JPS5940139Y2 - ポ−ラスプラグの取外し装置 - Google Patents

ポ−ラスプラグの取外し装置

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Publication number
JPS5940139Y2
JPS5940139Y2 JP4444877U JP4444877U JPS5940139Y2 JP S5940139 Y2 JPS5940139 Y2 JP S5940139Y2 JP 4444877 U JP4444877 U JP 4444877U JP 4444877 U JP4444877 U JP 4444877U JP S5940139 Y2 JPS5940139 Y2 JP S5940139Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porous plug
ladle
supply pipe
gas supply
support
Prior art date
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Expired
Application number
JP4444877U
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English (en)
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JPS53138616U (ja
Inventor
芳昭 渡辺
宏一 村尾
俊久 中道
Original Assignee
東京窯業株式会社
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Publication date
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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、取鍋等の鍋内の溶融金属へのガス吹込用ポ
ーラスプラグを前記鍋底部から取外す装置に関するもの
である。
従来、例えば取鍋底部に装着されたポーラスプラグは、
前記取鍋内温鋼にアルゴンガス等の不活性ガスを吹込ん
で、前記溶鋼中の有害ガスの脱ガス、前記溶鋼の攪拌に
よる精錬溶鋼温度の均−化及び、溶鋼の清浄等を行なう
ためのものであってその交換のための取外しは、その溶
鋼接触部分と取鍋底部レンガとがスラグ等により固着状
態となっていることが多いので困難なことから、第1図
イ9ロ、八にポーラスプラグ取外し作業の概略説明図で
示されるような手段が講じられていた。
すなわち、1は取鍋、2は前記取鍋1の底部に装着され
たポーラスプラグであり、 (1)第1図イに示される作業は、ノロかき装置3のシ
ャフト4の先端で、所定箇所に置かれた取鍋1内側のポ
ーラスプラグ2の先端を矢印方向に押して前記ポーラス
プラグ2を取鍋から取外すものである。
(2)第1図口に示される作業は、所定箇所に設置され
た油圧装置5のロッド6のネジ部と、所定箇所に置かれ
た取鍋1のポーラスプラグ2のガス供給管7のネジ部と
をユニオン8で接続し、前記油圧装置5の作動により前
記ポーラスプラグ2を取鍋1から引抜くものである。
(3)第1図ハに示される作業は、所定箇所に置かれた
取鍋1内側のポーラスプラグ2の先端を、防熱カバー9
を介して作業員10の持った長いシャフト11で矢印方
向に押して前記ポーラスプラグ2を取鍋1から取外すも
のである。
以上(1)〜(3)の手段が講じられている。
しかしながら、このようなポーラスプラグ取外し作業に
おいては、次のような問題がある。
すなわち、前記各作業共、取鍋1と一体化したポーラス
プラグ2を外部から押し、又は引いて取外す作業である
ため、その押し又は引きの力は取鍋1にも及ぶことにな
る結果、前記取鍋1を前記押し又は引きの力に対して動
かないように固定しなければならず、また、前記(1)
の作業においては大型のノロかき装置3を使用している
ので、広い場所でなければ作業困難であると共に、ポー
ラスプラグ2の取外し方向(前記プラグ2の軸方向)と
、前記ノロかき装置3のシャフト4の軸方向とを一致さ
せなければならないので前記ノロがき装置3の操作は非
常に面倒であり、前記(2)の作業にお・いては、油圧
装置5を常時設置あるいは必要に応じて所定箇所に設置
しなければならないので取外しのための場所的制限を受
けると共に、ポーラスプラグ2のガス供給管7の位置と
油圧装置5のロッド6との位置を一致させるように、前
記取鍋1を設置しなければならず、さらに、前記(3)
の作業においては、防熱カバー9を介しての手作業であ
るため確実性に欠けると共に、多大な労力を要する、と
いう問題がある。
そこでこの考案は以上のような問題を解消すべくなされ
たもので、この考案のポーラスプラグの取外し装置は、
鍋の底部に装着されたポーラスプラグのガス供給管を挿
通するための孔を有する支持体と、 前記支持体と前記鍋の底部との間に介挿された前記ポー
ラスプラグの夕H則の前記鍋の底部に位置する複数個の
ジヤツキと、 前記支持体を前記ガス供給管に固定するための固定機構
とを備えたことに特徴を有する。
以下この考案を図面の実施例を参照しながら説明する。
第2図は所定箇所に底面が垂直方向になるように置かれ
た取鍋の底部に装着された、この考案を適用した取外し
装置の横断平面図、第3図は同正面図、第4図は固定機
構の平面図である。
図示されるように、12は取鍋底部の受はレンガ13は
前記受はレンガ12に形成された円錐形孔(二、スリー
ブレンガ14を介して嵌入されたポーラスプラグであり
、前記ポーラスプラグ13の基部周面と底面とには気密
套体15が密着して取付けられており、この気密套体1
5には、前記ポーラスプラグ13の底面に不活性ガスを
供給するためのガス供給管16が連結されている。
17は前記ポーラスプラグ13の底面を押えてこれが抜
は落ちないようにするための押えレンガであって、前記
押えレンガ17は、図示しないが通常取鍋本体底面18
に固着された取付金具によって支持されるようになって
いる。
そして、このような取鍋底部にはポーラスプラグ取外し
装置19が装着されるよ、うになっている。
すなわち、20は支持体、21は前糾亥持体20に取付
けられた、前記支持体20と取鍋本体底面18との間に
介在して、前記支持体20を取鍋本体底面18から引離
すためのジヤツキとしての油圧シリンダ、22は、前記
ポーラスプラグ13のガス供給管16に前記支持体20
を固定するための固定機構としてのナツトであり、前記
油圧シリンダ21は、前記固定機構の両側にそれぞれ設
けられており、前記ガス供給管16は、前記支持体20
に明けられた孔23に挿入されていて、その外周に形成
されたネジ部24に螺合したナツト22の締付によって
、前記支持体に抜は止め固定されるようになっている。
なお、25は、取鍋本体底面18に固着された支持体1
8用のガイドである。
この上うな構成によって、所定箇所に底面が垂直方向に
なるように置かれた取鍋底部からポーラスプラグ13を
取外すには、まず、ガイド25に支持体20を載せて、
支持体20の孔23にポーラスプラグ13のガス供給管
16を挿通した後、前記ガス供給管16にナンド22を
螺合して締付ける。
この締付けによって前記ガス供給管16に前記支持体2
0が固定されると共に、前記油圧シリンダ21のロッド
21aは取鍋本体底面18に当接する。
ついで外部操作により給油して前記油圧シリンダ21を
、前記支持体20を前記取鍋本体底面18から引離すよ
うに作動させる。
このような油圧シリンダ21の作動によって、前記ガス
供給管16に前記支持体20が固定されているので、前
記ポーラスプラグ13は、前記支持体20のガイド25
に沿って取鍋本体底面18から離れる方向へ移動に伴な
って取鍋底部の装着位置から引抜かれる。
このようにして、一旦取鍋底部との固定関係が解除され
た後は、前記取外し装置19を装着したまま、あるいは
これを外して簡単にポーラスプラグ13を取鍋底部から
外すことができる。
なお、固定機構として、第4図に示されるように、ガス
供給管16にネジ部が途中までしか形成されていない場
合(あるいは第2図に示されるようにネジ部が形成され
ていても)、チャック26を用いても、上記同様前記ガ
ス供給管16に支持体20を固寓、できる。
また、ジヤツキとしては、支持体20を取鍋本体底面1
8から引離す方向に力を与えるものであればよいので、
公知のエアシリンダ、ネジ式ジヤツキ等が適用できる。
以上説明したように、この考案においては、簡単確実に
ポーラスプラグの取外しが行なえ、また取鍋本体底面と
ポーラスプラグとの間においてのみ力が加えられるので
、取鍋の設置場所、その設置状態に制限を加えられるこ
とがない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口、ハはそれぞれ異なったポーラスプラグ取
外し作業の概略説明図、第2図はこの考案を適用した取
外し装置の横断平面図、第3図は同正面図、第4図は固
定機構の平面図である。 1・・・・・・取鍋、2,13・・・・・・ポーラスプ
ラグ、3・・・・・・ノロかき装置、4,11・・・・
・・シャフト、5・・・・・・油圧装置、6.21a・
・・・・・ロッド、7,16・・・・・・ガス供給管、
8・・・・・・ユニオン、9・・・・・・防熱カバー、
10・・・・・・作業員、12・・・・・・受はレンガ
、14・・・・・・スリーブレンガ、15・・・・・・
気密套体、17・・・・・・押えレンガ、18・・・・
・・取鍋本体底面、19・・・・・・ポーラスプラグ取
外し装置、20・・・・・・支持体、21・・・・・・
油圧シリンダ、22・・・・・・ナツト、23・・・・
・・孔、24・・・・・・ネジ部、25・・・・・・ガ
イド、26・・・・・・チャック。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鍋の底部に装着されたポーラスプラグのガス供給管を挿
    通するための孔を有する支持体と、前記支持体と前記鍋
    の底部との間に介挿された前記ポーラスプラグの夕H則
    の前記鍋の底部に位置する複数個のジヤツキと、 前記支持体を前記ガス供給管に固定するための固定機構
    とを備えたことを特徴とする”ポーラスプラグの取外し
    装置。
JP4444877U 1977-04-09 1977-04-09 ポ−ラスプラグの取外し装置 Expired JPS5940139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4444877U JPS5940139Y2 (ja) 1977-04-09 1977-04-09 ポ−ラスプラグの取外し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4444877U JPS5940139Y2 (ja) 1977-04-09 1977-04-09 ポ−ラスプラグの取外し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53138616U JPS53138616U (ja) 1978-11-02
JPS5940139Y2 true JPS5940139Y2 (ja) 1984-11-12

Family

ID=28920789

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4444877U Expired JPS5940139Y2 (ja) 1977-04-09 1977-04-09 ポ−ラスプラグの取外し装置

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JPS53138616U (ja) 1978-11-02

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