JPS594348B2 - 線条体のスキット巻取装置 - Google Patents
線条体のスキット巻取装置Info
- Publication number
- JPS594348B2 JPS594348B2 JP8791979A JP8791979A JPS594348B2 JP S594348 B2 JPS594348 B2 JP S594348B2 JP 8791979 A JP8791979 A JP 8791979A JP 8791979 A JP8791979 A JP 8791979A JP S594348 B2 JPS594348 B2 JP S594348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skid
- turntable
- filament
- winding device
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はデツドブロツク等により上方から垂5 直な
軸線を中心としてコイリングされつつ落下する線条体を
スキッドと称される垂直な巻枠に巻取るスキッド巻取装
置、すなわちいわゆるキャリヤ巻を行う巻取装置に関す
るものである。
軸線を中心としてコイリングされつつ落下する線条体を
スキッドと称される垂直な巻枠に巻取るスキッド巻取装
置、すなわちいわゆるキャリヤ巻を行う巻取装置に関す
るものである。
従来のこの種の巻取装置としては、第1図に示10す如
くデツドプロソク1などにより垂直な軸線Oを中心とし
てコイリングされつつ落下する線条体2を、前記デツド
ブロツク1の軸線すなわちコイリング軸線oと同一の軸
線を中心として配設されたスキッド3に巻取収容するよ
うにしたものか知15られておわ、この型式の巻取装置
ではコイル状の線条体2が同一円筒面Pに沿つて積重ね
られるが、ある程度積重なつた後には振動等により第2
図に示す如く線条体が滑つて崩れ落ち、この崩れのため
先に収容された線条体のループが後に収容され籠 たル
ープの上側に位置したりして、その結果引出作業時に線
条体がもつれ合つて引出作業が困難となることがあわ、
また前述の崩れは自然発生的に生じるため線条体の崩れ
方が無秩序であり、したがつて線条体間には相当な空隙
Eが存在するからク5 スキッドの有効収容部分の容積
に対する線条体が実際に占める容積すなわち占積率が低
い問題もある。
くデツドプロソク1などにより垂直な軸線Oを中心とし
てコイリングされつつ落下する線条体2を、前記デツド
ブロツク1の軸線すなわちコイリング軸線oと同一の軸
線を中心として配設されたスキッド3に巻取収容するよ
うにしたものか知15られておわ、この型式の巻取装置
ではコイル状の線条体2が同一円筒面Pに沿つて積重ね
られるが、ある程度積重なつた後には振動等により第2
図に示す如く線条体が滑つて崩れ落ち、この崩れのため
先に収容された線条体のループが後に収容され籠 たル
ープの上側に位置したりして、その結果引出作業時に線
条体がもつれ合つて引出作業が困難となることがあわ、
また前述の崩れは自然発生的に生じるため線条体の崩れ
方が無秩序であり、したがつて線条体間には相当な空隙
Eが存在するからク5 スキッドの有効収容部分の容積
に対する線条体が実際に占める容積すなわち占積率が低
い問題もある。
このような問題を解決するための方法としては、第3図
に示す如くスキッド3に巻取られる線条体302の各ル
ープ2aをその中心01がスキッド3の中心位置O2か
ら偏心した位置を順次移動するように巻取る方法、すな
わちいわゆるペタルレイオフと称される方法が知られて
いる。
に示す如くスキッド3に巻取られる線条体302の各ル
ープ2aをその中心01がスキッド3の中心位置O2か
ら偏心した位置を順次移動するように巻取る方法、すな
わちいわゆるペタルレイオフと称される方法が知られて
いる。
この方法を実施するためには、例えはスキッド3をター
ンテーx ブル上に載置し、デツドブロツク1等による
線条体2のコイリング軸線に対し偏心した位置を中心と
してスキッド3を回転させれは良いが、この場合スキッ
ド3としては線条体2の各ループ2aの内側を支持する
内筒部分3aのみならず、各ループ2aの外側を規制す
るための外筒部分3bを有する2重筒状に構成したもの
を使用する必要があり1このためスキッド3のコストが
高いと共に空のスキッドの運搬に要する費用が大となる
問題がある。すなわちペタルレイオフによらない場合に
はスキッドは必ずしも外筒部分3bを必要とせず、した
がつて低コストで作ることができ、かつ外筒部分3bを
省くことによつて空のスキッドはその内筒部分3bを上
下に重ね合せた状態で積むことが可能となるから空スキ
ッドの運搬コストも安価となるが、ペダルレイオフによ
る場合には外筒部分を要するためその分だけスキッドの
制造コスト、原材料コストが高くなb、しかも外筒部分
の存在によつてスキッドを重ね合せることが不可能とな
るから空スキッドの運搬コストも高くなる。この発明は
以上の事情に鑑みてなされたもので、外筒部分を持たな
いスキッドに対しペタルレイオフにより巻取りを行い得
るようにし、これによつてスキッドに要する費用を少な
くすると共に、空のスキッドの重ね積みを可能にして空
のスキッドの運搬コストを低廉にすることを目的とする
ものである。以下この発明の実施例につき第4図ないし
第7図を参照して詳細に説明すると、第4図卦よび第5
図はこの発明の巻取装置に使用されるスキッドの一例を
示すものであつて、丸棒またはパイズ等からなる複数本
例えば4本の棒材4が垂直な軸線を中心とする一定の円
周面上に等間隔でほぼ垂直に配列されると共に、各棒材
3の上端部4aがそれらの配列中心へ向けほぼ直角に屈
曲され、かつ各棒材4の下端部4bがそれらの配列中心
から放射状となるよう外方へほぼ直角に屈曲され、さら
にその端部が水平な環状枠5の内側に酪接等によ勺接合
されておわ、これによつて図示しないデツドロツク等か
ら垂直な軸線を中心としてコイリングされつつ落下して
巻取られる線条体の各ルーブの内側を支持する垂直な筒
状枠体部3Aと、この筒状枠体部3Aの下端に連続しか
つこの筒状枠体部3Aよシも大径な水平枠状をなす底部
枠体部3Bとからなるスキッド3が構成されている。
ンテーx ブル上に載置し、デツドブロツク1等による
線条体2のコイリング軸線に対し偏心した位置を中心と
してスキッド3を回転させれは良いが、この場合スキッ
ド3としては線条体2の各ループ2aの内側を支持する
内筒部分3aのみならず、各ループ2aの外側を規制す
るための外筒部分3bを有する2重筒状に構成したもの
を使用する必要があり1このためスキッド3のコストが
高いと共に空のスキッドの運搬に要する費用が大となる
問題がある。すなわちペタルレイオフによらない場合に
はスキッドは必ずしも外筒部分3bを必要とせず、した
がつて低コストで作ることができ、かつ外筒部分3bを
省くことによつて空のスキッドはその内筒部分3bを上
下に重ね合せた状態で積むことが可能となるから空スキ
ッドの運搬コストも安価となるが、ペダルレイオフによ
る場合には外筒部分を要するためその分だけスキッドの
制造コスト、原材料コストが高くなb、しかも外筒部分
の存在によつてスキッドを重ね合せることが不可能とな
るから空スキッドの運搬コストも高くなる。この発明は
以上の事情に鑑みてなされたもので、外筒部分を持たな
いスキッドに対しペタルレイオフにより巻取りを行い得
るようにし、これによつてスキッドに要する費用を少な
くすると共に、空のスキッドの重ね積みを可能にして空
のスキッドの運搬コストを低廉にすることを目的とする
ものである。以下この発明の実施例につき第4図ないし
第7図を参照して詳細に説明すると、第4図卦よび第5
図はこの発明の巻取装置に使用されるスキッドの一例を
示すものであつて、丸棒またはパイズ等からなる複数本
例えば4本の棒材4が垂直な軸線を中心とする一定の円
周面上に等間隔でほぼ垂直に配列されると共に、各棒材
3の上端部4aがそれらの配列中心へ向けほぼ直角に屈
曲され、かつ各棒材4の下端部4bがそれらの配列中心
から放射状となるよう外方へほぼ直角に屈曲され、さら
にその端部が水平な環状枠5の内側に酪接等によ勺接合
されておわ、これによつて図示しないデツドロツク等か
ら垂直な軸線を中心としてコイリングされつつ落下して
巻取られる線条体の各ルーブの内側を支持する垂直な筒
状枠体部3Aと、この筒状枠体部3Aの下端に連続しか
つこの筒状枠体部3Aよシも大径な水平枠状をなす底部
枠体部3Bとからなるスキッド3が構成されている。
このような構成のスキッド3に卦いては周方向に隣ジ合
う棒材4の間が空間となつているから、空のスキッド3
を複数個積み上げる際には、第5図に示すように各スキ
ッド3の棒材4の位置を若干ずらすことによ)重ね積み
することが可能となる。第6図}よび第7図は上述のス
キッド3を用いたこの発明の巻取装置の一実施例を示す
ものであつて、基盤10は床面11に設けられた平行一
対のガイドレール12,17に案内されて直線的に小距
離移動可能となるように構成されておう、かつこの基盤
10には、該基盤10をガイドレール12,17と平行
な方向へ移動調整するための位置調整機構として、調整
用スクリユ一13が貫通螺合されている。基盤10の各
隅部の上面には、支持脚14が突設されて}ジ、これら
の各支持脚14の上端には傘型ローラ15が設けられ、
これらローラ15によつて略円盤状のターンテーブル1
6が垂直な軸線0Pを中心として水平面内を回転可能と
なるように支持されている。そしてまた基盤10の上面
には、モータ、減速機、プレーキモータ等からなる回転
駆動機構17が設けられて})、回転軸18を介して前
記ターンテーブル16が回転駆動機構17VCよう回転
せしめられるように構成されている。前記ターンテーブ
ル16の上面には、水平な軸線を中心として回転自在な
円柱状の複数のローラ19が平行に2列に配列されて卦
ク、これらローラ19の上に前述のスキッド3が載置さ
れるようになつている。
う棒材4の間が空間となつているから、空のスキッド3
を複数個積み上げる際には、第5図に示すように各スキ
ッド3の棒材4の位置を若干ずらすことによ)重ね積み
することが可能となる。第6図}よび第7図は上述のス
キッド3を用いたこの発明の巻取装置の一実施例を示す
ものであつて、基盤10は床面11に設けられた平行一
対のガイドレール12,17に案内されて直線的に小距
離移動可能となるように構成されておう、かつこの基盤
10には、該基盤10をガイドレール12,17と平行
な方向へ移動調整するための位置調整機構として、調整
用スクリユ一13が貫通螺合されている。基盤10の各
隅部の上面には、支持脚14が突設されて}ジ、これら
の各支持脚14の上端には傘型ローラ15が設けられ、
これらローラ15によつて略円盤状のターンテーブル1
6が垂直な軸線0Pを中心として水平面内を回転可能と
なるように支持されている。そしてまた基盤10の上面
には、モータ、減速機、プレーキモータ等からなる回転
駆動機構17が設けられて})、回転軸18を介して前
記ターンテーブル16が回転駆動機構17VCよう回転
せしめられるように構成されている。前記ターンテーブ
ル16の上面には、水平な軸線を中心として回転自在な
円柱状の複数のローラ19が平行に2列に配列されて卦
ク、これらローラ19の上に前述のスキッド3が載置さ
れるようになつている。
またターンテーブル16の上万には、スキッド3の周囲
を取囲みかつターンテーブル16と一体に回転する開閉
外枠20が、スキッド3を側方へ取出し可能とするべく
開閉可能に設けられている。この開閉外枠20は、それ
ぞれスキッド3の周囲の約1/4周分を取囲むように前
後左右計4組配設された枠体20a,20b;20a′
,20b′によつて構成されて卦シ、各枠体20a,2
0b;20a′,20b′は、それぞれ周方向に間隔を
置いてほぼ垂直に配列された複数の棒材21を上下の円
弧状支持片22,27!IC.よつて連結した構成とさ
れている。そしてこれら各枠体20a,20b;20a
′,20b′は、ターンテーブル16の左右に支持部材
23を介して垂直に設けられた回転可能な支軸24a,
24b:24a′,24b′に取付けられている。これ
ら支軸の内、左側の支軸24a,24bの一方24aの
下端にはピニオン25が軸着されると共にこのピニオン
25にはラツク26が噛合わされ、かつこのラツク26
にはエアシリンダ等の進退駆動装置27が連結されて卦
D、また前述の支軸24aとこれに隣ジ合う他方の支軸
24bとには互いに噛合う同径のギヤ28a,28bが
軸着されている。した5かつて進退駆動装置27を動作
させれば隣ジ合9支軸24a,,24bが反対方向へ回
動し、これによつてこれらの支軸24a,24bに取付
けられている枠体20a,20bが開閉することになる
。また右側の支軸24a′,24b′も同様に構成され
1て卦虱 したがつて枠体20a′,20b′も支軸2
4a′,24b′の回動によつて開閉動作する。な卦進
退駆動装置27をエアシリンダで構成する場合、該エア
シリンダを動作させるためのエアは基盤10の側から回
転軸18の内部を経て供給されする。第6図卦よび第7
図に示される実施例に卦いて、スキッド3の上方には、
垂直な軸線を中心としてコイリングしつつ線条体を落下
させるための図示しないデツドプロツク等が配設?れる
。
を取囲みかつターンテーブル16と一体に回転する開閉
外枠20が、スキッド3を側方へ取出し可能とするべく
開閉可能に設けられている。この開閉外枠20は、それ
ぞれスキッド3の周囲の約1/4周分を取囲むように前
後左右計4組配設された枠体20a,20b;20a′
,20b′によつて構成されて卦シ、各枠体20a,2
0b;20a′,20b′は、それぞれ周方向に間隔を
置いてほぼ垂直に配列された複数の棒材21を上下の円
弧状支持片22,27!IC.よつて連結した構成とさ
れている。そしてこれら各枠体20a,20b;20a
′,20b′は、ターンテーブル16の左右に支持部材
23を介して垂直に設けられた回転可能な支軸24a,
24b:24a′,24b′に取付けられている。これ
ら支軸の内、左側の支軸24a,24bの一方24aの
下端にはピニオン25が軸着されると共にこのピニオン
25にはラツク26が噛合わされ、かつこのラツク26
にはエアシリンダ等の進退駆動装置27が連結されて卦
D、また前述の支軸24aとこれに隣ジ合う他方の支軸
24bとには互いに噛合う同径のギヤ28a,28bが
軸着されている。した5かつて進退駆動装置27を動作
させれば隣ジ合9支軸24a,,24bが反対方向へ回
動し、これによつてこれらの支軸24a,24bに取付
けられている枠体20a,20bが開閉することになる
。また右側の支軸24a′,24b′も同様に構成され
1て卦虱 したがつて枠体20a′,20b′も支軸2
4a′,24b′の回動によつて開閉動作する。な卦進
退駆動装置27をエアシリンダで構成する場合、該エア
シリンダを動作させるためのエアは基盤10の側から回
転軸18の内部を経て供給されする。第6図卦よび第7
図に示される実施例に卦いて、スキッド3の上方には、
垂直な軸線を中心としてコイリングしつつ線条体を落下
させるための図示しないデツドプロツク等が配設?れる
。
ここでこ hのデツドプロツク等はそのコイリング軸線
0がターンテーブル16の回転軸線0Pに対し基盤10
の移動可能方向(すなわちガイドレール12,12′の
延長方向)に偏倚した位置に配設される。換言すればタ
ーンテーブル16およびスキッド3の回転中心がコイリ
ング軸線0から偏心するように位置決めされる。そして
巻取如を開始する際には、巻取るべき線条体の径や材質
、構造等に応じて適宜調整用スクリユ一13を回転させ
て基盤10の位置、すなわちターンテーブル16の位置
を調整し、これによつてコイリング軸線0とターンテー
ブル16の回転軸線0Pとの間の距離tすなわち偏心量
tを最適な巻取状態が得られるように調整する。例えば
線条体が大径の場合にはその鋼性が高く、したがつてス
プリングバツク量が大きくなつて線条体の自由径が比較
的大きくなるから、通常は偏心量を大きい値に調整し、
また逆に線条体が比較的小径でその剛性も低い場合には
逆に偏心量を小さい値に調整する。もちろん実際の調整
時に}いては、線条体の剛性に併せて、スキッド3の筒
状枠体部3aの外径や開閉枠体部20の内径をも考慮し
て最適な巻取状態となるように設定する。上述のように
調整した状態で空のスキッド3をノターンテーブル16
の上面中央にセツトした後、開閉外枠20を閉じて巻取
を開始する。
0がターンテーブル16の回転軸線0Pに対し基盤10
の移動可能方向(すなわちガイドレール12,12′の
延長方向)に偏倚した位置に配設される。換言すればタ
ーンテーブル16およびスキッド3の回転中心がコイリ
ング軸線0から偏心するように位置決めされる。そして
巻取如を開始する際には、巻取るべき線条体の径や材質
、構造等に応じて適宜調整用スクリユ一13を回転させ
て基盤10の位置、すなわちターンテーブル16の位置
を調整し、これによつてコイリング軸線0とターンテー
ブル16の回転軸線0Pとの間の距離tすなわち偏心量
tを最適な巻取状態が得られるように調整する。例えば
線条体が大径の場合にはその鋼性が高く、したがつてス
プリングバツク量が大きくなつて線条体の自由径が比較
的大きくなるから、通常は偏心量を大きい値に調整し、
また逆に線条体が比較的小径でその剛性も低い場合には
逆に偏心量を小さい値に調整する。もちろん実際の調整
時に}いては、線条体の剛性に併せて、スキッド3の筒
状枠体部3aの外径や開閉枠体部20の内径をも考慮し
て最適な巻取状態となるように設定する。上述のように
調整した状態で空のスキッド3をノターンテーブル16
の上面中央にセツトした後、開閉外枠20を閉じて巻取
を開始する。
巻取時には高速でコイリングされつつ落下する線条体に
対し低速でターンテーブル16を回転?せる。これによ
りスキッド3および開閉外枠20は、ターンテーブル1
6とともにコイリング軸線0から偏心した位置を中心と
して回転する。斯くすれば開閉外枠20がスキッド3の
外筒の作用を果たして、線条体は従来例の第3図に示す
状態と同様な状態でスキッド3に円渭に巻取られる。巻
取が終了すれば、ターンテーブル16の回転を停止させ
て開閉外枠20を開放し、線条体が巻取られているスキ
ッド3を側方へ押出せばローラ19の回転によりスキッ
ド3は円清に排出される。な訃、前述の実施例は開閉外
枠20を開閉させる機構としてピニオン25,ラツク2
6卦よび進退駆動装置27からなる機構を用いているが
、必ずしもその必要はなく、例えばモータ等の回転駆動
機構により開閉させる構成としても良く、また開閉外枠
20の開閉方向も実施例に限定されるものではなく、例
えば開閉外枠20の各枠体を外方へ倒すことによジ開放
する構成としても良い。
対し低速でターンテーブル16を回転?せる。これによ
りスキッド3および開閉外枠20は、ターンテーブル1
6とともにコイリング軸線0から偏心した位置を中心と
して回転する。斯くすれば開閉外枠20がスキッド3の
外筒の作用を果たして、線条体は従来例の第3図に示す
状態と同様な状態でスキッド3に円渭に巻取られる。巻
取が終了すれば、ターンテーブル16の回転を停止させ
て開閉外枠20を開放し、線条体が巻取られているスキ
ッド3を側方へ押出せばローラ19の回転によりスキッ
ド3は円清に排出される。な訃、前述の実施例は開閉外
枠20を開閉させる機構としてピニオン25,ラツク2
6卦よび進退駆動装置27からなる機構を用いているが
、必ずしもその必要はなく、例えばモータ等の回転駆動
機構により開閉させる構成としても良く、また開閉外枠
20の開閉方向も実施例に限定されるものではなく、例
えば開閉外枠20の各枠体を外方へ倒すことによジ開放
する構成としても良い。
さらに前述の実施例では偏心量tを調整するための調整
用スク。リユ一13を設けているが、場合によつてはこ
れを省いても良いことはもちろんであジ、またターンテ
ーブル16はその上面にローラ19を必ずも設けなくて
も良い。前述の説明で明らかなようにこの発明のスキッ
ド巻取装置は、ペタルレイオ7により線条体を巻取るべ
くコイリング軸線に対して偏心した垂直軸線を中心とし
て回転するターンテーブルに、スキッドの外筒に相当す
る開閉外枠をターンテーブルと一体に回転するように設
け、これによつてスキッドとして外筒部分を持たないも
のを使用してペタルレイオ7による整然とした巻取を行
ない得るようにしたものであ)、したがつて外筒部分を
持たないスキッドを使用することによつてスキッドのコ
ストを安価にするとともに、空のスキッドを重ね積みす
ることを司能にして空スキッドの運搬に要するコストも
低廉にすることができる等の種種の効果が得られるもの
である。
用スク。リユ一13を設けているが、場合によつてはこ
れを省いても良いことはもちろんであジ、またターンテ
ーブル16はその上面にローラ19を必ずも設けなくて
も良い。前述の説明で明らかなようにこの発明のスキッ
ド巻取装置は、ペタルレイオ7により線条体を巻取るべ
くコイリング軸線に対して偏心した垂直軸線を中心とし
て回転するターンテーブルに、スキッドの外筒に相当す
る開閉外枠をターンテーブルと一体に回転するように設
け、これによつてスキッドとして外筒部分を持たないも
のを使用してペタルレイオ7による整然とした巻取を行
ない得るようにしたものであ)、したがつて外筒部分を
持たないスキッドを使用することによつてスキッドのコ
ストを安価にするとともに、空のスキッドを重ね積みす
ることを司能にして空スキッドの運搬に要するコストも
低廉にすることができる等の種種の効果が得られるもの
である。
第1図卦よび第2図はそれぞれ従来のスキッド巻取装置
を説明するための略解図、第3図はこの発明の前提とな
るペタルレイオフ法について説明するための略解平面図
、第4図はこの発明の巻取装置に使用されるスキッドの
一例を示す斜視図、第5図は同上スキッドの平面図、第
6図はこの発明の一実施例の巻取装置を示す一部切欠正
面図、第7図は第6図の−線に卦いて切断した横断平面
図である。 3・・・・・・スキッド、3A・・・・・・筒状枠体部
、3B・・・・・・底部枠体部、16・・・・・・ター
ンテーブル、20・・・・・・開閉外枠、20a,20
b;20a′,20♂・゜゜・・・開閉外枠を構成する
枠体。
を説明するための略解図、第3図はこの発明の前提とな
るペタルレイオフ法について説明するための略解平面図
、第4図はこの発明の巻取装置に使用されるスキッドの
一例を示す斜視図、第5図は同上スキッドの平面図、第
6図はこの発明の一実施例の巻取装置を示す一部切欠正
面図、第7図は第6図の−線に卦いて切断した横断平面
図である。 3・・・・・・スキッド、3A・・・・・・筒状枠体部
、3B・・・・・・底部枠体部、16・・・・・・ター
ンテーブル、20・・・・・・開閉外枠、20a,20
b;20a′,20♂・゜゜・・・開閉外枠を構成する
枠体。
Claims (1)
- 1 上方から垂直な軸線を中心としてコイリングされつ
つ落下する線条体を垂直に配設されたスキッドに巻取る
スキッド巻取装置において、巻取られる線条体のループ
の内側を支持する垂直な筒状枠体部とこの筒状枠体部の
下端に連続する水平な底部枠体部とからなるスキッドを
載脱自在に載置し得る水平なターンテーブルが上方から
落下する線条体のコイリング軸線から偏心した垂直軸線
を中心として回動するよう構成され、かつこのターンテ
ーブル上には、前記スキッドの周囲を取囲みかつスキッ
ドを側方へ取出可能となるよつに開閉可能に構成された
開閉外枠がターンテーブルと一体に回転するよつに設け
られていることを特徴とする線条体のスキッド巻取装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8791979A JPS594348B2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 線条体のスキット巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8791979A JPS594348B2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 線条体のスキット巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5612264A JPS5612264A (en) | 1981-02-06 |
JPS594348B2 true JPS594348B2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=13928321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8791979A Expired JPS594348B2 (ja) | 1979-07-11 | 1979-07-11 | 線条体のスキット巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594348B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH679776A5 (ja) * | 1989-11-07 | 1992-04-15 | Rieter Ag Maschf |
-
1979
- 1979-07-11 JP JP8791979A patent/JPS594348B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5612264A (en) | 1981-02-06 |
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