JPS5940233A

JPS5940233A - 検査用分注装置

Info

Publication number: JPS5940233A
Application number: JP15141282A
Authority: JP
Inventors: Yasunobu Tsukioka; 康信月岡
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-08-31
Filing date: 1982-08-31
Publication date: 1984-03-05
Also published as: JPH0146032B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、医療において、患者から採取した血液・血清
等の検体を検査するために、その検体を並列支持せる複
数のシリンジ（注射筒）に吸引せしめて、それらシリン
ジから、所定量づつ、並列支持せる複数の試験管または
滴定プレートに並列装設せる試験穴に分注していく検査
用分注装置におけるシリンジについての改良に関するも
のである。

医療において、患者から採取した検体を、多数の検査に
供するために、多数の試験管または滴定プレートに並殺
せる多数の試験穴に分注する上述の検査用分注装置は、
通常のものにあっては、第　□２図に示している如く、
機体ａに装設した架台（１）に、多数のシリンジ（２）
（注射筒）・・・を並列支持せしめたヘッド（３）を、
該架台（１１に対し自在に昇降するよう支持せしめ、か
つ、そのヘッド（３）（こ並列支持せしめた各シリンジ
（２）は、それらの各シリンダ（２０）をヘッド（３）
に固定して設けた支持台（３０）に固定して支持し、そ
の各シリンダ（２０）に摺動自在に嵌合する各ピストン
（２１）の上端を、支持台（３０）に対し上下に移動自
在の昇降盤（３１）に、夫々固定して爪側けておき、そ
の昇降盤（３］）をヘッド（３）に設けた作動部材（４
）により、前記支持台（３０）に対し昇降作動させるこ
とで、各ピストン（２１）を−斉に昇降作動させ、各シ
リンダ（２０）に検体の吸引と吐出とを行なわせるよう
にしておいて、前記機体ａのサンプルチックステーショ
ンＵに第１図に示している如く装架せしめておいた検体
が注入されている試験管ｔ５０）　　を支架した試験管
ラック（５）の一つを、ガイドレール（６）により移動
させてヘッド（３）の下方に位置させ、その状態におい
てヘッド（３）を下降させ、次いで昇降盤（１３］）を
上昇させて各シリンジ（２）に吸引作動を行なわせ、次
いで、ヘッド（３）を上昇させ、その状態から前記試験
管ラック（５）を機体ａに設けであるサンプリング済み
ラックステーションＶに送り、ヘッド（３）の下方には
、機体ａの空ラックステーションＷに収容しておいた空
の試験管（７０）が支架しである試験管ラック（力の一
つを、ガイドレール（６）により送り、その状態からヘ
ッド（３）を下降させ、次いで昇降盤（３１）を下動さ
せて各試験管（７０）・・・に検体を分注し、分注し終
えた試験管ラック（力を機体ａに設けである分注済ラッ
クステーションＹに送り、新たな空の試験管ラック（７
）を引き出して分注を続けるようにしている。

そして、この分注の操作を終えた後、サンプルチックス
テーションＵから新たなラック（５）をぢ［き出して検
体を吸引し、同様の分注を続けるが、このとき、各シリ
ンジ（２）内に残溜している前回の検体により新たにサ
ンプリングする検体が汚染されるのを防ぐため、各シリ
ンジ（２）の先端には、第３図に示している如く、使い
捨てのチップ（８）（合成樹脂材よりなるキャップ状の
ピペット）を装脱自在に装着しておき、このチップ（８
）内にだけ検体を吸い上げ、その吸い上げた検体の分注
を終えたとき、該チップ（８）を各シリンジ（２）の先
端から取り外して、新たなチップ（８）を装着し、その
新たなチップ（８）により検体を吸引さすようにしてい
る。

このチップ（８）の各シリンジ（２）に対する装着は、
チップ（８）・・・を、ヘッド（３）の下方に配設し得
るチップラツク（９）の各保持穴（９■・・・に整列さ
せて挿し込んでおき、ヘッド（３）を下降させるか、ま
たは、チップラツク（９）を上昇させることにより、ヘ
ッド（３）に支持せしめである各シリンジ（２）の先端
部を、チップラツク（９）に保持せしめである各チップ
（８）の上部の開放口（８０）内に押し込み各シリンジ
（２）と各チップ（８）とを嵌め合わせることで行なう
ようにしているところで、このようにして各シリンジ（
２）の先端に装着する各チップ（８）は、シリンジ爾に
対し気密にかつ強固に嵌着していないと、検体を吸引に
よりサンプリングするときに、外気を吸ぢ［するエアー
洩れを生じ、検体のサンプリングが不能になったり吸引
量が不足したりし、また、検体を分注するときに、チッ
プ（８）が外れる不都合を生せしめる　　　゛ようにな
る問題がある。そしてこの問題は、チップ（８）自体の
個体差や、チップラツク（９）に形設する保持穴（９０
）・・・の製作上の狂いや、また、ヘッド（３）に各シ
リンジ（２）を組付けるときの狂いにより、並列するシ
リンジ（２）・・・の中の幾つかに、どうしても嵌合の
不完全なチップ（８）が出てくるようになる。

本発明における目的は、このチップラツク（９）に並列
保持せしめたチップ（８）・・・に対しヘッド（３）に
支持せしめたシリンジ（２）の先端を嵌合させて装着し
ていくときに生ずるチップ（８）の嵌合不全を確実に防
止する新たな手段を提起することにある。

次にこの目的を達成するための本発明手段を実施例の図
面に従い詳述する。なお、図面符号は、同じ部材につい
ては同じ符号を用いる。

第４図において（１）は機体ａに装架せる架台、（３）
は該架台（１）に昇降自在に支架せるヘッド、（２）は
該ヘッド（３）に並列せしめて装着せるシリンジである
。

シリンジ（２）は、それのシリンダ（２０）が、ピスト
ン（２１）と嵌合するシリンダ部（２Ｏａ）と、チップ
（８）と嵌合する先端部（２ｆ）ｂ　）とに分けて形成
してあって、そのシリンダ部（２０ａ）は前記ヘッド（
３）に固定して設けた支持台（３０）の前端面とその前
端面にネジ（３つにより取付られるホルダー（３３）と
の間に上端側が挾持され、前記固定の支持台（３０）の
下方に配位してヘッド（３）に固定して設けたもう一つ
の支持台（３０）の切欠溝（３４）・・・により下端側
が支持されてヘッド（３）に対し固定した状態に支架し
であるが、先端部（２０ｂ）は前述固定の支持台側のざ
らに下方に配位してヘッド（３）に固定して設けた固定
盤（３５１に、第５図に示している如く保持筒部（３６
）を設けて、その保持筒部（３Ｇ）内に一定の範囲を上
下に自在に移動するよう保持せしめるとともにバネ（３
７）により下限の位置に位置するよう下降側に付勢して
あって、これにより、ヘッド（３）の下降またはチップ
ラツク（９）の上昇によってチップ（８）に対し嵌入し
ていくときに、前記バネ（３ηにより設定される一定の
バネ圧をもって嵌入し、かつ、チップ（８）に対し所定
の圧力で嵌合した後は、バネ０ηを押し縮めて保持筒部
関内をそれの上限位置に向は上昇するようにしである。

そして、この上下に移動自在にヘッド（３）に支持せし
めた先端部（２ｆ）ｂ　）とヘッド（３）に固定状態に
支持せしめた前記シリンダ部（２０ａ　）とは、第４図
に示している如く撓曲自在のチューブ側により接続せし
めである。

なお、シリンジ（２）のピストン（２１）を昇降作動さ
す作動部材（４）は、各ピストン０υの頭部を連結せし
めた昇降盤ｌ３１）に、ヘッド（３）に固定して設けた
駒部・・・に回転自在に軸支せしめた螺子杆（４υ・・
・の各下端を螺合連結して、それ等螺子杆（４１）に該
昇降盤（３１）を吊下げ支持し、それ等螺子杆（４１）
の上端に設けたスプロケット（４り・・・と、ヘッド（
３）に支架せるモーターＭの回転軸に設けたスプロケッ
ト（４３）とに伝導チェノ（４４）をかけ回し、モータ
ーＭを正逆に回転させて螺子杆（４１）・・・を正逆に
回転させることにより、昇降盤（，３＋）を昇降作動さ
せるようにしである。

また、図示する実施例装置において、Ｓは前述のモータ
ーＭの回転量を制御して分注量を設定するための回転数
カウント用のフォトセンサー、Ｘはチップラツク（９）
を収容さすために機体ａに設けたチップラツクステーシ
ョン、（１ｏ）は使用済みチップを回収するために、機
体（１）に抜き差し自在に設けた回収ホッパーである。

次に作用効果について説明すると、上述の如く、本発明
による検査用分注装置は、ヘッド（３）に並列させて設
けたシリンジ（２）・・・の各シリンダ（２０）を、ピ
ストン（２１）に嵌合するシリンダ部（２０ａ）と、チ
ップ（８）を嵌合ざす先端部（２０ｂ　）とに分けて、
シリンダ部（２０ａ）をヘッド（３）に固定して支持し
、先端部（２０ｂ）を一定の範囲内において上下自在に
ヘッド（３）に支持して下降側にバネ（瀦で付勢し、こ
れらシリンダ部（２０ａ）と先端部（２０ｂ）とを撓曲
自在のチューブで接続しているのだから、ヘッド（３）
をチップラツク（９）に対し下降させて（チップラツク
（９）を−に昇させる場合もある。）そのチップラツク
（９）に整列して保持せしめであるチップ（８）・・・
に、ヘッド（３）に並列させて支持せしめであるシリン
ジ（２）の各先端部（２０ｉ））を嵌合させていくとき
、チップ（８）と先に嵌合したシリンジ（２）の先端部
（２０ｂ）がバネ（３７）に抗して押上げられることに
より、他のシリンジ（２）の先端部（２０ｂ）が深くチ
ップ（８）の開放口幀内に嵌入していくようになるので
、全部のシリンジ（２）・の先端部（２０ｂ）にチップ
（８）・・・が充分に嵌合していくようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は検査用分注装置の概要平面図、第２図は従前装
置の要部の斜視図、第３図はチップの側面図、第４図は
本発明装置の要部の一部破断した斜視図、第５図は同上
の部分の縦断正面図である図面符号の説明ａ・・・機体　　　　１・・・架台　　１ｏ・・回収ポ
ツパー２９８．シリンジ　２ｏ・・・シリンダ　２０ａ
・・・シリンダ部２０ｂ・・・先端部　　２１・・・ピ
ストン　　３・ヘッド３０・・支持台　　３１・・・昇
降盤　　　３２・・ネジ３３・・ホルダー　３４・・・
切欠部　　　３５・・・固定盤３６・・保持筒部　３７
・・・バネ　　　　３８・・・チューブ４・・・作動部
材　　４０・・・駒　　　　４１・・・螺子杆４２・・
・スプロケット　４３・・スプロケット　４４・・・伝
導チェノ５１９．試験管ラック　　　５０・・・試験管
６・・レール　　７・・・空の試験管ラック７０・・・
空の試験管Ｕ・・・サンプルチックステーション ■・・・サンプリング済みラックステーションＷ・・・
空ランクステーションＹ・・・分注済ラックステーションＸ・・・チップラツクステーション

Claims

【特許請求の範囲】

ヘッド（３）に並列させて設けたシリンジ（２）・・・
の各シリンダ（２０）を、ピストン（２Ｉ）に嵌合する
シリンダ部（２０ａ）と、チップ（８）を嵌合さす先端
部（２０ｂ　）とに分けて、シリンダ部（２０ａ）をヘ
ッド（３）に固定して支持し、先端部（２Ｑｂ）を一定
の範囲内において上下自在にヘッド（３）に支持して下
降側にバネ０′７）で付勢し、これらシリンダ部（２０
ａ）と先端部（２０ｂ　）とを撓曲自在のチューブで接
続したこ・とを特長とする検査用分注装置。