JPS60185753A - COおよびヒドロキシル化合物とエナミドとの触媒反応によるα−アミノ酸の製造法 - Google Patents

COおよびヒドロキシル化合物とエナミドとの触媒反応によるα−アミノ酸の製造法

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JPS60185753A
JPS60185753A JP59225652A JP22565284A JPS60185753A JP S60185753 A JPS60185753 A JP S60185753A JP 59225652 A JP59225652 A JP 59225652A JP 22565284 A JP22565284 A JP 22565284A JP S60185753 A JPS60185753 A JP S60185753A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はCOおよびヒドロキシル化合物とエナミドとの
触媒反応によるα−アミノ酸の製造に関する。
Y、ペソ力−(Becker) 、A、アイゼンスタッ
ト(Eisenstadt) 、J、に、スチμ(St
ille)、J、Org、Chem、+ 45巻、21
45〜2151頁(1980年)による公表物において
、ある種のエンイミドはヒドロカルボキシル化に成功し
たが、エナミドをヒドロカルボキシル化条件下COの存
在でメタノールと反応させると、ヒドロカルボキシル化
を起さず、唯一の反応は二重結合へのメタノールの付加
であることが明らかにされている。
これに反し、本発明者はエナミドをヒドロカルボキシル
化できること、およびこれはα−アミノ酸製造への重要
な経路であることを見出した。
本発明の目的はエナミドの二重結合にCOとヒドロキシ
ル化合物を付加させることによるα−アミノ酸の前駆物
質またはα−アミノ酸の製造である。
本発明の他の目的、および特徴、面、利点は、特別の実
施例および特許請求の範囲を含む明細書をしらべれば明
らかとなる。
本発明に従えば、次式 に従いエナミドを水または有機ヒドロキシル化合物と反
応させることにより製造される生成物を加水分解するこ
とからなるα−アミノ酸の製造法が提供される。ただし
、R3、R2、R1、R4、R’、、R,の各々はエチ
レンまたはアセチレン不飽和を含まず、0〜15の炭素
原子を含み、(11Hまたはヒドロカルビル基、 (2) アシルアミノ、アシル(N−ヒドロカルビル)
アミノ、ホルミルアミノ、ポルミル(N−ヒドロカルビ
ル)アミノ、ヒドロカルビルオキシ、ヒドロカルビルチ
オ、アシルオキシ、アシルチオ、カルボキシル、ヒドロ
カルビルカルボキシル、ヒドロカルビルチオカルボキシ
ル、ヒドロカルビルアミノ、ジヒドロカルビルアミノ、
ヒドロカルボニル、ヒドロカルビルカルボニル、3−イ
ンドリル、カルバモイル、ヒドロカルビルカルバモイル
、ジヒドロカルビルカルバモイル、5−イミダゾリル、
2−グアニジノイル、ハロ基で置換したヒドロカルビル
基から独立に選ばれ、 f3JR,およびR2はさらにアシルアミノ、アシル(
N−ヒドロカルヒル)アミノ、ポルミルアミノ、ポルミ
ル(N−ヒドロカルビル)アミノ、ヒドロカルビルオキ
シ、ヒドロカルビルチオ、ヒドロカルビルアミノ、ジヒ
ドロカルビルアミノ、アシルオキシ、アシルチオ、カル
ボキシル、ヒドロカルビルカルボキシル、ヒドロカルビ
ルチオカルボキシル、ヒドロカルボニル、ヒドロカルビ
ルカルボニル、3−インドリル、カルバモイル、ヒドロ
カルビルカルバモイル、ジヒドロカルビルカルバモイル
、5−イミダゾリル、2−グアニジノイル、ハロ基から
独立に選ぶことができ、R6はさらに1個またはそれ以
上のヒドロキシ置換基を有するヒドロカルビル基である
ことができ、R9とR2、Rr とR3、またはR2と
R3は結合して環を形成でき、R4ばRIまたはR2と
結合して環を形成できる。
本発明は天然に存在するアミノ酸および類似体化合物、
およびその誘導体の製造においてかなりの価値がある。
メチオニンおよびグリシンを除いて、天然に存在するア
ミノ酸は植物または動物源からの抽出により、または微
生物または酵素醗酵により製造される。生体触媒経路は
ある種の重大な欠点を有する。上記経路は全く遅く、厳
密に制御した高希釈反応条件を必要とし、しばしば生成
物の混合物を生じ、これから望むアミノ酸の単離と精製
は労力を要し費用がかかる。メチオニンおよびグリシン
は現在HCNに基づく非触媒経路により製造される。現
在の方法によるアミノ酸の化学合成は高価な有毒なHC
Nを必要とする。
本発明の新規な方法は上記の式で示したようにα−カル
ボキシルアミドを生成する。本発明の第2工程では、第
1工程の生成物を次のように本発明のα−アミノ酸に加
水分解する。
−R6 3 ただし、α−アミノ酸加水分解生成物中のRI、R2、
Ri 、Raは原料物質中のものと同一か、または原料
物質のRI 、R2、R3、Ra基の一つまたはそれ以
上に含まれている官能基の加水分解の結果としてヒドロ
キシル、千オール、カルボン酸、チオカルボン酸、また
はアミン基を含むことができる。
本発明の2工程法に従い、α−アミノ酸たとえばフェニ
ルアラニンを製造する場合、R6はふつうヒドロカルビ
ル基または1個またはそれ以上のヒドロキシ置換基を有
するヒドロカルビル基、さらにふつうにはC,H,0の
めを含む飽和−価脂肪族アルコールであることに留意す
べきである。
ヒドロカルボキシル化生成物は本発明に従いα−アミノ
酸の製造にすべて有用である。当該アミノ酸は既知の方
法によりペプチドの製造にすべて有用であり、これらを
たとえば動物飼料補充剤の製造のため蛋白質に変えるこ
とができる。当該アミノ酸をまた構造部品、プレートド
、大コ・ノブなどのような固体形状物の熱可塑性成形に
有用な固体ポリアミド、通常の縮合技術により変えるこ
ともできる。
ヒドロカルボキシル化反応を触媒的に実施し、液相で連
続的にまたはバッチ操作で行なうことができ、または下
記の反応温度で可能な場合は気相で実施できる。ふつう
は加圧上溶剤中でノ\・ノチ操作で実施する。
反応物濃度は広く変化でき、臨界的ではない。
便宜上、ヒドロカルボキシル化反応物R6011対エナ
ミドの比はモル基準で100対lより大きくあるべきで
はなく、好ましは少なくとも1対1である。
−酸化炭素量は広く変化できるが、ふつうO〜3500
psigの、さらにふつうには250〜2500psi
gの一酸化炭素圧下で反応を実施する。
触媒量も広く変化できる。最も便利には、触媒量はエナ
ミド基準で0.001〜100モル%、さらにふつうに
は0.1〜10モル%である。
ふつうは、溶剤と共に反応を実施する。溶剤は反応条件
下で不活性であるべきであり、好ましくは活性触媒種お
よび反応物を溶解すべきであるが、かならずしもすべて
のCOを溶かず必要はない。
現在まで見出された適当な溶剤はテトラヒドロフラン、
ベンゼン、C1hCN 、 Cl1zCj22 、Cl
ICI! 3、CIl、fl、CCV、 、)/Izエ
フ、Iチ/L/I−チル、ジメヂルボルムアミドを含む
。特に(PI+5P)zPdcβ2触媒、または他のパ
ラジウム化合物を使う場合は、現在好ましい溶剤はテト
ラヒドロフランである。
ふつうは、系中の溶剤量は、エナミド濃度が溶液中で少
なくとも約0.01重量%であるが、70重量%以上で
はないような量である。
反応はふつう0〜250℃で、好ましくは20〜150
℃で実施される。しかし、反応温度は望むときは上記以
下または以上であることができる。
0、1〜250時間程度の反応時間を使用でき、2〜1
00時間程度の反応時間が一層便利である。
広い種類の遷移金属錯体がアルケンのヒドロカルボキシ
ル化用触媒として知られているが〔たとえば1)P、ピ
ノ (Pino) 、F、ピアセンチ(Piacent
i) 、l−金属カルボニルによる有機合成」(Org
anic 5ynthesis via Metal 
Carbonyls )、2巻、■、ベンダー(Wen
der) 、P、ピノ (Pino)編、ワイリー(秤
11ey ) 、ニューヨーク、1977年、233〜
296頁;2)J、ファルヘ(Falbe )、[−酸
化炭素による新合成J (NewSyr+Lheses
with Carbon Monoxide) 、二、
:L −”J−り、スプリンガー フェアラーグ(Sp
ringer Verlag ) 、3および5章;3
)D、フォルスター(Forster )、A、 ヘル
シュマン(Ilershman) 、D 、 E 、モ
リス(Morris) 、Catal、Rev、−3c
i、[ing、、 23巻、89〜105頁(1981
年) i4) G、 W、パーシャル(Parshal
l) 、、 Catal、Rev、Scj、Eng、、
23巻、107〜124頁(1981年); 5)J、
 ■。
ビトラー(Bittler ) 、N、クチボー(Ku
tepow )、D、ノイハウエル(Neubauer
) 、H、ライス(Reis) 、 八ngeiv、C
hem、Int1.Ud、Eng、+ 7 巻、 32
9〜335 (1968年)参照〕、既知の文献でエナ
ミFをヒドロカルボキシル化できることを示唆している
ものはない。事実、引用したべ・ツカ−らの文献は、エ
ナミドではヒドロカルボキシル化は起らず、唯一の反応
は二重結合へのメタノールの(=J加であることを教え
ている。有用な触媒は一般に遷移金属触媒化合物、特に
このような金属の配位錯体である。パラジウムの配位錯
体、特にpph。
のようなボスフィンで錯化したものが有効である。
しかし、アルケンのヒドロカルボキシル化またはエノー
ルエーテルまたはエノールアセテートのヒドロホルミル
化用の多くの既知の遷移金属触媒錯体(米国特許第3.
888,880号i13.フェル(Fell)、M、バ
ルル(Barl) 、J、 Mo1.Catal、+ 
1977年、2巻、301〜6頁;チンカー(Tink
er)、B、ハロルド(Ilarold) (モンサン
ト)ドイツ公開特許出願第2.623.673号:米国
特許第4.072,709号)は本ヒドロカルボキシル
化に有効ではない。
特に有用なPd錯体は(’Pt++P) zPdc 7
!2および助触媒として1Icffを使う (Pb+P
)aPdテある。
(Ph3P) zPdc 71.が触媒であるときは、
好ましい反応溶媒はテトラヒドロフランである。
ヒドロカルボキシル化反応が完結したら、常法でたとえ
ば真空蒸留または結晶化によって、生成物のアミド酸ま
たはエステルを反応系から回収できる。
第2工程は通常の加水分解反応である。これは希薄の水
性酸または塩基により接触される。適当な酸または塩基
はllCN、11□S04.1INO3、)I3POJ
 、酢酸、に011 、Na011、NI+4011で
ある。反応は0℃以上250℃までの温度で、一層ふつ
うには約20〜150℃で便利に実施される。望むとき
は、水または妨害しない親水性溶剤を使用できる。この
ような?8斉りはテトラヒドロフラン、C113CNな
どを含む。0.1〜50時間程度の、ふつうは0.2〜
5時間の反応時間を使用できる。
上記のヒドロカルボキシル化および加水分解は、原料と
してエナミドを使いアミノ酸を製造する簡単な直接の系
を提供する。わかるように、高価なHCNの使用とそれ
に伴う取扱問題を全く避けられる。
本発明のα−アミノ酸は多くの用途を有する。
天然に存在するアミノ酸は既知の用途をもっている。フ
ェニルアラニン生成物を既知の方式で甘味剤のアスパル
テーム製造に使用できる。1970年1月27日付の米
国特許第3,492,131号参照。
次の実施例は単に例示のものであって、限定するものと
みなしてはならない。
実施例1 パイレックスガラスライナーおよび磁気かくはん棒を有
する7 0m4のステンレス銅高圧反応器に、テトラヒ
ドロフラン5ml、m−キシレン内部標準0.5ミリモ
ル、メタノール2.5ミリモル、(PPhi)zPd(
J! z 36 N、 ’98.5%純度のN−β−ス
チリルベンズアミド0.5ミリモルを仕込み、室温でC
Oで1000psigに加圧した。この反応混合物を1
00℃で48時間かきまぜた。その後、反応混合物を室
温に冷し、常圧まで排気した。反応生成物をガスクロマ
トグラフィーおよび質量分光法で分析し、分析はスチリ
ルベンズアミドの77%転化率およびN−ベンゾイルフ
ェニルアラニンメチルエステルへの15%5%選択率し
た。
この生成物は酸または塩基中でフェニルアラニンに加水
分解できた。
実施例2 N−ベンゾイルフェニルアラニンメチルエステル2.2
ミリモルを、還流2NIIC7!と18時間かくはんす
ることにより加水分解した。得られた生成物混合物を濾
過し、白色固体、融点約260℃(49,2■)を得た
。この生成物はnmr分光法によって、ごく痕跡の安息
香酸を含むフェニルアラニンであることがわかった。
法要01走 パイレックスガラスライナーおよび磁気かくはん棒を有
する7 0mAのステンレス鋼高圧反応器に、テトラヒ
ドロフラン5IIII!、、m−キシレン内部標準0.
5ミリモル、メタノール2.5ミリモル、PdCj! 
z(PPh3)z 37.3■、N−β−スチリルアセ
トアミド0.507ミリモルを仕込、室温でCOで10
00psigに加圧した。この反応混合物を100℃で
48時間かきまぜた。その後、反応混合物を室温に冷し
、常圧まで排気した。反応生成物をガスクロマトグラフ
ィーおよび質量分光法により分析し、分析はスチリルア
セトアミドの75.6%転化率およびN−アセチルフェ
ニルアラニンメチルエステルへの18.3%選択率を示
した。この化合物をフェニルアラニンに加水分解できた
実施例4 パイレックスガラスライナーおよび磁気かくはん棒を有
する70m1のステンレス鋼高圧反応器に、テl−ラヒ
ドロフラン5m#、m−キシレン内部標準5ミリモル、
メタノール0.618ミリモル、(PPha) zPd
c It z 38■、98.5%純度のN−β−スチ
リルベンズアミド0.565ミリモルを仕込め、室温で
COで1000psigに加圧した。この反応混合物を
100℃で48時間かきまぜた。その後、反応混合物を
室温に冷し、常圧まで排気した。反応生成物をガスクロ
マトグラフィーおよび質量分光法で分析し、分析はスチ
リルアセトアミドの76%転化率およびN−ペンゾイル
フ、工ニルアラニンメチルエステルへの19.6%選択
率を示した。
実施例5 パイレックスガラスライナーおよび磁気かくはん棒を有
する7 0m6のステンレス鋼高圧反応器に、テトラヒ
ドロフラン5mj!、m−キシレン内部標準0.5ミリ
モル、メタノール0.6ミリモル、(PPh3) zP
dCρ234.9 mg、、N−ビニルアセトアミド0
.5ミリモルを仕込み、室温でCOで11000psi
に加圧した。この反応混合物を100°Cで24時間か
きまぜた。その後、反応混合物を室温に冷し、常圧まで
排気した。反応生成物をガスクロマトグラフィーおよび
質量分光法により分析し、分析は2−アセトアミドプロ
ピオン酸メチルの存在を示した。この生成物をアラニン
に加水分解できた。
実施例6 パイレソクスガラスライナーおよび磁気かくはん棒を有
する70m1のステンレス鋼高圧反応器に、テトラヒド
ロフラン5ml、m−キシレン内部標準0.5ミリモル
、メタノール0.6ミリモル、(Pl”hs) zPd
Cj! 2 34.7■、1−ベンゾイルアミノ−2−
メチルプロペン0.5ミリモルを仕込み、室温でCOで
1000psiHに加圧した。この反応混合物を100
℃で24時間かきまぜた。その後、反応混合物を室温に
冷し、常圧まで排気した。反応生成物をガスクロマトグ
ラフィーおよび質量分光法により分析し、分析はベンゾ
イルアミノ−3−メヂルラク酸メチルの存在を示した。
この生成物をバリンに加水分解できた。
実施例7〜2岨 次の実施例7〜28では、第1表の左欄に示したエナミ
ドを実施例1に示した通りに反応させたが、ただし実施
例1のN−β−スチリルベンスアミドのモル数の代りに
夫々のエナミドのモル数を使い、他の反応物、時間、温
度、CO圧、触媒、モル比の条件は同一であった。各々
の場合のヒドロカルボキシル化反応は中央欄に示した化
合物を生成した。その後、中央欄のヒドロカルボキシル
化反応生成物を実施例2のように加水分解し、右欄に示
した夫々の生成物α−アミノ酸を得た。
−iに、相当するアルテ゛ヒトと相当するアミドを反応
させてエチリデンビスアミドを形成し、ついでこれを熱
分解によりエナミドに変えることによって、原料エナミ
ドを製造できる。ここで文献として引用するR、シガー
(Giger ) 、D、ペンイシャイ ([len 
l5ha+ ) 、Isr、J、C’hem、、 5巻
、253〜9頁(19,67年)参照。
たとえば、フェニルアセトアルデヒドとベンズアミドを
反応させることによりβ−フェニルエチリデンビスベン
ズアミド0.28 gをつくることにより、実施例1の
エナミドをつくった。上記化合物を昇華器で110mm
1(で265℃に25分加熱した。黄白色固体(0,2
1g)を指形冷却器に析出させ、注意深くこすり取って
集めた。さらに5回の実験を行ない、粗製黄白色固体を
第1の実験からの0.21gと一緒にした。集めた粗製
生成物をエタノール−水から再結晶し、淡黄色固体を得
、これはNMR分光法により98.5%純度のcis 
−およびtrans −N−β−スチリルヘンズアミド
の6.6/91.9混合物であることがわかった(0.
97G、52%収率)。融点161〜164℃。
他のエナミド製造法はヒソクモノド(llickmot
t)、Tetrahedron 、、 38巻、14号
、1975〜2050頁、1982年;レンツ(Len
z) 、5ynthesis 、489〜518頁、1
g78年;単行本「アミドの化学」(Tt+e Che
mistry of Am1des)、ザビソキー(Z
abicky ) kR、インターサイエンス・パブリ
シャース、ニューヨーク、1970年に示されている。
上記のすべてをここで文献として引用する。
当業者には明らかなように、本発明の精神と範囲から離
れることなく、上記および議論から本発明の種々の変形
が可能である。
第1頁の続き ■Int、CI、’ 識別記号 庁内整理番号 6956−4H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11次式 (ヒドロカルボキシル化生成物) (ただし、R+ 、R2、R3、Ra 、Rs 、Rb
    の各々はエチレンまたはアセチレン不飽和を含まず、0
    〜15個の炭素原子を含み、 (i)Hまたはヒドロカルビル基、 (ii ) アシルアミノ、アシル(N−ヒドロカルビ
    ル)アミノ、ホルミルアミノ、ホルミル(N−ヒドロカ
    ルビル)アミノ、ヒドロカルビルオキシ、ヒドロカルビ
    ルチオ、アシルオキシ、アシルチオ、カルボキシル、ヒ
    ドロカルビルカルボキシル、ヒドロカルビルチオカルボ
    キシル、ヒドロカルビルアミノ、ジヒドロカルビルアミ
    ノ、ヒドロカルボニル、ヒドロカルビルカルボニル、3
    −インドリル、カルバモイル、ヒドロカルビルカルバモ
    イル、ジヒドロカルビルカルバモイル、5−イミダゾリ
    ル、2−グアニジノイル、ハロ基の置換したヒドロカル
    ビル基から独立に選ばれ、 (iii ) R+およびR2はさらにアシルアミノ、
    アシル(N−ヒドロカルビル)アミノ、ホルミルアミノ
    、ポルミル(N−ヒドロカルビル)アミノ、ヒドロカル
    ビルオキシ、ヒドロカルビルチオ、ヒドロカルビルアミ
    ノ、ジヒドロカルビルアミノ、アシルオキシ、アシルチ
    オ、カルボキシル、ヒドロカルビルカルボキシル、ヒド
    ロカルビルチオカルボキシル、ヒドロカルボニル、ヒド
    ロカルビルカルボニル、3−インドリル、カルバモイル
    、ヒドロカルビルカルバモイル、ジヒドロカルヒルカル
    バモイル、5−イミダゾリル、2−グアニジノイル、ハ
    ロ基から独立に選ぶことができ、R6はさらに1個また
    はそれ以上のヒドロキシ置換基をもつヒドロカルビル基
    であることができ、R1とRz 、RtとR3、または
    R2とR3は結合して環を形成でき、R4はR1または
    R2と結合して環を形成できる)に従ってエナミドと水
    または有機ヒドロキシル化合物とを反応させることを特
    徴とするα−アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法
    。 (2、特許請求の範囲(1)のヒドロカルボキシ11ノ
    化生成物の加水分解による次の構造式 のアミノ酸の製造法。 (31R+、Rz、Rs、R4がHである特許請求の範
    囲(1)に記載のα−アミノ酸に加水分解できる化合物
    の製造法。 (41R1およびR2がメチルであり、R1およびR4
    がI]である特許請求の範囲(11に記載のα−アミノ
    酸に加水分解できる化合物の製造法。 (51R+ がイソプロピルであり、Rz、R3、R4
    がHである特許請求の範囲(1)に記載のα−アミノ酸
    に加水分解できる化合物の製造法。 (61R+がエチルであり、R2がメチルであり、R8
    およびR4がHである特許請求の範囲(11に記載のα
    −アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (71R+およびR3がHであり、R2およびR1が環
    を完成させるために一緒に結合したメチレン基である特
    許請求の範囲(1)に記載のα−アミノ酸に加水分解で
    きる化合物の製造法。 (81R+がフェニルであり、R2、R3、RaがHで
    ある特許請求の範囲fl+に記載のα−アミノ酸に加水
    分解できる化合物の製造法。 +91R1が3−インドリルであり、Rz 、R:+、
    R4がHである特許請求の範囲+1)に記載のα−アミ
    ノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (10) R,がメチルチオメチルであり、R2、R3
    、R4が■]である特許請求の範囲tl)に記載のα−
    アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (11) R,がアセチルオキシであり、Rg、Rs、
    R4がHである特許請求の範囲illに記載のα−アミ
    ノ酸に力■水分解できる化合物の製造法。 (1,2) R,がメチルであり、R2がアセチルオキ
    シであり、R5およびR4がHである特許請求の範囲(
    1)に記載のα−アミノ酸に加水分解できる化合物の製
    造法。 (13) R,がアセチルチオであり、R2、R3、R
    4が11である特許請求の範囲+11に記載のα−アミ
    ノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (14) R,が4−アセチルオキシフェニルであり、
    R21R3、R4がHである特許請求の範囲(1)に記
    載のα−アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (15) R,が3,4−ジ(アセチルオキシ)フェニ
    ルであり、R2、Rz 、RaがI(である特許請求の
    範囲(1)に記載のα−アミノ酸に加水分解できる化合
    物の製造法。 (16) R,がカルバモイルであり、R,z 、R3
    、R4がHである特許請求の範囲f1.lに記載のα−
    アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (17)R1がカルバモイルメチルであり、R2、R3
    、R4がHである特許請求の範囲filに記載のα−ア
    ミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (18) R,がメトキシカルボニルであり、Rz。 R3、R4がHである特許請求の範囲+11に記載のα
    −アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 <19) R,がメトキシカルボニルメチルであり、R
    2、R3、R4がHである特許請求の範囲(1)に記載
    のα−アミノ酸に力l水分解できる化合物の製造法。 (20) R1が3−アセトアミドプロピルであり、R
    Z −R,11RaがHである特許請求の範囲fllに
    記載のα−アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (21) RI カ2−クアニジノエチルであり、R2
    R3、RaがHである特許請求の範囲illに記載のα
    −アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (22) R,が5−イミダゾリルであり、R2、R3
    、R4がHである特許請求の範囲(1)に記載のα−ア
    ミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (23)RIオよびR2がメトキシカルボニルであり、
    R3およびR6がHである特許請求の範囲(1)に記載
    のα−アミノ酸に加水分解できる化合物の製造法。 (2、特許請求の範囲(旧こ従って CbHs CH= CH HN−C−R5 I をCOおよびR6011でヒドロカルボキシル化して 
    02Rb Ci、Its CHz CH 3 HN CRs を製造し、その後後者の化合物を加水分解することから
    なるフェニルアラニンの製造法。
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