JPS5940942A - 自動車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、バンバが装着された自動車に関する。

従来、自動車においては、（１）対物衝突時、或いは自
動車どおしの衝突時の自動車の損傷を防止する、（２）
歩行者を保護する、ために、自動車本体の前端部及び／
又は後端部にパンパが装着されている。このパンパは、
重量を軽減させると共に衝突した際に容易に変形するよ
うに、断面が略コ字状に形成されている（従って、バン
パ内に空間部が形成されている。）。

他方、自動車では、長期問屋外に駐車しておく場合に、
自動車が汚れたシ、自動車の塗装が変色したシ、マた夏
期に車内が日射により高温になったりするために、自動
車本体を覆う保護カバーが使用されることが多い。とこ
ろが、保護カバーを使用する（自動車に保護カバーを被
せる）場合に、自動車本体と保護カバーが別体となって
いるために、保護カバーを被せるのに時間を要し、その
作業が煩雑であった。また、保護カバーを使用しない（
自動車から保護カバーを取外す）場合にも、保護カバー
を折り畳んで例えば自動車のトランク等に収納していた
が、この折り畳む作業が煩雑であった。

本発明は上記事実に鑑みてたされたものであって、その
目的は、パンパ内に形成された空間部に注目し、この空
間部に保護カバーを収納可能にすると共に、更に上述し
た使用時又は不使用時の作業を簡略化することができる
自動車を提供することである。

本発明によれば、自動車本体の前端部及び／又は後端部
にバンパが装着された自動車において、該自動車本体を
覆う保護カバーが該バンパに収納可能であると共に、更
に該保護カバーの一端部が該保護カバーが収納される該
バンバの一部に固定されていることを特徴とする自動車
が提供される。

３− 以下、本発明に従って構成された自動車の具体例を、添
付図面を参照して更に詳細に説明する。

本発明に従って構成された自動車の後部を図示する第１
図及び第２図において、番号２で示す自動車本体の後端
部には、所定の間隔を置いてバンパ取付部材４＆及び４
ｂが配設されておシ、そして、このバンパ取付部材４ａ
及び４ｂに後部側のバンバ６がボルトとナツトによシ固
定されている。

後部側のバンパ６は、内部に空間部が形成されたバンパ
本体８を有し、このパンバ本体８は、自動車本体２のほ
ぼ全幅に渡って横方向に延びる中間部１０と中間部１０
の両端から略垂直前方に延びる右側端部１２ｍ（第１図
参照）及び左側端部１２ｂ（第２図参照）とを含んでい
る。このパンバ本体８の土壁には、中間部１０のほぼ全
長に渡って細長い矩形状の開口１４（詳しくは第３図参
照）が形成され、この開口１４を閉塞するように蓋部４
− 材１６が設けられている。蓋部材１６は、一端部（前側
の端部）を支点として矢印１７で示す方向に旋回自在に
パン、パ本体８に装着されておシ、従って、蓋部材１６
の上面に設けられた把持部２０を上方向に持ち上げるこ
とによシ、蓋部材１６を旋回せしめて上記開口１４を開
放することができる。蓋部材１６の先端部（後側の端部
）の下面には係止片２２が設けられ、またパンパ本体８
の土壁の内面には、上記係止片２２が係止される係止受
２４が設けられている。従って、蓋部材１６を旋回せし
めて開口１４を閉塞すると、係止片２２が係止受２４に
係止せしめられる（第２図参照）。

このバンパ本体８の空間部には、所定の間隔を置いて（
具体例においては、中間部１０内の両端部に）右支持壁
２６＆及び左支持壁２６ｂが配設され、上記バンパ本体
８の中間９１０．蓋部材１６、右支持壁２６　ａ及び左
支持壁２６ｂによって収納空間Ｓが規定されている。こ
の右支持壁２６ａと左支持壁２６ｂとの間には、更に、
軸受部材２８を介してロッド部材３０が回動自在に装着
されている。このロッド部材３０の一端部は、第１図に
図示する如く、右支持壁２６ｍから突出してパンパ本体
８の空間部内に延びておシ、そして、この突出した一端
に六角形状の装着部３２が形成されている。ロッド部材
３０の装着部３２には、バンパ本体８の外側よシ、バン
パ本体８の右側端部１２ａに形成された孔３４を通して
図示してい彦い例えばＬ字状のハンドル部材が着脱自在
に装着される・従って、ハンドル部材をロッド部材３０
の装着部３２に装着して回せば、このロッド部材３゜を
回動せしめることができる。尚、図示の具体例において
は、ロッド部材３０の一端部が右支持壁２６ｍから突出
してバンパ本体８の空間部内に延びているが、左支持ｆ
ｉ２６ｂから突出してバンバ本体８の空間部内に延びる
ように構成することもでき、ただこの場合、上記孔３４
はバンパ本体８の左側端部１２ｂに形成される。

更に、上述したロッド部材３ｏには、第２図及び第３図
に図示する如く、自動車本体２を覆う保護カバー３６の
一端部が図示していない取付ネジ等によシ固定されてい
る。保護カバー３６は、薄くて軽い防湿性の優れたもの
が好ましい。この保護カバー３６は、不便時には第２図
に図示する如く、ロッド部材３ｏに巻かれてパンパ本体
８内の収納空間Ｓに収納され、また使用時には第３図及
び第４図に図示する如く、ロッド部材３ｏがら引き出さ
れて自動車本体２に被せられる。保護カバー３６の他端
部には、第２図及び第４図に図示する如く、フック部材
３８か設けられている。このフック部材３８は、保護カ
バー３６の使用時に、自動車本体２の前端部に装着され
た前部側のパン７− パ４０の下部に係止される。尚、このフック部材３８は
、自動車本体２の前端部の下部に係止するようにしても
よい。更にまた、保護カバー３６の両側端部には、保護
カバー３６の使用時に、自動車本体２０両側端部の下部
に係止されるフック部材４２（第４図において片側のみ
示す）が設けられている。

次に上述した通シの構成を有する自動車の作用効果につ
いて説明する。

保護カバー３６を使用する（自動車本体２に保護カバー
３６を被せる）場合には、蓋部材１６の把持部２０を手
で持ち上げ、蓋部材１６を旋回せしめてバンパ本体８の
開口１４を開放する（第３図参照）。次に、ロッド部材
３０に巻かれて収納されている保護カバー３６の一端部
又はフック部材３８を手で引張って収納空間部Ｓから引
き出しながら自動車本体２に被せる。次いで、保護カバ
８− −３６の他端部のフック部材３８を前部側のバンパ４０
の下部に係止すると共に保護カバー３６の両側端部のフ
ック部材４２を自動車本体２の両側端部の下部に係止す
る。かぐして、自動車本体２に保護カバー２を容易に被
せることができる。

他方、保護カバー３６を収納する場合には、まず、保護
カバー３６のフック部材３８を前部側のバンパ４０から
外すと共に保護カバー３６のフック部材４２を自動車本
体２０両側端部から外す。

次に、保護カバー３６の両側部を折シ曲げて収容空間部
Ｓ内に収納可能な状態にする。次いで、ハンドル部材（
図示せず）をロッド部材３０の装着部３２に装着してこ
のハンドル部材を所定の方向に回動する。かくすると、
ハンドル部材と一体にロッド部材３０が所定の方向（第
３図に矢印４４で示す方向）に回動せしめられ、このロ
ッド部材３０に保護カバー３６が巻かれる。そして、保
護カバー３６がロッド部材３０に完全に巻かれてノくン
パ本体８の収納空間部Ｓ内に収納されると、ノ・ンドル
部材をロッド部材３０の装着部３２から外すと共に蓋部
材１６を手で旋回せしめてパンツく本体８の開口１４を
閉塞する。かくすると、蓋部材１６の係止片２２がバン
バ本体８の係止受２４に係止され、蓋部材１６が確実に
固定される。かくして、自動車本体２から保護カバー３
６を外してバンパ６内に容易に且つコンパクトに収納す
ることができる。

上述した具体例においては、使用時に風等によって保護
カバー３６が自動車本体２から外れるのを防止するため
に、保護カバー３６の他端部及び両側端部にフック部材
３８及び４２が設けられているが、保護カバー３６の他
端部にフック部材３８を設けるのみでもその効果は十分
に達成されるＯ上述した具体例においては、蓋部材１６
が前側の端部を支点として旋回（開閉）自在にバンパ本
体８に装着されているが、後側の端部を支点として旋回
（開閉）自在にバンパ本体８に装着することも可能であ
る。尚、この場合には、把持部２０及び係止片２２は、
容易に理解される如く、蓋部材１６の前側の端部に設け
られ、また係止受２４も係止片２２に対応してパンパ本
体８に設けられるＯ また、上述した具体例においては、バンバ本体８（２）
上壁に蓋部材１６が旋回（開閉）自在に設けられている
が、この上壁に代えて、バンパ本体８の後側壁又は下壁
に蓋部材１６を旋回（開閉）自在に設けることも可能で
ある。

上述した蓋部材が旋回自在に装着されたパンパに代えて
第５図に図示するバンパを使用することも可能である。

尚、第１図乃至第４図に図示する部材と同一の部材は同
一の番号を付す。

１１− パンパの変形例を図示する第５図において、番号６′で
示す後部側のパンパは、内部に空間部が形成されたバン
パ本体８を具備している。このバンバ本体８の下壁には
、自動車本体２のほぼ全幅に渡って横方向（第５図にお
いて紙面に垂直な方向）に細長いスリット４４が形成さ
れている。

他方、パンバ本体８内に収容される保護カバー３６の他
端部には細長いスリット閉塞部材４６が固定され、この
スリット閉塞部材４６にフック部材３８が固定されてい
る。スリット閉塞部材４６は、保護カバー３６がバンパ
本体８内に完全に収容されたとき、バンパ本体８の外面
に当接して上記スリット４４を完全に閉塞し、スリット
４４から雨水、泥等がバンパ本体８内に侵入するのを阻
止する・バンパ６′のその他の構成については、第１図
乃至第４図に図示するバンバの構成と実質上同一である
。

１２− 第５図に図示するバンパ６′を有する自動車においては
、保護カバー３６を自動車本体２に被せる場合には、バ
ンパ本体８から突出しているフック部材３８を手で引張
Ｑ１保護カバー３６をパンパ本体８内から引出して二点
鎖線３６Ａで示すように自動車本体２に被せればよく、
また保護カバー３６を収納する場合には、ロッド部材３
０を所定の方向に回動せしめ、保護カバー３６をロッド
部材３０に巻付けてバンパ本体８内の収納空間Ｓ内に収
納すればよい。

尚、上述したバンパは、いずれも最初から自動車本体に
装着されているが、従来装着されているバンパに代えて
古い自動車にも装着することが可能である。

以上本発明に従って構成された自動車の好適具体例につ
いて添付図面を参照して詳細に説明したが、本発明はか
かる具体例に限定されるもので祉なく、本発明の範囲を
逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。

上述した具体例においては、ロッド部材とロッド部材を
回動せしめるハンドル部材とが別体に構成されているが
、これらを一体に形成することも可能であシ、更に、こ
の手動のハンドル部材に代えて、電動モータ等の如き電
動駆動手段によってロッド部材を自動的に回動せしめる
ことも可能である。

また、上述した具体例においては、保護カバーが自動車
本体の後端部に装着された後部側のバンパに収納される
が、自動車本体の前端部に前部側のバンパが装着されて
いる場合には、この前部側のバンバに保護カバーを収納
することも可能である。尚この場合、保護カバーの他端
部のフック部材は後部側のバンバ或いは自動車本体の後
端部の下部に係止される。

１５− ｃ　　、、、　＋ｒｔｙ鳥り四部

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従って構成された自動車の後端部を
図示する一部省略した斜視図。 第２図は、第１図に図示する自動車の後部側のバンバ内
に保護カバーが収納された状態を示す断面図。 第３図は、第２図に図示するバンパ内から保護カバーが
引き出された状態を示す断面図。 第４図は、第１図に図示する自動車の自動車本体に保護
カバーが被せられた状態を示す斜視図。 第５図は、第１図に図示する自動車の後部側のバンパの
変形例を図示する断面図。 ２・・・自動車本体 ６及び６′・・・後部側のバンパ ３０・・・ロッド部材 ３６・・・保護カバー ４０・・・前部側のバンバ １６− 特許出願人　加　１）龍　平 −１７−３４５ 答２図 竿３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　自動車本体の前端部及び／又は後端部にバンバが
   装着された自動車において、 該自動車本体を覆う保護カバーが該パンバに収納可能で
   あると共に、更に該保護カバーの一端部が該保護カバー
   が収納される該パンパの一部に固定されていることを特
   徴とする自動車。 ２、該保護カバーが収納される該バンパは、空間部が形
   成されたバンバ本体と、該空間部内に所定の間隔を置い
   て配設された、収納空間部を規定する左支持壁及び右支
   持壁と、該左支持壁と該右支持壁との間に回動自在に装
   着されたロッド部材とを具備してお）、そして、該保護
   カバーの一端部が該ロッド部材に固定されている特許請
   求の範囲第１項記載の自動車。 ３、該ロッド部材は、少なくとも一端部が該左支持壁又
   は該右支持壁から突出して該空間部内に延びて回動自在
   に装着されており、そして、該ロッド部材の一端部に該
   ロッド部材を回動させるためのハンドル部材が該バンバ
   本体の外側から着脱自在に装着される特許請求の範囲第
   ２項記載の自動車。 ４、該保護カバーＯ他端部には、使用時に自動車本体の
   一部又は他方のバンパに係止されるフック部材が設けら
   れている特許請求の範囲第１項乃至第３項いずれかに記
   載の自動車。 ５、該保護カバーの両側端部には、更に、使用時に該自
   動車本体の一部に係止されるフック部材が設けられてい
   る特許請求の範囲第１項乃至第４項いずれかに記載の自
   動車。