JPS5940677B2 - オ−トバイロツトの評価関数表示器 - Google Patents

オ−トバイロツトの評価関数表示器

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JPS5940677B2
JPS5940677B2 JP52065557A JP6555777A JPS5940677B2 JP S5940677 B2 JPS5940677 B2 JP S5940677B2 JP 52065557 A JP52065557 A JP 52065557A JP 6555777 A JP6555777 A JP 6555777A JP S5940677 B2 JPS5940677 B2 JP S5940677B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaluation function
signal
switch
integrator
output signal
Prior art date
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Application number
JP52065557A
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English (en)
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JPS541596A (en
Inventor
彌祐 小斉
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Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokyo Keiki Co Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は船舶等の航行体の自動操舵に必要な例えば天候
調整および当て舵調整の調整値等が最適かどうかを判断
する際に利用される評価関数表示器に関する。
一般に船舶等の航行体において自動操舵すなわちオート
パイロットの良否は長い距離に亘つて航行する際に、計
画された設定針路上をこれからはずれることなく、真直
ぐに航行することによつて如何に航行体の速度が適切に
保持され航行時間の節減および燃料の節減等が果される
かというそのときの航行体の経済性によつて判断されて
いる。
従つて船舶等の航行体には積荷の多寡とか、悪天候に遭
遇したときの風・波浪による航行体のヨーイング等の外
乱に対処して保針を計るために、自動操舵機には艙解方
位と舵角を常時記録訂に記録し、これ等の記録によつて
調整すべき個所として天候調整機構とか、当て舵調整機
構等が準備されている。すなわちオートパイロットにと
つては例えば自動操舵機からの複数個の入力信号として
航行体のfl8梶方位と舵角等はその成果に最も関係の
深い複数個の変数であつて、これらを変数とする関数J
を評価関数と呼びオートパイロットの評価基準としてい
る。今ψeは航行体の舶解方位と設定針路方位との偏角
値、δは航行体の舵角、λは航行体に特有の常数とする
と評価関数Jは次のようになる。J■φ2e+λP 評価関数Jが小さくなればなる程良好な調整であるとい
えるが評価関係Jによる評価は一応の目安で、評価関数
を構成する複数の変数の種類および各変数の重みづけを
多面的な諸条件を考慮に入れて、その船に応じた最適な
値が決められねばならぬので今日まだ完壁な評価基準に
よる評価とは言えない不安がある。
さて、積荷やいろいろの外乱等に対応して自動操舵機の
調整部所を再調整する際に、従来は記録計に表示された
記録から目視または舶梶方位と設定針路方位との偏角値
ψE,舵角δを読みとり机上で評価関数Jの値を計算し
て調整の良否を判断していた。
しかしこの方法は目視では判断がしにくく、計算もまた
不便で航海機器の自動化に起因する省力化は緊急の場合
等に未熟練者による操舵を余儀なくしているので、目視
の判断によらず評価関数Jそのもので簡単に判断できる
ものが要望されていた。また操船者にとつては操船の良
し悪しは常に心に掛る問題であつた。航行体は慣性が大
きく、操船結果を知るにはかなりの時間を要するのはや
むを得ないとしても、過去の操船結果が表示され、随時
監視できれば操船者にとつては計り知れない安心感を与
えるもので、このようなモニターが期待されていた。本
発明は上記の事情に鑑み刻々変化する評価関数Jを自動
操舵機からの複数個の信号である例えば偏角値ψeと舵
角δ等の複数個の変数で構成し、これらに関して繰返え
される所定の積分期間を設けて、乗算、積分、加算等の
計算を行ない、その結果求められた評価関数の計算値を
記憶し、これを上記積分期間毎に表示器に示すとともに
、上記積分期間の計算値とこれに続く次の上記積分期間
の計算値とを比較し、それら2つの計算値の差値を求め
ることによつて、評価関数Jが現在は以前より増加した
か減少したかを例えばランプ表示等によつて明示するこ
とが可能で、従来のような記録を目視で読みとり、更に
机上で計算するわづられしさから解放され、操舵調整の
結果を簡単にまた迅速に監視できて、操船者に大きな安
心感を与え得るオートパイロツトの評価関数表示器を提
供することを目的とする。
以下に本発明を図面にもとづき詳細に説明する。
第1図に本発明の一例をプロツク図で示し第2図にその
タイミングチヤートを示す。第1図において自動操舵機
から航行体の舶梶方位と設定針路方位との偏角値ψeを
乗算器1にて2乗し、その出力信号を積分器4にて積分
期間Tの時間間隔にて積分を繰返しつつその第1周期の
平均値を?1で示すと、ψ瞳−+Fy(1)e″Dtで
今φ?1−aで示す。一方同じように自動操舵機から航
行体の舵角δを乗算器2にて2乗し、その出力信号を増
巾器3にて増巾作用によつて常数λ倍し、その出力信号
λ・δ2を積分器6にて積分器4と同期して積分期間T
の時間間隔にて積分を繰返しつつ、その第1周期の平均
値を求めこれをλ・1¥とすれば、λ・FY=4f0T
δ2dtで示され、今λ・7f:bとする。積分期間T
はタイミングコントロール部20からの積分りセツト信
号11によつて制御され第2周期のψE2,δ2はそれ
ぞれψ。22=E,λ・j?=Fl第3周期のψE3,
δ3はそれぞれVe3=I,λ・fく二kと変化するも
のとする。
積分器4と6よりの積分出力信号V1とV3とはそれぞ
れ積分期間Tの時間間隔で積分りセツト信号11よりは
少し進んだスイツチ信号S1によつて開閉されるように
タイミングコントロール部によつて制御されるスイツチ
8と10とをそれぞれ通過して加算器12にて加算され
る。加算値JはJ=″7P?+λ・7)2で示される評
価関数Jである。加算器12の出力信号は積分期間T毎
に、スイツチ信号S,に同期して記憶できるようにタイ
ミングコントロール部よりの記憶制御信号M1によつて
記憶器13に記憶される。記憶器13の記憶出力信号5
は3分岐され、第1の分岐出力信号は表示器19に例え
ば指針表示される。記憶出力信号V5は電圧信号で分岐
によつて大きさは変らない。第2の分岐出力信号は記憶
器13から出力されて、かなり遅れて記憶するようにタ
イミングコントロール部20よりの記憶制御信号M2?
はつて記憶器14に入力され記憶される。記憶器14の
記憶出力信号6と記憶器13の第3の分岐出力信号とは
比較器15にて記憶出力信号V6を基準として比較され
、その結果は正または負の差出力信号V7を得る。差出
力信号V7はタイミングコントロール部20よりの記憶
制御信号M2より少し進んだラツチクロツク信号Rによ
つてラツチ部16に入り記憶される。ラツチ部16はそ
の記憶内容により表示灯17または18を点灯させる出
力信号を出す。すなわち例えば差出力信号7が正の場合
はa+b>e+fとなることから評価関数Jが減少した
時を示し、この正の差出力信号V7がラツチ部16に記
憶された積分期間Tの間は表示灯17または18の一方
が点灯して、評価関数Jが減少したことを示す。第2図
にタイミングコントロール部20よりの制御信号ならび
に第1図に示す要所の出力信号等の波形をタイミングチ
ヤートとして示す。第1図の記憶器13の記憶出力信号
5は一次遅れ要素を入れて第2図に示すように出力信号
5′とするのが効果的である。更に評価関数Jのより細
かい時々刻々の表示を要求される場合には積分器の数を
2倍、3倍・・・n倍に増加し、すなわち乗算器1と2
増巾器3、積分器4と6、スイツチ8と10および加算
器12よりなる1組の計算手段をn組として積分期間T
の1/nづつ遅れて積分を行なうようにすればよい。
一例として積分器の数を2倍にした実例のプロツク図を
第3図に示す。第4図は第3図のタイミングチヤートで
ある。第3図において第1図と同一符号は、第1図に示
す要素と同一要素を示し、これ等の構成および動作は同
一なものとする。第3図において積分器4への入力端を
分岐して積分器5へ導き、積分器5の出力端をスイツチ
9へ導き、その出力端をスイツチ8と共に加算器12へ
接続する。また積分器6への入力端を分岐して積分器7
へ導き、積分器7の出力端をスイツチ11へ導き、その
出力端をスイツチ10の出力端と共に加算器12へ接続
する。また記憶制御信号M1およびM2ならびにラツチ
クロツク信号Rの繰返えされる周期は積分期間Tの1/
2とする。今積分出力信号,が所定の積分期間Tにおい
てa、これに続く積分期間Tにおいてe1次にiと変化
し、積分器6の積分出力信号V3が同様にB,f,k・
・・と変化し、積分器5の積分出力信号2が同様にC,
g,l・・・と変化し、積分器7の積分出力信号4が同
様にD,h,m・・・と変化する場合に各部の動作は第
1図で説明したと全く同様であるので省略するが、その
タイミングチヤートは第4図のようになる。第4図にお
いては記憶出力信号V,の大きさをi+k=l+M,i
+k>g+Ha+b>c+d>e+fなる関係があるも
のとする。第3図は積分器の数が2倍の場合であるが積
分器の数がn倍になつたときも全く同様な様態を示すこ
とはいうまでもない。なお、本発明に従えば評価関数J
に止まらず刻々変化する測定値を所定の積分期間Tづつ
繰返し積分して平均値を求め、これを記録し表示すると
ともにその増減の様子を表示することも可能である。以
上説明したように本発明は船舶等の航行体に関するオー
トパイロツトの良否を判断する基準となる評価関数を表
示できるとともにその変化の状況を例えばランプの表示
によつて刻々に表示でき操舵調整の結果を簡単にかつ迅
速に監視できて、操船者に大きな安心感を与え得るオー
トパイロツトの評価関数表示器を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる装置の一例のフロツク図、第2図
は第1図に示す例のタイミングチヤート、第2図は本発
明になる装置の他の実施例のプロツク図、第4図は第2
図に示す例のタイミングチヤートである。 1ないし2・・・・・・乗算器、3・・・・・・増巾器
、4ないし7・・・・・・積分器、8ないし11・・・
・・・スイツチ、12・・・・・・加算器、13ないし
14・・・・・・記憶器、15・・・・・・比較器、1
6・・・・・・ラツチ部、17ないし18・・・・・・
表示灯、19・・・・・・表示器、20・・・・・・タ
イミングコントロール部、11と12・・・・・・積分
リセツト信号、S1とS2・・・・・・スイツチ信号、
R・・・・・・ラツチクロツク信号、M1とM2・・・
・・・記憶制御信号、Vl,V2,3および4・・・・
・・積分出力信号、V5およびV6・・・・・・記憶出
力信号、7・・・・・・差出力信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動操舵装置からの複数個の信号を変数として入力
    され該自動操舵装置の評価関数を一定周期毎に計算する
    乗算器、積分器、スイッチおよび加算器より構成される
    1組の計算手段と、該計算手段より出力された計算値は
    これに続く次の周期の計算値を基準として比較されその
    結果得られる正または負の差出力信号を記憶しその記憶
    内容により表示灯を点灯させるラッチ部と、前記一定周
    期を有する積分リセット信号、該積分リセット信号より
    少し進んだスイッチ信号、該スイッチ信号に同期した第
    1の記憶制御信号、該第1の記憶制御信号より遅れた第
    2の記憶制御信号および該第2の記憶制御信号より少し
    進んだラッチクロック信号をそれぞれ出力して前記積分
    器とスイッチと前記第1ならびに第2の記憶器と前記ラ
    ッチ部を制御するタイミングコントロール部とを有し、
    前記第1の記憶器より出力される前記周期ごとの計算値
    を評価関数として表示器に示すとともに評価関数の増減
    を前記ラッチ部により表示させることを特徴とするオー
    トパイロットの評価関数表示器。
JP52065557A 1977-06-03 1977-06-03 オ−トバイロツトの評価関数表示器 Expired JPS5940677B2 (ja)

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JPS541596A JPS541596A (en) 1979-01-08
JPS5940677B2 true JPS5940677B2 (ja) 1984-10-02

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS581208A (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 Motoda Electronics Co Ltd 軌道制御方式
JPS5810484A (ja) * 1981-07-10 1983-01-21 元田電子工業株式会社 軌道制御方式
JPS58178099U (ja) * 1982-05-24 1983-11-29 横河電機株式会社 自動操舵装置
JP2676737B2 (ja) * 1987-06-26 1997-11-17 日産自動車株式会社 車両の操舵制御装置

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