止
    すべき係合部と、係止解除直後に前記ピンが当接すべく
    係合部と隣合う突起が形ragれている実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のシャッタ制御装置。
  3. (3)係止部材のレバーは保合部及び突起が形成された
    第一腕と、レバーが電磁石から解放され付勢力により退
    避位置に移動した時後行シャッタ部材又は前記突出部材
    の走行路中に侵入し後行シャッタ部材の走行を阻止する
    第二腕と、レバーの退避位置において先行シャッタ部材
    又はこれと連動する部材の走行路内に侵入し先行シャッ
    タ部材の走行に関連して第二腕による後行シャッタ部°
    材の走行阻止が解除されるようになされた第三腕とを有
    する実用新案登録請求の範囲第2項記載のシャッタ制御
    装置。
JP10479276U 1976-08-04 1976-08-04 シヤツタ制御装置 Expired JPS5943541Y2 (ja)

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JP10479276U JPS5943541Y2 (ja) 1976-08-04 1976-08-04 シヤツタ制御装置

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JP10479276U JPS5943541Y2 (ja) 1976-08-04 1976-08-04 シヤツタ制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5323229U JPS5323229U (ja) 1978-02-27
JPS5943541Y2 true JPS5943541Y2 (ja) 1984-12-25

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JP10479276U Expired JPS5943541Y2 (ja) 1976-08-04 1976-08-04 シヤツタ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58135510U (ja) * 1982-03-09 1983-09-12 株式会社日晃製作所 締結金具

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JPS5323229U (ja) 1978-02-27

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