JPS5942990B2 - 半導体スイツチ - Google Patents

半導体スイツチ

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JPS5942990B2
JPS5942990B2 JP3367477A JP3367477A JPS5942990B2 JP S5942990 B2 JPS5942990 B2 JP S5942990B2 JP 3367477 A JP3367477 A JP 3367477A JP 3367477 A JP3367477 A JP 3367477A JP S5942990 B2 JPS5942990 B2 JP S5942990B2
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JP
Japan
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gate
current
turn
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thyristor
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JP3367477A
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昌彦 赤松
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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【発明の詳細な説明】 この発明は、ターンオフ時にゲート逆バイアスを行う半
導体スイッチの改良に関するものである。
第1図は従来の装置を示し、電源101と負荷102と
を含む主回路網100の内の任意な主電路X−Yに直列
挿入されるターンオーフ時にゲート逆バイアスを行うサ
イリスタ(以下単にゲートターンオフサイリスタと代称
する。)3、そのゲートに点弧ゲートパルスig(ON
)を与える点弧手段4とゲートにターンオフゲートパル
スig(OFF)を与えるターンオフパルス発生手段5
とからなる正逆ゲート制御手段400を備える。上言己
従来の装置では、点弧後のゲート電流は無用であり、サ
イリスタ3はそれ自体の導電維持特性により、導電性を
維持することが知られている。ターンオフを行う場合も
所定の負ゲートパルスを与えてターンオフさせれば、そ
の後の負ゲートバイアスは無用であることが知られてい
る。又、上記パルス制御特性の故に、制御電力が小さい
という特長があつた。この他、ターンオフ時にアノード
逆バイアスを併用する(ゲートアシステツドターンオフ
サイリスタ)例もある。しかるに、これらゲート逆バイ
アスサイリスタの許容阻止電圧VDRMを向上させたり
、ターンオフ特性を向上させようとすると、半導体ウェ
ハの厚みが増すか、あるいは比抵抗を増す必要があり、
ひいては導電中の電圧降下が高くなる欠点があつた。
例えば、定格アノード電流1aが200A以上、阻止電
圧VDRMが60OV以上のゲートターンオフサイリス
タでは、上記定格電流に対する順電圧VFが4〜6Vに
も達するという欠点があつた。この発明は、ターンオフ
時にゲート逆バイアスを行うサイリスタの特性改善を目
的とする。先づ、本願発明者による先行発明の説明を先
に行う。第2図は、先行発明の一実施例を示す接続構成
図で、図において、450は導電中順方向ゲート電流の
供給を維持する順ゲート維持持続供給手段40とターン
オフゲートパルス供給手段5とからなるゲート制御手段
である。6は再印加順電圧上昇抑制手段である。
第2図において、ゲート電流igは、第4図に示すタイ
ムチャートのように供給する。
点弧初期において最小点弧ゲート電流1iglないし初
期点弧広がり促進ピークパルスゲート電流1ig2を与
えて点弧する。点弧後の定常導電期間を。N中は、順ゲ
ート維持電流elgを供給する。ターンオフ過程では、
逆ゲートバイアス電圧ΘVg又は逆ゲート電流01,を
与えて消弧させる。IE畝順ゲート維持電流48は、点
弧可能ゲート電流に比べて充分大きい値である。この効
果を発揮するために、カソード露出面Kとゲート露州面
Gとは互に入り組んだ構造を持つ。このコンダクタ面パ
タiン図の例を第6図aに示し、断面概念図を同図bに
示す。カソード層NEのゲート露出面P8からの最長距
離λは、2mm以下にする。望むろくは1mm以下であ
つて、短距離である程よい。このことはゲートターンオ
フゲインの向上要求と一致する。尚、第6図aにて、カ
ソードコンタクトKの中央部点線円内の下にはゲート層
PBの露出面PB8があつて、カソードコンタクトKに
短絡されており、即ちシヨートエミツタを形成し、この
部分は四層構造ではない。
あるいは、又この点線円内の裏面(アノード側)にはP
E層を設けずNB層を露出させてアノードコンタクトA
へ短絡する。即ちアノード側シヨートエミツタ構造とす
る。上記両者のシヨートエミツタを設けると逆導通特性
が得られる。この逆導通性(ダイオード部)を設ければ
、サイリスタのターンオフ特性の改善、特にターンオフ
時間の短縮を発揮する。さて、前述のゲート対カソード
構造にすることにより、順ゲート維持電流48は第6図
bに示すように、ゲート層PBの全域にキャリア注入効
果を発揮し、この電流を点線矢印で示す。
但し、カソードNEから注入されるキャリア(電子)は
NEから出る方向の流れであることは云うまでもない。
このキャリアの一部分又は多くの部分は、順電位のNB
へ到達し導電特性を向上する。以上の如き作用はNゲー
ト形サイリスタでも同様であり、各半導体層の導電形(
N形、P形の別)を反対にしてもよいことは云うまでも
ない。(以下の実施例も同様)。上記作用の結果、導電
中電圧降下Vakと通電電流1aとの関係は、第5図a
に示すように、順ゲート維持電流EIg付の場合の曲線
Bは、順ゲート維持電流11gのない従来の場合の曲線
Aより低電圧になる。
これを、順ゲート維持電流(fl)I,を横軸にし、通
電々流1aをパラメータにし、電圧降下Vakを縦軸に
して示すと、第5図bのよらな曲線で低下する。この発
明の効果は、更に次のゲート構造により改良される。
ゲート層の厚みδを20ミクロン以上(望むろくは30
ミクロン以上)にし、ゲート層の横広がり抵抗を下げる
。あるいは、更に、低い比抵抗の第1ゲニト層PB,と
高い比抵抗の第2ゲート層PB,との2重ゲート層(あ
るいはそれ以上の多重ゲート層)にして、横広がり抵抗
を下げる。あるいは、ゲート層の厚みを反ゲート側中間
層の厚みより厚くする。換言すれば、NB層の厚みをP
B層の厚みより厚くしてNB層をゲート層にする(Nゲ
ート形)か、あるいはPB層の厚みをNB層の厚みより
厚くしてPB層をゲート層にする。これらにより、ゲー
トターンオフ能力(ターンオフ限界主電流値)が向上す
ると共に、順ゲート維持による電圧降下の低減効果(相
対的効果)が向上する。前記この行先発明の実施例によ
れば、同一素子の順電圧降下を低減し、損失を軽減する
効果を有する。
逆に同一電流密度、同一順電圧降下条件のもとでは、タ
ーンオフ限界電流の向上あるいは、順阻止電圧の向上あ
るいはターンオフタイムの短縮など他の特性改善へ向け
ることができる。次に、第2図の順ゲート維持電流の供
給法の更に詳細な実施例を説明する。第2図において、
順ゲート電流供給手段40は、制御電源41と制御スィ
ツチ42と制御抵抗43とからなる制御パルス発生器、
更に維持ゲート電流制御用維持ゲート制御スイツチ44
及び第1直列ダイオード45及び変流器二次巻線N2及
び一次巻線N1からなる維持ゲート電流供給手段を備え
る。
変流器58は主電路X−Yの主電流を検出して、N2−
54−44−3なるループで維持ゲート電流を自給する
。逆ゲートパルス供給手段5は電源101又は補助電源
51と逆ゲート発生用スイツチ52と変流器(パルス変
圧器)58の三次巻線N3と二次巻線N2と、第2直列
ダイオード57とを主体とする。
逆ゲート発生スイツチ52の制御電極に0FF信号パル
スPOFFを与えると、N3に51の電圧が限流抵抗5
4を介して印加され、二次巻線N2の負電圧が第2直列
ダイオード57を介してサイリスタ3をゲート逆バイア
スし、これをターンオフさせる。上記、逆ゲート発生ス
イツチ52は検出巻線N4、帰還インピーダンス(抵抗
、コンデンサなど)56及びダイオード55からなる帰
還手段により自動導電時間制御され、変流器58の磁束
のりセツト作用を行うことができ、このりセツト手段5
9を兼ねる。
以上、の説明により、ゲート逆バイアスを行うサイリス
タに、順ゲート維持電流を供給することにより、順方向
通電々圧降下を軽減できることを述べた。
しかるに、その維持電流の供給は、第2図に述べたよう
に、複雑となり易い欠点があつた。
この発明は、簡単な維持電流供給手段を与えると共に、
これに好適な新規な半導体スイツチ素子を提供すること
を目的とする。第3図A,bは、この発明の夫々一実施
例を示す構成図である。
同図において、7は反ゲート極側主電極とゲート電極と
の間に接続したトランジスタである。このようにして、
順維持ゲート電流を主サイリスタ3の主電極間電圧から
供給することができる。補助トランジスタ7の制御極側
主電極を主ゲートターンオフサイリスタ3のゲート電極
側に接続すると共に、補助トランジスタ7の制御電極対
間に逆並列ダイオード8を設けることにより、補助トラ
ンジスタ7と主サイリスタ3とを共通制御端子からター
ンオフさせることができる。又、補助トランジスタ7に
直列に補助電圧供給手段10(点線図示)を直列挿入し
て、順電圧降下を下げることができる。この補助電圧1
0は補助直流電源の他、変成器の2次巻線であつてもよ
い。更にその変成器は負荷回路や主サイリスタ通電々路
に直列挿入された一次巻線を持つ変圧器や変流器58で
あつてもよい。この概念図を第3図bに示す。この変成
器58は主回路の適宜の位置に移せる。更に、第3図A
,bに示した、補助トランジスタ7は主ゲート逆バイア
スサイクリスタ3と共に共通パツケージに収納するのに
適する。
又1つの半導体ウエハに形成することができ、この実施
例を示す概念図を第7図に示す。第7図aはトランジス
タ7との複合素子で、図bは回路記号接続図である。更
に、夫々ダイオード8のペレツトを内蔵装着した実施例
を示す。図第7図において、311は第1導電形P(又
はN),312は第2導電形N(又はP),313は第
1導電形、314は第2導電形で、夫々各半導体層であ
る。夫々添字aの符号は主ゲートターンオフサイリスタ
3の形成層、添字bの符号は補助トランジスタ7の各半
導体層である。これらは、補助ベース電極Bから維持ゲ
ート順電流4I,iを供給したり、主ゲ=ト電極G2か
ら維持ゲート順電流11G3を供給したり、補助トラン
ジスタから維持ゲート順電流11G2(11g1の増幅
量など)を供給するなど各種の作用法で、維持ゲート順
電流を与えることができるものである。
以上、この発明によれば、ターンオフ時にゲート逆バイ
アスを行う四層素子の順電圧降下を軽減するための順維
持ゲート電流を簡単に供給できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の構成図、第2図は行先発明の一実
施例を示す回路接続図、第3図A,bはこの発明の夫々
一実施例を示す構成図及び回路接続図、第4図〜第5図
はこの発明の作用効果説明図、第6図A,bは、この発
明に好適なゲートターンオフサイリスタの概略構造を示
す平面図及びその作用説明図、第7図A,bはこの発明
の他の実施例を示す素子構造概念図及び回路接続図であ
る。 図において、3はゲートターンオフサイリスタ、40は
導電中順ゲート維持電流を与える順ゲート電流供給手段
、5は逆ゲートパルス供給手段、450は40と5とを
含むゲート制御手段、7は補助トランジスタ、8は制御
電極逆並列ダイオードである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ターンオフ時にゲート逆バイアスを行なうサイリス
    タのゲート極と反ゲート極側主電極との間に補助トラン
    ジスタのコレクタとエミッタを接続してなる半導体スイ
    ッチ。 2 サイリスタと補助トランジスタとが一体パッケージ
    に収納されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の半導体スイッチ。 3 サイリスタと補助トランジスタとが共通半導体ウェ
    ハに形成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の半導体スイッチ。
JP3367477A 1977-03-26 1977-03-26 半導体スイツチ Expired JPS5942990B2 (ja)

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JPS53118984A JPS53118984A (en) 1978-10-17
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