JPS5943035Y2 - ドラム式乾燥機 - Google Patents

ドラム式乾燥機

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Publication number
JPS5943035Y2
JPS5943035Y2 JP2627480U JP2627480U JPS5943035Y2 JP S5943035 Y2 JPS5943035 Y2 JP S5943035Y2 JP 2627480 U JP2627480 U JP 2627480U JP 2627480 U JP2627480 U JP 2627480U JP S5943035 Y2 JPS5943035 Y2 JP S5943035Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
time
rotating drum
drying operation
light
Prior art date
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Expired
Application number
JP2627480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56128194U (ja
Inventor
洌 三輪
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP2627480U priority Critical patent/JPS5943035Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転ドラム内の被乾燥物の量を光学的手段によ
り検出するようにしたドラム式乾燥機に関する。
従来よう被乾燥物例えば衣類を自動的に乾燥させる乾燥
機においては、タイマーにより乾燥運転時間を設定する
のが一般的であう、この場合乾燥させるべき衣類の量に
よって乾燥時間が異なるのでその衣類量に応じてタイマ
ーの時間設定を行なうようにしている。
ところが、このタイマーの時間設定は使用者の経験或は
勘に負うところが多大であるため、その時々に応じて変
化する被乾燥物の量に対応させて乾燥運転時間を最適に
設定することは極めて困難であり1実際の使用上におい
て衣類の乾燥過剰或は乾燥不足を来たすという問題点が
あった。
筐た、このような問題点に対処するために従来では乾燥
運転途中に幾度もドアを開いて回転ドラム内の衣類に直
接子を触れ、以てその乾燥具合を確認することも行なわ
れているが、このような確認作業は使用者にとって煩雑
なことであるため勢いタイマーの時間設定を長くし勝ち
であう、結果的に無駄な乾燥運転を行なうことが多くな
って不経済になるという新たな問題点が惹起されてしま
う。
本考案は上記の問題点に対処してなされたもので、その
目的は、回転ドラム内の被乾燥物の量を検出することが
でき、その検出信号によって乾燥運転時間を最適に設定
し得る等乾燥運転に関する制御を所望に行なうことがで
きるドラム式乾燥機を提供するにある。
以下本考案の一実施例を図面妃基づいて説明する。
まず全体の概略的構成を示す第1図において、1は外箱
2内に回転可能に支持された回転ドラムで、これはその
内周面に複数個のバッフル3(2個のみ図示)を有し、
回転されると内部の乾燥物例えば衣類をバッフル3にて
すくい上げた後に落下させながら攪拌する。
4は外箱2の前面側に回転ドラム1内と連通ずるように
形設された出入口、5はこの出入口4を開閉するための
ドアであう。
このドア5は、中央部に窓部6aを有したじゃ光性ある
前面板6・と透明プラスチック等の透明な材料から形成
した裏面板7とを互の間に空間部8が存するようにして
結着したものであり、その窓部6aにはこれを閉鎖すべ
く透明板9が装着されている。
10は外箱2内の下部に配設されたモータで、このモー
タ10はベルト11を介して回転ドラム1を比較的低速
で回転させると共に、ファンケーシング12内のファン
13を比較的高速で回転させる。
しかして上記ファン13が回転されると、外記が外箱2
の背面板2a上部に形成された吸気孔14群から該外箱
2内に吸入され、その吸入空気は回転ドラム1の後端板
1aと前記背面板2aとの間に配設した拡風板15にて
拡散され且つ該拡風板15に設けたヒータ16によう熱
風化された後に、前記後端板1aに形成した通気孔17
群から回転ドラム1内に供給される。
そして、回転ドラム1内に供給された熱風はその回転ド
ラム1内の衣類から湿気を奪った後に前記ドア5の周囲
に形成された空隙18及びフィルタ19を介して前記フ
ァンケーシング12内に排出され、さらに該ファンケー
シング12からダクト20を介して外箱2外に排出され
、このようにして回転ドラム1内の衣類の熱風による乾
燥運転が行なわれる。
尚、このような乾燥運転時間は外箱2の上部に設けたタ
イマー21によジ適宜に設定し得るようになっている。
さて、22は静止部位たる前記ドア5の上部にその空間
部8内に位置させて配設した投光素子としての例えばタ
ングステンラングであう、これは点灯されると前記透光
性ある裏面板7を介して回転ドラム1内に投光してここ
を照明するように構成されている。
23は静止部位たる前記拡風板15に配設した受光素子
としての例えばホトトランジスタであり、これはタング
ステンランプ22の回転ドラム1内への投光を前記通気
孔17を介して受光するように位置されており、このと
き回転ドラム1内の衣類が該回転ドラム10回転に伴う
攪拌に応じてタングステンランプ22及びホ))ランジ
スタ23間の光路(第1図中二点鎖線Aで示す)を周期
的に通過するように構成されている。
尚、湧気孔17群は、そのうちの少なくとも一部が回転
ドラム1の軸心と同心的に円形配列(具体的には例えば
直径31rrIrLの通気孔17が互の間に2mの間隔
を存して配置1ルである)されており、斯ように円形配
列された多数の通気孔17を介してタングステンランプ
22からの光がホトトランジスタ23に受光されるよう
になっておジ、従って回転ドラム1の回転時にはホトト
ランジスタ23に次々と通気孔17が対向されて該ホト
トランジスタ23の受光量が周期的に変化する。
また、24は外箱2の前面側上部に配設した表示装置で
、これは後述から理解されるタイマー21の最適な設定
時間を表示する。
次に電気的構成について第2図乃至第5図を参照して説
明する。
尚、以下に述べる電気的構成の大部分はマイクロコンピ
ュータのプログラムによっても達成し得るが、ここでは
説明の便宜上各機能部分毎にブロック的に示した。
さて、25は検知回路たる検知信号発生部で、これは前
記ホトトランジスタ23のコレクタ及びアース間に接続
された直流電源26と、該ホトトランジスタ23のエミ
ッタ及びアース間に接続された出力抵抗27と、波形整
形回路28とから成る。
即ち、乾燥運転時においては、タングステンランプ22
及びホトトランジスタ23間の光路Aを攪拌衣類が周期
的に通過するのに応じて該ホトトランジスタ23の受光
量が周期的に変化するから、結果的に第2図中B点に現
われる出力電圧P1の波形は第3図すに示すようなパル
ス状になる。
この場合、出力電圧P1の波形は、ホトトランジスタ2
3の受光量が通気孔17の配置状態に起因して周期変化
するという事情によシ櫛歯状になるが、斯かる波形を整
形するために波形整形回路28が設けられており、該波
形整形回路28からの出力電圧P2の波形は第3図Cに
示すようなパルス状になる。
一方、29はパルス発生回路で、これは第3図Aに示す
ような比較的短い周期のクロックパルスP3を出力する
また、30は前記出力電圧P2及びクロックパルスP3
を夫々入力として受けるように設けたAND回路であり
、従って出力電圧P2が出力されている期間中のみクロ
ックパルスP3が該AND回路30を通過し、このよう
にしてAND回路30から出力される通過パルスP4(
第3図d参照)の個数は出力電圧P2のパルス幅Sに略
比例することになってホトトランジスタ23の受光時間
を示すことになる。
しかして、前述したように回転ドラム1内の衣類が前記
光路Aを通過している期間中にはホトトランジスタ23
が非受光状態になって出力電圧P1ひいては出力電圧P
2が出力されない構成であるから、該出力電圧P2が出
力されていない期間が長い程、換言すれば出力電圧P2
のパルス幅Sが小さくてAND回路30から出力される
通過パルスP4の個数が少ない程回転ドラム1内の衣類
の量が少ないことを示すものであり、該衣類の量と単位
時間当ジの通過パルスP4の個数との間には第4図に示
すような相関関係がある。
尚、この第4図は、横軸に示した衣類の量M(〜)に対
応した単位時間を当すの通過パルスP4の個数Nを縦軸
に示したものである。
即ち、この第4図から理解されるように単位時間を当り
の通過パルスP4を計数することによって回転ドラム1
内の衣類の量を検出できるものであり、以下斯ようにし
て衣類の量を検出する機能を含んだ検出装置31につい
て述べる。
32は計数回路で、これはAND回路30からの通過パ
ルスP4の単位時間当りの個数を計数してその計数内容
を判定回路33に出力する。
そして、この判定回路33は、前述した第4図の特性を
予め記憶していて入力された前記計数内容に対応した衣
類の量を判定するものであう、またこのように判定した
衣類の量に最適な乾燥運転の所要時間Tを予め記憶した
第5図の特性に基づいて決定する。
尚、この第5図は、横軸が衣類の量M (ky )を及
び縦軸が乾燥運転の所要時間T(分)を夫々示す。
筐た、判定回路33は、上述した乾燥運転の所要時間T
の決定を乾燥運転開始当初に実行するものであう、この
ように決定された所要時間Tを制御回路34を介して前
記表示装置24に表示させる。
上記構成において、乾燥運転開始当初の単位時間を内に
第3図dに実線で示す如く例えば合計n。
個の通過パルスP4がAND回路30から出力されたと
きには、計数装置32からの計数内容rnOJが判定回
路33に与えられるため、該判定回路33は、計数内容
rnQJに対応した衣類の量を第4図に示す特性に基づ
いてrl、75kyJと判定し、同時にこのような1.
75kfの衣類を最適状態に乾燥させるために必要な乾
燥運転の所要時間を第5図に基づいて「60分」と判定
し、表示装置24に「60分」の表示を行なわせる。
従って使用者がこの表示に応じてタイマー21の設定時
間を60分に再セットすれば回転ドラム1内の衣類の量
に応じた最適な時間だけ乾燥運転を行なうことができる
筐た、乾燥運転開始当初の単位時間を内に第3図dに二
点鎖線で示す如く例えば合計n1個の通過パルスP4が
出力されたときには、上述と同様の作用によって衣類の
量が「l〜」であると判定されると共に表示装置24に
「30分」の表示がなされる。
即ち、本実施例によれば、乾燥運転開始当初の比較的短
い時間t(実際には回転ドラム1が数回転した程度の時
間)内に回転ドラム1内の衣類の量を検出でき、しかも
斯かる乾燥運転開始当初に該衣類の量に応じた最適な乾
燥運転時間を表示できるものであり、これにより従来で
述べたような種々の問題点を一挙に解決できるものであ
る。
また、光学的な手段を用いて衣類の有無を検知する構成
であるから、本実施例のように回転ドラム1内照明用の
タングステンランプを衣類の有無検知用の光源として兼
用させることができて都合が良い。
尚、上記実施例では検出した衣類の量に応じて乾燥運転
の所要時間を表示するようにしたが、これに限らず検出
した衣類の量に応じてヒータ16の発熱量、ファン13
による風量或は回転ドラム1の回転数等を制御するよう
にしても良い。
捷た受光素子を複数個設けるようにすれば検出精度を高
めることも可能である。
本考案によれば以上説明したように、回転ドラム内の衣
類の量を光学的手段を介して検出することができ、その
検出信号によって乾燥運転時間を最適に設定し得る等乾
燥運転に関する制御を所望に行なうことができるドラム
式乾燥機を提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に関するもので、第1図は全体
を概略的に示す縦断側面図、第2図は電気的構成をブロ
ック的に示す図、第3図は第2図中の各点に釦ける出力
波形図、第4図は被乾燥物たる衣類の量と単位時間当り
の信号パルス数との関係を示す特性図、第5図は同じく
衣類の量と乾燥運転の所要時間との関係を示す特性図で
ある。 図中、1は回転ドラム、5はドア(静止部位)、15は
拡風板(静止部位)、22はタングステンランプ(発光
素子)、23はホトトランジスタ(受光素子)、25は
検知信号発生部(検知回路)、31は検出装置、33は
判定回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投光素子及び受光素子を夫々異なる静止部位に設は且つ
    回転ドラムの回転にともなって該回転ドラム内の被乾燥
    物が両者間の光路を通過する位置に配設すると共に、前
    記受光素子の単位時間当ジの受光時間を検知する検知回
    路及びこの検知回路の検知受光時間に基づき被乾燥物の
    量を判定する判定回路を設けたこ・とを特徴とするドラ
    ム式乾燥機。
JP2627480U 1980-02-29 1980-02-29 ドラム式乾燥機 Expired JPS5943035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2627480U JPS5943035Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 ドラム式乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

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JP2627480U JPS5943035Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 ドラム式乾燥機

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Publication Number Publication Date
JPS56128194U JPS56128194U (ja) 1981-09-29
JPS5943035Y2 true JPS5943035Y2 (ja) 1984-12-18

Family

ID=29622271

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JP2627480U Expired JPS5943035Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 ドラム式乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027896U (ja) * 1983-07-29 1985-02-25 株式会社東芝 ドラム式乾燥機

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Publication number Publication date
JPS56128194U (ja) 1981-09-29

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