JPS5940179B2 - 酸化防止剤 - Google Patents
酸化防止剤Info
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- JPS5940179B2 JPS5940179B2 JP52158728A JP15872877A JPS5940179B2 JP S5940179 B2 JPS5940179 B2 JP S5940179B2 JP 52158728 A JP52158728 A JP 52158728A JP 15872877 A JP15872877 A JP 15872877A JP S5940179 B2 JPS5940179 B2 JP S5940179B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D215/00—Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems
- C07D215/02—Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D215/04—Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, directly attached to the ring carbon atoms
- C07D215/06—Heterocyclic compounds containing quinoline or hydrogenated quinoline ring systems having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen atoms or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, directly attached to the ring carbon atoms having only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached to the ring nitrogen atom
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L3/00—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
- A23L3/34—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals
- A23L3/3454—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of liquids or solids
- A23L3/3463—Organic compounds; Microorganisms; Enzymes
- A23L3/3544—Organic compounds containing hetero rings
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/06—Antihyperlipidemics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P9/00—Drugs for disorders of the cardiovascular system
- A61P9/10—Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis
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- C11B—PRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
- C11B5/00—Preserving by using additives, e.g. anti-oxidants
- C11B5/0042—Preserving by using additives, e.g. anti-oxidants containing nitrogen
- C11B5/0064—Heterocyclic compounds containing nitrogen in the ring
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、式(ハ
(ハ
エーcφ−
(式中、Rは水素又は炭素数が1〜4の低級アルキル基
を示し、R1は水素又はメチル基で、環系の6一位以外
のどの位置にもあることができ、nはl、2又は3であ
る)で示される新規化合物よりなる酸化防止剤に関する
。
を示し、R1は水素又はメチル基で、環系の6一位以外
のどの位置にもあることができ、nはl、2又は3であ
る)で示される新規化合物よりなる酸化防止剤に関する
。
本発明の式(1)を有する化合物は、2・2・4トリメ
チル−1・2−ジヒドロキノリン又はその誘導体にして
更にメチル基を含有しているが6位は未置換であるもの
を、一般式R−CHO (式中、Rは前記したのと同じ意味を有す)で示される
アルデヒドと反応させることによつて製造される。
チル−1・2−ジヒドロキノリン又はその誘導体にして
更にメチル基を含有しているが6位は未置換であるもの
を、一般式R−CHO (式中、Rは前記したのと同じ意味を有す)で示される
アルデヒドと反応させることによつて製造される。
反応は、室温から反応混合物の沸点の間の温度に於いて
、触媒好ましくは酸或いは高い比表面積を有する担体に
担持された金属酸化物又は・・ロゲン化物の存在下で行
われる。出発物質のモル比及び反応条件は、望まれる重
合度に従つて調整される。一般式(1)から分るように
本発明による生成物は、メチレン橋によつて互いに結合
された2−4個のジヒドロキノリンユニツトを含んでい
る。
、触媒好ましくは酸或いは高い比表面積を有する担体に
担持された金属酸化物又は・・ロゲン化物の存在下で行
われる。出発物質のモル比及び反応条件は、望まれる重
合度に従つて調整される。一般式(1)から分るように
本発明による生成物は、メチレン橋によつて互いに結合
された2−4個のジヒドロキノリンユニツトを含んでい
る。
これらのメチレン橋は、殆んどの場合、環系の6一位に
結合されているが、或る場合には、他の位置特に8一位
に結合することができる。この数年間、酸化防止剤の使
用は人間及び動物の治療に於いては勿論のこと、工業及
び農業の分野でその重要性を増して来た。
結合されているが、或る場合には、他の位置特に8一位
に結合することができる。この数年間、酸化防止剤の使
用は人間及び動物の治療に於いては勿論のこと、工業及
び農業の分野でその重要性を増して来た。
工業分野、なかでもゴム及びプラスチツク工業に於いて
、異種物質と相溶性であり且つ該物質の有利な物理的諸
性質を酸化損傷に対して高度に安定化させる特定の酸化
防止剤への要望が高まつて米ている。食品工業に有用で
あり又人体及び動物の治療に於ける医薬に有用な酸化防
止剤は、高い酸化防止活性以外に種々の他の要件を満足
させなければならず、しかも、或る場合には、それらは
互いに相反したもので、その組合せには大変な困難を伴
なう。この種の酸化防止剤が満足しなければならない最
も重要な要件を例挙すると、生体組織に対して極めて毒
性の少いこと、広い活性スペクトルを有すること、及び
広範囲の物質に対して高い相溶性を有することである。
これらの酸化防止剤が用いられる特に重要な分野は、食
品の安定化と、容易に分解する有機物質、酸化作用に敏
感な油脂及び酸化作用を促進する金属塩、微量元素など
を含有する食品混合物の安定化である。これらの酸化防
止剤は、肉及び魚粉ならびに他の種々の食品工業生産物
の安定化に特段の効果を有し、又酸化作用に敏感な油脂
及び特に敏感なビタミン類を含有する医薬の安定化に顕
著な効果を有する。上記の目的に用い得る酸化防止剤は
広範囲の種類の物質に於いてその保護活性を示す必要が
あると同時に、通常には活性の低下を招く条件下に於い
てもその効果を維持しなければならない。この数年間に
、特別効果を有する酸化防止剤への要望は、酸化作用の
重要な役割の認識と、又生体組織中で行われる酸化工程
中に生成する過酸化物の有害効果とにより非常に増大し
て米た。
、異種物質と相溶性であり且つ該物質の有利な物理的諸
性質を酸化損傷に対して高度に安定化させる特定の酸化
防止剤への要望が高まつて米ている。食品工業に有用で
あり又人体及び動物の治療に於ける医薬に有用な酸化防
止剤は、高い酸化防止活性以外に種々の他の要件を満足
させなければならず、しかも、或る場合には、それらは
互いに相反したもので、その組合せには大変な困難を伴
なう。この種の酸化防止剤が満足しなければならない最
も重要な要件を例挙すると、生体組織に対して極めて毒
性の少いこと、広い活性スペクトルを有すること、及び
広範囲の物質に対して高い相溶性を有することである。
これらの酸化防止剤が用いられる特に重要な分野は、食
品の安定化と、容易に分解する有機物質、酸化作用に敏
感な油脂及び酸化作用を促進する金属塩、微量元素など
を含有する食品混合物の安定化である。これらの酸化防
止剤は、肉及び魚粉ならびに他の種々の食品工業生産物
の安定化に特段の効果を有し、又酸化作用に敏感な油脂
及び特に敏感なビタミン類を含有する医薬の安定化に顕
著な効果を有する。上記の目的に用い得る酸化防止剤は
広範囲の種類の物質に於いてその保護活性を示す必要が
あると同時に、通常には活性の低下を招く条件下に於い
てもその効果を維持しなければならない。この数年間に
、特別効果を有する酸化防止剤への要望は、酸化作用の
重要な役割の認識と、又生体組織中で行われる酸化工程
中に生成する過酸化物の有害効果とにより非常に増大し
て米た。
この過酸化物は動物の種々の病理学的症状の病因、例え
ば家禽の滲出性病的特異体質、肝臓病、豚の脂肪組織の
黄変、或る線虫幼虫の発生の抑制などに、重要な役割を
果たす。これらの知見に基いて、既に或る種の酸化防止
剤が用いられて病理学的症状の治療に大きな成功をおさ
めてきた。又、酸化防止剤及び或る種のビタミン類特に
ビタミンEの各各の活性間には因果関係が認められた。
そして、酸化防止剤が家禽の脳腫瘤の治療に用いられて
成功をおさめている。最近の研究の結果によれば、老化
、或る器官の早期老衰、生物学的高分子の分解、実質の
退化をもたらす病理学的症状、遺伝性退化、自己免疫病
、放射線障害及び発癌性物質の生成などに重要な役割を
果たすところの生体組織及び他の生物学的組織内に起き
る或る種の遊離ラジカル反応に影響を与えることができ
る。この最近の生物学的及び生化学的研究の結果は又、
酸化防止剤の使用が工業のみならず人体及び動物の治療
に於いて益々重要になつてきたことを示すものである。
生物学的組織に有用であり且つ又、例えば、食品混合物
の安定化のための酸化防止剤を製造するための広範な研
究の結果、1950年代にN・N1−ジフエニル一P−
フエニレンジアミン(DPPD)の使用が提案された。
しかし、この化合物は、その毒性、発癌性及び比較的低
活性のために、上述の目的に有効であることは実証され
ていない。又、上述の目的のために他の種々の化合物が
提案された。即ち、2・6−ジーターシヤリーブチル一
4−ヒドロキシ−トルエン(BHT)、2−ターシヤリ
ーブチル一4−ヒドロキシーアニゾール及び3−ターシ
ヤリーブチル一4−ヒドロキシーアニゾールの異性体混
合物、メルカプトーエチラミン、ポリヒドロキシジフエ
ニル、没食子酸アルキルエステル類及び6−エトキシ−
2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン(
EMQ)がこれらの化合物である。これらの化合物の中
で、BHT及びEMQが食品混合物、及び肉及び魚類食
物ならびに人体及び動物治療の薬品の安定化のために広
く用いられている。しかし、これらの化合物も、毒性に
ついての厳重な要件を満たしていない。WHO/FAO
栄養会議報告書滉40A.B.C(WHO/FAONu
tritiOnMeetingsRepOrtSeri
es滝40A、BlClWHO/FAODAU67・2
9)によれば、LLD5O値が57/K9体重より高い
化合物のみが食品工業及び治療目的のために用いること
ができる。BHT及びEMQ(7)LD5O値は、コー
ンフイールド(COrnfield)によつて改変され
たケルバ一法(K6nbermethOd)により測定
した結果、次の通りである。BHTO.892±0.1
2y/K9 EMQ2.23±0.307/Kg これら化合物の急性的毒性が許容値以上である以外に、
慢性的毒性について行なつた試験も好ましくない結果を
与える。
ば家禽の滲出性病的特異体質、肝臓病、豚の脂肪組織の
黄変、或る線虫幼虫の発生の抑制などに、重要な役割を
果たす。これらの知見に基いて、既に或る種の酸化防止
剤が用いられて病理学的症状の治療に大きな成功をおさ
めてきた。又、酸化防止剤及び或る種のビタミン類特に
ビタミンEの各各の活性間には因果関係が認められた。
そして、酸化防止剤が家禽の脳腫瘤の治療に用いられて
成功をおさめている。最近の研究の結果によれば、老化
、或る器官の早期老衰、生物学的高分子の分解、実質の
退化をもたらす病理学的症状、遺伝性退化、自己免疫病
、放射線障害及び発癌性物質の生成などに重要な役割を
果たすところの生体組織及び他の生物学的組織内に起き
る或る種の遊離ラジカル反応に影響を与えることができ
る。この最近の生物学的及び生化学的研究の結果は又、
酸化防止剤の使用が工業のみならず人体及び動物の治療
に於いて益々重要になつてきたことを示すものである。
生物学的組織に有用であり且つ又、例えば、食品混合物
の安定化のための酸化防止剤を製造するための広範な研
究の結果、1950年代にN・N1−ジフエニル一P−
フエニレンジアミン(DPPD)の使用が提案された。
しかし、この化合物は、その毒性、発癌性及び比較的低
活性のために、上述の目的に有効であることは実証され
ていない。又、上述の目的のために他の種々の化合物が
提案された。即ち、2・6−ジーターシヤリーブチル一
4−ヒドロキシ−トルエン(BHT)、2−ターシヤリ
ーブチル一4−ヒドロキシーアニゾール及び3−ターシ
ヤリーブチル一4−ヒドロキシーアニゾールの異性体混
合物、メルカプトーエチラミン、ポリヒドロキシジフエ
ニル、没食子酸アルキルエステル類及び6−エトキシ−
2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン(
EMQ)がこれらの化合物である。これらの化合物の中
で、BHT及びEMQが食品混合物、及び肉及び魚類食
物ならびに人体及び動物治療の薬品の安定化のために広
く用いられている。しかし、これらの化合物も、毒性に
ついての厳重な要件を満たしていない。WHO/FAO
栄養会議報告書滉40A.B.C(WHO/FAONu
tritiOnMeetingsRepOrtSeri
es滝40A、BlClWHO/FAODAU67・2
9)によれば、LLD5O値が57/K9体重より高い
化合物のみが食品工業及び治療目的のために用いること
ができる。BHT及びEMQ(7)LD5O値は、コー
ンフイールド(COrnfield)によつて改変され
たケルバ一法(K6nbermethOd)により測定
した結果、次の通りである。BHTO.892±0.1
2y/K9 EMQ2.23±0.307/Kg これら化合物の急性的毒性が許容値以上である以外に、
慢性的毒性について行なつた試験も好ましくない結果を
与える。
パンカリ一国立製薬協会(HungarianNati
OnalPharmaceuticalInstitu
te)で行なつた研究の結果によれば、投与量0.56
7/1<gで長期間動物に投与した場合、EMQは食欲
の低下をもたらし且つ体重の増加率を低下せしめる。E
MQを0.50f/Kgの投与量で14日間兎に投与し
た場合にも同様の好ましくない結果が観察された。即ち
、食欲は低下し、更に肝臓の肥大が観察された。〔アイ
・エイ・ゴーント等:Jメ[ドアンドコスメテイツクトキ
シシテイー第3巻445−446頁、1965(1−F
・Gauntetal.:FOOdandCOsmet
icTOx.3、445−446、1965)〕0BH
Tを投与した場合、肝臓中でのコレステロール合成及び
内因性エポキシ化が増大し、更にこの化合物は脂肪酸の
内因性生成及びβ一酸化を促進し且つ姐娠期間を増長す
ることが観察された。又、後効果として、無眼球症の発
症が観察され、この化合物が奇形効果を有することを示
している〔ジ一・パスカル等:アン・ニユトリ・アリム
第23巻、15一62頁、1969(G.Pascal
etal.:Arln.Nutri.Allm23、1
5−62、1969)〕。EMQの更にもう一つの短所
は、この化合物が液体であつて、そのため不均質相での
使用を非常に因難にし、高価にしているということであ
る。
OnalPharmaceuticalInstitu
te)で行なつた研究の結果によれば、投与量0.56
7/1<gで長期間動物に投与した場合、EMQは食欲
の低下をもたらし且つ体重の増加率を低下せしめる。E
MQを0.50f/Kgの投与量で14日間兎に投与し
た場合にも同様の好ましくない結果が観察された。即ち
、食欲は低下し、更に肝臓の肥大が観察された。〔アイ
・エイ・ゴーント等:Jメ[ドアンドコスメテイツクトキ
シシテイー第3巻445−446頁、1965(1−F
・Gauntetal.:FOOdandCOsmet
icTOx.3、445−446、1965)〕0BH
Tを投与した場合、肝臓中でのコレステロール合成及び
内因性エポキシ化が増大し、更にこの化合物は脂肪酸の
内因性生成及びβ一酸化を促進し且つ姐娠期間を増長す
ることが観察された。又、後効果として、無眼球症の発
症が観察され、この化合物が奇形効果を有することを示
している〔ジ一・パスカル等:アン・ニユトリ・アリム
第23巻、15一62頁、1969(G.Pascal
etal.:Arln.Nutri.Allm23、1
5−62、1969)〕。EMQの更にもう一つの短所
は、この化合物が液体であつて、そのため不均質相での
使用を非常に因難にし、高価にしているということであ
る。
一方、BHTは、或る用途の分野例えば家禽の脳腫瘤症
の予防及び治療に於いて、EMQに比べてその活性は遥
かに低い。上記の事項は、広く実際に用いられていると
ころの既知の酸化防止剤の最も秀れたものであるところ
の、例えばBHTとかEMQですら、栄養、料理調製及
び治療の厳格な要件には合わないということを、はつき
りと示している。
の予防及び治療に於いて、EMQに比べてその活性は遥
かに低い。上記の事項は、広く実際に用いられていると
ころの既知の酸化防止剤の最も秀れたものであるところ
の、例えばBHTとかEMQですら、栄養、料理調製及
び治療の厳格な要件には合わないということを、はつき
りと示している。
かくして、前述の目的に使用し得るところの活性ある酸
化防止剤への大きな要望が今なお存在する。そこで、わ
れわれは以外にも、一般式(1)で表わされる化合物群
が無毒性であり、生体組織及び非生体の両者中に於いて
その活性を発揮することを知見した。
化防止剤への大きな要望が今なお存在する。そこで、わ
れわれは以外にも、一般式(1)で表わされる化合物群
が無毒性であり、生体組織及び非生体の両者中に於いて
その活性を発揮することを知見した。
これらの化合物は、化学工業及び食品工業に於いて、又
治療的な目的のために利用することができ、現在まで知
られているどの物質よりも秀れた結果を示す。一般式(
1)の化合物は、2・2・4−メリメチル1・2−ジヒ
ドロキノリン又はその誘導体にして更にメチル基を含有
しているが6一位は未置換であるもの、例えば2・2・
4・7ーテトラメチル一1・2−ジヒドロキノリン、或
いはそれら化合物の塩を適当な脂肪族アルデヒドと縮合
させることによつて製造することができる。
治療的な目的のために利用することができ、現在まで知
られているどの物質よりも秀れた結果を示す。一般式(
1)の化合物は、2・2・4−メリメチル1・2−ジヒ
ドロキノリン又はその誘導体にして更にメチル基を含有
しているが6一位は未置換であるもの、例えば2・2・
4・7ーテトラメチル一1・2−ジヒドロキノリン、或
いはそれら化合物の塩を適当な脂肪族アルデヒドと縮合
させることによつて製造することができる。
縮合反応は反応溶媒中に於いて触媒の存在下で室温から
反応混合物の沸点までの間の温度で行なうのが好ましい
。アルデヒドは普通ジヒドロキノリン体1モル当り0.
5−1.0モル、好ましくは0.5−0.6モル用いる
。この反応で、メチレン橋で互いに結合された2−4個
のジヒドロキノリンユニツトよりなり、そこでメチレン
橋は芳香族環のどの位置に結合していることもできるが
王として6一位に結合しているところの縮合生成物が生
成する。2・2・4−トリメチル−1.2−ジヒドロキ
ノリン及びその6−エトキシ誘導体(EMQ)のような
単量体化合物と異り、上記の縮合生成物は急性或いは慢
性の毒性が検知されず、又、類似の構造を有する単量体
ジヒドロキノリン例えばEMQと同じように良好な酸化
防止効果を保持し、且つ対応する単量体より更に秀れた
効果を有する。
反応混合物の沸点までの間の温度で行なうのが好ましい
。アルデヒドは普通ジヒドロキノリン体1モル当り0.
5−1.0モル、好ましくは0.5−0.6モル用いる
。この反応で、メチレン橋で互いに結合された2−4個
のジヒドロキノリンユニツトよりなり、そこでメチレン
橋は芳香族環のどの位置に結合していることもできるが
王として6一位に結合しているところの縮合生成物が生
成する。2・2・4−トリメチル−1.2−ジヒドロキ
ノリン及びその6−エトキシ誘導体(EMQ)のような
単量体化合物と異り、上記の縮合生成物は急性或いは慢
性の毒性が検知されず、又、類似の構造を有する単量体
ジヒドロキノリン例えばEMQと同じように良好な酸化
防止効果を保持し、且つ対応する単量体より更に秀れた
効果を有する。
本発明による縮合生成物のもう一つの利点は、キレート
形成能力を有することであり、従つて重金属イオン、中
でも銅イオンを結合することができ、これによつて組織
中でも酸化からの保護を促進する。更に、アミン型単量
体酸化防止剤と同様に、この縮合生成物は酸化過程中に
生成するヒドロパーオキシドを分解することができ、そ
して、かくして生成する遊離ラジカルを結合することが
できる。一般式(1)で基本的に特徴ずけられるジヒド
ロキノリン−アルデヒド縮合生成物の縮合度、即ち、該
生成物中に存在するジヒドロキノリンユニツトの数は、
第一に、縮合に利用される反応条件及び出発物質のモル
比に依存する。縮合反応を上記の条件下で実施すると、
2−4個のジヒドロノリンユニツトを含有する分子から
主としてなる混合物が得られる。一般式(1)の縮合生
成物を含有する酸化防止剤はこれまで知られていない。
形成能力を有することであり、従つて重金属イオン、中
でも銅イオンを結合することができ、これによつて組織
中でも酸化からの保護を促進する。更に、アミン型単量
体酸化防止剤と同様に、この縮合生成物は酸化過程中に
生成するヒドロパーオキシドを分解することができ、そ
して、かくして生成する遊離ラジカルを結合することが
できる。一般式(1)で基本的に特徴ずけられるジヒド
ロキノリン−アルデヒド縮合生成物の縮合度、即ち、該
生成物中に存在するジヒドロキノリンユニツトの数は、
第一に、縮合に利用される反応条件及び出発物質のモル
比に依存する。縮合反応を上記の条件下で実施すると、
2−4個のジヒドロノリンユニツトを含有する分子から
主としてなる混合物が得られる。一般式(1)の縮合生
成物を含有する酸化防止剤はこれまで知られていない。
本発明の出発物質として用いられる単量体2・2・4−
トリメチル−1・2−ジヒドロキノリンは公知の物質で
ある。出発物質の製造方法ならびに特性については、バ
イエルリジャーナルプラクテイツシユヘミ一第2巻33
、401頁、1886(Bayer:J.Prakt.
Chem.2、33、401、1886)及びコンベリ
ブレチンソシエテシミーフランス第49巻、89頁、1
886(COmbes:Bull.SOc.Chem.
France49、89、1888)に記載されている
。ダブルユ・エツチ・クリフエリジヤーナルオブケミカ
ルソサイエテイ一、ロンドン第1933号、1329頁
(W.H.Cllffe:J.Chem.SOc.LO
ndOnll933、1329)に、上記化合物とホル
ムアルデヒド又は或る種の芳香族アミンとの縮合物応が
記載されている。しかし、その反応はジヒドロキノリン
1モル当りホルムアルデヒド4モルを用い20℃の温度
で少くとも2時間反応させている。しかし、この条件で
は、2級アミン構造を有する一般式(1)に類似の化合
物は生成しなくて、この生成物中に於いては、ジヒドロ
キノリンユニツトは複素環の窒素原子に結合しているメ
チレン橋によつて互いに結合されている。3級アミン型
のこれらの化合物は一般式(1)の化合物とは全く異な
つた挙動を示す。
トリメチル−1・2−ジヒドロキノリンは公知の物質で
ある。出発物質の製造方法ならびに特性については、バ
イエルリジャーナルプラクテイツシユヘミ一第2巻33
、401頁、1886(Bayer:J.Prakt.
Chem.2、33、401、1886)及びコンベリ
ブレチンソシエテシミーフランス第49巻、89頁、1
886(COmbes:Bull.SOc.Chem.
France49、89、1888)に記載されている
。ダブルユ・エツチ・クリフエリジヤーナルオブケミカ
ルソサイエテイ一、ロンドン第1933号、1329頁
(W.H.Cllffe:J.Chem.SOc.LO
ndOnll933、1329)に、上記化合物とホル
ムアルデヒド又は或る種の芳香族アミンとの縮合物応が
記載されている。しかし、その反応はジヒドロキノリン
1モル当りホルムアルデヒド4モルを用い20℃の温度
で少くとも2時間反応させている。しかし、この条件で
は、2級アミン構造を有する一般式(1)に類似の化合
物は生成しなくて、この生成物中に於いては、ジヒドロ
キノリンユニツトは複素環の窒素原子に結合しているメ
チレン橋によつて互いに結合されている。3級アミン型
のこれらの化合物は一般式(1)の化合物とは全く異な
つた挙動を示す。
例えば、塩酸には溶解しないし、2級アミン型の化合物
より一けた低い塩基性を示し、又全く異なるクロマトグ
ラフ特性を示す。これらの3級アミン型化合物は酸化防
止効果を全く有しない。3級アミン型の同じ生成物はデ
イ一・グレーグ(D.Craig)によつてジヤーナル
・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエテイ一第60
巻、1458−1465頁、1938(J.Am.Ch
em.SOc.6O、1458一1465、1938)
にも記載されている。
より一けた低い塩基性を示し、又全く異なるクロマトグ
ラフ特性を示す。これらの3級アミン型化合物は酸化防
止効果を全く有しない。3級アミン型の同じ生成物はデ
イ一・グレーグ(D.Craig)によつてジヤーナル
・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエテイ一第60
巻、1458−1465頁、1938(J.Am.Ch
em.SOc.6O、1458一1465、1938)
にも記載されている。
かくして、2・2・4−トリメチル−1・2一ジヒドロ
キノリン及びその置換誘導体とホルムアルデヒド又は他
の脂肪族アルデヒドとの縮合生成物で、一般式(1)と
類似の構造を基本的に有し且つ2級アミン特性を示すも
のは、これ又新規な物質である。本発明に係る2・2・
4−トリメチル−1・2ジヒドロキノリン又はその誘導
体にして更にメチル基を含有しているが6一位は未置換
であるものとアルデヒドとの縮合生成物で酸化防止活性
を有し、一般式(1)(式中R.Rl及びnは前に定義
した通り)に基本的に対応する化合物は、2・2・4−
トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン又はその誘導体
で更にメチル基を含有しているが6位は未置換であるも
の、或いはそれら化合物の酸付加塩を、一般式R−CH
O (式中、Rは前に定義した通り)のアルデヒドと、溶媒
及び好ましくは酸性触媒の存在下に室温から反応混合液
の沸点までの間の温度で縮合させ、上記アルデヒド化合
物は好ましくは上記ジヒドロキノリン化合物1モル当り
0.5−1.0モル用いることによつて製造される。
キノリン及びその置換誘導体とホルムアルデヒド又は他
の脂肪族アルデヒドとの縮合生成物で、一般式(1)と
類似の構造を基本的に有し且つ2級アミン特性を示すも
のは、これ又新規な物質である。本発明に係る2・2・
4−トリメチル−1・2ジヒドロキノリン又はその誘導
体にして更にメチル基を含有しているが6一位は未置換
であるものとアルデヒドとの縮合生成物で酸化防止活性
を有し、一般式(1)(式中R.Rl及びnは前に定義
した通り)に基本的に対応する化合物は、2・2・4−
トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン又はその誘導体
で更にメチル基を含有しているが6位は未置換であるも
の、或いはそれら化合物の酸付加塩を、一般式R−CH
O (式中、Rは前に定義した通り)のアルデヒドと、溶媒
及び好ましくは酸性触媒の存在下に室温から反応混合液
の沸点までの間の温度で縮合させ、上記アルデヒド化合
物は好ましくは上記ジヒドロキノリン化合物1モル当り
0.5−1.0モル用いることによつて製造される。
上記方法の条件下に於いては2・2・4−トリメチル−
1・2−ジヒドロキノリン分子はアルデヒドから6一位
の炭素原子の上に形成されるメチレン橋に結合されてい
るから、R1及びR2が各各水素を示す化合物を出発物
質とする時、ビス(2・2・4−トリメチル−1・2−
ジヒドロキノリル一6)−メタン(以後、XAXと略称
する)、3又は4個のジヒドロキノリンユニツトを含有
する高い縮合度を有する対応誘導体或いはそれらの混合
物が得られる。
1・2−ジヒドロキノリン分子はアルデヒドから6一位
の炭素原子の上に形成されるメチレン橋に結合されてい
るから、R1及びR2が各各水素を示す化合物を出発物
質とする時、ビス(2・2・4−トリメチル−1・2−
ジヒドロキノリル一6)−メタン(以後、XAXと略称
する)、3又は4個のジヒドロキノリンユニツトを含有
する高い縮合度を有する対応誘導体或いはそれらの混合
物が得られる。
発明者の観察によれば、高い縮合度を有する誘導体に於
いては、更に形成されるメチレン橋は主としてジヒドロ
キノリン環の8一位に結合している。縮合反応が終了す
ると、出発物質の未反応ジヒドロキノリン単量体は反応
混合液から除去される。
いては、更に形成されるメチレン橋は主としてジヒドロ
キノリン環の8一位に結合している。縮合反応が終了す
ると、出発物質の未反応ジヒドロキノリン単量体は反応
混合液から除去される。
未反応物質は、好ましくは過熱水蒸気を用いての水蒸気
蒸留、又例えばトルエン又はアセトン−エタノール混合
物の存在下での共沸蒸留、或いは未反応出発物質のみが
溶出するところのPH値であるPH3−4.5の水性媒
体による抽出によつて除去することができる。未反応出
発物質の除去のために必要な此の精製工程を経て得られ
る生成物は、一般に、それ以上の処理をすることなく殆
んどの分野のための酸化防止剤として用いることができ
る。
蒸留、又例えばトルエン又はアセトン−エタノール混合
物の存在下での共沸蒸留、或いは未反応出発物質のみが
溶出するところのPH値であるPH3−4.5の水性媒
体による抽出によつて除去することができる。未反応出
発物質の除去のために必要な此の精製工程を経て得られ
る生成物は、一般に、それ以上の処理をすることなく殆
んどの分野のための酸化防止剤として用いることができ
る。
しかしながら、例えば食品又は製薬工業のように高い純
度を必要とする分野に用いる場合には、この遊離塩基又
はその酸付加塩は、水性又は非水性溶媒からの再結晶法
或いぱ例えば濃塩酸を用いての有機溶媒からの塩の沈澱
法を利用することによつて精製することができる。酸化
防止剤のこの沈澱して来た酸付加塩は酸水溶液で洗滌す
ることができ、更にその後アルカリを用いることによつ
て塩基にすることができる。本発明による新規な酸化防
止剤は結晶固体であり、その物理的諸特性は実用的見地
から非常に有利である。
度を必要とする分野に用いる場合には、この遊離塩基又
はその酸付加塩は、水性又は非水性溶媒からの再結晶法
或いぱ例えば濃塩酸を用いての有機溶媒からの塩の沈澱
法を利用することによつて精製することができる。酸化
防止剤のこの沈澱して来た酸付加塩は酸水溶液で洗滌す
ることができ、更にその後アルカリを用いることによつ
て塩基にすることができる。本発明による新規な酸化防
止剤は結晶固体であり、その物理的諸特性は実用的見地
から非常に有利である。
これらの化合物は通常用いられる殆んどの有機溶媒、例
えばベンゼン、その他の炭化水素類、四塩化炭素、クロ
ロホルム、アセトン、氷醋酸、ジオキサンなどに極めて
可溶である。重縮合度によつては、この化合物の或るも
のはメタノール又ぱエタノールにも溶解する。この新規
な酸化防止剤は水及び稀薄アルカリ水溶液には不溶であ
るが、稀薄酸の中では酸付加塩を生成する。この生成物
は無昧無臭で、腐食性はなく、有機物質に不活性で且つ
着色作用を有さない。更に、これら化合物は生ゴム及び
その関連物質中に容易に分散し、移動及びブルームし難
く且つ生体組織に完全に無害である。これらの有利な諸
特性の故に、本発明の生成物はプラスチツク及びゴム類
の安定化、食品及び栄養物の酸化損傷に対する保護及び
治療目的のために好ましく用いられる。それ故、ビス一
(2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリル
一6)−メタン(XAX)、更にメチル基を含有するそ
の誘導体及びそれら化合物の酸付加塩は、工業において
、又食品調製或いは治療目的のための酸化防止剤として
極めて有利に用いることができる。
えばベンゼン、その他の炭化水素類、四塩化炭素、クロ
ロホルム、アセトン、氷醋酸、ジオキサンなどに極めて
可溶である。重縮合度によつては、この化合物の或るも
のはメタノール又ぱエタノールにも溶解する。この新規
な酸化防止剤は水及び稀薄アルカリ水溶液には不溶であ
るが、稀薄酸の中では酸付加塩を生成する。この生成物
は無昧無臭で、腐食性はなく、有機物質に不活性で且つ
着色作用を有さない。更に、これら化合物は生ゴム及び
その関連物質中に容易に分散し、移動及びブルームし難
く且つ生体組織に完全に無害である。これらの有利な諸
特性の故に、本発明の生成物はプラスチツク及びゴム類
の安定化、食品及び栄養物の酸化損傷に対する保護及び
治療目的のために好ましく用いられる。それ故、ビス一
(2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリル
一6)−メタン(XAX)、更にメチル基を含有するそ
の誘導体及びそれら化合物の酸付加塩は、工業において
、又食品調製或いは治療目的のための酸化防止剤として
極めて有利に用いることができる。
その有利な諸特性の故に、これらの化合物は諸工業、な
かんずくゴム工業に於いて酸化防止剤として用いること
ができる。
かんずくゴム工業に於いて酸化防止剤として用いること
ができる。
又これら化合物は、例えば加硫ゴム製品の酸化、老化及
び光及び熱による損傷に対して好ましい保護能を有する
。これら化合物は5重量%の量を添加するだけでも、加
硫処理ゴム製品に何らブルーミングを生じない。又一方
、0.5−1重量%の低濃度で酸化損傷に対して完全な
保護を与える。この物質は全く毒性症を惹起しない事実
により、生体組織に直接に接触するゴム製品中に含有さ
せることもできる。この新規な酸化防止剤は又、乗物用
空気タイヤ、ゴム製カーペツト、コンベアベルト、ゴム
パイプ、靴底、その他のゴム工業製品及びプラスチツク
製玩具、衛生製品の酸化損傷及び老化に対する保護ため
に用いることができ、良好な結果が得られる。この新規
な化合物は完全に無毒性であるので、養蓄、食品工業及
び治療目的のために極めて有利に用いることができる。
急性及び慢性の毒性について行なつた結果によれば、こ
の新規な酸化防止剤は前述の既知の防止剤の持つている
欠点を全然有さず、特に治療目的のための使用に有利で
ある。例えばXAXは5y/Kg体重の投与によつても
兎に何らの毒性症状を示さず、そのてXAXを1日投与
量0,25W!9/K9で3週間連続投与しても組織又
は細胞に何らの損傷は認められなかつた。同様の投与量
でXAXを兎に90日間連続投与した後にも、何ら有害
効果は認められなかつた。動物の体重増加率或いは血液
像にも何らの悪影響はなく、又XAXを投与せずに同一
の条件下に置いた動物と比較して、動物の或る器管の過
剰重量増加も全く認められなかつた。この新規の本発明
の酸化防止剤は、治療において特に重要な利点を有する
。
び光及び熱による損傷に対して好ましい保護能を有する
。これら化合物は5重量%の量を添加するだけでも、加
硫処理ゴム製品に何らブルーミングを生じない。又一方
、0.5−1重量%の低濃度で酸化損傷に対して完全な
保護を与える。この物質は全く毒性症を惹起しない事実
により、生体組織に直接に接触するゴム製品中に含有さ
せることもできる。この新規な酸化防止剤は又、乗物用
空気タイヤ、ゴム製カーペツト、コンベアベルト、ゴム
パイプ、靴底、その他のゴム工業製品及びプラスチツク
製玩具、衛生製品の酸化損傷及び老化に対する保護ため
に用いることができ、良好な結果が得られる。この新規
な化合物は完全に無毒性であるので、養蓄、食品工業及
び治療目的のために極めて有利に用いることができる。
急性及び慢性の毒性について行なつた結果によれば、こ
の新規な酸化防止剤は前述の既知の防止剤の持つている
欠点を全然有さず、特に治療目的のための使用に有利で
ある。例えばXAXは5y/Kg体重の投与によつても
兎に何らの毒性症状を示さず、そのてXAXを1日投与
量0,25W!9/K9で3週間連続投与しても組織又
は細胞に何らの損傷は認められなかつた。同様の投与量
でXAXを兎に90日間連続投与した後にも、何ら有害
効果は認められなかつた。動物の体重増加率或いは血液
像にも何らの悪影響はなく、又XAXを投与せずに同一
の条件下に置いた動物と比較して、動物の或る器管の過
剰重量増加も全く認められなかつた。この新規の本発明
の酸化防止剤は、治療において特に重要な利点を有する
。
これらの利点がそれらの化合物が全く無害でありしたが
つて何等の危険なく使用できるからという理由によるの
は単にその理由の一部に過ぎない。更に重要なことは、
この新規化合物はその活性及び治療的スペクトル(Th
erapeuticalSpectrum)についても
既知の治療用酸化防止剤より遥かに優れていることであ
る。この新規な酸化防止剤はその病因が判明しておらず
したがつて我々の現在までの知識によつて根本的な処置
ができないいくつかの病理学的症状において極めて有利
な治療的効果を示す。このような症状において見られる
銅イオン濃度の増加又はその他の徴候により遊離ラジカ
ルの形成が推測され、そこでこれらの障害の処置に酸化
防止剤の使用が提唱されよう。これらの病理的症状は例
えば次のものである。老化現象、早発性老衰、例えば細
動脈硬化症、例えば肝硬変症、類澱粉症の如き内因性又
は外因性毒性によつて生ずる実質の変性症、及び遺伝変
性病理学的症状である・これらの化合物は又薬害症の治
療及び悪性腫瘍の転移阻止にも使用できる。治療的見地
より、本発明の新規な酸化防止剤が更に血清コレステロ
ール抑制効果を有することは極めて重要である。
つて何等の危険なく使用できるからという理由によるの
は単にその理由の一部に過ぎない。更に重要なことは、
この新規化合物はその活性及び治療的スペクトル(Th
erapeuticalSpectrum)についても
既知の治療用酸化防止剤より遥かに優れていることであ
る。この新規な酸化防止剤はその病因が判明しておらず
したがつて我々の現在までの知識によつて根本的な処置
ができないいくつかの病理学的症状において極めて有利
な治療的効果を示す。このような症状において見られる
銅イオン濃度の増加又はその他の徴候により遊離ラジカ
ルの形成が推測され、そこでこれらの障害の処置に酸化
防止剤の使用が提唱されよう。これらの病理的症状は例
えば次のものである。老化現象、早発性老衰、例えば細
動脈硬化症、例えば肝硬変症、類澱粉症の如き内因性又
は外因性毒性によつて生ずる実質の変性症、及び遺伝変
性病理学的症状である・これらの化合物は又薬害症の治
療及び悪性腫瘍の転移阻止にも使用できる。治療的見地
より、本発明の新規な酸化防止剤が更に血清コレステロ
ール抑制効果を有することは極めて重要である。
この事実により、これらの酸化防止剤は細動脈硬化症の
予防及び治療に用いることができる。この新規な物質の
効果を、1日当り17のコレステロールで処理した兎で
調べた。兎に1日の投与量0.067/KgのXAXを
70日又は105日間投与して処理した。XAXを投与
しない標準試料としての兎に於いては、コレステロール
の連続投与により血清コレステロール量に相当の増大が
認められたが、本発明の酸化防止剤で処理した兎の場合
は血液中のコレステロールは大巾に減少した。従来公知
の酸化防止剤を用いると、好ましく且つ重要な効果を得
ることは全くできなかつた。本発明の新規物質のもう一
つの重要且つ予期しなかつた特性は、放射線感応効果を
有することである。
予防及び治療に用いることができる。この新規な物質の
効果を、1日当り17のコレステロールで処理した兎で
調べた。兎に1日の投与量0.067/KgのXAXを
70日又は105日間投与して処理した。XAXを投与
しない標準試料としての兎に於いては、コレステロール
の連続投与により血清コレステロール量に相当の増大が
認められたが、本発明の酸化防止剤で処理した兎の場合
は血液中のコレステロールは大巾に減少した。従来公知
の酸化防止剤を用いると、好ましく且つ重要な効果を得
ることは全くできなかつた。本発明の新規物質のもう一
つの重要且つ予期しなかつた特性は、放射線感応効果を
有することである。
本発明の酸化防止剤0.03−0.17/I<9を含有
する食品を与えた・・ツカネズミは、同じ組成を有する
が本防止剤を全く含有しない食品を与えた標準試料とし
てのハツカネズミより遥かに大きな感度を700レント
ゲンの放射に対して示した。この特性により、本発明の
新規な化合物は放射線治療の効果を増加させるために用
いることができる。本発明の新規化合物の此の効果は、
最底量の放射線の長期間にわたる照射で治療した動物の
悪性腫瘍の外観がその動物にXAXを与えることによつ
て、XAXを与えず全く同じ様に放射線照射した標準試
料としての動物に較べて、抑制され得たという事実を明
確に説明できるものである。XAXは又、四塩化炭素に
よつて起こされる肝硬変症に対して大きな予防効果を有
している。ここに記載したすべての結果から、本発明の
新規化合物、なかでもビス一(2・2・4−トリメチル
−1・2−ジヒドロキノリル一6)−メタン(XAX)
及び治療学的に許されるその酸付加塩は、それらの工業
的な用途のほかに、広い分野の治療に用いることができ
、良好な結果を得ることができることが明らかである。
それらの治療的用途に於いて、その化合物の無毒性によ
つて比較的多量の投与が可能である。本発明によるトリ
メチル−及びテトラメチル1・2−ジヒドロキノリンと
アルデヒドとの縮合生成物の物理的及び化学的特性例え
ば分子量及び融点は、重合度即ち一般式中の゛n1の値
によつて決まる。
する食品を与えた・・ツカネズミは、同じ組成を有する
が本防止剤を全く含有しない食品を与えた標準試料とし
てのハツカネズミより遥かに大きな感度を700レント
ゲンの放射に対して示した。この特性により、本発明の
新規な化合物は放射線治療の効果を増加させるために用
いることができる。本発明の新規化合物の此の効果は、
最底量の放射線の長期間にわたる照射で治療した動物の
悪性腫瘍の外観がその動物にXAXを与えることによつ
て、XAXを与えず全く同じ様に放射線照射した標準試
料としての動物に較べて、抑制され得たという事実を明
確に説明できるものである。XAXは又、四塩化炭素に
よつて起こされる肝硬変症に対して大きな予防効果を有
している。ここに記載したすべての結果から、本発明の
新規化合物、なかでもビス一(2・2・4−トリメチル
−1・2−ジヒドロキノリル一6)−メタン(XAX)
及び治療学的に許されるその酸付加塩は、それらの工業
的な用途のほかに、広い分野の治療に用いることができ
、良好な結果を得ることができることが明らかである。
それらの治療的用途に於いて、その化合物の無毒性によ
つて比較的多量の投与が可能である。本発明によるトリ
メチル−及びテトラメチル1・2−ジヒドロキノリンと
アルデヒドとの縮合生成物の物理的及び化学的特性例え
ば分子量及び融点は、重合度即ち一般式中の゛n1の値
によつて決まる。
しかし、本発明の化合物の酸化防止剤性は重合度によつ
ては何ら影響を受けない。上記のことから2個のジヒド
ロキノリンユニツトを含む化合物を更に高い重合反を有
するものから分離することは実際的見地より全く必要の
ないことである。分析の目的のために種々の縮合生成物
の分離が必要な場合には、数回の再結晶又はクロマトグ
ラフイ一によつて分離することができる。次に製造例に
より本発明を更に詳細に説明する。製造例 1346重
量部の2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノ
リン、500重量部のメタノール及び95重量部のホル
ムアルデヒド35%溶液をジャケツト付反応器に導入し
、次に攪拌反応混合物中に250重量部の濃塩酸を徐々
に加える。
ては何ら影響を受けない。上記のことから2個のジヒド
ロキノリンユニツトを含む化合物を更に高い重合反を有
するものから分離することは実際的見地より全く必要の
ないことである。分析の目的のために種々の縮合生成物
の分離が必要な場合には、数回の再結晶又はクロマトグ
ラフイ一によつて分離することができる。次に製造例に
より本発明を更に詳細に説明する。製造例 1346重
量部の2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノ
リン、500重量部のメタノール及び95重量部のホル
ムアルデヒド35%溶液をジャケツト付反応器に導入し
、次に攪拌反応混合物中に250重量部の濃塩酸を徐々
に加える。
添加中、混合物の温度が40℃を超えないように注意す
る。添加後、混合物を同様に30乃至40℃の温度で4
時間攪拌する。得られた粗混合物は約8乃至15%の未
反応の2・2・4−トリメチル−1・2−ジシドロキノ
リンを含むが、2倍の量の水で希釈して濾過し、混合物
に水酸化ナトリウムを加えて生成物を沈澱させる。得ら
れる固形生成物を分離し、トルエン中に溶解させ、溶媒
と或は存在する未反応出発物質を過熱水蒸気によつて行
う水蒸気蒸留によつて除去する。残留物はへキサンによ
り再結晶せしめる。290重量部の生成物が得られ、こ
の生成物は主として、ビス(2・2・4−トリメチル−
1・2−ジヒドロキノリル一6)−メタンであり、又小
量の重合度の比較的高い生成物を含む。
る。添加後、混合物を同様に30乃至40℃の温度で4
時間攪拌する。得られた粗混合物は約8乃至15%の未
反応の2・2・4−トリメチル−1・2−ジシドロキノ
リンを含むが、2倍の量の水で希釈して濾過し、混合物
に水酸化ナトリウムを加えて生成物を沈澱させる。得ら
れる固形生成物を分離し、トルエン中に溶解させ、溶媒
と或は存在する未反応出発物質を過熱水蒸気によつて行
う水蒸気蒸留によつて除去する。残留物はへキサンによ
り再結晶せしめる。290重量部の生成物が得られ、こ
の生成物は主として、ビス(2・2・4−トリメチル−
1・2−ジヒドロキノリル一6)−メタンであり、又小
量の重合度の比較的高い生成物を含む。
生成物の融点は83乃至86℃である。分析値
理論値 C25H3ON2
C−83.80% H−9.38%
N−7.82%
実験値 C=81.65% H−8.34%N=10.
27%沸点を基礎にして計算した生成物の分子量は38
5に増加するが、上記分子式の分子量は、358である
。
27%沸点を基礎にして計算した生成物の分子量は38
5に増加するが、上記分子式の分子量は、358である
。
この差は重合度の比較的高い物質の存在によるものであ
る。製造例 2 製造例1中水酸化ナトリウムで沈澱させた粗生成物をベ
ンゼンに溶解させ、このベンゼン溶液をPH値4の塩酸
水溶液で数回洗浄し或は存在する未反応出発物質を除去
する。
る。製造例 2 製造例1中水酸化ナトリウムで沈澱させた粗生成物をベ
ンゼンに溶解させ、このベンゼン溶液をPH値4の塩酸
水溶液で数回洗浄し或は存在する未反応出発物質を除去
する。
ベンゼンを蒸留によつて除去し、残留物はアセトン及び
水の混合物より再結晶させる。得られた生成物の量と特
性は製造例1に得られたものに対応する。製造例 3
゛ 製造例1と異なる点は2倍の量の水で希釈した混合物の
PHを水酸化ナトリウム溶液で3乃至5に調節するにあ
る。
水の混合物より再結晶させる。得られた生成物の量と特
性は製造例1に得られたものに対応する。製造例 3
゛ 製造例1と異なる点は2倍の量の水で希釈した混合物の
PHを水酸化ナトリウム溶液で3乃至5に調節するにあ
る。
このような条件下で生成物は沈澱し、未反応出発物質の
方は溶液中に残る。沈澱した生成物は水で洗浄して乾燥
する。得られた粗のビス一(2・2・4−トリメチル−
1・2ジヒドロキノリニル−6)−メタンは一般の工業
的目的のためには十分純粋である。分析の目的又は食品
工業又は治療に使用する場合には前記の如く再結晶せし
めればよい。製造例 4 346重量部の2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒ
ドロキノリン、346重量部のメタノール、346重量
部の水及び95重量部のホルムアルデヒド35%溶液を
製造例1で用いた反応器に導入し、180重量部の濃塩
酸を急冷下で混合物中に徐々に加える。
方は溶液中に残る。沈澱した生成物は水で洗浄して乾燥
する。得られた粗のビス一(2・2・4−トリメチル−
1・2ジヒドロキノリニル−6)−メタンは一般の工業
的目的のためには十分純粋である。分析の目的又は食品
工業又は治療に使用する場合には前記の如く再結晶せし
めればよい。製造例 4 346重量部の2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒ
ドロキノリン、346重量部のメタノール、346重量
部の水及び95重量部のホルムアルデヒド35%溶液を
製造例1で用いた反応器に導入し、180重量部の濃塩
酸を急冷下で混合物中に徐々に加える。
加えている間に外側冷却により混合物の温度を50℃以
下に保持する。16時間の反応後、混合物を1000重
量部のアセトンで希釈し、得られた混合物のPH値を水
酸化ナトリウム50%水溶液を加えて約10に調節する
。
下に保持する。16時間の反応後、混合物を1000重
量部のアセトンで希釈し、得られた混合物のPH値を水
酸化ナトリウム50%水溶液を加えて約10に調節する
。
アルカリ性水相の非溶解の水酸化ナトリウムを分離し、
溶媒を有機相より蒸発させる。残留物として得られる酸
化防止剤を水と混合させ、加圧閉鎖容器中で150℃に
加熱し、その後冷却し、固形化生成物を粉砕する。得ら
れる340重量部の生成物は製造例1で得られるものに
等しい性質を有する。製造例 5346重量部の2・2
・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン、115
重量部のホワイトスピリツト(Whitespirit
)及び95重量部のホルムアルデヒド35%溶液の乳濁
液を製造例1に用いられる反応器に導入し、激しく攪拌
している乳濁液に25一重量部の50%硫酸溶液を徐々
に加える。
溶媒を有機相より蒸発させる。残留物として得られる酸
化防止剤を水と混合させ、加圧閉鎖容器中で150℃に
加熱し、その後冷却し、固形化生成物を粉砕する。得ら
れる340重量部の生成物は製造例1で得られるものに
等しい性質を有する。製造例 5346重量部の2・2
・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン、115
重量部のホワイトスピリツト(Whitespirit
)及び95重量部のホルムアルデヒド35%溶液の乳濁
液を製造例1に用いられる反応器に導入し、激しく攪拌
している乳濁液に25一重量部の50%硫酸溶液を徐々
に加える。
1乃至2時間後発熱反応は低下する。
次に混合物を85乃至95℃の温度で更に8時間攪拌し
、その後水酸化ナトリウムでPH9乃至10のアルカリ
性にする。遊離塩基の形で分離する縮合生成物及び生成
する塩化ナトリウムを濾過又は遠心分離によつて集め、
塩化ナトリウムを水洗によつて固体より除去し、得られ
た塩基を水に融解せしめ、冷却する。
、その後水酸化ナトリウムでPH9乃至10のアルカリ
性にする。遊離塩基の形で分離する縮合生成物及び生成
する塩化ナトリウムを濾過又は遠心分離によつて集め、
塩化ナトリウムを水洗によつて固体より除去し、得られ
た塩基を水に融解せしめ、冷却する。
341重量部の酸化防止剤が得られる。
この生成物はホワイトスピリツトからの再結晶後358
の分子量を有する。製造例 6 上記製造例と同様の工程を行うが、異なる点は未反応出
発物質を水蒸気蒸留又は抽出によつて残留物より除去せ
ず、得られた粗混合物の試料を5%ベンゼン溶液中で薄
層クロマトグラフイ一試験し、未反応の2・2・4−ト
リメチル−1・2ジヒドロキノリンの存在する量を決定
する。
の分子量を有する。製造例 6 上記製造例と同様の工程を行うが、異なる点は未反応出
発物質を水蒸気蒸留又は抽出によつて残留物より除去せ
ず、得られた粗混合物の試料を5%ベンゼン溶液中で薄
層クロマトグラフイ一試験し、未反応の2・2・4−ト
リメチル−1・2ジヒドロキノリンの存在する量を決定
する。
このクロマトグラフイ一は95%のベンゼン、4,97
%のブタノール及び0.03%の水の混合物である溶出
剤を用いて活性シリカゲル層上で行う。稀薄過マンガン
酸カリウム水溶液によりスポツトを展開させる。比較試
験において、既知濃度の2・2・4−トリメチル−1・
2−ジヒドロキノリンの試料を用いる。その後上記の如
く得られる粗反応混合物を存在する2・2・4−トリメ
チル−1・2一ジヒドロキノリンのモル当り0.5モル
のホルムアルデヒドと混合し、混合物を↓乃至2時間還
流する。混合物は上記製造例に示す如く処理する。
%のブタノール及び0.03%の水の混合物である溶出
剤を用いて活性シリカゲル層上で行う。稀薄過マンガン
酸カリウム水溶液によりスポツトを展開させる。比較試
験において、既知濃度の2・2・4−トリメチル−1・
2−ジヒドロキノリンの試料を用いる。その後上記の如
く得られる粗反応混合物を存在する2・2・4−トリメ
チル−1・2一ジヒドロキノリンのモル当り0.5モル
のホルムアルデヒドと混合し、混合物を↓乃至2時間還
流する。混合物は上記製造例に示す如く処理する。
製造例 7
354重量部の2・2・4・7ーテトラメチル一1・2
−ジヒドロキノリン、600重量部のメタノール及び4
8重量部のアセトアルデヒドを製造例1で使用した反応
器に還流コンデンサを取付けたものに導入する。
−ジヒドロキノリン、600重量部のメタノール及び4
8重量部のアセトアルデヒドを製造例1で使用した反応
器に還流コンデンサを取付けたものに導入する。
その後210重量部の33乃至34%塩酸溶液を攪拌冷
却される混合物に2時間にわたり徐々に加える。この添
加中、混合物の温度が50℃を超えないように注意する
。添加が完了した時混合物を5時間還流する。得られる
混合物のPHを50%水酸化ナトリウム溶液で9乃至1
0に調節し、その後溶媒を蒸留除去する。
却される混合物に2時間にわたり徐々に加える。この添
加中、混合物の温度が50℃を超えないように注意する
。添加が完了した時混合物を5時間還流する。得られる
混合物のPHを50%水酸化ナトリウム溶液で9乃至1
0に調節し、その後溶媒を蒸留除去する。
残留生成物を超大気圧下で120乃至140℃で水に溶
解させ、その後反応器を換気に、後に未反応出発物質を
水蒸気と共に系より排出する。
解させ、その後反応器を換気に、後に未反応出発物質を
水蒸気と共に系より排出する。
分子量約450の320重量部の黄褐色の生成物が得ら
れる。加熱するとこの生成物は82乃至84℃で軟化し
始めるが、シヤープな融点は持たない。生成物は加熱し
た植物性油脂に良好に可溶で、バルトブルグ(Wart
burg)装置で測定したその酸化抑制度はXAX活性
の約80%である。上記工程においてメタノールの代り
に900重量部の80%酢酸を用いて同様の結果を得る
ことができる。製造例 8 358重量部のビス一(2・2・4−トリメチル−1・
2−ジヒドロキノリル一6)−メタンを700重量部の
ベンゼンに溶解し、この溶液に36.5重量部の乾燥し
た塩化水素ガスを導入する。
れる。加熱するとこの生成物は82乃至84℃で軟化し
始めるが、シヤープな融点は持たない。生成物は加熱し
た植物性油脂に良好に可溶で、バルトブルグ(Wart
burg)装置で測定したその酸化抑制度はXAX活性
の約80%である。上記工程においてメタノールの代り
に900重量部の80%酢酸を用いて同様の結果を得る
ことができる。製造例 8 358重量部のビス一(2・2・4−トリメチル−1・
2−ジヒドロキノリル一6)−メタンを700重量部の
ベンゼンに溶解し、この溶液に36.5重量部の乾燥し
た塩化水素ガスを導入する。
定量的収率で分離されたモノ塩酸塩を濾取し乾燥する。
得られたモノ塩酸塩は水とアルコールに良好※〈に溶け
、エタノールで再結晶後の融点は219℃である。製造
例 9 358重量部のビス−(2・2・4−トリメチル−1・
2−ジヒドロキノリル一6)−メタンを1000重量部
のアセトンに溶解させ、73重量部の乾燥塩化水素ガス
を溶液に導入する。
得られたモノ塩酸塩は水とアルコールに良好※〈に溶け
、エタノールで再結晶後の融点は219℃である。製造
例 9 358重量部のビス−(2・2・4−トリメチル−1・
2−ジヒドロキノリル一6)−メタンを1000重量部
のアセトンに溶解させ、73重量部の乾燥塩化水素ガス
を溶液に導入する。
結晶の形で分離した2塩酸塩を濾取し、水又はエタノー
ルから再結晶させる。こうして得られた2塩酸塩は水及
びアルコールに可溶で、その融点は235℃である。上
記実験で、乾燥塩化水素ガスの代りに少なくとも30%
の濃度の塩酸の当量を用いてもよく、同様の結果が得ら
れる。
ルから再結晶させる。こうして得られた2塩酸塩は水及
びアルコールに可溶で、その融点は235℃である。上
記実験で、乾燥塩化水素ガスの代りに少なくとも30%
の濃度の塩酸の当量を用いてもよく、同様の結果が得ら
れる。
上記の工程と異なるところは、塩酸の代りに98重量部
の濃硫酸を塩基の溶液に加える。
の濃硫酸を塩基の溶液に加える。
得られるXAXの硫酸塩は水及びアルコールに可溶であ
る。実施例 本発明の新規物質XAXを魚粉に添加することにより、
その酸化防止効果を調べた。
る。実施例 本発明の新規物質XAXを魚粉に添加することにより、
その酸化防止効果を調べた。
高い酸化防止効果は有するがその毒性の故に上記の目的
には不適当な既知化合物である6−エトキシ−2・2・
4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン(EMQ)
及び2・6−ジーターシャリーブチル4−ヒドロキシ−
トルエン(BHT)を対照用試料として比較試験を行つ
た。各種の酸化防止剤を含む魚粉の酸素吸収量をバルツ
ブルグ(Wartburg)装置を用いて25℃で測定
し、その結果を酸化防止剤を全く含まない試料について
測定した結果と比較した。
には不適当な既知化合物である6−エトキシ−2・2・
4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン(EMQ)
及び2・6−ジーターシャリーブチル4−ヒドロキシ−
トルエン(BHT)を対照用試料として比較試験を行つ
た。各種の酸化防止剤を含む魚粉の酸素吸収量をバルツ
ブルグ(Wartburg)装置を用いて25℃で測定
し、その結果を酸化防止剤を全く含まない試料について
測定した結果と比較した。
酸素で処理した試料の過酸化物数(PerOxiden
umber)も測定した。得られたデータを第1表に示
す。第1表に示した結果から、本発明による化合物の1
つであるXAXで安定化された魚粉試料は、従来公知の
酸化防止剤を含むか又は酸化防止剤を全く含まないもの
より酸素の吸収量がはるかに少ないことがわかる。
umber)も測定した。得られたデータを第1表に示
す。第1表に示した結果から、本発明による化合物の1
つであるXAXで安定化された魚粉試料は、従来公知の
酸化防止剤を含むか又は酸化防止剤を全く含まないもの
より酸素の吸収量がはるかに少ないことがわかる。
さらに極めて重要なことは本発明の化合物によつて安定
化された該試料は他のものよりも酸素で処理した後の過
酸化物数が遥かに少ないことであつて、本発明の酸化防
止剤は魚粉即ち30%の不飽和油類を含み且つ酸化に敏
感な物質に対する防止作用は既知の酸化防止剤よりも遥
かに高いことがわかる。次に本発明の実施の態様を列挙
する。
化された該試料は他のものよりも酸素で処理した後の過
酸化物数が遥かに少ないことであつて、本発明の酸化防
止剤は魚粉即ち30%の不飽和油類を含み且つ酸化に敏
感な物質に対する防止作用は既知の酸化防止剤よりも遥
かに高いことがわかる。次に本発明の実施の態様を列挙
する。
1.生体組織及び無水物体に於いて酸化防止効果を有し
、化学及び食品工業で酸化損傷に対して保護するために
有用であり且つ治療目的に有用な式(1)(式中、Rは
水素又は炭素数が1〜4の低級アルキル基を示し、R,
は水素又はメチル基で、環系の6位以外の任意の位置に
結合でき、nは1、2又は3である)で示される無毒性
ジヒドロキノリン−アルデヒド縮合生成物又はその酸付
加塩。
、化学及び食品工業で酸化損傷に対して保護するために
有用であり且つ治療目的に有用な式(1)(式中、Rは
水素又は炭素数が1〜4の低級アルキル基を示し、R,
は水素又はメチル基で、環系の6位以外の任意の位置に
結合でき、nは1、2又は3である)で示される無毒性
ジヒドロキノリン−アルデヒド縮合生成物又はその酸付
加塩。
2.一般式(1)で示されるところの、遺伝変性病理学
的症状、老化症状、細動脈硬化症、肝硬変症、薬害症及
び悪性作用の治療の医薬生成物のための酸化防止剤。
的症状、老化症状、細動脈硬化症、肝硬変症、薬害症及
び悪性作用の治療の医薬生成物のための酸化防止剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式(1): ▲数式、化学式、表等があります▼(1)(式中、Rは
水素又は炭素数が1〜4の低級アルキル基を示し、R^
1は水素又はメチル基で、環系の6位以外の任意の位置
に結合でき、nは1、2又は3である)で示される化合
物またはその酸付加塩よりなる酸化防止剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
HU2251/BA-2642 | 1971-09-07 | ||
HUBA2642A HU162358B (ja) | 1971-09-07 | 1971-09-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5467576A JPS5467576A (en) | 1979-05-31 |
JPS5940179B2 true JPS5940179B2 (ja) | 1984-09-28 |
Family
ID=10993333
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8996572A Expired JPS5346839B2 (ja) | 1971-09-07 | 1972-09-07 | |
JP52158728A Expired JPS5940179B2 (ja) | 1971-09-07 | 1977-12-28 | 酸化防止剤 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8996572A Expired JPS5346839B2 (ja) | 1971-09-07 | 1972-09-07 |
Country Status (22)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS5346839B2 (ja) |
AT (1) | AT319250B (ja) |
AU (1) | AU472125B2 (ja) |
BE (1) | BE788509A (ja) |
BG (1) | BG19596A3 (ja) |
CA (1) | CA992546A (ja) |
CH (1) | CH580079A5 (ja) |
CS (1) | CS170505B2 (ja) |
DD (1) | DD101667A5 (ja) |
DE (3) | DE2265400C2 (ja) |
DK (1) | DK135990B (ja) |
ES (2) | ES406433A1 (ja) |
FR (1) | FR2154469B1 (ja) |
GB (1) | GB1390991A (ja) |
HU (1) | HU162358B (ja) |
IT (1) | IT1022011B (ja) |
NL (1) | NL174721C (ja) |
RO (1) | RO60121A2 (ja) |
SE (2) | SE393982B (ja) |
SU (1) | SU520045A3 (ja) |
YU (1) | YU225772A (ja) |
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HU185208B (en) * | 1979-07-06 | 1984-12-28 | Material Vegyipari Sz | Process for producing the water-soluble derivatives of 6,6-methylene-bis/2,2,4-trimetyl-1,2-dihidric quinoline/ |
DK328483D0 (da) * | 1983-07-15 | 1983-07-15 | Magius N W Von | Ethoxyquinsalte |
HU194734B (en) * | 1985-07-11 | 1988-03-28 | Jozsef Bara | Process for production of medical and applicable for human consumption products suitable for treatment and/or prevention of diseases caused by free-radical reactions |
HU200165B (en) * | 1987-04-22 | 1990-04-28 | Material Vegyipari Szoevetkeze | Process for producing dihydroquinoline derivatives, as well as pharmaceutical compositions, fodders and fodder premixes comprising such compounds |
US5202338A (en) * | 1990-10-31 | 1993-04-13 | Vilmos Bar | Dihydroquinoline derivatives, pharmaceutical compositions and methods of use of dihydroquinoline derivatives as modulators of the arachidonic acid cascade |
EP0497735A1 (de) * | 1991-01-31 | 1992-08-05 | Ciba-Geigy Ag | Hydrochinolinverbindungen |
CN116239529B (zh) * | 2023-03-21 | 2024-05-24 | 山西大学 | 一种二氧化碳参与的n-甲基四氢喹啉类生物碱的制备方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1971-09-07 HU HUBA2642A patent/HU162358B/hu not_active IP Right Cessation
-
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- 1972-09-04 DD DD165435A patent/DD101667A5/xx unknown
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- 1972-09-05 BG BG021322A patent/BG19596A3/xx unknown
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- 1972-09-07 NL NLAANVRAGE7212192,A patent/NL174721C/xx not_active IP Right Cessation
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- 1972-09-07 JP JP8996572A patent/JPS5346839B2/ja not_active Expired
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- 1975-03-11 ES ES435497A patent/ES435497A1/es not_active Expired
- 1975-04-03 SE SE7503840A patent/SE434050B/xx not_active IP Right Cessation
-
1977
- 1977-12-28 JP JP52158728A patent/JPS5940179B2/ja not_active Expired
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