JPS5941542Y2 - タイトツプ形碍子用クランプ金具 - Google Patents

タイトツプ形碍子用クランプ金具

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Publication number
JPS5941542Y2
JPS5941542Y2 JP2126379U JP2126379U JPS5941542Y2 JP S5941542 Y2 JPS5941542 Y2 JP S5941542Y2 JP 2126379 U JP2126379 U JP 2126379U JP 2126379 U JP2126379 U JP 2126379U JP S5941542 Y2 JPS5941542 Y2 JP S5941542Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
main body
cap
insulator
wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP2126379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55121417U (ja
Inventor
友良 望月
博 横山
是男 新井
和明 加藤
清 長谷川
Original Assignee
東京電力株式会社
日本碍子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京電力株式会社, 日本碍子株式会社 filed Critical 東京電力株式会社
Priority to JP2126379U priority Critical patent/JPS5941542Y2/ja
Publication of JPS55121417U publication Critical patent/JPS55121417U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5941542Y2 publication Critical patent/JPS5941542Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイトツブ形碍子用クランプ金具の改良に関す
るものである。
従来のタイトツブ形碍子用クランプ金具としては、第4
図、第5図に示すように、碍子頭部の対向側面に添わせ
た挟持金21.21をその上方部に設けたボルト挿通孔
22.22を通じ挿通されるボルト23をもって締緩自
在に連結するとともに該ボルト23の中間部に電線固定
具24の下方部を螺装したものが広く使用されているが
、このようなタイトツブ形碍子用クランプ金具は挟持金
21の下端でせん絡を生じた場合にアーク電流が電線固
定具24−ボルト23−挾持金21.21の経路を通っ
て流れるため、短絡電流が大きいとボルト23が加熱溶
断されるおそれがあるばかりでなく、挟持金21.21
が碍子頭部の対向側面にのみ添っていて碍子頭部全体に
被套されていないためにアークがボルトの先端に移行し
易く、また、碍子頭部が直接アークに曝されるために碍
子の耐アーク特性が悪く、さらに、電線固定具24に加
えられる電線荷重を1本のボルト23によってのみ支え
ることとなるために曲げ荷重が加えられるとボルト23
が変形し、挟持金21.21の碍子頭部に対する挟持力
が不充分になり易い点と相俟って屡々点検、補修を要す
るという問題点があった。
本考案は前記のような問題点を解決したタイトツブ形碍
子用クランプ金具を目的として完成されたもので、以下
、図示の実施例について詳細に説明する。
1はプレス成形または鋳造等により成形され、碍子頭部
イに遊嵌できるだけの内径を有する帽状の主体で、該主
体1の頂部には電線受は溝4を設けるとともに該電線受
は溝4を挾んで螺杆遊挿用の取付孔5,5を設ける。
そして、該主体1の頂部の内面には電線受は溝4に対応
する膨出部4aが設けられて該膨出部4aは碍子頭部イ
の頂部線溝ハに係合されるようになっている。
6,6は螺杵であって、該螺杵6,6は前記螺杵遊挿用
の取付孔5,5に遊挿して該螺杵6,6に螺装するスト
ッパ9’、 9’を介して前記帽状の主体1を支持さ
せ、かつ、前記螺杵6,6にはその一方の螺杵6を枢軸
として回動できる押え金8を嵌装するとともに締付用の
ナツト9,9を螺装し、さらに、前記螺杵6,6には前
記帽状の主体1に嵌装される碍子頭部の頚部線溝に係合
できる彎曲杆部10゜10を設けている。
なお・、前記押え金8はその両翼部8’、 8’に設
けた案内孔7,7をもって螺杵66に嵌装してその一方
の案内孔7は螺杵6の出入を許す大きさの切欠を設けた
ものとし、締付用のナツト9,9を緩めて押え金8を若
干上昇させた状態とすることによって一方の螺杵6を枢
軸として該押え金8は回動できるものとしている。
また電線受は溝4にはアルミニウム等の軟質金属材より
なる電線受け11がその耳片部12に設けた孔をもって
螺杵6の中間に係合された状態として載装され、また、
螺杵6,6の上端にはそれぞれ抜は止め13が設けられ
、押え金8の脚部8aの下面には電線受は溝4に対応す
る溝14が設けられて鎖部14は押え金8による電線押
え効果をより確実なものとするものである。
このように構成されたものは、帽状の主体1の頂部に設
けた前記電線受は溝4と、螺杵6,6と押え金8と、締
付用のナツト9,9とをもって電線固定部2を構成する
とともに螺杵6,6に設けた碍子頭部の頚部線溝に係合
できる彎曲杆部10゜10と、該螺杵6,6に螺装する
ストッパ9’、9’とをもって碍子締付部3を構成する
ものであって即ち、タイトツブ形碍子の碍子頭部イに帽
状の主体1を嵌装するとともに電線二を電線受は溝4内
に介入させ、次いでナツト9,9を締付けてゆけば、螺
杵6,6は上昇してその下端の彎曲杆部1010が碍子
頭部イの頚部線溝口に係止するとともに主体1の上面は
螺杵6,6に螺装されてこれを介し主体1を支持するス
トッパ9’、 9’に圧接して主体1は碍子頭部イに
強固に被套され、同時に押え金8が主体1の頂部に設け
た電線受は溝4内に介入している電線二を押圧して該電
線二は確実に取付けられるものであって、一連の作業が
簡単にできるものである。
なお、碍子頭部イに帽状の主体1を嵌装する際に両者間
に第1図に示すようなアスベスト、ゴム等よりなる帽状
の緩衝用のスペーサホを介在させてお・けば、主体1が
碍子頭部イに強固に締付けられても碍子頭部イが破壊す
ることを防止すると同時に碍子頭部イがアークに曝され
ることを一層適確に防止でき、また、このスペーサホの
前記彎曲杆部10が当る部分には金属板等の補強部材へ
を添装してお・くことが好ましい。
しかして、このようにして使用されたものは、該電線固
定部2に加えられる電線荷重を碍子頭部イに被套されて
いる帽状の主体1が支えることとなるために圧縮荷重或
いは曲げ荷重が加えられてもクランプ金具が変形して電
線二の支持に支障を来たすおそれは全くない。
しかも、碍子締付部3により碍子頭部イに強固に被套さ
れている帽状の主体1は該碍子頭部イ全体を適確に被套
しているうえに該主体1は帽状に成形された一体のもの
であるから、主体1の下端でせん絡を生じた場合でもア
ークは速かに負荷側へ移行してクランプ金具の一部が溶
断したり碍子磁器を破壊するわ・それがなく、また、せ
ん絡によりアークジェットが生じても帽状の主体1によ
ってアークが直接碍子頭部イに当ることがないために碍
子の耐アーク特性は極めて高いものとなる。
さらに、押え金8を一方の螺杵6を枢軸として回動でき
るようにしたことは、締付用のナツト9,9を緩めて押
え金8を若干上昇させたうえ回動させるだけで押え金8
を取り外すことなく電線の取付は作業を容易に行うこと
ができるほか柱上で作業を行う際に誤ってナツト9を落
下させるお・それもないものである。
本考案は前記実施例による説明によって明らかなように
、独特の電線固定部と独特の碍子締付部をもって耐アー
ク特性を向上させるとともに部品数を減少させて電線取
付作業を極めて簡易化でき、しかも、圧縮荷重や曲げ荷
重による変形や溶断等の事故発生を防止して点検、補修
の手数を簡略化できるもので、帽状の主体は金属板をプ
レス加工することによって安価に量産することもでき、
また、複数個に分割されたものをボルト等により連結し
たものに比してせん絡を起した際にアークが速かに負荷
側へ移行されるために碍子磁器の破壊を防止する効果は
特に優れたものとなる等種々の利点があり、在来のタイ
トツブ形碍子用クランプ金具の問題点を一掃したものと
して実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面図、第2図
は同じく一部切欠側面図、第3図は同じく一部切欠平面
図、第4図は従来のタイトツブ形碍子用クランプ金具の
1例を示す一部切欠正面図、第5図は同じく側面図であ
る。 1:帽状の主体、4:電線受は溝、5:螺杵遊挿用の取
付孔、6:螺杵、8:押え金、9ニー締付用のナツト、
10:彎曲杆部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帽状の主体1の頂部に設けた電線受は溝4を挾んで設け
    られる螺杵遊挿用の取付孔5,5に螺杵6.6を遊挿し
    て該螺杵6,6に螺装するストッパ9’、 9’を介
    して前記帽状の主体1を支持させ、かつ、前記螺杵6,
    6にはその一方の螺杵6を枢軸として回動できる押え金
    8を嵌装するとともに締付用のナツト9,9を螺装し、
    さらに、前記螺杵6,6には前記帽状の主体1に嵌装さ
    れる碍子頭部の頚部線溝に係合できる彎曲杆部10.1
    0を設けたことを特徴とするタイトツブ形碍子用クラン
    プ金具。
JP2126379U 1979-02-20 1979-02-20 タイトツプ形碍子用クランプ金具 Expired JPS5941542Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2126379U JPS5941542Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 タイトツプ形碍子用クランプ金具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2126379U JPS5941542Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 タイトツプ形碍子用クランプ金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55121417U JPS55121417U (ja) 1980-08-28
JPS5941542Y2 true JPS5941542Y2 (ja) 1984-11-30

Family

ID=28853794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2126379U Expired JPS5941542Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 タイトツプ形碍子用クランプ金具

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JPS55121417U (ja) 1980-08-28

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