JPS5942851A - 飼料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はライ麦を主原料とした肉牛用の飼料に関するも
のである。

従来、ライ麦は家畜の飼料として利用され、特に肉牛の
肥育用飼料として用いた場合には肉質を良くし、体脂肪
の脂質を向上させる作用があり、この様な肉は市場で高
い値段で取引されている。

しかし、ライ麦は圧べん加工して給餌した場合、ライ麦
独特の風味である「にが味」や「しぶ味」のために牛に
対する嗜好が悪く、肉質向上に有効であると解っては因
ても、ライ麦の給餌割合を一定量以下に押えなければな
らず飼料としての有効利用をなし得ないもので、一方畜
産農家におじても飼料用原材料の高騰により効率的で安
価な飼料で良質の肉を生産し、収入を増大することが嘱
望されているものである。

本発明は、上記諸点を勘案して嗜好性の悪いライ麦に特
殊処理を施して嗜好性を向上させ、効率的な飼料として
再生させたことを特徴とするものである。

以下、実施例を倒起して不発明の詳細な説明する０ 選別したライ麦を混合機内で攪拌混合しながら０．２％
濃度の食塩水を噴霧し、次に該ライ麦に０゜０５％濃度
の酢酸を噴霧させ、該ライ麦に加熱蒸気を吹付けた後に
圧延機で圧ぺんすべくなして成るものである。

つぎに、実施例により本発明の作用効果を説明する。

本発明においては、まずライ麦に０．２％濃度の食塩水
を噴霧攪拌することによシライ麦の「にが味」や「しぶ
味」がなくなシ、ライ麦に対する家畜の嗜好性を向上さ
せるものである。更に酢酸を噴霧すると水分の浸透性が
向上するもので、加熱蒸気によるライ麦のアルファ化が
進行すると共に圧ぺんによって消化性が向上するもので
ある。つまり、これらの加工処理により、圧延機のロー
ラの処理能力の向上、熱量（蒸気）の節約、ダスト（ふ
んどし）の発生の減少、水分が均一に吸収されているの
で粉化かしにくい。家畜の嗜好性の向上、腐敗の防止に
よる保存期間の延長、水分の完全吸収後に加工するため
に圧ぺんが薄く加工し得るので外観も向上する等の特長
を本飼料は有するものである。圧ぺんしたライ麦をその
まま家畜に与えても「にが味」や「しぶ味」がないため
に家畜は良く食べるが、栄養のバランスを考えて濃厚飼
料として他の大豆油粕、大麦糠等と混合するもので、そ
の割合の最適割合の一例を例示すればライ麦４０チ、ト
ウモロコシ２０多、大豆粕１（１％、大麦糠２０％、糖
蜜５係、炭酸カルシュラム５チである。

上記した様に、本発明の飼料においては、ライ麦を重量
比４０チまで混合し得るために家畜の肉質が向上し、最
少の飼料給餌量で合理的、経済的な飼育が可能となり、
畜産農家の高収益を企図し得る等、前記した様な顕著な
諸効果を奏するものである。

昭和５７年特許願第１５４１８３号 ２、発明の名称　飼料 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　福岡県筑後市大字和泉１６４番地の１氏名石橋通
良 ４、代理人〒８６０ ５、補正の対象　明細書の「発明の詳細な説明ｊの欄６
、補正の内容 （１）明細書の第３頁第１７行目に「炭酸カルシュラム
］とあるを、「炭酸カルシュラム等の微量栄養素」と訂
正します〇 −γｆ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　ライ麦を食塩水と酢酸とで処理し、更に加熱蒸気を
   吹付けた後に圧延機で圧ぺんしたことを特徴として成る
   、飼料。