JPS5941601A - 旋回円筒ピストン型容積式流体装置 - Google Patents
旋回円筒ピストン型容積式流体装置Info
- Publication number
- JPS5941601A JPS5941601A JP15229082A JP15229082A JPS5941601A JP S5941601 A JPS5941601 A JP S5941601A JP 15229082 A JP15229082 A JP 15229082A JP 15229082 A JP15229082 A JP 15229082A JP S5941601 A JPS5941601 A JP S5941601A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- cylindrical member
- turning cylinder
- rotating
- crankshaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/02—Rotary-piston machines or pumps of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C2/04—Rotary-piston machines or pumps of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents of internal axis type
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、旋回ピストン式の容積式流体装置、特に大気
を吸入し排出圧力が1.6〜2気圧の範囲で用いられる
流体装置に関するもので、例えば内燃機関の過給機等に
最も適するものである。
を吸入し排出圧力が1.6〜2気圧の範囲で用いられる
流体装置に関するもので、例えば内燃機関の過給機等に
最も適するものである。
従来流体装置のうち空気圧縮機としては、ファンブレー
ドなどを比較的高い回転数で回転させることで空気流量
を大きくとることを主眼とした速度式圧縮機とピストン
式あるいはロータリーベーン弐などに代表される、ある
一定の空気を一旦シリンダー内に閉じ込め、これを吐出
側圧力に逆らって排出することで大きな圧力を得ること
を主眼とした容積式圧縮機とに分れ、それぞれの目的に
応じてどちらかのタイプの圧縮機が使用されていた。こ
こで、速度式圧縮機あるいはプロワでは流量は大きくと
れるが、高い圧力は得られず、また容積式圧縮機では高
い圧力は得られるが大きな流量が得られないという一長
一短を有していたが、従来の空気圧縮機あるいはブロワ
応用製品では、これら速度式あるいは容積式のいずれか
を用いることで充分であった。しかし近年既存の内燃機
関の出力を吸気を過給することにより大幅に増大させる
過給機の如く、大気を吸入し、これを中間的な圧力であ
る0、5気圧程度に昇圧させながらも流量としては5〜
10靜’/m i n程度の中位の流量を要する速度式
と容積式の中間の特性を有する圧縮機あるいはプロワが
要求されるようになってきた。
ドなどを比較的高い回転数で回転させることで空気流量
を大きくとることを主眼とした速度式圧縮機とピストン
式あるいはロータリーベーン弐などに代表される、ある
一定の空気を一旦シリンダー内に閉じ込め、これを吐出
側圧力に逆らって排出することで大きな圧力を得ること
を主眼とした容積式圧縮機とに分れ、それぞれの目的に
応じてどちらかのタイプの圧縮機が使用されていた。こ
こで、速度式圧縮機あるいはプロワでは流量は大きくと
れるが、高い圧力は得られず、また容積式圧縮機では高
い圧力は得られるが大きな流量が得られないという一長
一短を有していたが、従来の空気圧縮機あるいはブロワ
応用製品では、これら速度式あるいは容積式のいずれか
を用いることで充分であった。しかし近年既存の内燃機
関の出力を吸気を過給することにより大幅に増大させる
過給機の如く、大気を吸入し、これを中間的な圧力であ
る0、5気圧程度に昇圧させながらも流量としては5〜
10靜’/m i n程度の中位の流量を要する速度式
と容積式の中間の特性を有する圧縮機あるいはプロワが
要求されるようになってきた。
過給機の場合、そのサイズや重量は内燃機関本体に比べ
てあまり大きいものではメリットがなく、特に自動車、
農業用機械、建設機械等において内燃機関の主軸よ駆動
力をとって駆動するものにあっては、既にある機械のエ
ンジンルーム内に納まり、他の機能に影響を与えないよ
うに取シ付ける必要がある。従来は、サギナウ型あるい
はルーツ型流体装置がこのような応用に用いられてきだ
が、据置型装置に対する応用がほとんどであシ、サイズ
や重量の面で可搬式装置あるいは自動車類には適さない
ものであった。特に自動車に搭載する場合には多少長さ
方向は長くても良いが横方向の小さな形状のものが望筐
れる。
てあまり大きいものではメリットがなく、特に自動車、
農業用機械、建設機械等において内燃機関の主軸よ駆動
力をとって駆動するものにあっては、既にある機械のエ
ンジンルーム内に納まり、他の機能に影響を与えないよ
うに取シ付ける必要がある。従来は、サギナウ型あるい
はルーツ型流体装置がこのような応用に用いられてきだ
が、据置型装置に対する応用がほとんどであシ、サイズ
や重量の面で可搬式装置あるいは自動車類には適さない
ものであった。特に自動車に搭載する場合には多少長さ
方向は長くても良いが横方向の小さな形状のものが望筐
れる。
また、エンジンの主軸よシギャーあるいはベルト等の動
力伝達装置を用いて駆動力を得る過給機にあっては、過
給によって得られるエンジンの出力向上が過給機の駆動
に要する動力と比べて充分に大きいとは言えず、特に広
い回転数範囲で高い体積効率で空気を圧送し、しかも全
圧効率の高い過給機を得ることは困難であシ、わずかな
正味動力向上を得るために大きなコストとスペースを要
するという欠点を有していた。
力伝達装置を用いて駆動力を得る過給機にあっては、過
給によって得られるエンジンの出力向上が過給機の駆動
に要する動力と比べて充分に大きいとは言えず、特に広
い回転数範囲で高い体積効率で空気を圧送し、しかも全
圧効率の高い過給機を得ることは困難であシ、わずかな
正味動力向上を得るために大きなコストとスペースを要
するという欠点を有していた。
さらに、自動車用過給装置としては過給機を必要とする
ときのみ過給を行なえる過給・無過給切換装置を付加で
きることが望ましいが、従来のメカニズムでは無過給か
ら過給への切換時に大きなピークトルクを要するだめス
ムースな切換えが行なえなかった。
ときのみ過給を行なえる過給・無過給切換装置を付加で
きることが望ましいが、従来のメカニズムでは無過給か
ら過給への切換時に大きなピークトルクを要するだめス
ムースな切換えが行なえなかった。
このような欠陥を除去でき、特に自動車用過給機に適す
るものとして、旋回円筒ピストン型の容積式流体装置が
ある。この旋回ピストン型の流体装置は・・ウジングを
構成する円筒状ケーシングと、該ケーシングの中央部に
配されケーシング内側壁面と同心円状の円筒状の円筒面
を有する固定円筒部材と、ケーシングと固定円筒部材の
間に軸方向へ延在するよう配設された垂直な仕切板と、
ケーシングと固定円筒部材の間に形成された環状空間内
に配設され、仕切板を径方向へ貫通させるスロットを形
成した旋回円筒部材と、旋回円筒部材を駆動するためハ
ウジングの中央部に延在・支承された主軸及び旋回円筒
部材の回転を阻止する回転阻止機構を有するものである
が、この容積式流体装置に用いられる固定円筒部材は仕
切板を介してケーシングに固定されるため、ある程度、
圧縮ガスの反力が加えられると径方向あるいは軸方向に
変位し、旋回円筒部材内壁と固定円筒部材とが接触する
ということが゛あった。そこで固定円筒部材を軸受を介
してクランクシャフトで支持していたが、この方法でも
軸受の数が多く女り形状が複雑となるということと、ク
ランクシャフトを支持する軸受と固定円筒部材を支持す
る軸受との中心を一致させることが困難であるという二
つの欠点を有していた。
るものとして、旋回円筒ピストン型の容積式流体装置が
ある。この旋回ピストン型の流体装置は・・ウジングを
構成する円筒状ケーシングと、該ケーシングの中央部に
配されケーシング内側壁面と同心円状の円筒状の円筒面
を有する固定円筒部材と、ケーシングと固定円筒部材の
間に軸方向へ延在するよう配設された垂直な仕切板と、
ケーシングと固定円筒部材の間に形成された環状空間内
に配設され、仕切板を径方向へ貫通させるスロットを形
成した旋回円筒部材と、旋回円筒部材を駆動するためハ
ウジングの中央部に延在・支承された主軸及び旋回円筒
部材の回転を阻止する回転阻止機構を有するものである
が、この容積式流体装置に用いられる固定円筒部材は仕
切板を介してケーシングに固定されるため、ある程度、
圧縮ガスの反力が加えられると径方向あるいは軸方向に
変位し、旋回円筒部材内壁と固定円筒部材とが接触する
ということが゛あった。そこで固定円筒部材を軸受を介
してクランクシャフトで支持していたが、この方法でも
軸受の数が多く女り形状が複雑となるということと、ク
ランクシャフトを支持する軸受と固定円筒部材を支持す
る軸受との中心を一致させることが困難であるという二
つの欠点を有していた。
本発明の目的は固定円筒部材とクランクシャフトとを一
体とすることによシ、上記の欠点を解消し、簡単な構造
で信頼性の高い旋回ピストン型容積式流体装置を提供す
ることにある。
体とすることによシ、上記の欠点を解消し、簡単な構造
で信頼性の高い旋回ピストン型容積式流体装置を提供す
ることにある。
以下本発明を実施例を示す図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す容積式流体装置の縦断
面図、第2図は同分解斜視図であシ、流体装置はアルミ
ニウム又はアルミニウムの合金で作られた円筒状のケー
シング1と、これの一端に設flされたフロントエンド
プレート8と、他端に設置されたリヤエンドプレート7
とからなるノ1ウジング10口を有している。
面図、第2図は同分解斜視図であシ、流体装置はアルミ
ニウム又はアルミニウムの合金で作られた円筒状のケー
シング1と、これの一端に設flされたフロントエンド
プレート8と、他端に設置されたリヤエンドプレート7
とからなるノ1ウジング10口を有している。
フロントエンドプレート8は、クランクシャフト5の主
軸部56を挿通させるだめの貫通孔101を中心に形成
しておシ、この貫通孔101の背面側にはフロントシャ
フトベアリング11を挿入するだめの円形凹部を設ける
。
軸部56を挿通させるだめの貫通孔101を中心に形成
しておシ、この貫通孔101の背面側にはフロントシャ
フトベアリング11を挿入するだめの円形凹部を設ける
。
リヤエンドプレート7は、リヤシャフトベアリング13
を挿入するための円形四部と旋回円筒部材2のボス部が
運動するための窪み部を設ける。
を挿入するための円形四部と旋回円筒部材2のボス部が
運動するための窪み部を設ける。
ケーシング1は、はぼ中空円筒状をしておシ、両開孔部
は前記したとおシフロアトエンドプレート8とリヤエン
ドプレート7がはめ合いにJ:り接合され、ハウジング
固定ボルト16により固着される。該ケーシング1は流
体の吸入孔451と吐出孔461をその上部に有し、こ
の吐出孔461、吸入孔451に結合される外部システ
ムとのフィッティング用として平面部を設ける。さらに
この上部平面部には複数個のネジ貫通用孔が設けられ、
仕切板4がケーシング1に固定される。
は前記したとおシフロアトエンドプレート8とリヤエン
ドプレート7がはめ合いにJ:り接合され、ハウジング
固定ボルト16により固着される。該ケーシング1は流
体の吸入孔451と吐出孔461をその上部に有し、こ
の吐出孔461、吸入孔451に結合される外部システ
ムとのフィッティング用として平面部を設ける。さらに
この上部平面部には複数個のネジ貫通用孔が設けられ、
仕切板4がケーシング1に固定される。
クランクシャフト5は、主軸部56と前方クランク部5
3、バランス穴51を有する静止円筒部材55、後方ク
ランク部54から成っておシ、主軸部56と末端部とが
それぞれフロントエンドプレート8とリヤエンドプレー
ト7の中心部に、フロントシャフトベアリング11とリ
ヤシャフトベアリング16により回転可能に支持されて
いる。
3、バランス穴51を有する静止円筒部材55、後方ク
ランク部54から成っておシ、主軸部56と末端部とが
それぞれフロントエンドプレート8とリヤエンドプレー
ト7の中心部に、フロントシャフトベアリング11とリ
ヤシャフトベアリング16により回転可能に支持されて
いる。
そしてこのクランクシャフト5は図示例では一体として
形成されているが、例えばバランス穴51を有する静止
円筒部材55を別句きとしてもよい。
形成されているが、例えばバランス穴51を有する静止
円筒部材55を別句きとしてもよい。
また、第6図に示すようにクランクシャフト5の軽量化
のだめクランクシャフト5に付加されているバランスウ
ェイト52にアルミニウムなどの軽金属から成る静止円
筒6をポルl−155により締結し、その前後端面に漏
れ防止のための端板61をボルト255によシ嵌着する
方法もある。
のだめクランクシャフト5に付加されているバランスウ
ェイト52にアルミニウムなどの軽金属から成る静止円
筒6をポルl−155により締結し、その前後端面に漏
れ防止のための端板61をボルト255によシ嵌着する
方法もある。
フロントエンドプレート8は、また主軸56を取巻くよ
うに前方に伸びたスリーブ57を有する。
うに前方に伸びたスリーブ57を有する。
スリ一ブ81は、フロントエンドプレート8と一体に形
成されておシ、図示していないが電磁クラッチがベアリ
ングを介して設けられる。(電磁クラッチはプーリーが
設けられてお如ベルト等の伝達手段によシ外部の駆動源
、例えばエンジンにより回転が伝達され、この回転力は
断続可能で主軸部56に伝えられる。なお電磁クラッチ
は絶対必要な手段ではなく、例えば主軸部56にプーリ
ーが直接取り付けられてもよい。) ハウジング100内にはクランクシャフト5の他に旋回
円筒部材2、仕切板4、回転阻止機構611が設けられ
ている。
成されておシ、図示していないが電磁クラッチがベアリ
ングを介して設けられる。(電磁クラッチはプーリーが
設けられてお如ベルト等の伝達手段によシ外部の駆動源
、例えばエンジンにより回転が伝達され、この回転力は
断続可能で主軸部56に伝えられる。なお電磁クラッチ
は絶対必要な手段ではなく、例えば主軸部56にプーリ
ーが直接取り付けられてもよい。) ハウジング100内にはクランクシャフト5の他に旋回
円筒部材2、仕切板4、回転阻止機構611が設けられ
ている。
旋回円筒部材2は旋回円筒61と側面板6とフロントド
ライブベアリング12とリヤドライブベアリング14と
から成り立っている。
ライブベアリング12とリヤドライブベアリング14と
から成り立っている。
旋回円筒61は、仕切板4が貫通するためのスロット(
直線切欠き)63を持つ中空円筒であシ、フロントエン
ドプレート8側に対向する面側にのみ底部即ち側面部6
4を持ち、他方は開孔している。
直線切欠き)63を持つ中空円筒であシ、フロントエン
ドプレート8側に対向する面側にのみ底部即ち側面部6
4を持ち、他方は開孔している。
側面部64中心部の開孔には、フロントドライブベアリ
ング12がはめこまれておシ、またスロット(切欠き部
)63に位置が対応した側面部64に半円弧を対向させ
たまゆ形の形状をもったまゆ形切欠部62を設ける。
ング12がはめこまれておシ、またスロット(切欠き部
)63に位置が対応した側面部64に半円弧を対向させ
たまゆ形の形状をもったまゆ形切欠部62を設ける。
旋回円筒61の開放端には側面板6がはめこまれビス等
の手段により固着される。
の手段により固着される。
側面板6は、側面部64とほぼ同じ形状をしておシ、中
心部の開孔にはリヤドライブベアリング14をはめこみ
、また側面部64のまゆ形切欠部62と同形状のまゆ形
切欠部60を設け、ボルト601によシ旋回円筒61に
固着される。
心部の開孔にはリヤドライブベアリング14をはめこみ
、また側面部64のまゆ形切欠部62と同形状のまゆ形
切欠部60を設け、ボルト601によシ旋回円筒61に
固着される。
仕切板4は、吐出通口46、吸入通口45、χ形仕切片
43.44を有しておシ、吐出室、吸入室間の仕切シを
行なう。仕切板4は、第3図で示した形状のほか第4図
(a)(b)のような平板状に形成したり、(C)(d
)のように凹部を作成してもよい。また仕切板4の径方
向全長からχ形仕切片4ろ、44の肉厚を差し引いた長
さはバランス穴51を有する静止円筒部材55の全長及
び旋回円筒部材2の中空部長さと一致しておシ、χ形仕
切片43.44の肉厚は、それぞれ側面板乙の板厚及び
旋回円筒61の側面部64の肉厚に等しい。
43.44を有しておシ、吐出室、吸入室間の仕切シを
行なう。仕切板4は、第3図で示した形状のほか第4図
(a)(b)のような平板状に形成したり、(C)(d
)のように凹部を作成してもよい。また仕切板4の径方
向全長からχ形仕切片4ろ、44の肉厚を差し引いた長
さはバランス穴51を有する静止円筒部材55の全長及
び旋回円筒部材2の中空部長さと一致しておシ、χ形仕
切片43.44の肉厚は、それぞれ側面板乙の板厚及び
旋回円筒61の側面部64の肉厚に等しい。
χ形仕切片43.44と1ゆ形切欠部60゜62とは、
旋回円筒部材2の旋回運動中いつでも最低一点で接触(
シール)するような幾何形状をなし、この側面部64、
側面板6を介して吐出流体が吸入側へ逆流することのな
いようシールを保持している。
旋回円筒部材2の旋回運動中いつでも最低一点で接触(
シール)するような幾何形状をなし、この側面部64、
側面板6を介して吐出流体が吸入側へ逆流することのな
いようシールを保持している。
回転阻止機構611は、他にクランク状の部材を用いた
クランクカップリング々ど幾多のものが知られているが
、図示例はボールカップリング機構を用いた一例であり
、フロントエンドプレート8の背面と旋回円筒61の側
面部64に設けられた複数個のポールガイド周円溝65
の間にはさみこ1れたボール10により旋回円筒61の
回転を阻止し公転運動のみ行表わせる。なおボールガイ
ド周円溝65は、軽合金材料などを用いた場合耐久性に
問題があるため、図示例ではボールサポートメタル9を
置溝65に挿入し耐久性を向上させている。この回転阻
止機構611は、図示例ではフロントエンドプレート8
と旋回円筒61の側面部64の間に設けているが、どち
らか片側あるいは両者同時に設けてもよいことは勿論で
ある。
クランクカップリング々ど幾多のものが知られているが
、図示例はボールカップリング機構を用いた一例であり
、フロントエンドプレート8の背面と旋回円筒61の側
面部64に設けられた複数個のポールガイド周円溝65
の間にはさみこ1れたボール10により旋回円筒61の
回転を阻止し公転運動のみ行表わせる。なおボールガイ
ド周円溝65は、軽合金材料などを用いた場合耐久性に
問題があるため、図示例ではボールサポートメタル9を
置溝65に挿入し耐久性を向上させている。この回転阻
止機構611は、図示例ではフロントエンドプレート8
と旋回円筒61の側面部64の間に設けているが、どち
らか片側あるいは両者同時に設けてもよいことは勿論で
ある。
次に以上の構成の組付けを説明すると、1ず仕切板4が
ケーシング1にボルト151及び位置決めビン15を用
いて固着される。次に静止円筒部材55を含むクランク
シャフト5はベアリング’14.12の圧入された側面
板6と旋回円筒61にそれぞれ挿入され、同時に側面板
6と旋回円筒61にそれぞれ圧入されたベアリングにク
ランクシャフト5のクランク部53.54をはめこみ、
旋回円筒61と側面板6とを固着したのち、ボール10
を介してフロントエンドプレート8をケーシング1に、
リヤエンドプレート7をケーシング1にそれぞれ固着す
る。仕切板4とケーシング1とは加工」二の困難さはあ
るものの、一体化したものでも実施可能である。
ケーシング1にボルト151及び位置決めビン15を用
いて固着される。次に静止円筒部材55を含むクランク
シャフト5はベアリング’14.12の圧入された側面
板6と旋回円筒61にそれぞれ挿入され、同時に側面板
6と旋回円筒61にそれぞれ圧入されたベアリングにク
ランクシャフト5のクランク部53.54をはめこみ、
旋回円筒61と側面板6とを固着したのち、ボール10
を介してフロントエンドプレート8をケーシング1に、
リヤエンドプレート7をケーシング1にそれぞれ固着す
る。仕切板4とケーシング1とは加工」二の困難さはあ
るものの、一体化したものでも実施可能である。
このように本発明の構造によれば、部品点数も少なく組
付けが簡単でしかも信頼性の高い旋回円筒ピストン型容
積式流体装置を提供することができる。
付けが簡単でしかも信頼性の高い旋回円筒ピストン型容
積式流体装置を提供することができる。
第1図は本発明による旋回円筒ピストン型容積式流体装
置の第1の実施例を示す縦断面図、第2図は本発明によ
る旋回円筒ピストン型容積式流体装置の各構成部品の組
立て状態を示す分解斜視図、第6図は本発明による旋回
円筒ピストン型容積式流体装置の第2の実施例を示す縦
断面図、第4図(a)、(b)は平板状の仕切板を用い
た場合の説明図、第4図(C)、(d)は凹部を設けた
仕切板を用いた場合の説明図。 1・・・ケーシング 2・・・旋回円筒部材6・・・
静止円筒 4・・・仕切板 5・・・クランクシャフト 6・・・側面板7・・・
リヤエンドプレート 8・・・フロントエンドプレート 9・・・ボールサポートメタル 10・・・ボール1
1・・・フロントシャフトベアリング12・・・フロン
トドライブベアリング1ろ・・・リヤシャフトベアリン
グ 14・・・リヤドライブベアリング 15・・・ピン
16.151.155,255,601・・・ボルト3
1・・・端板 43.44・・・仕切片45・・吸入
通口 46・・・吐出通口51・・・バランス穴
52・・・バランスウェイト53・・・前方クランク部
54・・・後方クランク部16− 55・・・静止円筒部材 56・・・主軸部60;6
2・・・葦ゆ形切欠部 61・・・旋回円筒66・・
・スロット 64・・・側面部 65・・・置溝8
1・・・スリーブ 100・・・ハウジング101・
・・貫通孔 451・・・吸入孔461・・・吐出孔
611・・・回転阻止機構14−
置の第1の実施例を示す縦断面図、第2図は本発明によ
る旋回円筒ピストン型容積式流体装置の各構成部品の組
立て状態を示す分解斜視図、第6図は本発明による旋回
円筒ピストン型容積式流体装置の第2の実施例を示す縦
断面図、第4図(a)、(b)は平板状の仕切板を用い
た場合の説明図、第4図(C)、(d)は凹部を設けた
仕切板を用いた場合の説明図。 1・・・ケーシング 2・・・旋回円筒部材6・・・
静止円筒 4・・・仕切板 5・・・クランクシャフト 6・・・側面板7・・・
リヤエンドプレート 8・・・フロントエンドプレート 9・・・ボールサポートメタル 10・・・ボール1
1・・・フロントシャフトベアリング12・・・フロン
トドライブベアリング1ろ・・・リヤシャフトベアリン
グ 14・・・リヤドライブベアリング 15・・・ピン
16.151.155,255,601・・・ボルト3
1・・・端板 43.44・・・仕切片45・・吸入
通口 46・・・吐出通口51・・・バランス穴
52・・・バランスウェイト53・・・前方クランク部
54・・・後方クランク部16− 55・・・静止円筒部材 56・・・主軸部60;6
2・・・葦ゆ形切欠部 61・・・旋回円筒66・・
・スロット 64・・・側面部 65・・・置溝8
1・・・スリーブ 100・・・ハウジング101・
・・貫通孔 451・・・吸入孔461・・・吐出孔
611・・・回転阻止機構14−
Claims (1)
- 円筒状ケーシングと該ケーシングの両端面に配設された
エンドプレートよシ成るハウジングと該ケーシングの中
央部に配設されケーシング内側壁面と同心の円筒面を有
する静止円筒部材と、該ケーシング内側壁面に固着され
るとともに該ケーシングと該静止円筒部材間に軸方向へ
延在した仕切板と、ケーシングと静止円筒部材間に形成
される環状空間内に配設され、該仕切板を径方向に貫通
させるスロットを形成し前後を閉塞された旋回円筒部材
とを有し、前記ハウジングの中央部に延在しハウジング
の前後端部で軸受支承されたクランクシャフトの前後に
一対の偏心クランク部を形成するとともに、該偏心クラ
ンク部上に軸受を介して前記旋回円筒部材を支持し、該
旋回円筒部材を旋回運動させることにより流体の吸入吐
出動作を行なう容積式流体装置において、ケーシング内
側壁面と同心の円筒面を有する静止円筒部材をクランク
シャフトと一体としたことを特徴とする旋回円筒ピスト
ン型容積式流体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15229082A JPS5941601A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 旋回円筒ピストン型容積式流体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15229082A JPS5941601A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 旋回円筒ピストン型容積式流体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5941601A true JPS5941601A (ja) | 1984-03-07 |
JPS6354149B2 JPS6354149B2 (ja) | 1988-10-26 |
Family
ID=15537288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15229082A Granted JPS5941601A (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 旋回円筒ピストン型容積式流体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941601A (ja) |
-
1982
- 1982-09-01 JP JP15229082A patent/JPS5941601A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6354149B2 (ja) | 1988-10-26 |
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