JPS5939893Y2 - 浮魚礁 - Google Patents

浮魚礁

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Publication number
JPS5939893Y2
JPS5939893Y2 JP1981002768U JP276881U JPS5939893Y2 JP S5939893 Y2 JPS5939893 Y2 JP S5939893Y2 JP 1981002768 U JP1981002768 U JP 1981002768U JP 276881 U JP276881 U JP 276881U JP S5939893 Y2 JPS5939893 Y2 JP S5939893Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fish reef
reef
floating
floating fish
center
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981002768U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57117982U (ja
Inventor
寛 大西
一見 福田
Original Assignee
太平洋セメント株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 太平洋セメント株式会社 filed Critical 太平洋セメント株式会社
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Artificial Fish Reefs (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は沿岸漁場として開発を予定されているる沿岸
の大陸棚等200m以浅の海域においで海底までの深さ
に関係なく目標とする魚類の蝟集に適した所定の深さに
設置できる浮魚礁に関するものである。
通常、浮魚礁は浮力体と魚礁本体と係留ラインとアンカ
ー等の各部分から構成されている。
この様な浮魚礁は一般に魚道に設置され、その水深は船
舶に影響を与えない配慮もあって水面まで20〜50m
で、海底までは50〜200mであり、潮流の影響も少
なくない。
この様な浮魚礁の機能は回遊魚の蝟集にあるが、潮流の
影響を受けても余り設置水深が下らない様に浮体の余剰
浮力で抵抗させている。
また、このことは係留ラインに過大な傾斜角による繰返
し疲労を起させない配慮もある。
従って、係留ラインの形式は船舶等に広く使用されてい
るカテナリ一方式とは異なり、テンションレグと呼ばれ
る常時成る一定のレベル以上の引張力を負担する係留方
式を採用しているために耐久性・に対する信頼性が低く
、問題がある。
更に、浮魚礁の浮力体の余剰浮力は万一係留ラインの破
断時において急激な浮上刃となり、蝟集した魚類を捕獲
操業中の小型漁船に危害を及ばす可能性がある。
このために、浮力体の浮力を浮上中に除去する方法もあ
るが、浮魚礁の設置水深から海面までの浮上時間が余り
に短く、浮力体の大部分を破壊しなければこの浮上を阻
止することができない。
この様な浮魚礁の形状には大別して水平型に類するクラ
ゲ形、鳥形、球形等と、鉛直型に類する円柱形、円筒形
、角柱形、ロープ式等に分けられ、またこれらの組合せ
もある。
これら浮魚礁の魚類に対する蝟集効果は今後その優劣が
明確にされて行くであろうが、現在上層、中層等の浮遊
魚の対象水深幅を大きくし、同一魚種でも水温、内部流
の変化に追従し易い鉛直型の浮魚礁をより有利としてい
る。
従って、この考案の目的は四季を通じて各種の幅広い魚
種に対し、また潮流の影響も余り受けず常に蝟集効果を
より期待でき、且つ係留ラインが破断して浮力体と魚礁
本体が浮上を開始したときに、沿直状態から回転して横
向きになりながら減速した状態で上昇できるよう構成さ
れた魚礁本体および浮力体から成る鉛直型の浮魚礁を提
供することにある。
この考案の他の目的および特長や利点は以下の添付図面
(音のでの詳細な説明から明らかになろう。
第1図に示される様に、この考案の鉛直型の浮魚礁1は
魚礁本体2と浮力体3とから主に構戊され、係留ライン
4により所要の深さにてアンカーブロック5に係留され
るようなっている。
魚礁本体2は強化プラスチックの山形材の様な適宜な構
成材6にて図示の様な細長い枠組構造につくられている
浮力体3な所要の浮力を有するようプラスチックや金属
の適宜な材料でつくられ、例えばば図中の如く円筒形状
のものが好適で、支持部材7により魚礁本体2の所要位
置に固定される。
係留ライン4はシールドワイヤーロープやテトロンまた
はナイロンロープを1本成2本合せて用いられ、一端が
浮力体3または魚礁本体2に取付けられ、他端がアンカ
ブロックに取付けられる。
係留ライン4は図示実施例では浮力体3の一端に取付け
られ、魚礁本体2貫通部分が例えばゴムパイプの様なも
ので覆われていて魚礁本体2との摩擦による損傷を防止
するようにしているが、勿論、係留ライン4を魚礁本体
2の一端に取付けることもできる。
また、この考案の浮魚礁の別の実施例が第2図に示され
ている。
この浮魚礁1′ は、構成材6′にて枠組構造につくら
れた魚礁本体2′ と、この枠組構造の魚礁本体2′
内に支持部材7′ により数個所において支持されて魚
礁本体2′ よりや・短かい長さの浮力体3′ とから
戊っており、魚礁本体2′ および浮力体3′ を保護
し且つ蝟集効果を高めるために必要に応じて魚礁本体2
′ の外周に例えばナイロン製やビニール製の網11が
被せられており、浮力体3′ の下端部にはアンカーブ
ロック5′に接続される係留ライン4′ が取付けられ
、また浮力体3′の上端部には補助ロープ12が接続さ
れている。
ナイロン製やビニール製の網11や補助ロープ12は必
要に応じて碌けられるもので、省略することも勿論でき
るものである。
更に、浮力体3′ は相当な長さにつくられるが、魚礁
本体2′よりもあまり長くならないのが好適である。
この様に構成されるこの考案の浮魚礁において、魚礁本
体の細長比が重要な要素をなしている。
すなわち、図示の如く細長い枠組構造に構戊されるこの
考案の浮魚礁の魚礁本体は、縦横の細長比すなわち幅B
と長さLの比L/Bが4以下の時には重心を上端にし浮
心を下端にする等の極端な配置にしなければ、係留ライ
ン切断による浮上のときに回転しない。
また、この様な細長比の浮魚礁では係留したとき常時不
安定となり震動し易く使用することができない。
また、逆に魚礁本体の細長比L/Bが25以上の時には
係留ライン切断のときの浮上において、回転に対して抵
抗が大きくなり充分な設置水深があれば魚礁本体の回転
の可能性もあるが、一般的な使用にお・いては無理であ
り、従って魚礁本体の細長比L/Bは4〜25の範囲内
が好適である。
なお、この場合に重心と浮心の位置関係は浮心が上部よ
り45〜75%の下方位置にあって、重心が浮心に対し
て近接し、全長に対して25%以下の範囲内にて浮心の
上位に重心がある。
更に、浮魚礁の浮体の浮心に就いて、常時係留時にては
余剰浮力のために魚礁本体の中央部附近または下部に配
置しても上部より75%までの位置ならば震動せず、潮
流に対しても安定である。
また、−船に充分な余剰浮力をもつ細長い浮魚礁を潮流
の中に置くと、浮魚礁の係留ラインは潮流によって傾斜
するが、自然に魚礁本体は鉛直にたとうとする。
このために、魚礁本体の下部係留部分には無理な力が加
わり係留ラインの耐久性を著しく低下させる原因となっ
ている。
従って、この考案では浮魚礁の浮体の浮心を、浮体上部
に耐着生物が付き易く下部が付き難いことによる影響を
考慮して、魚礁本体の中部および下部、すなわち本体上
部より45〜75%の下方の位置、に配置することによ
って浮体」一部が潮流によって大きく振られることを防
止し、この下部保留接続部分にか・る揺れや振動による
摩擦力をはパ零にしてこの接続部分の疲労をなくすこと
ができる。
また、浮魚礁の海中における自重の重心が浮力体の浮心
位置に対して近接し全体の鉛直方向の長さに対して25
%以下の範囲内にて浮心の上位に位置することが好適で
ある。
この様なこの考案の浮魚礁1において、浮魚礁1は係留
ライン4とアンカブロック5により第3a図に示される
様に海底に設置され、浮魚礁1の重心Wと浮心Fと潮の
流れとによって図示の如く安定した状態にて使用されて
いる場合に、何等かの事故によって係留ライン4が切れ
・ば、浮魚礁1は図示の如き重心Wと浮心Fとの関係に
よって浮上し好めると同時にゆっくり回転し始め(第3
b図)、海面近くにきたときには丁度第3c図に示され
る様な具合にはパ平らな状態になる。
従って、浮魚礁1が鉛直状態のま々で浮上することがな
く、船舶に危険を及ぼすことがない。
また、浮上時の海水に対する抵抗を増大するために、魚
礁本体1の鉛直方向、端部または中間部にプラスチック
や網製の適宜な案内羽根を水平に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の浮魚礁の一実施例を示す概要図、第
2図はこの考案の浮魚礁の別の実施例を示す概要図、第
3a乃至3c図はこの考案の浮魚礁の浮上状態の仕組み
を示す説明図である。 図中、1.1’:浮魚礁、2. 2’ :魚礁本体、
3、 3’ :浮力体、−4,4’ :係留ライン
、5゜5′:アンカブロック、6. 6’ :構成材
、7゜7′:支持部材、11:網、12:補助ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.水深方向に対し鉛直に係留される幅Bと長さLとの
    細長比が4〜25の範囲内にあって枠組構造につくられ
    た魚礁本体を備え、魚礁本体の上部より45〜75%の
    下方に浮心が位置するよう浮力体を魚礁本体に取付けて
    戊ることを特徴とする浮魚礁。 2、浮魚礁の海中における自重の重心が浮力体の浮心位
    置に対し近接して全体の鉛直方向長さに対して25%以
    下の範囲内にて上位に位置されることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の浮魚礁。 3、枠組構造の魚礁本体の鉛直方向、端部または中間に
    網製の案内羽根を水平方向に取付けたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1゜2項いずれか記載の浮魚
    礁。 4、枠組構造の魚礁本体の外周をナイロン製の網で覆っ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1乃至3
    項いずれか1項記載の浮魚礁。
JP1981002768U 1981-01-14 1981-01-14 浮魚礁 Expired JPS5939893Y2 (ja)

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JP1981002768U JPS5939893Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14 浮魚礁

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Publication Number Publication Date
JPS57117982U JPS57117982U (ja) 1982-07-22
JPS5939893Y2 true JPS5939893Y2 (ja) 1984-11-09

Family

ID=29801210

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