JPS594174Y2 - 動圧形スラスト軸受の支持機構 - Google Patents
動圧形スラスト軸受の支持機構Info
- Publication number
- JPS594174Y2 JPS594174Y2 JP15028078U JP15028078U JPS594174Y2 JP S594174 Y2 JPS594174 Y2 JP S594174Y2 JP 15028078 U JP15028078 U JP 15028078U JP 15028078 U JP15028078 U JP 15028078U JP S594174 Y2 JPS594174 Y2 JP S594174Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- bellows
- receiving member
- tube
- support mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Support Of The Bearing (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、動圧形スラスト軸受機構の支持機構の改良
に関するものである。
に関するものである。
従来より知られているこの種の動圧形スラスト軸受の支
持機構には種々のものが提案されているが、回転性能、
寿命、組付は性などの点で必ずしも十分とは云えない。
持機構には種々のものが提案されているが、回転性能、
寿命、組付は性などの点で必ずしも十分とは云えない。
一般にこの種の軸受は、・回転部材のもつ受面とこれと
対向して共働する受部材の受面との間に微少のすきまを
有し、該すきまに送り込まれた圧力流体の膜を介して回
転部材を浮上回転支持する構造となっているため、軸受
の回転性能、負荷能力、高速回転限界数、寿命などの点
から見た場合、前記回転部材および受部材のもつ受面の
中心(軸受中心)を互に一致させることが必要であると
・もに、回転部材の傾きに対し受部材が容易に追従でき
、同時にダンパー支持されることが必要である。
対向して共働する受部材の受面との間に微少のすきまを
有し、該すきまに送り込まれた圧力流体の膜を介して回
転部材を浮上回転支持する構造となっているため、軸受
の回転性能、負荷能力、高速回転限界数、寿命などの点
から見た場合、前記回転部材および受部材のもつ受面の
中心(軸受中心)を互に一致させることが必要であると
・もに、回転部材の傾きに対し受部材が容易に追従でき
、同時にダンパー支持されることが必要である。
この考案は、前述の回転性能、負荷性能、高速回転限界
数、寿命などの向上を計ることを目的としたもので、具
体的には、軸受部を構成する両部材間の心ずれや傾きに
対し容易に追従でき、同時に圧力調整可能な流体による
緩衝機能をもった軸受の支持機構を提供するものである
。
数、寿命などの向上を計ることを目的としたもので、具
体的には、軸受部を構成する両部材間の心ずれや傾きに
対し容易に追従でき、同時に圧力調整可能な流体による
緩衝機能をもった軸受の支持機構を提供するものである
。
次にこの考案を第1図ないし第3図に示す三つの実施例
について説明すると、1は回転部材、2は受部材、3は
ベロー、4はベローに代るチューブ、5はハウジングで
ある。
について説明すると、1は回転部材、2は受部材、3は
ベロー、4はベローに代るチューブ、5はハウジングで
ある。
はじめに第1図に示す第1実施例(但し図面符号は第2
図および第3図と共通)について説明すると、回転部材
1は、軸端に断面がほぼ台形状をした受面11を有し、
かつ、その表面には数条の動圧発生溝12が形式されて
いる。
図および第3図と共通)について説明すると、回転部材
1は、軸端に断面がほぼ台形状をした受面11を有し、
かつ、その表面には数条の動圧発生溝12が形式されて
いる。
受部材2は、前記回転部材の受面11と対向する断面が
ほぼ台形状の凹面21を有し、かつ、凹面21の開口側
の外周縁にはフランジ22をもって形成されている。
ほぼ台形状の凹面21を有し、かつ、凹面21の開口側
の外周縁にはフランジ22をもって形成されている。
ベロー3は、上板31と下揮32としゃばら33とから
なり、これ等が互に気密的に結合組合わされて形成され
ている。
なり、これ等が互に気密的に結合組合わされて形成され
ている。
そして、下板32には、しゃばら内の空間部331に、
外部から水、油および空気などの流体を送り込む通路3
32を備え、前記空間部331内には所定の圧力をもっ
て外部から供給され、排出されて供給源にもどされると
いう循環供給形式、すなわち、支持機構の外部よりベロ
ーズ3の通路332より供給され、ベローズ3内を通り
排絡(図示せず)より外部に排出される圧力流体の通路
が互につながっており、前記供給された流体と排出され
る流体とが循環する形式で供給された流体が常時満され
ている。
外部から水、油および空気などの流体を送り込む通路3
32を備え、前記空間部331内には所定の圧力をもっ
て外部から供給され、排出されて供給源にもどされると
いう循環供給形式、すなわち、支持機構の外部よりベロ
ーズ3の通路332より供給され、ベローズ3内を通り
排絡(図示せず)より外部に排出される圧力流体の通路
が互につながっており、前記供給された流体と排出され
る流体とが循環する形式で供給された流体が常時満され
ている。
第2図は、支持機構の第2実施例を示したもので、特に
この実施例にあっては、受部材2の凹形の受面をもった
軸受部材2aとこれを保持する保持部材2bとの組合せ
によって形式するとともに、前記組合わせによる受部材
2とベロー3との間にスラスト玉軸受6を介在させて受
部材2が半径方向により動きやすくなるように構成され
ている。
この実施例にあっては、受部材2の凹形の受面をもった
軸受部材2aとこれを保持する保持部材2bとの組合せ
によって形式するとともに、前記組合わせによる受部材
2とベロー3との間にスラスト玉軸受6を介在させて受
部材2が半径方向により動きやすくなるように構成され
ている。
第3図は、支持装置の第3実施例を示したもので、特に
この例では、受部材2を前述の実施例のベロー3に代る
チューブ4によって支持したもので、図中7は受部材2
の支持板、8はチューブ4の支持板である。
この例では、受部材2を前述の実施例のベロー3に代る
チューブ4によって支持したもので、図中7は受部材2
の支持板、8はチューブ4の支持板である。
以上述べたように、この考案の動圧形スラストころ軸受
の支持機構にあっては、特に受部材が、前述の通りの循
環供給形式で常時供給されている所定の圧力をもった流
体の満されたベローあるいはチューブを介して変位可能
に支持されているので、回転部材と受部材との間に心ず
れや回転軸の傾きに対し容易に追従することができ、前
述の心ずれや傾きが容易に補正される。
の支持機構にあっては、特に受部材が、前述の通りの循
環供給形式で常時供給されている所定の圧力をもった流
体の満されたベローあるいはチューブを介して変位可能
に支持されているので、回転部材と受部材との間に心ず
れや回転軸の傾きに対し容易に追従することができ、前
述の心ずれや傾きが容易に補正される。
従って、回転中、回転部材の受面と受部材の受面との間
に形成される微少すきまがほぼ一定に維持されてその間
に有効な流体膜が形式され、前記両面間での発熱、局部
的な接触、膜切れなどもなく性能の良い、しかも寿命の
長い軸受が得られるとともに、十分な緩衝効果が得られ
る。
に形成される微少すきまがほぼ一定に維持されてその間
に有効な流体膜が形式され、前記両面間での発熱、局部
的な接触、膜切れなどもなく性能の良い、しかも寿命の
長い軸受が得られるとともに、十分な緩衝効果が得られ
る。
またベローおよびチューブ内の流体は、前述の通り外部
から循環供給される構造であるから、その流体圧を任意
に調整することができ、緩衝の度合(ダンピング効果)
を使用条件に見合って容易に調整することができる。
から循環供給される構造であるから、その流体圧を任意
に調整することができ、緩衝の度合(ダンピング効果)
を使用条件に見合って容易に調整することができる。
また供給される任意の流体圧をもった流体は、前述の通
り循環形式を採用しているので、軸受を効果的に、しか
も容易に冷却することができ発熱による支障をほぼ確実
に防止することができる。
り循環形式を採用しているので、軸受を効果的に、しか
も容易に冷却することができ発熱による支障をほぼ確実
に防止することができる。
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示したもので
、第1図は第1実施例、第2図は第2実施例、第3図は
第3実施例である。 実施例の符号中、1は回転部材、2は受部材、3はベロ
ー 4はチューブ、5はハウジングである。
、第1図は第1実施例、第2図は第2実施例、第3図は
第3実施例である。 実施例の符号中、1は回転部材、2は受部材、3はベロ
ー 4はチューブ、5はハウジングである。
Claims (1)
- 軸端に軸受部を構成する一方の受面を有する回転部材と
、該回転部材の受面と対向して共働する他方の受面を有
する受部材とを備えた動圧形スラスト軸受の支持機構に
おいて、前記受部材が軸方向および半径方向の動きに追
従し得るようにベローまたはチューブを介して支持され
ており、前記ベローまたはチューブは、外部からの圧力
流体の送り込まれる通路と、該送り込まれ流体を外部の
供給源にもどす排絡とを備え、前記ベローまたはチュー
ブ内には、前記通路を通り外部より常時供給されている
圧力流体が満されていることを特徴とした動圧形スラス
ト軸受の支持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15028078U JPS594174Y2 (ja) | 1978-11-02 | 1978-11-02 | 動圧形スラスト軸受の支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15028078U JPS594174Y2 (ja) | 1978-11-02 | 1978-11-02 | 動圧形スラスト軸受の支持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5568722U JPS5568722U (ja) | 1980-05-12 |
JPS594174Y2 true JPS594174Y2 (ja) | 1984-02-06 |
Family
ID=29134409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15028078U Expired JPS594174Y2 (ja) | 1978-11-02 | 1978-11-02 | 動圧形スラスト軸受の支持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594174Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-02 JP JP15028078U patent/JPS594174Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5568722U (ja) | 1980-05-12 |
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