JPS5939988B2 - リニアモ−タ電機子用コイル導体 - Google Patents

リニアモ−タ電機子用コイル導体

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JPS5939988B2
JPS5939988B2 JP10708380A JP10708380A JPS5939988B2 JP S5939988 B2 JPS5939988 B2 JP S5939988B2 JP 10708380 A JP10708380 A JP 10708380A JP 10708380 A JP10708380 A JP 10708380A JP S5939988 B2 JPS5939988 B2 JP S5939988B2
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JP
Japan
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coil
armature
field
linear motor
coil conductor
Prior art date
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JP10708380A
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JPS5743558A (en
Inventor
一三 松井
隆 高末
正見 岩崎
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はIJ ニアモータ用電機子用コイル導体に関
し、特にリニアモータの電機子を構成するのに現場施工
が容易で、コイルとしての製造および取扱いも容易な長
尺一体成形のテープ状のコイルを提供するものである。
リニアモーlシステムのうち特に輸送システム向げに提
案されているものの殆んどは地上側固定子として移動磁
界を発生する電機子コイルを延設し、それに対して車輛
側移動子として界磁を対置する地上−次式のものである
地上−次式のりニアモータとしては、リニアシンクロナ
スモータ、直流リニアモータ等各種の方式が提案されて
いるが、これらはいずれの方式においても、単一のりニ
アモータ条で輸送システム用として必要とされる推進駆
動力、浮上刃、案内力の全機能を共に単一の磁気系で得
ることはできないものであった。
たとえば、リニアシンクロナスモーlにおいては、リニ
アモーlによる推進力と、ヌルフラックス方式による案
内力を、単一のりニアモータシステムで発生させること
ができるが、浮上刃については別に、地上側に浮上用の
ショートサーキットコイルを布設して別系の浮上を行な
わなければならず、また、直流リニアモータにおいても
、案内用の電磁石を別に塔載することが必要となる。
そこで本願発明者らは先に特願昭54− 81427号特開昭56−6666号公報におい℃単一
のりニアモータ系でそれに必要とされる推進駆動力、浮
上刃、案内力の全機能を共に単−電磁気系で得ることの
できる鉄心付電機子と単極磁極条をもつ直流界磁との組
合せによるリニアモータを提案したが、この方式におい
ても電機子コイルは現場施工においてコイル形状への曲
げ加工が容易でなく、そのため予じめ定尺に成形したコ
イルを現場にて接続しながら施工せざるを得す、多相配
列の接続作業が煩雑であるという問題点を含んでいた。
この発明は単−電磁気系で推進駆動力と浮上刃と案内力
とを得ることができるという特性をそこなうことなくコ
イルの曲げ作業や接続作業を不要とするりニアモータ電
機子用コイル導体を提供しようとするものであり、コイ
ル自体のドラム巻装による施工現場への搬入および成形
枠の併用による電機子コイルの形成と鉄心への挿入の各
作業の簡略化を共に可能とするものである。
この発明を実施例図面と共に詳述すれば、第1図はこの
発明の電機子用コイル導体による固定側電機子の構造の
組立の例を移動側界磁と共に斜視図で示したものである
第1図において10は鉄心、11.13はこの発明の電
機子用コイル、導体(以下単にコイルという)19は成
形枠、20は界磁を示す。
コイル11.13は各々矩形リング状の分流部11a、
13aと細幅中央合流部11b、13bとを同一平面内
で長さ方向に交互に繰り返して連続的な一体成形コイル
妬形成されてなり、例えば銅又はアルミ合金などの良導
体のストリップを連続的に打抜き成形して長尺コイルと
して作られる。
上記矩形リンク状の分流部と細幅中央合流部とは各々%
コイルピッチの長さをもち、両者のひとつずつの合計長
が1コイルピツチとなる。
コイル11と13は%コイルピッチだけずらして成形枠
19内に嵌められ、コイル間には絶縁が施されて各々別
の相コイルを構成する。
成形j枠19は二条の磁極挿通孔19a、19bを列設
した非磁性材ケースであり、両側壁19c、19dと前
記挿通孔19a、19bの周壁とによって画定されろ収
納空間内にコイル11.13を位置決めできる内寸法を
有する。
コイル11.13は第1図では各各一枚ずつであるが、
通電々流の大小に応じてその導体断面積を所要値とする
ために厚さを変え、或いは同一寸法のものを複数板重ね
て各相コイルを構成してもよい。
コイルIL 13を収納した成形枠19に対し上面から
その挿通孔19a。
19bに磁極10a、10bが嵌挿されるように鉄!し
・10を嵌める。
この鉄心10は%コイルピッチごとにスロツ)10c、
10dをもつU字状断面形状のものであり、スロット間
の磁極10a。
10bが二条平行に並ぶことになる。
この鉄心10を上記のダロくコイルIL13が収納され
た成形枠19に嵌めた場合、その磁極10 a、 10
bの磁極面は成形枠19の下面の挿通孔19a。
19bから露呈し、電機子の磁極列を形成することにな
る。
界磁20は、電機子鉄心10と同様な断面形状で%コイ
ルピッチ相当分の長さをもつ界磁鉄心21と、各々直流
励磁されて鉄心21の二条の磁極21a、21bをN極
とS極とに磁化する界磁コイル22a、22bとからな
る。
上記の基本構成をもつりニアモータ用電機子と界磁とは
例えば第2図に示すように二列配置で利用可能で、片側
で二相ずつの両側で四相コイルとなるような利用が有利
である。
すなわち第2図において固定側は地上側支持桁300両
側に下向きに配設された各々2n相の電機子31a、3
1bであり、両側の電機子共に全く同じ寸法、コイルピ
ッチ長をもつが、両側で互いに3An相ずつ位相差をも
たせた配置になされている。
移動側は車輛33の両側に取付けられて下方から上記両
電機子31a、31bの下面に対向するようになされた
界磁32a、32bである。
さてこの発明の電機子用コイル導体はその長さ方向に直
流電流が流れるとき第3図に示すように磁極を磁化する
すなわち第3図は説明のために鉄心10に一つのコイル
11を挿入して通電したときの磁極の磁化状況を示す平
面図で、各磁極10a、10bは長さ方向に対して一つ
置きに合流部11b部分にて磁化され、片側がN極、他
側が8極となって同一磁極列内では同極性に磁化される
第4図は第2図の両側の電機子31a、31bの構成を
平面図で示したものであり、片側の電機子31aは第1
図の基本構成の通りであり、他側の電機子31bは同様
なコイル12.14によって基本構成をとったものであ
って、コイル11゜13に対しコイル12.14が3コ
イルピツチだけずれるようになされている。
これは車輛側の界磁32a、32bが位相差をもたない
配置であるなら電機子31aと31bとでそのコイル同
士を、イコイルピッチだけずらし、或いは車輛界磁32
a、32bを4コイルピツチだけ互いにずらして電機子
31a、31bを位相差なく配置するかのいずれかとす
ればよい。
御4図においてコイル11.12,13.14はひとつ
のき軍区間の一端で互いに接続され、他端において図示
しない電源供給制御手段から順に電流の供給を受けるよ
うになされている。
すなわちまずはじめにコイル11から12へ、次いでコ
イル13から12へ、次いでコイル13から14へ、そ
してコイル11から14へパルス状に転流がなされ、こ
れが所定周期で繰返されることにより第4図において左
方から右方への進行磁界が生じることになり、これに応
じて直流磁化され℃いる界a32a、32bが電機子3
1a31bとの間の空隙内のマクスウェル応力によって
吸引浮上されながら磁極面に直角な方向の磁場と電機子
コイルとのフレミング力による左右アライニングと共に
磁界進行方向に移動することになる。
第4図では片側で二相の電機子コイルを両側で位相差を
つけることにより全体で倍の四相としたが、片側すなわ
ち一本の電機子で四相にするには同一スロットピッチの
鉄心による場合は第1図に部面した倍のコイルピッチを
もつコイル40を用いて第5図に示すように@l相コイ
ル41、i2相コイル42、第3相コイル43、第4相
コイル44を一磁極ピッチずつずらして挿入して構成す
ればよい。
上述において移動子としての界磁20はほぼ%コイルピ
ッチの長さをもち、この界磁20による直流磁界が電機
子長手方向に対して直角な電機子コイル辺に作用してフ
レミンク力が発生し、その反力として界磁20が駆動力
を得る。
界磁20を常に電機子幅内に位置させようとする左右ア
ライメントのための案内力は、第6図aの正常時に対し
て同図すのように電機子31の鉄心10と界磁20の鉄
心21との対面位置が中心から左右にずれたときに電機
子長手方向に沿う電機子コイル平行辺に界磁の磁界が作
用し℃生じるフレミンク力により生じ、a図のように電
機子と界磁とが中心を合わせて対面しているときは互い
に向い合う案内力として釣合っている。
尚、この場合、電機子の磁極幅と界磁の磁極幅とを異な
らせることにより案内特性を変えることもできる。
浮上刃は一電機子および界磁が長手方向に単極性である
ので互いに吸引し合うマクスウェル応力として発生する
この浮上刃は、界磁にかかる荷重変化等に対して電機子
と界磁との対面間隙を一定に保持する必要があることか
ら界磁電流を制御し℃上記間隙を制御するが、案内力に
ついては、特別異常な外力に対応するために補助タイヤ
などのストッパ手段を設ける他は案内力制御のための電
気的制御は不要であり、従ってリニアモータとしては上
記浮上刃のための界磁電流制御と駆動力のための転流電
流制御と駆動速度のための転流周波数制御とを行なえば
よい。
この発明のりニアモータ電機子用コイル導体は叙上のよ
うに良導体ストリップの打抜き成形によりリボン状の長
尺体として得られ、従って、現場施工に際して定尺の成
形枠を連設してこれにドラム巻装された本発明のコイル
を長さ方向に連続して収納し、順次所要の積層によび絶
縁層を介在させての各相コイルの形成を樹脂充填と共に
行なって鉄心を嵌合することで、コイルの接続を極めて
少なくして能率よく一体化電機子を構成できるほか、成
形枠内を気密化することも極めて容易であって気密な成
形枠内に不活性絶縁ガスを封入し℃長期にわたる絶縁性
の維持を計ったりすることも副次的に可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例によるりニアモータ用電機子
の組立と界磁とを示す斜視図、第2図はこの発明の応用
例を示す輸送システムの正面図、第3図はこの発明の電
機子用コイル導体による磁界の発生状況を示す平面説明
図、第4図は第2図の例における電機子の平面説明図、
第5図は電機子構成例の別の例を示す平面説明図、第6
図a。 bは案内力の作用を説明するための電機子と界磁の対面
関係を示す正面図である。 11.12,13,14,40,41,42゜43.4
4:電機子用コイル導体、11a:矩形リング状分流部
、11.1’+b:細幅中央合流部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 各々1/2コイルピツチの矩形リング状分流部と細
    幅中央合流部とを同一平面内で長さ方向に繰り返して連
    続的な一体成形コイルに形成されてなり、長さ方向の一
    端から他端への通電電流に対して1./2コイルピッチ
    毎に上記分流部での分流と上記合流部での合流とを交互
    になすようにして上記矩形リンク状分流部同士の間の細
    幅中央合流部の両側部に各々逆向きの磁束を生じるよう
    にしたことを特徴とするりニアモータ電機子用コイル導
    体。
JP10708380A 1980-08-06 1980-08-06 リニアモ−タ電機子用コイル導体 Expired JPS5939988B2 (ja)

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JPS5743558A JPS5743558A (en) 1982-03-11
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