JPS5943299Y2 - 卵送り出し部におけるガイド装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は所定重量別に秤量された卵が送り出しコンベヤ
上を該コンベヤの終端部下方に配設されているトレーの
凹所へ向けて搬送されるように横取してなる卵送り出し
部におけるガイド装置の改良に関するものである。

大、中、小等いろいろの大きさの卵を無端コンベヤ爪で
搬送し、これを一定範囲の重量別に秤量して送り出しコ
ンベヤ上に選び出し、選び出された卵は送り出しコンベ
ヤによって該コンベヤ上に立設されたガイド板にガイド
されながらコンベヤ終端部下方に配設されている紙製の
トレーの凹所内−＼落下挿入するように搬送されていく
ようにしたものはすでに知られている。

ところで紙製トレーの大きさ及びトレーに設けられてい
る卵がはいる凹所の間隔は、大、中、小の各即用によっ
てそれぞれ異なる。

しかしながら、送り出しコンベヤ上に卵を秤量して送り
出す秤量装置の作動杆の間隔は大、小の卵が不規則に無
端コンベヤ爪によって搬送されてくるので、大の卵も秤
量選別できる一定の長さく巾）をもったものであること
が必要である。

そうすると秤量装置側の作動杆の長さとトレーの凹所間
隔、並びにトレー同志でも大きい即用のトレーの大きさ
及び凹所のピッチと小さい即用のトレーの大きさ及び凹
所のピッチとでは異なるので、送り出しコンベヤ上に立
設されるガイド板の間隔全速り出しコンベヤ始端部側（
秤量装置側）と送り出しコンベヤ終端部側（トレー側）
とを同じに平行に配設すると、２枚のガイド板の間隔が
トレーの凹所間より広すぎて卵が凹所内へ確実に落ド挿
入しない。

そこで本考案は送り出しコンベヤの終端部側のガイド板
間を簡単に狭く調整できるようにしたもので、以下図面
に示す一実施例につき説明する。

１は無端コンベヤ爪、２は秤量装置であって、２ａの部
分では所定重量の大の卵が、２ｂの部分では所定重量の
中の卵が、２ｃでは所定重量の小の卵がそれぞれ秤量さ
れて送り出しコンベヤ３上に送り出される。

本考案ではこの送り出しコンベヤ３０両サイドに立設さ
れた側板４．４間の秤量装置２に近い位置と送り出しコ
ンベヤの終端部に近い位置に軸５．６を横架し、該軸５
．６に卵をトレ一方向へガイドするガイド板γ・・・の
上端を遊嵌支持せしめると共に該ガイド板７．７の両側
を前記軸５．６に嵌合せる間隔調整用リング８・・・に
よって挾持し送り出しコンベヤ終端部側のガイド板の間
隔を狭く調整した。

９は前記間隔調整用リング８の固定用ボルトを示す。

尚図面では大、中、小のトレーの巾Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３と
トレーに形成されている卵を入れる凹所間のピッチｔｌ
、ｔ２、ｔ３はそれぞれ大小が明確となるよう少し大き
くあられしである。

本考案は上記のように送り出しコンベヤ終端部側の軸６
に嵌合せる間隔調整用リング８によって、送り出しコン
ベヤの始端部側のガイド板間隔ａ１よりも送り出しコン
ベヤ終端部側のガイド板間隔ａ２を狭く調整することに
よって大、中、小の各トレーの凹所の位置へ卵をう壕く
搬送させるようにすることが簡単に行うことができるよ
うになった。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示したもので、第１図は平面
図、第２図は一部拡大平面図、第３図は側面図である。 ３・・・・・・送り出しコンベヤ、４・・・・・・側板
、５．６・・・・・・軸、７・・・・・・ガイド板、８
・・・・・・間隔調整用リング。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 秤量選別された卵が送り出される送り出しコンベヤ３の
   両サイドに側板４．４を立設し、該側板間の秤量装置に
   近い位置と送り出しコンベヤの終端部に近い位置とに軸
   ５．６を横架し、該軸５．６に卵をトレ一方向へガイド
   するガイド板７・・・の上端を遊嵌支持せしめると共に
   該ガイド板の両側にガイド板の間隔を広狭調整する間隔
   調整用リング８・・・を設けてなるを特徴とする卵送り
   出し部におけるガイド装置。