JPS5941689A - 旋回円筒ピストン型容積式流体装置 - Google Patents

旋回円筒ピストン型容積式流体装置

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JPS5941689A
JPS5941689A JP15228982A JP15228982A JPS5941689A JP S5941689 A JPS5941689 A JP S5941689A JP 15228982 A JP15228982 A JP 15228982A JP 15228982 A JP15228982 A JP 15228982A JP S5941689 A JPS5941689 A JP S5941689A
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casing
rotating
suction
rotating cylindrical
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JP15228982A
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Kazuo Sugimoto
和夫 杉本
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Sanden Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/02Rotary-piston machines or pumps of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C2/04Rotary-piston machines or pumps of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents of internal axis type
    • F04C2/045Rotary-piston machines or pumps of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents of internal axis type having a C-shaped piston

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、旋回円筒ピストン型容積式流体装置、特に大
気を吸入し排出圧力が13〜2気圧の範囲で用いられる
流体装置に関するもので、例えば内燃機関の過給機等に
最も適するものである。
従来流体装置のうち空気圧縮機としては、ファンブレー
ド々どを比較的高い回転数で回転させることで空気流計
を大きくとること全主眼とした速度式圧縮機とピストン
式あるいはロータリーベーン式などに代表される、ある
一定の空気を一月ンリンダー内に閉じ込め、これを吐出
倶I圧力に逆らって排出することで大きな圧力を得るこ
とを主眼とした容積式圧縮機とに分れ、そ才1ぞれの目
的に応じてどちらかのタイプの圧縮機が使用されていた
。ここで、速度式圧縮機あるいはブロワでは流量は大き
くとれるが、高い圧力は得られず、寸だ容積式圧縮機で
は高い圧力は得られるが大きな流量か得られないという
一長一短を有していたが、従来の空気圧縮機あるいはプ
ロワ応用製品では、これら速度式あるいは容積式のいず
れかを用いることで充分であった。しかし近年既存の内
燃機関の出力を、吸気を過給することにより大幅に増大
させる過給機の如く、大気を吸入し、これを中間的な圧
力である05気圧程度に昇圧させながらも流量としては
5〜10 ms/m i n程度の中位の流量を要する
速度式と容積式の中間の特性を有する圧縮機あるいはプ
ロワが要求されるようになってきだ。
1局給機の場合、そのサイズや重量は内燃機関本体に比
べてあ寸り大きいものではメリットがなく、特に自動車
、農業用機械、建設機械等において内燃機関の主軸」ニ
リ動力をとって駆動するものにあっては、既にある機械
のエンジンルーム内に納1す、他の機能に影響を与え々
いように取り付ける必要がある。従来は、ザギナウ型あ
るいはルーツ型流体装置がこのような応用に用いられて
きたが、据置型装置に対する応用かほとんどであり、サ
イズや重量の面で可搬式装置あるいは自動車類には適さ
ないものであった。特に自動車に搭載する場合には多少
長さ方向は長くても良いが横方向の小さな形状のものが
望寸れる。
1だ、エンジンの主軸よりギヤーあるいはベルi・等の
動力伝達装置を用いて駆動力を得る過給機にあっては、
過給によって得られるエンジンの出力向上が過給機の、
駆動に要する動力と比べて充分に大きいとは言えず、特
に広い回転数範囲で高い体積効率で空気を圧送し、しか
も全圧効率の高い過給機を得ることは困難であシ、わず
かな正味動力向」−を得るために大きなコストとスペー
スを要するという欠点を有していた。
このような欠点を除去でき、特に自動車用過給機に適す
るものとして旋回円筒ピストン型の容積式流体装置があ
る。この旋回ピストン型の流体装胤はハウジングを構成
する円筒状ケーシングと、該ケーシングの中央部に配さ
れケーシング内側壁面と同心円状の円筒面を有する固定
円筒部材と、ケーシングと固定円筒部材の間に軸方向へ
延在するよう配設された垂直な仕切板と、ケーシングと
固定円筒部材との間に形成された環状空間内に配設され
、仕切板を径方向へ貫通させるスロットを形成した旋回
円筒部材と、旋回円筒部材を、駆動するためハウジング
の中央部に延在・支承された主軸と、旋回円筒部材の回
転を阻止する回転阻止機構とを有するものであるが、吸
入圧及び吐出圧の損失のできるだけ少ない吸入ポート及
び吐出ポートを設けようとすると限られたスペース内で
はブロア容積の減少を招くという欠点を有していた。
−5−一 本発明の目的は限られたスペース内に吸入ポート及び吐
出ポートを設ける場合に、吸入圧及び吐出圧の損失を最
小限に抑えかつプロア容積の減少も微少となるスロット
を有する旋回置部ピストン型容積式流体装置の提供にあ
る。
即ち、円筒状ゲージングと該ケーシングの一方の端面に
配設されたフロントエンドプレートと他方の端面に配設
されたリヤエンドプレー!・より成るハウジングど、該
ケーシングの中央部に配設されケーシング内側壁面と同
心の円筒面を有する固定円筒部材と、これらケーシング
と固定円筒部材間に軸方向へ延在するよう配置した仕切
板と、ケーシングと固定円筒部材との間に形成される環
状空間内に配設され、該仕切板を径方向に貫通させてい
る旋回円筒部材とを有し、前記・・ウジングの中央部に
延在し、ハウジングの前後端部で軸受支承された主軸の
前後に一対の偏心クランク部を形成するとともに、該偏
心クランク部上に軸受を介して前記旋回円筒部材を支持
し、旋回円筒部材を旋回運動させることにより流体の吸
排動作を行な6一 う容積式流体装置において、該旋回円筒部材は該仕切板
を径方向に貫通ずるスロットを有する旋回円筒と該旋回
円筒の前後端開口を閉塞する端板とより成り、該スロッ
トを形成する円筒部拐のfllU端部に円筒部材の接線
と平行な面を有する切り[1を設けたことを特徴とする
旋回円筒ピストン型容債式流体装置である。
以下本発明を実施例を示す図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す容積式流体装置の右側
面図、第2図は同縦断面図、第6図は同分解斜視図であ
り、流体装置はアルミニウム又はアルミニウムの合金で
作られた円筒状のケーシング1と、これの一端に設置さ
れたフロン]・エンドプレート8と、他端に設置された
リヤエンドプレート7とからなるハウジング100を有
している。
フロントエンドプレート8は、クランクシャツ1−5の
主軸部56を挿通させるための貫通孔101を中心に形
成しており、この貫通孔101の背面側にはフロントシ
ャフトベアリング11を挿入するための円形凹部を設け
る。
リヤエンドプレート7は、リヤシャフトベアリング16
を挿入するだめの円形四部と旋回円筒部材2のボス部が
運動するための窪み部を設ける。
ケーシング1は、はぼ中空円筒状をしており、両開孔部
は前記したとおりフロントエンドプレート8とリヤエン
ドプレー1−7がはめ合いにより接合され、ハウジング
固定ボルト16により固着される。該ケーシング1は流
体の吸入孔451と吐出孔461をその」一部に有し、
この吐出孔461、吸入孔451に結合される外部シス
テムとのフィッティング用として平面部を設ける。さら
にこの上部平面部には複数個のネジ貫通用孔と位置決め
ビン孔が設けられ、仕切板4及び仕切板4を介して固定
円筒部材ろがケーシング1と同心に固定される。
クランクシャフト5は、主軸部56と前方クランク部5
5、バランスウェイ+−55,後方クランク部54から
成っておシ、主軸部56と末端部とがそれぞれフロント
エンドプレー1−8とリヤエンドプレー1−7の中心部
に、フロントシャフトベアリング11とリヤシャフトベ
アリング1ろにより回転可能に支持されている。そして
このクランクシャフト5は図示例では一体として形成さ
れているカ、例えばバランスウェイト55を別付きとし
てもよい。
フロントエンドプレート8は、筐だ主軸部56を取巻く
ように前方に伸びたスリーブ81を有する。スリーブ8
1は、フロントエンドプレート8と一体に形成されてお
り、図示してい々いが電磁クラッチがベアリングを介し
て設けられる。(電磁クラッチはプーリーが設けられて
おりベル]・等の伝達手段によシ外部の駆動源、例えば
エンジンにより回転が伝達され、この回転力は断続可能
で主軸56に伝えられる。なお電磁クラッチは絶対必要
な手段ではなく、例えば主軸56にプーリーが直接取り
付けられてもよい。) ハウジング10.0内にはクランクシャフト5の他に旋
回円筒部材2、固定円筒部材6、仕切板4、回転阻止機
構611が設けられている。
9− 旋回円筒部材2は旋回円筒61と側面部64と側面板6
とフロントドライブベアリング12とリヤドライブベア
リング14とから成り立っている。
旋回円筒61は、仕切板4が貫通するためのスロット(
直線切欠き)66を持つ中空円筒であり、フロントエン
ドプレート8側に対向する片側にのみ底部即ち側面部6
4を持ち、他方は開孔している。
側面部64中心部の開孔には、フロン!・ドライブベア
リング12がはめこ寸れており、才だスロット(切欠き
部)6ろに位置が対応した側面部64に半円弧を対向さ
せだ1ゆ形の形状をもった韮ゆ形切欠部62を設ける。
旋回円筒61の開放端には側面板6がはめこまれビス等
の手段によシ固着される。
側面板6は、側面部64とほぼ同じ形状をしており、中
心部の開孔にはリヤドライブベアリング14をはめこみ
、寸だ側面部64の1ゆ形切欠部62と同形状の1ゆ形
切欠部60を設け、ポルト601によシ旋回円筒61に
固着される。
=10− 固定円筒部材ろは、中空の円筒であり円筒面には仕切板
4を介してケーシング1に固着するだめのネジ孔及び位
置決めピン孔が複数個あけられている。青だ側面はクラ
ンクシャフト5が貫通ずるため中心に孔があけられてい
る。図示したものは一体化して作られているが、そのた
めには中子を用いた鋳造あるいは中ぐり旋削を必要どす
るため二体に分けて形成してもよい。
仕切板4は、吐出通口46、吸入通口45、χ形仕切片
43.44を有しており、吐出室、吸入室間の仕切りを
行なうと同時に固定円筒部材ろを支えている。1だ仕切
板4の径方向全長からχ形仕切片43.44の肉厚を差
し引いた長さは固定円筒部材乙の全長及び旋回円筒部材
2の中空部長さと一致しており、χ形仕切片43.44
の肉厚は、それぞれ側面板6の板厚及び旋回円筒61の
側面部64の肉厚に等しい。
χ形仕切片4ろ、44と1ゆ形切欠部60.62とは、
旋回円筒部材2の旋回運動中いつでも最低一点で接触(
シール)するよう々幾伺形状をなし、この側面部64、
側面板6を介して吐出流体が吸入側へ逆流することの々
いようソールを保持している。
回転阻止機構611は、他にクランク状の部材を用いた
クランクカップリングなど幾多のものが知られているが
、図示例はボールカップリング機構を用いた一例であシ
、フロントエンドプレート8の背向と旋回円筒61の側
面部64に設けられた複数個のボールガイド用置溝65
の間にはさみこ寸れだボール10により旋回円筒61の
回転を阻止し公転運動のみ行ガわせる。なおボルルガイ
ド用置溝65は、軽合金材料などを用いた場合、耐久性
に問題があるため、図示例ではボールザボートメタル9
を置溝65に挿入し耐久性を向上させている。この回転
阻止機構611は、図示例ではフロントエンドプレート
8と旋回円筒61の側面部64の間に設けているが、ど
ちらか片側あるいは両者に同時に設けてもよいことは勿
論である。
次に以上の構成の組伺けを説明すると、1ず固定円筒部
材ろが仕切板4を介してケーシング1にポルl−151
及び位置決めビン15を用いて固着される。次にクラン
クシャフト5が固定円筒部材ろを貫通して置かれ、ケー
シング1の両開放端からベアリング14.12をそれぞ
れ圧入した側面板6と旋回円筒61とが固定円筒部材6
を包み込むように挿入され、同時に側面板6と旋回円筒
61に圧入されたベアリングにクランクシャフト5のク
ランク部55.54をはめこみ旋回円筒61と側面板6
とを固着したのち、ボール1Dを介シてフロントエンド
プレート8をケーシング1に、リヤエンドプレート7を
ケーシング1にそれぞれ固着する。固定円筒部材6と仕
切板4とケーシング1とは、加工上の困難さはあるもの
の、一体化したものでも実施可能である。
次に第4図(a)〜(h)を参照して本装置における流
体の吸入、吐出動作を説明する。
第4図(a)〜(11)は、主軸6のクランク角が0°
、α0,900,180°−α’、180°、 180
°]−α0,270°、660°−ao に於ける旋回
円筒部材2の位置を示している。
13− 第4図(a)は、クランク角0°〔以下(b)はα0.
(c)は90°、(d)は180°、o、(e)は18
0°、(f)は180°十α0+ (g )は27 o
7(1])は3600−.120.1のときで、クラン
ク角o0とは便宜上図面中A室、即ち旋回円筒部材2と
ケーシング1内面とで形成される空間、の流体取込み終
了点とする。なお高圧側流体の存在する空間は図中ドツ
ト(点)で示しである。クランク角o0ではA室は高圧
側に対し連通した瞬間であり、へ室内圧力はほぼ大気圧
(大気吸入の場合)である。
B室は固定円筒部材6と旋回円筒部材2内面との間で形
成される空間で、高圧側と低圧側はぼ半々になっている
(b)は(a)の状態から微小角度αだけクランク角が
移動したときでA室は高圧側と完全に連通ずるが、低圧
側に対してはシールされている。
(C)はクランク角が90°はど進んだ状態であり、A
室の低圧側シール点は除々に高圧側に移動しつつ容積を
減少させる。
(d)は180’−aoCα0は微小角度)ノクランり
角の点であり、B室が吸入流体を取込む行程の終る寸前
である。■3室は低圧側に対しては寸だ開いているが高
圧側に対しては/−ルしている。
(e)は180°のクランク角度であり、  It室は
高圧側に対しわずか開いた瞬間である。とれは(a)で
のA室の場合と同様であり高圧側に対して開いた瞬間で
あってもきわめて矩かい時間であるため流体の逆流は少
ない。このためL3室内は提たほぼ大気圧に維持されて
いる。
(f)はクランク角が180°+ aOの状態で、13
室は高圧側と連通しB室内は高圧となるが低圧側に対し
てシールしている。
(g)はクランク角27D0の状態である。
(1〕)はクランク角660°−α0の状態であり、A
室の吸入流体取込み行程が終了する寸前である。
A室は低圧側に対しては連通しているが、高圧側に対し
てはシールされている。
以−ヒフランク−回転の間のA室、B室の圧力状態及び
シールの状態を説明したが、以上をまとめると吐出行程
の終了から吸入行程に移る瞬間以外d:吐出側(高圧側
)と吸入側(低圧(11!l)とは常に分離されており
、壕だ吐出行程から吸入行程に移る瞬間の連通について
も極めて短かい時間であり、発生隙間も小さいことから
圧力差の小さい用途では問題がないといえる。
これを更に詳述すると、(b)において、旋回円筒部材
2がa0旋回する過程で旋回円筒部材2の一方の外側壁
面とケーシング1の内側壁面との間が点Bで接触し、シ
ールされた空間Aが形成されるとともに旋回円筒部材2
の他方の外側壁面とケーシング1の内側壁面間に間隙が
生ずるだめ空間A内の流体はこの間隙を通って排出され
始め、第4図(C)〜(g)の順を追ってみれば明らか
なように旋回円筒部材2の運動に伴って吐出が継続して
行なわれる。空間Aの容積は旋回円筒部材2の運動に伴
って減少するとともに接触点Pを介して反対側では新た
な流体の取り込みが開始される。この空間A内の流体の
排出に伴って固定円筒部材ろの外側壁面と旋回円筒部材
2の内側壁面間に形成される空間Bの容積が第4図(a
)〜(d)に示される如く拡大しつつ流体を取り込み、
クランク角180°十α0第4図([)の点Qにおいて
吸入側からシールされるとともに、流体の吐出が始まる
。第4図(g ) (h ) (a ) (b ) (
c )で明らかなようにこの空間Bの容積は、旋回円筒
部材2の運動に伴って減少し、流体の吐出は継続される
とともに接触点Qの反対側では新たな流体の取り込みが
開始される。
葦だ圧縮の様式は、第5図で示すように内部圧縮比をも
たず流体を送シだすだけのいわゆる等圧変化であり、通
常の断熱変化に比べると動力損失は太きいが、圧縮比の
小さい用途においてはその差はなく、通常圧縮比の小さ
い用途では実用されている。
第5図で等圧圧縮(実線で示す)の場合と断熱圧縮(破
線で示す)の場合における容積と圧力の関係を示したが
、所要エネルギ差△Qは面積ACDEと面積BCDEと
の差゛、即ち△Q−(Pd”Ps(低圧縮比用途)では
△Q==0となり損失は17− 問題とならない。
上記のような流体の吸入吐出サイクルにおいてクランク
角が6600−α0から6600+α0の間で旋回円筒
部材2の外側壁面とケーシング1の内側壁面との間に間
隙が生じ、またクランク角が180° 、o から18
 o0+a0 の間では、旋回円筒部材2の内側壁面と
固定円筒部材乙の外側壁面との間に間隙が生じ準静的に
考えれば間隙が生ずることによって吸入孔451と吐出
孔461とが連通してし葦うこととなる。しかし旋回円
筒部材2に形成しだスロット66の開き角を最小にする
よう設計すればこの間隙は圧力比が1〜2となる装置で
あれば大きな問題とならない。しかし、吸入ボート及び
吐出ポートを配設する上で、スロット6ろの開き幅は小
さいと大きな吸入・吐出圧損を招くこととなυ問題であ
る。
以下に第6図(a)、(b)、(C)を参照して説明す
る。第6図に共通のものとして仕切板4の形状は旋回円
筒部材2の旋回運動を妨げず、かつその隙間が最小とな
るような形状に成形されて18− いる。甘た、スロットの開き角aは旋回円筒部材2のク
ランク角が180°の時の内径端部と旋回円筒部材2の
中心点とを結ぶ直線により決定される。
つきに第6図(a)、(1))、(C)について各々説
明する。
(a)は従来のスロット形状であり、最小の幅のスロッ
ト形状である。この幅の場合、ブロアの取り込み容積は
最大となるが、スロット幅がf!1とな9最小の幅とな
るため吸入・吐出圧損は最大となる。
(1))は本発明のスロット形状の第1の実施例を示し
、スロット幅C2はスロット幅n1にχ軸に平行なカッ
ト面の肉厚寸法W1を加えたものであり、ブロアの取り
込み容積は旋回円筒部材のカットされた面積たけ減少す
るが、スロット幅かで2となりC1より長くなるため吸
入・吐出圧損は減少されることとなる。
(C)は本発明のスロット形状の第2の実施例を示し、
スロット幅ムはスロット幅p1にχ軸方向に少量の傾斜
をもたせたカット面の肉厚寸法W2 を加えたものであ
シ、ブロアの取り込み容積は旋回円筒部材のカットされ
た面積((1) )よりも少し広い面積となる)だけ減
少するが、スロット幅かC5となり C2より長くなる
ため吸入・吐出圧損はさらに減少されることとなる。
以上の説明からスロット幅はクランク角O0における外
径曲面の端部から旋回円筒部材の旋回半径Rr)riで
の長さをいい、χ軸方向に旋回円筒部材の内径端部から
外径に向けて端部をカットすることによって、ブロア容
積は微少の減少はするが、その小さな欠点具」二にそれ
壕で大きな欠点となっていた吸入・吐出圧損を犬きく改
善することとなり、小型で高性能の旋回円筒ピストン型
容積式流体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による旋回円筒ピストン型容積式流体装
置の実施例を示す右側面図、第2図は本発明による旋回
円筒ピストン型容積式流体装置の内部構造を示す縦断面
図、第6図は本発明による旋回円筒ピストン型容積式流
体装置の各構成部品の組立状態を示す分解斜視図、第4
図(a)〜(1])はそれぞれ主軸のクランク角の異々
っだ状態における流体の吸入・吐出状態を示す説明図、
第5図d口等圧圧縮における容積と圧力の関係を示す図
、第6図(a)は従来の旋回円筒部材のスロット形状を
示す図、第6図(b)l  (C)は本発明の第1、第
2の実施例におけるスロット形状を示す説明図である。 1・・ケーシング  2・・・旋回円筒部材6・・固定
円筒部材  4・・仕切板 5・・クランクシャフト  6・・・側面板7・リヤエ
ンドプレート 8・・・フロントエンドプレート 9・・・ボールザボートメタル  10・・・ボール1
1・・フロントシャフトベアリング 12・・フロントドライブベアリング 16・・・リヤシャフトベアリング 14・・リヤドライブベアリング  15・・・ピン1
6・・・ハウジング固定ボルト 21− 43 、44  ・χ形什切片  45甲吸入通口46
・・吐出通口  5ろ・・前方クランク部54・後方ク
ランク部 55・・・バランスウェイト  56・・主軸部60.
62・・・菅ゆ形切欠部  61・・・旋回円筒66・
スロット  64・・・側面部 65・・・ボルルガイド月日溝  81・・・スリーブ
100・・ハウジング  101・・貫通孔i5i、s
oi・・ポルl−451・・・吸入孔461 ・吐出孔
  611・・・回転′阻止機構特許出願人 (cL) (し) (C) 第5図 第6図 (0−) 第6図 (’o) 第6図 (C) 手続補正書 昭和58年6月19臼 1、事件の表示 昭和57年特許願第152289号 2、発明の名称 旋回円筒ピストン型容積式流体装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 〒372群馬県伊勢崎市寿町20番地電話(02
70)24−1211 名称 (184)サンデン株式会社 自    発 5、補正の対象 6 補正の内容 A、明細書の第19頁7行目から第20頁6行目の[(
a)は従来のスロット形状・・さらに減少されることと
々ろ。」を削除し、代りに下記の記載を挿入する。 記 [なお、ここでスロット形状について説明する場合、ブ
ロアの内側取り込み容積を最大にし、かつ発生するクリ
アランスをブロア効率ができるだけ高く維持できろ程度
に保ちながらスムーズな吸入、吐出を行わせるためには
、内側シールポイントHの移動はないことが必要とされ
ろ。そこで、本発明の実施例においては内側シールポイ
ントBの移動は行わない。 (a)は従来のスロット形状を示し、外側シールポイン
トAからY@までの長さで1は内側ゾールポイントBか
らX軸と平行に伸びたY軸重での長さnoと同一の幅(
拓=九)であるため、ブロアの内側取り込み容積及び外
側取り込み容積は共に最大となる。しかし、吸入・吐出
口の配設可能幅は2X flItでとなり最小の幅域と
なイ)ため吸入・吐出圧損は最大となる。 (I))は本発明のスロノ[・形状の第1の実施例を示
し、外1111)−ルポインl−Aは旋回円筒部材外周
上をスロットの切り口がX軸と平行となるような位置寸
で移動されている。この外側ソールポイント、八からY
軸重での長さ氾2は、前述した長さn。 に旋回円筒部材の肉厚寸法W1を加えた長さく+22−
Qo + W+ )であるためブロアの外側取り込み容
積は旋回円筒部材のカットされた面積だけ減少する。し
かし、吸入・吐出口の配設可能幅域は2×ρ2までとな
り、2× 伽より長くなるため吸入・吐出圧損は減少さ
れることとなる。 (C)は本発明のスロット形状の第2の実施例を示し、
外側シールポイントAを旋回円筒部材外周上を第1の実
施例の位置よりもさらに下方へ移動させており、外側7
−ルポイントAからY IWb−1での長さムは前述し
た長さハに外側ゾールポイン1− Aから内側ンールボ
イン)BまでのX軸と平行な幅W2を加えた長さくムー
υo +W2)であるためブロアの外側堆り込み容積は
旋回円筒部材のカットされた面積((13)より少し広
い面積となる)だけ減少するが、吸入・吐出口の配設可
能幅域は2×L寸でとなり2×℃2より長くなるため吸
入・吐出圧損はさらに減少されることとなる。」B1図
面の第6図(a)乃至(C)を別紙の通り補正する。 第6図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  円筒状ケーシングと該ケーシングの一方の端
    面に配設されたフロントエンドプレートと他方の端面に
    配設されたリヤエンドプレートより成るハウジングと、
    該ケーシングの中央部に配設されケーシング内側壁面と
    同心の円筒面を有する固定円筒部材と、これらケーシン
    グと固定円筒部材間に軸方向へ延在するよう配置した仕
    切板と、ケーシングと固定円筒部材との間に形成される
    環状空間内に配設され、該仕切板を径方向に貫通させて
    いる旋回円筒部材とを有し、前記ノ・ウジングの中央部
    に延在し、ハウジングの前後端部で軸受支承された主軸
    の前後に一対の偏心クランク部を形成するとともに、該
    偏心クランク部上に軸受を介して前記旋回円筒部材を支
    持し、旋回円筒部材を旋回運動させることにより流体の
    吸排動作を行なう容積式流体装置において、該旋回円筒
    部材は該仕切板を径方向に貫通するスロットを有する旋
    回円筒と該旋回円筒の前後端開口を閉塞する端板とより
    成り、該スロットを形成する円筒部材の側端部に円筒部
    材の接線と平行な面を有する切り口を設けたことを特徴
    とする旋回円筒ピストン型容積式流体装置。
  2. (2)両側端部の切り口は同一平面上にあることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の旋回円筒ピストン型
    容積式流体装置。
  3. (3)両側端部の切り口は互いに円筒部材の外側面に向
    って傾斜していることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の旋回円筒ピストン型容、債式流体装置。
JP15228982A 1982-09-01 1982-09-01 旋回円筒ピストン型容積式流体装置 Pending JPS5941689A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6296040A (ja) * 1985-10-23 1987-05-02 Mitsubishi Chem Ind Ltd コ−ヒ−ホワイトナ−用乳化剤組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122202A (ja) * 1974-08-20 1976-02-21 Komatsu Mfg Co Ltd Shoberukeikutsusakukino jidoseigyosochi

Patent Citations (1)

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