JPS5941132B2 - 形状検出装置 - Google Patents

形状検出装置

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JPS5941132B2
JPS5941132B2 JP54103874A JP10387479A JPS5941132B2 JP S5941132 B2 JPS5941132 B2 JP S5941132B2 JP 54103874 A JP54103874 A JP 54103874A JP 10387479 A JP10387479 A JP 10387479A JP S5941132 B2 JPS5941132 B2 JP S5941132B2
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JP
Japan
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displacement
external force
measured
signal
width direction
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JP54103874A
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English (en)
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JPS5627629A (en
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昭宣 小笠原
勝也 植木
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Mitsubishi Electric Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS5627629A publication Critical patent/JPS5627629A/ja
Publication of JPS5941132B2 publication Critical patent/JPS5941132B2/ja
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は薄鋼板、例えばストリップの如き帯状体の幅
方向における張力分布を知ることにより、その形状を検
出する形状検出装置に関するものである。
一般に前記帯状体の冷間圧延に際し、その板厚精度と共
に重要なことは形状(平担度ともいう)である。
しカルながら、冷間圧延では圧延中、高い張力をかけて
圧延するので、被圧延体即ち帯状体の弾性伸びのために
該帯状体に、例えば中伸びまたは耳波等の形状不良が発
生していても、その変位値が減少又は消失して検出でき
ないのが普通である。
従つて上記の如く高い張力を付加した状態では、帯状体
の形状不良部を直接検出することはできないが、該帯状
体の幅方向の張力分布を知ることにより、間接的に形状
を検出できることはよく知られている。従来、この張力
分布を測定する装置としては、例えば帯状体の幅方向に
沿つて設けた複数個の測定用分割ロールにストレーンゲ
ージを貼付して張力を測定する方法あるいは磁歪現象を
応用した測定方法等が周知である。
しかしながら、これらの方法においては(1)帯状体の
上下方向の動揺等による測定誤差が大きい。
(2)幅方向に設けられる検出素子数が取付機構等に原
因して、せいぜい数個程度に限られるため、板幅方向の
張力分解能が悪い。
(3)一般に精度が不充分である。
等の欠点を有し、必ずしも充分な信頼性を得るまでに至
つていない。
これらの欠点を解消した従来の改良装置を第1図に示す
第1図において、1は被測淀体即ち帯状体で、2は例え
ばデフレクターロールの如き支持ロールである。3は駆
動信号発生器で、例えば矩形波発信器で構成される。
3aは増幅器である。
4は検出ヘツドで、被測定体の幅方向に沿いかつ適宜の
係止手段により被測定体表面に適宜間隔をもつて離隔し
て設けられる。
該検出ヘツド4は外力印加装置4aと変位検出器4bで
構成される。外力印加装置4aは、被測定体1の幅方向
に沿い断面コ字状の磁極Aに励磁コイルBを設けた電磁
石からなり、変位検出器4bは被測定体1の幅方向に沿
つた基本部Cに複数個の変位測定用電極Dを被測定体表
面に臨ませて設け、かつ外力印加装置4aと一体的に設
けられる。なお、変位検出器4bは外力印加装置4aと
別体に設けてもよく、また外力印加装置は上記の如く電
磁石に限るものではなく、例えば圧縮空気の如き非接触
で力の印加が可能なものであればよく、本願の目的を逸
脱しない範囲において任意の手段を採用することができ
るものである。
4cは例えば静電容量一電圧変換器の如き変位変換回路
である。
9は信号処理回路で、極性切替器5、積分回路6、サン
プルホールド回路7および前記各装置5,6,7に連設
せしめたタイミング発生回路8で構成され、タイミング
発生回路8は前記各装置5,6,7および矩形波発信器
3にそれぞれ連設されている。
信号処理回路9は表示装置制御装置10を介して、例え
ばCRTモニターの如き表示装置11に連設される。ま
た、信号処理回路9はロールクラウン制御回路12を介
しロールクラウン調整装置13へ連設することもできる
。なお変位変換回路4C、極性切替器5、積分回路6及
びサンプルホールド回路7は検出ヘツド4毎に設けられ
ている。
次にこの作用について述べる。
まず矩形波発振器3で周期TCの矩形波を駆動信号とし
て発生せしめる。
次いでこの駆動信号を増幅器3aにおいて、増幅し、こ
の増幅信号を外力印加装置4aを介して被測定体1表面
に外力として印加し、被測定体1に変位p(Xt)を発
生させる。被測定体表面に発生した変位P(Xt)は、
変位検出器4bに設けた変位検出用電極Dで該変位を静
電容量として検出し、信号変換器即ち静電容量一電圧変
換器で電圧信号に変換せしめる。被測定体1の幅方向に
沿つて設けた複数個の変位検出用電極Dは、その対応す
る被測定体各部の変位をそれぞれ同様に検出し、電圧信
号に変換したのち信号処理回路9に入力される。前記変
位検出信号は極性切替器5で、後述の第2図aに示すよ
うに期間T2においては極性切替したのち、つまり周期
T1における面積と周期T2における面積との和を取つ
たのち積分回路6に入力し、該積分回路で矩形波周期T
毎に積分を行つて張力信号以外の雑音を除去し、式1に
おける被測定体各部の張力にかかわる部分のみを算出し
て、サンプルホールド回路7に入力し、サンプルホール
ドする。タイミング発生回路3は矩形波発生器3からの
参照信号に基いて、極性切替器5の極性切替タイミング
、積分回路6のりセツトタイミング、およびサンプルホ
ールド回路7のサンプルホールドタイミング等の各タイ
ミングを制御する。サンプルホールド回路7の出力C(
x1),C(X2),・・・,C(Xn)は、表示装置
用制御回路10を介して例えばCRTモニターの如き表
示装置11に表示され、オペレーターの監視に供せられ
るとともに、形状調整のためのデータとして用いられる
。また、被測定体即ち帯状体の自動形状制御を行う場合
は、サンプルホールド回路7の出力を表示系とは別に自
動制御系即ちロールクラウン制御回路12を介して、ロ
ールクラウン調整装置に入力せしめることによつて目的
を達することができる。上述の外力印加装置4aによる
単位幅当りの駆動外力f(t)と信号処理回路9の出力
である板幅方向座標Xにおける幅方向張力分布の関数C
(x)は、次のように表わされる。
ここに x:幅方向座標 u(x):xにおける単位幅当りの張力(ユニツトテン
シヨン)L:ロール間スパン t:板厚 第2図は、改良装置及びこの発明の形状検出装置を説明
するための波形図である。
ここで、第2図aは周期Tの矩形波21を示す図、第2
図bは該矩形波周期Tごとに発生する駆動外力f(t)
の波形22を示す図、第2図cは、該駆動外力f(t)
によつて変位せしめられる。帯状被測定体の変位P(X
,t)の信号波形23を、変位検出器4bで検出した変
位検出値を示す図、又、第2図dは改良装置において矩
形波周期Tにもとづいて積分する積分タイミングを示す
図、第2図eはこの発明の装置における積分タイミング
を示す図である。次に積分回路6における積分動作につ
いて詳しく説明する。矩形波21の周期Tに基づいて、
外力印加装置4aから駆動外力f(t)を発生させる場
合に、駆動外力f(t)は22aに示す過渡状態をもつ
ている。さらに、被測定体1が,駆動外力f(t)を受
けて変位する塙合についても、変位開始から変位完了ま
での過渡状態23aをもつ。又矩形波周期21が(NT
+−T)の時点で零となり、駆動外力f(t)を零にし
ようとする場合についても、同様の過渡状態22bをも
つ。したがつて、変位信号23も過渡状態23bをもつ
ことになる。このような状態における変位信号23を、
矩形波周期Tと同じ積分タイミングSl,S2によつて
積分することは、変位信号23の定常状態における積分
値だけでなく、過渡状態にある変位信号23a及び23
bをふくめた変位信号を積分していることになる。すな
わち、変位P(X,t)を矩形波周期ごとに積分すると
いう本来の目的に過渡状態における変位P(X,t)と
いう誤差をもち込んでいることになる。
又、駆動外力f(t)の過渡状態22a、22bの値は
駆動外力f(t)の絶対値が変化することに対応して変
動するため、変位信号23の過渡状態23a,23bも
当然影響を受けて変動をする。
さらに駆動外力f(t沖絶対値が変化しない状態におい
ても式(1)よりみてわかるように、変位信号23の絶
対値は変化する。この状態においては、変位信号23の
過渡状態23a,23bは一定となり得ない。このよう
に変位信号23の定常値に対する過渡状態23a,23
bの占有率は一定ではなく、常に変動する状態にあるた
め、変位信号23の積分値にふくまれる誤差は常に変動
せざるを得ない。
この改良装置の積分においては、以上に説明したように
、変位量P(X,t)の過渡状態を含めて、同期積分を
しているため、張力信号以外の雑音は消去しているにも
かかわらず、変位量P(X,t)の過渡信号を誤差要因
として含めて処理するという欠点があつた。この発明は
、上記のような欠点を除去するためになされたもので、
張力信号以外の雑音を消去することはもとより、積分動
作において、変位信号P(X,t)の過渡状態を除去す
ることにより、変位信号P(X,t)の定常信号のみを
積分処理することのできる装置を提供することを目的と
している。
以下、この発明の一実施例を第2図、第3図に基づいて
説明する。
第3図において、38は前述した信号処理回路9におけ
る極性切換器5及びサンプルホールド回路7のタイミン
グとは独立した別個のタイミングを発生させる積分タイ
ミング発生回路である。
その他は第1図と同じ構成である。第2図eの25は該
積分タイミング発生回路38の波形である。変位信号2
3の立ち上がり時における過渡状態23aについては、
前述したように誤差要因となるため過渡状態23aが完
了し、変位信号23が定常状態に達した時期以降に、変
位信号23の積分を開始するように、積分開始時期を矩
形波周期信号の立ち上り時点NTよりおくらせる。すな
わち、積分タイミング波形25に示す如く、矩形波周期
信号21よりおくれ時間25aの後に変位信号23をT
1の期間にわたつて積分する。
次に矩形波21がNT+−Tの時点で印加外力f(t)
を零にもどそうとする時点において、被測定体1がもと
の状態に復帰する場合の変位信号23の過渡状態23b
についても、同様の考えにより過渡状態23bが完了し
た後に変位信号23を積分することを開始するように、
積分タイミングのおくれ時間25bを設ける。すなわち
、矩形波周期信号21が立ち下がつた時点NT+−Tに
おいて、T1の積分動作を完了させ、過渡状態23bが
完了するまでの期間25bにわたつて、積分動作を停止
し、おくれ時間25bの後に、再びT2の期間にわたつ
て、変位信号23を積分することにより式(1)のC(
x)が導出される。ここで、積分中断期間25aと25
bは予め過渡状態23a,23bより大きくかつ同一の
値に取れば、積分時間T1とT2とは等しくなり、T1
における外乱分と、T2における外乱分とはおたがいに
相殺されるという外乱除去効果は充分発揮される。
以上のように変位信号23の積分を実行するようにすれ
ば、変位信号23の定常状態における変位量p(X,t
)のみを積分することができ、精度の高い同期積分を実
現させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の形状検出装置を示すプロツク図、第2図
は第1図及び第3図のプロツク図の動作を説明するため
の波形図、第3図はこの発明の形状検出装置の主要部を
示すプロック図でぁる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被測定体の幅方向に沿い、かつ上記被測定体の表面
    と一定距離離れて設けられ、矩形波、駆動信号に従つて
    上記被測定体に外力を印加する外力印加装置、上記幅方
    向に沿つて複数個設けられ上記被測定体の変位を検出す
    る変位検出器、この各変位検出器からの出力をそれぞれ
    積分し上記外力印加装置の外力による張力相当分を導出
    する複数の積分回路、上記矩形波信号に従つた外力によ
    つて変位する被測定体の過渡状態に対応した時間を予め
    削除して同一時間上記積分回路が積分するように指令信
    号を送出するタイミング発生回路を備え、上記各積分回
    路の出力から上記被圧延材の幅方向に関する張力分布を
    求めるようにした形状検出装置。
JP54103874A 1979-08-15 1979-08-15 形状検出装置 Expired JPS5941132B2 (ja)

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JPS5627629A JPS5627629A (en) 1981-03-18
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