JPS5942188B2 - ねじ込みリフト逆止弁 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ボイラの給水系路等に使用される小型水用
のねじ込みリフト逆止弁に関するものである。

従来、ねじ込みリフト逆止弁は、弁体は取りはずし可能
であるが弁座部は弁箱の一部として一体に構成されてい
る。

磨耗や水あかでよくシールの逆流が起こるため、逆止弁
は一定期間で取りかえを行なわなければならないという
のが一般的者えとなっている。

この取りかえには、配管のネジ部を分解しなければなら
ないので、非常に手数がかかるという欠点があった。

この発明は、配管をしたまま弁座部を弁体と合わせて取
りかえ可能とした構造にし、従来全体を交換していたも
のを部品交換とし、安価な逆止弁を提供することを目的
としたものである。

以下、図面にもとづいて説明する。

第１図は、将来のねじ込みリフト逆止弁を示したもので
、１は水の導入口、２は排出口である。

３は弁箱、４はふた、５は弁座部、６は弁座中央の流入
口、７は弁体である。

第２図は、この発明の実施例を示したもので、水の導入
口１と排出口２をもつねじ込みリフト逆止弁である。

弁箱３とふた４との間に弁座部５１を備えた内筒８が設
けられている。

図中６１は弁座中央の流入口である。

内筒８の中に弁体７が収容されている。

内筒８に連通孔９が設けられている。

一定期間の使用後、磨耗や水あかによって弁座部５１と
弁体７とのシール部が破損して逆流が生じだした場合に
は、ふた４をはずし、内筒８と弁体７とを新しいものに
取りかえればよい。

よって、弁箱３を配管系路から取りはずす必要がなく、
部品交換のみでよい。

この発明は以上説明したように、破損取りかえ時におい
て、簡単な手数で、しかも低コストであるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のねじ込みリフト逆止弁を示した断面図
である。 第２図は、この考察の実施例を示した断面図である。 １・・・・・・・・・導入口、２・・・・・・・・・排
出口、３・・・・・・・・・弁箱、４・・・・・・・・
・ふた、５，５１・・・弁座部、７・・・・・・・・・
弁体、８・・・・・・・・・内筒、９・・・・・・・・
・連通孔。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 水の導入口１と排出口２をもつねじ込みリフト逆止
   弁において、弁箱３とふた４との間に弁座部５１を備え
   た内筒８を設け、内筒８の中に弁体７を収容し、内筒８
   に連通孔９を設けたことを特徴とするねじ込みリフト逆
   止弁。