JPS5942672B2 - ロイシルアグマチン化合物の製造法 - Google Patents
ロイシルアグマチン化合物の製造法Info
- Publication number
- JPS5942672B2 JPS5942672B2 JP9734175A JP9734175A JPS5942672B2 JP S5942672 B2 JPS5942672 B2 JP S5942672B2 JP 9734175 A JP9734175 A JP 9734175A JP 9734175 A JP9734175 A JP 9734175A JP S5942672 B2 JPS5942672 B2 JP S5942672B2
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- producing
- compound
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Description
【発明の詳細な説明】
’1
式
70二□ONH
で示されるN−〔N−(3−トランスーカルボキシオキ
シランー 2−カルボニル)一ロイシル〕=、00二□
゛゜゛”(式中R、は水素、低級アルキル基を示し、R
4まRが水素のときはニトロ基を示し、Rが低級アルキ
ル基のときは水素を示す。
シランー 2−カルボニル)一ロイシル〕=、00二□
゛゜゛”(式中R、は水素、低級アルキル基を示し、R
4まRが水素のときはニトロ基を示し、Rが低級アルキ
ル基のときは水素を示す。
)で表わされる化合物を加水分解または接触還元させて
得られる。、ONH(CH2)4NHCNH2CH(C
H3)2NH2 本発明はロイシルアグマチン化合物の製造法に関する。
得られる。、ONH(CH2)4NHCNH2CH(C
H3)2NH2 本発明はロイシルアグマチン化合物の製造法に関する。
さらに詳しくはCONH(CH2)4NHCNH2
、CH(CH3)2NH2
唖ァグマチンの製造方法に関する。
本発明の目的化合物山は一般式
NH(CH2)4NHCNH2
11(■)
、CH(CH3)2N−R’
本発明の原料(■)のRで示す低級アルキル基は、たと
えば、メチル、エチル、プロピル、ブチルなどである。
えば、メチル、エチル、プロピル、ブチルなどである。
この原料(■)は次の方法によりつくられる。すなわち
、原料(■)のRが水素のものは、たとえば、N−〔N
−(3−トランス−アルコキシカルボニルオキシラン−
2−カルボニル)ロイシル]一NG−ニトロアグマチン
のエステル結合を含水メタノール中カセイカリで加水分
解して得られる。または前記原料(H)のRがエチル基
のものはN−〔N−(3−トランスーエトキシカルボニ
ルオキシフン一2−カルボニノ(ハ)一ロイシル〕−N
G一[ャgロアグマチンのニトロ基をパラジウム一炭素の
存在下に接触還元して得られる。上Δ已N−〔N−(3
−トランスーアノレコキシカルボニルオキシラン一2−
カルボニル)一ロイシル〕−NO−ニトロアグマチンは
たとえば次の方法により得られる。
、原料(■)のRが水素のものは、たとえば、N−〔N
−(3−トランス−アルコキシカルボニルオキシラン−
2−カルボニル)ロイシル]一NG−ニトロアグマチン
のエステル結合を含水メタノール中カセイカリで加水分
解して得られる。または前記原料(H)のRがエチル基
のものはN−〔N−(3−トランスーエトキシカルボニ
ルオキシフン一2−カルボニノ(ハ)一ロイシル〕−N
G一[ャgロアグマチンのニトロ基をパラジウム一炭素の
存在下に接触還元して得られる。上Δ已N−〔N−(3
−トランスーアノレコキシカルボニルオキシラン一2−
カルボニル)一ロイシル〕−NO−ニトロアグマチンは
たとえば次の方法により得られる。
N−カルボベンゾキシ一1,4−ジアミノブタンにTe
rt−ブトキシカルボニルロイシンN−ヒドロキシサク
シンイミドエステルを反応させてN−(Tert−ブト
キシカルボニルロイジル)−N−カルボベンゾキシ一1
,4〜ジアミノブタンを得る。これに蟻酸を作用させる
とN−カルボベンゾキシ一N′−ロイシル一1,4ジア
ミノブタンを得、これにアルキルハイドロジエントラン
スーエポキシサクシネートをトリエチルアミンとジエチ
ルホスホロシヤニデートの存在下反応させてN−カルボ
ベンゾキシ一N/−〔N−(3−トランス−アルコキシ
カルボニルオキシラン−2−カルボニル)一ロイシル〕
−1,4−ジアミノブタンを得る。この化合物を常温常
圧で接触還元してN−〔N−(3−トランスーアルコキ
シカルボニルオキシランーJメ[カルボニル)−ロイシル
〕−1,4−ジアミノブタンを得る。次いでこの化合物
をエタノール中3,5−ジメチル−1−ニトログアニル
ピラゾールと加熱することによりN−〔N−(3−トラ
ンスーアルコキシカノレボニノレーオキシラン一2−カ
ノレボニノレ)一ロイシル〕−NO−ニトロアグマチン
を得る。前記アルキルハイドロジエントランスーエポキ
シサクシネートはたとえばジアルキルトランス−エポキ
シサクシネートに冷時当モルのアルカリを作用させて得
られる。上記NG−ニトロ はグアニジノ基の2位のN
にニトロ基のついたことを意味する。
rt−ブトキシカルボニルロイシンN−ヒドロキシサク
シンイミドエステルを反応させてN−(Tert−ブト
キシカルボニルロイジル)−N−カルボベンゾキシ一1
,4〜ジアミノブタンを得る。これに蟻酸を作用させる
とN−カルボベンゾキシ一N′−ロイシル一1,4ジア
ミノブタンを得、これにアルキルハイドロジエントラン
スーエポキシサクシネートをトリエチルアミンとジエチ
ルホスホロシヤニデートの存在下反応させてN−カルボ
ベンゾキシ一N/−〔N−(3−トランス−アルコキシ
カルボニルオキシラン−2−カルボニル)一ロイシル〕
−1,4−ジアミノブタンを得る。この化合物を常温常
圧で接触還元してN−〔N−(3−トランスーアルコキ
シカルボニルオキシランーJメ[カルボニル)−ロイシル
〕−1,4−ジアミノブタンを得る。次いでこの化合物
をエタノール中3,5−ジメチル−1−ニトログアニル
ピラゾールと加熱することによりN−〔N−(3−トラ
ンスーアルコキシカノレボニノレーオキシラン一2−カ
ノレボニノレ)一ロイシル〕−NO−ニトロアグマチン
を得る。前記アルキルハイドロジエントランスーエポキ
シサクシネートはたとえばジアルキルトランス−エポキ
シサクシネートに冷時当モルのアルカリを作用させて得
られる。上記NG−ニトロ はグアニジノ基の2位のN
にニトロ基のついたことを意味する。
本発明の化合物(1)は化合物(H)を加水分解または
接触還元させて得られる。
接触還元させて得られる。
加水分解は通常溶媒申で行い、その試薬は一般に加水分
解用の酸、アルカリを用いることができる。酸としては
たとえば塩酸、硫酸などの無機酸、蟻酸、酢酸などの有
機酸であり、アルカリとしてはたとえばカセイソーダ、
カセイカリなどである。溶媒としてはメタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノールなどの低級ア
ルコールまたは水と低級アルコールの混合溶媒が使われ
る。特に含水メタノール十カセイカリで加水分解を行な
うのがよい。
解用の酸、アルカリを用いることができる。酸としては
たとえば塩酸、硫酸などの無機酸、蟻酸、酢酸などの有
機酸であり、アルカリとしてはたとえばカセイソーダ、
カセイカリなどである。溶媒としてはメタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノールなどの低級ア
ルコールまたは水と低級アルコールの混合溶媒が使われ
る。特に含水メタノール十カセイカリで加水分解を行な
うのがよい。
反応淵度は室淵がよく、加水分解の際、反応淵度を不化
要にあげると酸アミド結合の開裂を招きひいては収率の
低下をきたす。また反応温度が室幅より低いときは反応
速度がおそくなり不利である。接触還元は触媒を用いて
行なわれるが、触媒としてはたとえばラネーニツケル、
ラネーコバルト、ロジウム、ホウ化ニツケル、白金、パ
ラジウム触媒が挙げられる。
要にあげると酸アミド結合の開裂を招きひいては収率の
低下をきたす。また反応温度が室幅より低いときは反応
速度がおそくなり不利である。接触還元は触媒を用いて
行なわれるが、触媒としてはたとえばラネーニツケル、
ラネーコバルト、ロジウム、ホウ化ニツケル、白金、パ
ラジウム触媒が挙げられる。
特にパラジウム一炭素の存在下に接触還元を行うのがよ
い。この反応は常泥常圧で行うのが副反応を防止する上
から望ましい。本発明の目的化合物(1)には不斉炭素
原子が存在し、このためいくつかの異性体が存在し得る
が、本発明の製造方法はこれら異性体すべてに適用でき
ることはいうまでもない。本発明の目的化合物(1)は
チオールプロテアーゼを強力に阻害する作用を有する新
規質である。
い。この反応は常泥常圧で行うのが副反応を防止する上
から望ましい。本発明の目的化合物(1)には不斉炭素
原子が存在し、このためいくつかの異性体が存在し得る
が、本発明の製造方法はこれら異性体すべてに適用でき
ることはいうまでもない。本発明の目的化合物(1)は
チオールプロテアーゼを強力に阻害する作用を有する新
規質である。
次に本発明の代表的な具体例を挙げるが、本発明はこれ
のみに限定されるものでないことはいうまでもない。実
施例 1 N−〔N−(3−トランス−カルボキシオキシラン−2
−カルボニル)一ロイシル〕−NO−ニトロアグマチン
()044539をメタノール20m11酢酸2m1お
よび水1m1の混液中10%パラジウムー炭素 0.0
79の存在下弱い水素気流中室温で5時間撹拌する。
のみに限定されるものでないことはいうまでもない。実
施例 1 N−〔N−(3−トランス−カルボキシオキシラン−2
−カルボニル)一ロイシル〕−NO−ニトロアグマチン
()044539をメタノール20m11酢酸2m1お
よび水1m1の混液中10%パラジウムー炭素 0.0
79の存在下弱い水素気流中室温で5時間撹拌する。
触媒を戸別後P液を減圧濃縮乾固し残渣を水溶液にして
活性炭カラムにのせる。水洗後50%含水アセトンで溶
出、溶出液を減圧濃縮乾固して得た固体0.3569を
水から再結晶してN−〔N−(3−トランス−カルボキ
シオキシラン−2−カルボニル)一ロイシル]−アグマ
チン(1)の2水和物を無色針状晶として得る(0.1
569、39%)。M.p.l73〜175)C(発泡
分解、168℃から軟化)〔α〕ル8−80.65(C
−0.454、0.1NHC7)実施例 2N−〔N−
(3−トランス−エトキシカルボニルオキシラン−2−
カニボニル)一ロイシル〕−アグマチン()塩酸塩0.
4389のメタノール3.5m1溶液に冷却撹拌下2N
カセイカリ水溶液0.73m1を加え室淵に4時間放置
する。
活性炭カラムにのせる。水洗後50%含水アセトンで溶
出、溶出液を減圧濃縮乾固して得た固体0.3569を
水から再結晶してN−〔N−(3−トランス−カルボキ
シオキシラン−2−カルボニル)一ロイシル]−アグマ
チン(1)の2水和物を無色針状晶として得る(0.1
569、39%)。M.p.l73〜175)C(発泡
分解、168℃から軟化)〔α〕ル8−80.65(C
−0.454、0.1NHC7)実施例 2N−〔N−
(3−トランス−エトキシカルボニルオキシラン−2−
カニボニル)一ロイシル〕−アグマチン()塩酸塩0.
4389のメタノール3.5m1溶液に冷却撹拌下2N
カセイカリ水溶液0.73m1を加え室淵に4時間放置
する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素、低級アルキル基を示し、R′はRが水
素のときはニトロ基を示し、Rが低級アルキル基のとき
は水素を示す。 )で表わされる化合物を加水分解または接触還元させる
ことを特徴とする。式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるロイシルアグマチン化合物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9734175A JPS5942672B2 (ja) | 1975-08-11 | 1975-08-11 | ロイシルアグマチン化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9734175A JPS5942672B2 (ja) | 1975-08-11 | 1975-08-11 | ロイシルアグマチン化合物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5223021A JPS5223021A (en) | 1977-02-21 |
JPS5942672B2 true JPS5942672B2 (ja) | 1984-10-16 |
Family
ID=14189766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9734175A Expired JPS5942672B2 (ja) | 1975-08-11 | 1975-08-11 | ロイシルアグマチン化合物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942672B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04284600A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-10-09 | Yokogawa Electric Corp | 信号伝送装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1585105A (en) * | 1976-04-29 | 1981-02-25 | Unilever Ltd | Emulsions |
WO1991009851A1 (en) * | 1989-12-27 | 1991-07-11 | Japan Tobacco Inc. | 1,3,2-dioxathiolane oxide derivative |
WO2013116663A1 (en) * | 2012-02-01 | 2013-08-08 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Novel cysteine protease inhibitors and uses thereof |
-
1975
- 1975-08-11 JP JP9734175A patent/JPS5942672B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04284600A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-10-09 | Yokogawa Electric Corp | 信号伝送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5223021A (en) | 1977-02-21 |
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