JPS594077Y2 - シ−ト状壁材 - Google Patents

シ−ト状壁材

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Publication number
JPS594077Y2
JPS594077Y2 JP1194276U JP1194276U JPS594077Y2 JP S594077 Y2 JPS594077 Y2 JP S594077Y2 JP 1194276 U JP1194276 U JP 1194276U JP 1194276 U JP1194276 U JP 1194276U JP S594077 Y2 JPS594077 Y2 JP S594077Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
wall material
flame
coating layer
granules
Prior art date
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Expired
Application number
JP1194276U
Other languages
English (en)
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JPS52104670U (ja
Inventor
弘 稲垣
昭一 村上
Original Assignee
株式会社クラレ
桂陽繊維工業株式会社
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Publication date
Application filed by 株式会社クラレ, 桂陽繊維工業株式会社 filed Critical 株式会社クラレ
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Publication of JPS594077Y2 publication Critical patent/JPS594077Y2/ja
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軽量でしかも難燃性に富み、骨材の脱落のない
シート状壁材に関するものである。
従来、壁紙として、土砂粒を紙の表面に接着したものが
知られているが、これらは施工前ロールに巻かれた状態
で取り扱われるため、その重量が大であることが妨げと
なっている。
しかも、この種のものは土砂粒がザラザラした外観を呈
し、肌が接したとき傷付けることが多くまたこの土砂粒
の脱落も多い。
なお、軽量化のために、土砂粒に代わってパーライトが
用いられることが検討されているが、このパーライトは
多孔質材であり脆く、こわれ易いという欠点があり、壁
紙からのパーライトの破壊による脱落は著しい欠陥とな
る。
しかも、ザラザラした外観そのものは以前として改善さ
れない。
本考案はこのような欠点をなくさんとしたものであり、
特徴とするところは、難燃性シート材料に対して、表面
に無機材料の微粉末を混入した被膜を有する軽量石材の
粒状物を接着してなるシート状壁材にある。
まず、本考案の基材となるシート材料は、難燃剤を含む
かそれによって表面加工されたゴム、合成樹脂シート、
紙、布帛(編織布、不織布)あるいは難燃性材料からな
るものである。
本考案においては殊に、難燃性繊維からなる紙、布が軽
量であり、粒状物との接着性が良好である。
本考案は、このような難燃性シート材料に対して、特殊
な粒状物を接着する。
この粒状物は、軽量石材の粒状物の表面に多量の炭酸カ
ルシウムの微粉末を混入した被膜層を形成したものであ
る。
この被膜層は、ゴム、合成樹脂あるいは無機系接着剤に
対して炭酸カルシウムの微粉末を混入したもので、脆い
軽量石材の破壊強度を補ない、軽量石材の粒状物全体に
丸味を付与し、表面に平滑性を付与して、従来の土砂等
の欠陥をなくするものである。
特に被膜層は、ゴム、合戊壷脂からなる弾力性および皮
膜としての強力の大なるものが有効であり、これによっ
て、軽量石材がある程度破壊されても粒状形態を消失し
ないものとすることができる。
ただ、本考案における被膜層は、それ自体、適度の表面
の硬さと難撚性を有するために、炭酸カルシウムの粉末
を多量に含んでいることが重要である。
この量はゴム等に対して固形分で0.1〜3倍(重量比
)程度である。
この炭酸カルシウムは被膜層は十分な難燃性を付与する
と共に、粒状物に白色効果を与えて、以後の着色を容易
にするという実用上大きな効果を有するものである。
なお、この被膜層は、軽量石材の粒状物の半径の5%以
上の厚さを有していれば十分であるが、50%以上にな
ると粒状物の重量が増大し、軽量化の目的を遠戚し得な
い。
本考案においては、従来の方法により前述の粒状物をシ
ート材料面に接着する。
この場合、接着剤も難燃剤を含むものが良い。
第1図は、本考案の一例を示す断面図であり、1は難燃
性シート、2は軽量石材の粒状物、3はその表面の炭酸
カルシウムの微粉末を含む被膜層、4は接着剤である。
この粒状物は、壁用として0・05〜’1mmの粒度で
よい。
本考案によれば、パーライト、天然軽石(例えばカガラ
イト、シラスバルン、ヒル石等)等の軽量石材の耐火性
、軽量性を十分に活用することができ、しかも、その破
壊強度は被膜層にて増強され、粒状物の破壊による脱落
はほとんどなくなり、しかも該被膜層により、粒状物の
表面が活性化し、粒状物間および粒状物とシート材料と
の接着性が改善され、接着不足による粒状物の脱落もな
い。
しかも、粒状物は基材および被膜層、シート材料共に難
燃性であり、本考案の壁材は十分な難燃性を有する。
また、本考案においては、石材の表面のザラ味が被膜層
によって覆われ、しかも全体として丸味を有しているた
め、接触による肌等への危険性もない。
さらに、本考案においては、粒状物のさらに表面に金属
皮膜や着色皮膜を形成し、目的に応じた外観例えばじゆ
楽調等、をもつ壁材を提供することができる。
この皮膜は、合成樹脂に金属粉や顔料を混ぜたものを被
覆することによって行なうなど通常の方法で簡単に形成
し得る。
第2図は前記粒状物の断面を示すもので、2は軽量石材
の粒状物、3は無機材料の粉末を含む被膜層、5は金属
皮膜、6は着色皮膜であり、この粒状物はじゆ楽調の外
観を呈する壁材を提供することができる。
なお、本考案では、第1図の壁材の表面に、透明な塗膜
を形成し、表面のザラ味を消し、肌等への危険性をより
消去することも可能である。
この場合、該塗膜は艶消剤を含むものがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の壁材の断面倒置、第2図は本考案で用
いる好ましい粒状物の断面倒置であり、1はシート材料
、2は軽量石材の粒状物、3は被膜層、4は接着剤、5
は金属皮膜、6は着色皮膜である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.難燃性シートに対して、表面に炭酸カルシウムの微
    粉末を多量に混入した被膜層を有する軽量石材の粒状物
    を接着してなるシート状壁材。 2、難燃性シートが難燃性繊維からなる紙、布である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のシート状壁材。 3、軽量石材の粒状物が、パーライトである実用新案登
    録請求の範囲第1項または第2項記載のシート状壁材。
JP1194276U 1976-02-03 1976-02-03 シ−ト状壁材 Expired JPS594077Y2 (ja)

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JP1194276U JPS594077Y2 (ja) 1976-02-03 1976-02-03 シ−ト状壁材

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Publication Number Publication Date
JPS52104670U JPS52104670U (ja) 1977-08-09
JPS594077Y2 true JPS594077Y2 (ja) 1984-02-04

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ID=28472303

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JPS52104670U (ja) 1977-08-09

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