JPS5940165Y2 - 木工用錐 - Google Patents

木工用錐

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Publication number
JPS5940165Y2
JPS5940165Y2 JP10595382U JP10595382U JPS5940165Y2 JP S5940165 Y2 JPS5940165 Y2 JP S5940165Y2 JP 10595382 U JP10595382 U JP 10595382U JP 10595382 U JP10595382 U JP 10595382U JP S5940165 Y2 JPS5940165 Y2 JP S5940165Y2
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JP
Japan
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cone
woodworking
groove
electric wire
hole
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Expired
Application number
JP10595382U
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English (en)
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JPS599805U (ja
Inventor
巧 岡田
昭三 大西
Original Assignee
岡田金属株式会社
大西工業株式会社
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Publication date
Application filed by 岡田金属株式会社, 大西工業株式会社 filed Critical 岡田金属株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電話線等の配線の際に用いる木工用の錐に
関するものである。
家屋等の壁内や床内にあらかじめ配線せられた電線を外
部に取り出す必要が生じた場合、従来は、一旦配線個所
に錐で穴をあけ、しかる後に、rJJ字状の金具等を用
いて電線を外側へ引き出すという方法が用いられていた
のであるが、この考案は、木工円錐に電線を差し入れ得
る溝部を形成することによって、従来におけるこのよう
な不便さを解消しようとするものである。
図面にもとづいて、この考案にわわる木工円錐の構成を
説明すると、木工用錐本体1は、第1図に示すとおり、
螺旋状の山部2が形成せられた構成となっており、その
螺旋状の山部20表面に溝部3を形成した構成となって
いる。
溝部3は、第1図に示すとおり、螺旋状の山部2の形成
角度に対し、略90度の角度をもって配置せられており
、その溝巾並びにその深さは、第2図に示す電線5を容
易に差し入れ得る状態に形成せられている。
この考案にかかる木工用錐本体1は上記のような構成で
あって、その使用は、第2図で示す状態としてなされる
すなわち、建物の設計図にもとづいて配線個所の位置決
めを行うとともに、その個所に木工円錐を用いて穿孔し
、その穿孔作業が終わった後、電線5の位置を確認する
次ぎに、電線5を孔の位置に導き、しかる後、孔に木工
円錐1を差し入れるとともに、木工円錐1を手で左右両
方向へ回動させながら、電線5が溝部3の端部に掛かる
のを待ち、それが掛かった状態なった時点で、木工円錐
1を引き抜くという要領によって行われるのである。
ちなみに、壁6や天井の電線配線個所に、木工円錐で穿
孔した場合、壁6等の裏面位置に張られた電線は、自然
に、木工円錐に形成せられた螺旋状の谷部に入り込むこ
とになるのであるが、その状態の下で木工円錐を引き抜
くと、電線が、木工円錐の螺旋山部と孔の縁部との間に
挾まった状態となって切断されてしまう虞があるのであ
るが、この考案にかかる木工円錐を用いた場合、電線5
が、たとえ、木工円錐の螺旋谷部に入り込んだ状態とな
った場合であっても、木工円錐1は手で回転させながら
引き抜くことによって、螺旋谷部に入り込んでいた電線
5が、自然に、溝部3内に入り込むとともに、電線5は
、木工円錐1に形成せられた溝部3に入り込んだ状態と
なっているので、その引抜きの際に、電線5を切断して
しまうといった事態を防止し得るのである。
また、木工円錐1に形成せられている溝部3は、その軸
方向に対して斜め状となっている結果、溝部3内に入り
込んだ電線5は、木工円錐1の引き抜きの際、鋭角状に
折り曲がった形となり、電線5の引出しに際して、木工
円錐1の溝部3から外れるといった事態を防止し得るの
である。
また、この考案にかかる木工円錐1は、分厚い柱等に、
電線を通すための孔をあげるためににも使用出来るので
あるが、このような場合、木工円錐の先端部が突出した
状態となった段階で、木工円錐1の溝部3に電線の端部
を装着させた状態とし、その後、木工円錐1を引き抜く
ことにより、穿孔作業と、その孔への電線5の通し作業
を同時に行い得るのである。
ちなみに、穿孔作業を行った後、その孔へ電線を通そう
とする場合、電線の先端部が、歪な孔の壁部に接触した
状態となり、その作業もままならないのであるが、この
考案にかかる木工円錐を使用すれば、このような電線の
孔通し作業をスムーズに行い得るのである。
またこのような要領で作業をなす場合にあっても、溝部
3内に入り込んだ電線5は、木工円錐1の引き抜きの際
、鋭角状に折り曲がった形となり、電線5の引出しに際
して、木工円錐4の溝部3から外れるといった事態を防
止し得るのである。
結局、この考案にかかる木工円錐を使用しする場合にあ
っては、電線等の配#に際し、壁や天井あるいは床への
孔あげ作業と、その孔からの電線の引き出し作業とを同
時に行うこと出来、従来のように、特殊な金具を用いて
の電線の引き出し作業を省き得るという利点があるので
ある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、この考案の一実施例を示すものであって、
第1図は木工用錐本体1の全体を示す正面図、第2図は
その使用状態を示す一部省略正面図である。 1・・・・・・木工用錐本体、2・・・・・・山部、3
・・・・・・溝部、4・・・・・・螺旋溝部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)木工用錐本体1の螺旋状の山部2rtc、離軸に
    対して斜め状となる形の溝部3を形成したことを特徴と
    する木工円錐。
  2. (2)溝部3の形成方向が、螺旋状の山部20縁部に対
    して略90度である実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の木工円錐。
JP10595382U 1982-07-13 1982-07-13 木工用錐 Expired JPS5940165Y2 (ja)

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JP10595382U JPS5940165Y2 (ja) 1982-07-13 1982-07-13 木工用錐

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Publication Number Publication Date
JPS599805U JPS599805U (ja) 1984-01-21
JPS5940165Y2 true JPS5940165Y2 (ja) 1984-11-13

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JPS599805U (ja) 1984-01-21

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