JPS5941693Y2 - スライドフアスナ−の下止部 - Google Patents
スライドフアスナ−の下止部Info
- Publication number
- JPS5941693Y2 JPS5941693Y2 JP9528580U JP9528580U JPS5941693Y2 JP S5941693 Y2 JPS5941693 Y2 JP S5941693Y2 JP 9528580 U JP9528580 U JP 9528580U JP 9528580 U JP9528580 U JP 9528580U JP S5941693 Y2 JPS5941693 Y2 JP S5941693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom stop
- slide fastener
- sewing
- raised
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスライドファスナーの下止部に関し、特に衣類
等の被縫着物にファスナーを縫着する際、縫い始めの位
置決めを容易にできるようにした下止部を提供するもの
である。
等の被縫着物にファスナーを縫着する際、縫い始めの位
置決めを容易にできるようにした下止部を提供するもの
である。
スライドファスナーを衣服等の被縫着物に縫着する際、
縫い始めの位置決めをする必要があるが、従来は適切な
位置決め手段がないため自分量で行なっており、そのた
め縫い始めの位置が一定せず、またファスナーが正しい
縫い付は位置より左右にずれることもあり、被縫着物ご
とにばらつきが生じやすい。
縫い始めの位置決めをする必要があるが、従来は適切な
位置決め手段がないため自分量で行なっており、そのた
め縫い始めの位置が一定せず、またファスナーが正しい
縫い付は位置より左右にずれることもあり、被縫着物ご
とにばらつきが生じやすい。
これを防止しようとすれば作業者が細心の注意を要し、
作業能率が非常に低下する。
作業能率が非常に低下する。
スライドファスナーを被縫着物に縫着するには、通常ミ
シンフットの前部に設けられているファスナーガイドに
ファスナーチェーン及び生地を通してガイドしながら縫
製するようにしている。
シンフットの前部に設けられているファスナーガイドに
ファスナーチェーン及び生地を通してガイドしながら縫
製するようにしている。
このファスナーガイドに、下止に係合させるための係合
部が設けられている。
部が設けられている。
しかるに合成樹脂製の薄いフィルム片を溶融圧着手段で
付着して形成された下止部においてはその肉厚がエレメ
ントよりも薄いため前記係合部に係合できない。
付着して形成された下止部においてはその肉厚がエレメ
ントよりも薄いため前記係合部に係合できない。
したがってこの種の薄い下止部では係合部を利用して位
置決めすることができなかったのである。
置決めすることができなかったのである。
本考案は上述の点に着目してなされたもので、下止部の
幅方向に隆起部を設け、該隆起部の前方の幅方向略中夫
に隆起部と直交する方向の凹溝を形成することによって
上記係合部に確実に係合して縫い始め及び中心位置を簡
単かつ正確に定めることを可能にしたスライドファスナ
ーの下止部を提供することを目的とする。
幅方向に隆起部を設け、該隆起部の前方の幅方向略中夫
に隆起部と直交する方向の凹溝を形成することによって
上記係合部に確実に係合して縫い始め及び中心位置を簡
単かつ正確に定めることを可能にしたスライドファスナ
ーの下止部を提供することを目的とする。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第１図はスライドファスナーを被縫着物にミシンで縫着
する際の縫い始めの状態を示しており、Ｆはスライドフ
ァスナー、１はその下止部、２はシャンク３及び一対の
押え金４，４からなるミシンフット、５は該ミシンフッ
ト２の前方に設けられているファスナーガイドである。
する際の縫い始めの状態を示しており、Ｆはスライドフ
ァスナー、１はその下止部、２はシャンク３及び一対の
押え金４，４からなるミシンフット、５は該ミシンフッ
ト２の前方に設けられているファスナーガイドである。
該ファスナーガイド５は偏平な角筒形状をなし、内部中
央にチェーンガイド部６，６を有し、上面が生地ガイド
面７となっている。
央にチェーンガイド部６，６を有し、上面が生地ガイド
面７となっている。
この生地ガイド面７の後端上部中央に生地押え８，８が
設けられている。
設けられている。
この生地押え８，８の中心には前記ミシンフット２方向
に突出する係合部９が設けられている。
に突出する係合部９が設けられている。
前記スライドファスナーＦはチェーンガイド６に下止部
１側から通され、被縫着物１０は生地ガイド面７と生地
押え８間の間隙に通される。
１側から通され、被縫着物１０は生地ガイド面７と生地
押え８間の間隙に通される。
そして前記係合部９に下止部１を係合させることにより
縫い始めの位置が定められる。
縫い始めの位置が定められる。
第２図及び第３図に前記下止部１の詳細を示している。
該下止部１は噛合エレメント列１１の下端部に位置して
合成樹脂の薄いフィルム片１２を超音波加工又は高周波
加工等の溶融圧着手段でテープ１３上に圧着せしめて形
成されたもので、特に本考案においては幅方向に隆起部
１４を形成すると共に、該隆起部１４の前方（噛合エレ
メント列１１側）であって幅方向略中央部に位置して隆
起部１４と直交する方向に向く凹溝１５が形威されてい
る。
合成樹脂の薄いフィルム片１２を超音波加工又は高周波
加工等の溶融圧着手段でテープ１３上に圧着せしめて形
成されたもので、特に本考案においては幅方向に隆起部
１４を形成すると共に、該隆起部１４の前方（噛合エレ
メント列１１側）であって幅方向略中央部に位置して隆
起部１４と直交する方向に向く凹溝１５が形威されてい
る。
この凹溝１５に前記係合部９の先端部γが嵌まり、かつ
隆起例１４に当ることにより縫い始めの位置及び幅方向
中心位置が定められる。
隆起例１４に当ることにより縫い始めの位置及び幅方向
中心位置が定められる。
第４図は本考案の他の実施例で、隆起部１４の前面を中
心方向に下り傾斜のテーパ面１４ａとしたものである。
心方向に下り傾斜のテーパ面１４ａとしたものである。
このようにすると下止部１が多少左右にずれていてもテ
ーパ面１４ａが係合部９に当るとテーパ面１４ａに沿つ
、で案内されて自然に中心の凹溝１５が係合部９の位置
に来るため位置決め作業がより簡単に行なえる。
ーパ面１４ａが係合部９に当るとテーパ面１４ａに沿つ
、で案内されて自然に中心の凹溝１５が係合部９の位置
に来るため位置決め作業がより簡単に行なえる。
前記隆起部１４は係合部９との係合を確実にする上から
は高い方が好ましいが、高すぎると衣服等の表面にその
跡が表われ、外観上好ましくない。
は高い方が好ましいが、高すぎると衣服等の表面にその
跡が表われ、外観上好ましくない。
したがって最近は下止部はエレメント列の厚みより薄く
なるように形成される傾向にある。
なるように形成される傾向にある。
しかるに薄くすると前述のように係合部９の係合が不可
能になり、位置決め機能を果せない。
能になり、位置決め機能を果せない。
そこで本考案は、最小限の厚さの隆起部１４を形威し、
その前部に凹溝１５を形成することによって隆起部１４
の高さを補ない係合部９の係合を確実にすると共に縫着
の際の中心位置も簡単に定め得るようにしたものである
。
その前部に凹溝１５を形成することによって隆起部１４
の高さを補ない係合部９の係合を確実にすると共に縫着
の際の中心位置も簡単に定め得るようにしたものである
。
以上のように本考案によればファスナーをファスナーガ
イドに挿入してその係合部に下止部を係合させるのみで
縫い始めの位置決めがワンタッチ操作で正確かつ迅速に
行なえると共に、縫い始め位置が常に一定で製品ごとの
ばらつきがない。
イドに挿入してその係合部に下止部を係合させるのみで
縫い始めの位置決めがワンタッチ操作で正確かつ迅速に
行なえると共に、縫い始め位置が常に一定で製品ごとの
ばらつきがない。
さらに下止部の幅方向略中央部に凹溝を設けているので
該凹溝と係合部との係合により縫着の際の中心位置が正
確に定まり左右にずれることがない等種々の効果がある
。
該凹溝と係合部との係合により縫着の際の中心位置が正
確に定まり左右にずれることがない等種々の効果がある
。
第１図は本考案の下止部を設けたスライドファスナーを
ミシンに設定した状態を示す斜視図、第２図は本考案の
下止部の一実施例を示す平面図、第３図は同上の縦断側
面図、第４図は他の実施例の平面図である。 Ｆニスライドファスナー １：下止部、１４：隆起部、
１５：凹溝。
ミシンに設定した状態を示す斜視図、第２図は本考案の
下止部の一実施例を示す平面図、第３図は同上の縦断側
面図、第４図は他の実施例の平面図である。 Ｆニスライドファスナー １：下止部、１４：隆起部、
１５：凹溝。
Claims (1)
- 噛合エレメント列の下端部に位置して合成樹脂のフィル
ム片を溶融圧着手段で付着して形成された下止部におい
て、該下止部の上面に幅方向に向く隆起部を形成すると
共に該隆起部の前方の幅方向略中央部に該隆起部と直交
するように凹溝を形成したことを特徴とするスライドフ
ァスナーの下止部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9528580U JPS5941693Y2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | スライドフアスナ−の下止部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9528580U JPS5941693Y2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | スライドフアスナ−の下止部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5720203U JPS5720203U (ja) | 1982-02-02 |
| JPS5941693Y2 true JPS5941693Y2 (ja) | 1984-12-03 |
Family
ID=29457186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9528580U Expired JPS5941693Y2 (ja) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | スライドフアスナ−の下止部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5941693Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-07 JP JP9528580U patent/JPS5941693Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5720203U (ja) | 1982-02-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5941693Y2 (ja) | スライドフアスナ−の下止部 | |
| US3370559A (en) | Sewing machine presser foot | |
| JP2518072Y2 (ja) | 押さえ | |
| GB1507893A (en) | Presser foot for sewing machines | |
| US4202285A (en) | Presser foot for concealed slide fasteners | |
| JPS5924411B2 (ja) | 写真フイルムの吊下げ、誘導用具におけるフイルム係接機構 | |
| JPS6136224Y2 (ja) | ||
| JPH01178287A (ja) | ミシンの布押え機構 | |
| JPS6144647Y2 (ja) | ||
| JPS605900Y2 (ja) | ミシンにおけるスライド式ボタンホ−ル押え | |
| JPS6138534Y2 (ja) | ||
| JPS6020995Y2 (ja) | 釦ホ−ル用ミシンの布押え | |
| US4979449A (en) | Presser foot for sewing machines | |
| KR820000032Y1 (ko) | 은폐 슬라이드 파스너용 미싱훝 | |
| JPS585672U (ja) | 玉縁縫い用のミシンの送り機構 | |
| JPS6239689Y2 (ja) | ||
| JPH0718379Y2 (ja) | 家庭用ロツクミシンのゴム付け押え金 | |
| US4089280A (en) | Sewing machine work guide for automatically forming a seam along a curved path | |
| JPS62611Y2 (ja) | ||
| JPH0317834Y2 (ja) | ||
| JPS5822699Y2 (ja) | ミシンの布押え装置 | |
| JPS605902Y2 (ja) | ミシン用三ツ巻布押え金具 | |
| JPS6130631Y2 (ja) | ||
| JPH0325740Y2 (ja) | ||
| US2120911A (en) | Strip guiding attachment for sewing machines |