JPS5940424B2 - 大豆以外の豆等を原料とするなつとうの製造法 - Google Patents
大豆以外の豆等を原料とするなつとうの製造法Info
- Publication number
- JPS5940424B2 JPS5940424B2 JP56070202A JP7020281A JPS5940424B2 JP S5940424 B2 JPS5940424 B2 JP S5940424B2 JP 56070202 A JP56070202 A JP 56070202A JP 7020281 A JP7020281 A JP 7020281A JP S5940424 B2 JPS5940424 B2 JP S5940424B2
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- JP
- Japan
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- beans
- soybeans
- summer
- bacteria
- producing
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はなっとうの製造法に関するものである。
従来なつとうといえは必ず大豆が原料であることは常識
であった。
であった。
本発明はこの常識を破シ黒豆、えんどう、あづき、空豆
等あるいはこれらと従来からの原料である大豆と混ぜ合
せたものなど(以下単に大豆以外の豆等という)を原料
とし、これになつとう菌を接種して発酵させ、大豆以外
の豆等の有する個々の風味を有するなつとうを製造する
新規な方法を提供しようとするものである。
等あるいはこれらと従来からの原料である大豆と混ぜ合
せたものなど(以下単に大豆以外の豆等という)を原料
とし、これになつとう菌を接種して発酵させ、大豆以外
の豆等の有する個々の風味を有するなつとうを製造する
新規な方法を提供しようとするものである。
以下従来のなつとうの製造法を簡単にのべたのち、本発
明の製造法についてのべる。
明の製造法についてのべる。
従来の製造法は次の諸工程よりなっていた。
即ち、
■)大豆を煮る。
2)平均70〜80°Cで蒸す。
3)30〜35℃に冷めたとき、なっとり菌を接種する
。
。
4)むろに入れる。
5)70〜80°Cに温度を上げてなっとり菌を培養す
る。
る。
次に本発明の方法の1実施例について説明すると、本実
施例においては次の工程により構成される。
施例においては次の工程により構成される。
1)大豆以外の豆等を約7時間水につけたのち、約30
分根度煮立てる。
分根度煮立てる。
2)煮た大豆以外の豆等を水で冷す(約5〜10分つ。
好ましくは0℃以下に急激に冷す。3)その後蒸し器に
入れて蒸す(約15分)。
入れて蒸す(約15分)。
4)蒸した大豆以外の豆等を冷えないうちにむろに入れ
、なつとう菌を導入し、70°〜80°Cで醸し続けな
っとり菌を培養する。
、なつとう菌を導入し、70°〜80°Cで醸し続けな
っとり菌を培養する。
5)約6時間醸したのち、新しいなつとう菌をさらに加
え、蒸気を通して30〜35°Cに保つと共に、布きん
又はビニールシート等で覆って湿度をも保持する。
え、蒸気を通して30〜35°Cに保つと共に、布きん
又はビニールシート等で覆って湿度をも保持する。
かくして大豆以外の豆等に完全になつとう菌をつけるこ
とができる。
とができる。
以上の説明で判る通り、本発明においては、従来の方法
と比較して、2)の工程の水冷工程と、5)の工程の再
度なつとう菌を加えて醸成する工程が付加されている。
と比較して、2)の工程の水冷工程と、5)の工程の再
度なつとう菌を加えて醸成する工程が付加されている。
一見単純な工程の付加のととくみられるが多くの実験を
重ねた結果到達した結果であって、これによシ従来不可
能であった大豆以外の豆等へなつとう菌をつけることが
可能となった。
重ねた結果到達した結果であって、これによシ従来不可
能であった大豆以外の豆等へなつとう菌をつけることが
可能となった。
以上本発明によれば、
1)従来の大豆のみを原料とするなつとうに対し、種々
の原料よりなるなつとうであるから、味、種類の面で数
多くのバラエティに富んだなっとり菌による食品を提供
することができる。
の原料よりなるなつとうであるから、味、種類の面で数
多くのバラエティに富んだなっとり菌による食品を提供
することができる。
2)従来なっとり菌は大豆にのみに接種していたが、大
豆以外の材料に接種し発酵させることができるようにな
ったことにより、なっとり菌のより広い研究が可能とな
り、この分野の研究に寄与するところ非常に犬なるもの
がある。
豆以外の材料に接種し発酵させることができるようにな
ったことにより、なっとり菌のより広い研究が可能とな
り、この分野の研究に寄与するところ非常に犬なるもの
がある。
3)なつとう菌を大豆以外の材料と結びつけることがで
きるようになったため、即ち大豆以外の異質植物たんば
くと結びつけることができるようになったので、消化の
上でも大いに効果を発揮し、栄養学上に及ぼす影響はき
わめて犬である。
きるようになったため、即ち大豆以外の異質植物たんば
くと結びつけることができるようになったので、消化の
上でも大いに効果を発揮し、栄養学上に及ぼす影響はき
わめて犬である。
4)1度煮た豆を水冷(0℃以下が好ましい)に冷却し
、これを再度加熱し、なっとり菌を導入するので、従来
の大豆なっとぅ製造法では不可能であった黒豆等のなっ
とぅ製造が可能となった。
、これを再度加熱し、なっとり菌を導入するので、従来
の大豆なっとぅ製造法では不可能であった黒豆等のなっ
とぅ製造が可能となった。
即ち最初加熱後冷却し、再度加熱するという工程を有す
ることにょシ、なっとり菌の非常につき易い状態を付与
することができるようになった。
ることにょシ、なっとり菌の非常につき易い状態を付与
することができるようになった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の1)〜5)の工程よりなる大豆以外の豆等を原
料とするなつとうの製造法 1)大豆以外の豆等を水につけたのち煮る工程。 2)水で冷す(好ましくは0℃以下に冷す)工程。 り蒸し器で蒸す工程。 4)蒸したものをむろに入れなつとう菌を導入し醸す工
程。 5)醸したのち、新しいなっとり菌をさらに加え、蒸気
を通して所定の温度と所定の湿度に保持する工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56070202A JPS5940424B2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 大豆以外の豆等を原料とするなつとうの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56070202A JPS5940424B2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 大豆以外の豆等を原料とするなつとうの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57186450A JPS57186450A (en) | 1982-11-16 |
JPS5940424B2 true JPS5940424B2 (ja) | 1984-09-29 |
Family
ID=13424693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56070202A Expired JPS5940424B2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 大豆以外の豆等を原料とするなつとうの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940424B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5916387B2 (ja) | 2009-08-03 | 2016-05-11 | 株式会社カネカ | ジペプチジルペプチダーゼ−4阻害剤 |
CN108651762B (zh) * | 2018-04-03 | 2021-08-31 | 中国水产科学研究院珠江水产研究所 | 一种提高鱼类对蚕豆消化利用率的处理方法及蚕豆发酵物 |
-
1981
- 1981-05-12 JP JP56070202A patent/JPS5940424B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57186450A (en) | 1982-11-16 |
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