JPS5941631Y2 - 表示盤付ダイヤル装置 - Google Patents
表示盤付ダイヤル装置Info
- Publication number
- JPS5941631Y2 JPS5941631Y2 JP1976134552U JP13455276U JPS5941631Y2 JP S5941631 Y2 JPS5941631 Y2 JP S5941631Y2 JP 1976134552 U JP1976134552 U JP 1976134552U JP 13455276 U JP13455276 U JP 13455276U JP S5941631 Y2 JPS5941631 Y2 JP S5941631Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- display panel
- drive shaft
- small diameter
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は各種通信機等の同調部調整装置等に使用する表
示盤付ダイヤル装置に関する。
示盤付ダイヤル装置に関する。
従来のこの種装置の表示盤と駆動軸の減速方法は歯車の
多用組合せで所望する減速を得ていた。
多用組合せで所望する減速を得ていた。
しかし減速比が大になると構造が複雑化しまた大形にな
るため、使用方法や使用個所が限定される欠点があった
。
るため、使用方法や使用個所が限定される欠点があった
。
本考案はこれらの欠点を除去するため、差動作用に段付
摩擦ローラを用いて表示盤軸と駆動軸との間でいちどに
大きな減速をおこない、またそれらの軸を同軸にして小
型化し、使用上の限定を殆ど受けぬようにしたものであ
る。
摩擦ローラを用いて表示盤軸と駆動軸との間でいちどに
大きな減速をおこない、またそれらの軸を同軸にして小
型化し、使用上の限定を殆ど受けぬようにしたものであ
る。
塩1図面について詳細に説明する。
第1図及び第2図は本考案装置の一実施例を示す側部断
面図及びそのA−A断面図である。
面図及びそのA−A断面図である。
本考案の構成は次のとおりとある。
即ち駆動軸4の一方の軸端41には1例えば図示しない
ロータリコイルのような同調機構が軸止され、他方の軸
端4□は1図示しないダイヤル用つまみが固定された駆
動力供給軸であり、該駆動軸の外周には該駆動軸に形成
した溝部4a (4sは駆動軸4の径より小さい径の軸
体になっている。
ロータリコイルのような同調機構が軸止され、他方の軸
端4□は1図示しないダイヤル用つまみが固定された駆
動力供給軸であり、該駆動軸の外周には該駆動軸に形成
した溝部4a (4sは駆動軸4の径より小さい径の軸
体になっている。
)に摩擦接触させた状態で係合する複数個(第2図では
3個)の摩擦ローラ3が遊星状に配設され、それぞれの
摩擦ローラ3の軸部には小径部aが軸止され、この小径
部aは、該駆動軸と同軸的に滑合し回転するフランジの
つば部10の周辺上に点在する切欠き孔すに係合されて
おり、つば部10と反対側の軸端部つまり回転連軸6の
端部には表示盤5を該駆動軸及び前記フランジと同軸状
に例えば取付ねじ11で固定し、この表示盤5の取付位
置lこ近接して取付けた第1のカバー2と、該駆動軸の
前記同調機構軸止側4、で該駆動軸と同軸的に滑合する
第2のカバー1とは、摩擦ローラ3の小径部aに一部が
当接する構成になっており、この当接による接触圧は、
第1.第2の両力バーの対向部周辺で当該両力バーによ
り挾持されねじ止めされた緩み防止ばね8により調整さ
れ、摩擦ローラ3の回動に基づく回転数で小径部aを介
して回転伝達軸6と軸止された表示盤5を回動させるよ
うlこなっている。
3個)の摩擦ローラ3が遊星状に配設され、それぞれの
摩擦ローラ3の軸部には小径部aが軸止され、この小径
部aは、該駆動軸と同軸的に滑合し回転するフランジの
つば部10の周辺上に点在する切欠き孔すに係合されて
おり、つば部10と反対側の軸端部つまり回転連軸6の
端部には表示盤5を該駆動軸及び前記フランジと同軸状
に例えば取付ねじ11で固定し、この表示盤5の取付位
置lこ近接して取付けた第1のカバー2と、該駆動軸の
前記同調機構軸止側4、で該駆動軸と同軸的に滑合する
第2のカバー1とは、摩擦ローラ3の小径部aに一部が
当接する構成になっており、この当接による接触圧は、
第1.第2の両力バーの対向部周辺で当該両力バーによ
り挾持されねじ止めされた緩み防止ばね8により調整さ
れ、摩擦ローラ3の回動に基づく回転数で小径部aを介
して回転伝達軸6と軸止された表示盤5を回動させるよ
うlこなっている。
なお、両図において、7は接触圧調整ねじ、9は固定板
である。
である。
本考案の装置は、駆動軸4の溝部を粗面にした所に弾力
性を有しかつ摩擦係数の大きなローラ3゜つまり摩擦ロ
ーラを3個(一般には複数個)接触させ、摩擦ローラ3
の小径部aの端部とカバー1゜2の斜面(固定)とを接
触させたものである。
性を有しかつ摩擦係数の大きなローラ3゜つまり摩擦ロ
ーラを3個(一般には複数個)接触させ、摩擦ローラ3
の小径部aの端部とカバー1゜2の斜面(固定)とを接
触させたものである。
このおのおのの接触点でおこる角速度の差を総合したも
のが、駆動軸4を軸としてそれと同方向に摩擦ローラ3
が回転移動する移動角度に相当し、それが駆動軸4と表
示盤5との間の減速比となる。
のが、駆動軸4を軸としてそれと同方向に摩擦ローラ3
が回転移動する移動角度に相当し、それが駆動軸4と表
示盤5との間の減速比となる。
その減速比は駆動軸4の回転をN4.溝径をD4.摩擦
ローラ3の大径をD3.小径部aの接触部分の径をd3
1表示盤5の回転をN6.カバー1,2のDD 接触部分の径をDlとすれば−=−×−となる。
ローラ3の大径をD3.小径部aの接触部分の径をd3
1表示盤5の回転をN6.カバー1,2のDD 接触部分の径をDlとすれば−=−×−となる。
4D3D1
その減速された回転を摩擦ローラ3の小径部aが係合す
る切欠き孔すを摩擦ローラ3の数だけフランジのつば部
10の周辺上Eこ有する回転伝達軸6によってそのまま
表示盤5に伝える。
る切欠き孔すを摩擦ローラ3の数だけフランジのつば部
10の周辺上Eこ有する回転伝達軸6によってそのまま
表示盤5に伝える。
従ってこのような構造になっているから簡易な構成で滑
らかな回転と大きな減速比が得られることから同調点探
索機能がよく、駆動軸と表示盤軸を同軸上におくことが
できるから偏平かつ小形化が可能である。
らかな回転と大きな減速比が得られることから同調点探
索機能がよく、駆動軸と表示盤軸を同軸上におくことが
できるから偏平かつ小形化が可能である。
なお本装置の取付けは固定板9にビス止その他の方法(
図示してない)により行なわれる。
図示してない)により行なわれる。
以上説明したように1本考案装置は簡易な構成で滑らか
な回転と極めて大きな減速比が得られ。
な回転と極めて大きな減速比が得られ。
かつ駆動軸と表示盤軸が同軸上にあるためN回転する同
調機構(ロータリコイルなど)の各同調点を表示盤です
べて表示することができる点に大きな特色を有し偏平か
つ小形であって通常の送受信機等に利用した際の同調点
探索機能の優秀性とあいまってその実用的効果は顕著な
ものがある。
調機構(ロータリコイルなど)の各同調点を表示盤です
べて表示することができる点に大きな特色を有し偏平か
つ小形であって通常の送受信機等に利用した際の同調点
探索機能の優秀性とあいまってその実用的効果は顕著な
ものがある。
第1図は本考案装置の一実施例を示す側部断面図、第2
図はそのA−A断面図である。 1.2・・・・・・カバー、3・・・・・・摩擦ローラ
、4・・・・・・駆動軸、40,4□・・・・・・軸端
、43・・・・・・溝部、5・・・・・・表示盤、6・
・・・・・回転伝達軸、8・・・・・・緩み防止ばね、
10・・・・・・フランジのつば部。
図はそのA−A断面図である。 1.2・・・・・・カバー、3・・・・・・摩擦ローラ
、4・・・・・・駆動軸、40,4□・・・・・・軸端
、43・・・・・・溝部、5・・・・・・表示盤、6・
・・・・・回転伝達軸、8・・・・・・緩み防止ばね、
10・・・・・・フランジのつば部。
Claims (1)
- 駆動軸4の一方の軸端41を同調機構lこ軸止し他方の
軸端4□を駆動力供給軸とし、該駆動軸4の外周には当
該駆動鋼に形成した溝部43に摩擦接触させた状態で係
合する複数個の摩擦ローラ3を遊星状に配設し、それぞ
れの該摩擦ローラ3の軸部には小径部aを軸止し、この
小径部aを、該駆動軸4と同軸的Iこ滑合し回転するフ
ランジのつば部10の周辺−1ttこ点在する切欠き孔
すに係合させ、前記フランジのつば部10と反対側の軸
端部には表示盤5を該駆動軸4及び前記フランジと同軸
状に固定し、この表示盤5の取付位置に近接して増付け
た第1のカバー2と、該駆動軸4の前記同調機構軸止側
41で該駆動軸4と同軸的tコ滑合する第2のカバー1
とを当該摩擦ローラ3の前記小径部aに一部当接させ、
この接触圧は、第1゜第2の両力バーの対向部周辺で当
該両力バーにより挾持されねじ止めされた緩み防止ばね
8により調整し、該摩擦ローラ3の回動に基づく回転数
で前記小径部aを介して回転伝達軸6と軸直された表示
盤5を回転させる表示盤付ダイヤル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976134552U JPS5941631Y2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 表示盤付ダイヤル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976134552U JPS5941631Y2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 表示盤付ダイヤル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5351954U JPS5351954U (ja) | 1978-05-02 |
JPS5941631Y2 true JPS5941631Y2 (ja) | 1984-12-01 |
Family
ID=28743479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976134552U Expired JPS5941631Y2 (ja) | 1976-10-06 | 1976-10-06 | 表示盤付ダイヤル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941631Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017199941A1 (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-23 | 日本電産シンポ株式会社 | トラクション減速機および電動機付き減速機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6077841U (ja) * | 1983-11-01 | 1985-05-30 | 株式会社三共製作所 | 遊星ロ−ラ式動力伝達装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51137063A (en) * | 1975-05-22 | 1976-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | A planetary friction type variable speed gear |
-
1976
- 1976-10-06 JP JP1976134552U patent/JPS5941631Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51137063A (en) * | 1975-05-22 | 1976-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | A planetary friction type variable speed gear |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017199941A1 (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-23 | 日本電産シンポ株式会社 | トラクション減速機および電動機付き減速機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5351954U (ja) | 1978-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3258994A (en) | Speed changing device | |
US3774477A (en) | Gear motor | |
US4742729A (en) | Motion transmitting device between two coaxial rotating members | |
JPS5941631Y2 (ja) | 表示盤付ダイヤル装置 | |
GB1392025A (en) | Planetary transmission having a device for overtorque detection | |
JPH06297377A (ja) | ロボットの手首装置 | |
JPS62288749A (ja) | 無段式に変更可能な歯車比を有する歯車駆動装置 | |
US1534356A (en) | Micrometer tuning dial | |
US4043206A (en) | Channel selecting shaft mounting arrangement for UHF tuners | |
US4192136A (en) | Adjustment of readout members in a digital clock | |
JPH10306854A (ja) | 歯車減速機 | |
US5795259A (en) | Continuously variable transmission | |
JPS5934469Y2 (ja) | 洗たく機等のタイマ−装置 | |
JPH0136719Y2 (ja) | ||
SU508792A1 (ru) | Устройство дл демонстрации переда-чи вращательного движени | |
JPH0137360Y2 (ja) | ||
JPS6347950B2 (ja) | ||
JPS588862A (ja) | ダブルギア挺子駆動式回転動力装置 | |
JPS6143318Y2 (ja) | ||
JPS6026833A (ja) | 減速装置 | |
DE59208994D1 (de) | Messeinrichtung | |
JPH0320787Y2 (ja) | ||
JPH0129308Y2 (ja) | ||
JP2739907B2 (ja) | 回転ユニット | |
JPS63111359A (ja) | カム装置 |