JPS5921111Y2 - シ−アンカ− - Google Patents
シ−アンカ−Info
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- JPS5921111Y2 JPS5921111Y2 JP15488182U JP15488182U JPS5921111Y2 JP S5921111 Y2 JPS5921111 Y2 JP S5921111Y2 JP 15488182 U JP15488182 U JP 15488182U JP 15488182 U JP15488182 U JP 15488182U JP S5921111 Y2 JPS5921111 Y2 JP S5921111Y2
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- JP
- Japan
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- wing
- anchor
- anchor body
- sheet
- shaped
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は船舶用遭難防止や漁業用に供し得るシーアンカ
ーに関する。
ーに関する。
従来のシーアンカーにおいては、任意シートで形成した
アンカ一本体の底シート部に係環を設け、該係環には先
端に浮子を設けた縦吊索を連結金具等を介して連結し、
該縦吊索には重錘を取付けてなるものが一般的に使用さ
れているが、が・る構成のシーアンカーによると、特に
強風下での荒海において使用中、浮子が波浪により相当
広範囲に流動を受け、アンカ一本体は浮上沈下を繰返す
為、縦吊索はアンカ一本体側へ移動したり又は上記係環
を中心とする円錐運動等を起すことがあり、為に上記連
結金具や重錘がアンカ一本体に激しく突き当ったり又は
擦動するなどして、アンカ一本体を擦傷、破損する難点
があった。
アンカ一本体の底シート部に係環を設け、該係環には先
端に浮子を設けた縦吊索を連結金具等を介して連結し、
該縦吊索には重錘を取付けてなるものが一般的に使用さ
れているが、が・る構成のシーアンカーによると、特に
強風下での荒海において使用中、浮子が波浪により相当
広範囲に流動を受け、アンカ一本体は浮上沈下を繰返す
為、縦吊索はアンカ一本体側へ移動したり又は上記係環
を中心とする円錐運動等を起すことがあり、為に上記連
結金具や重錘がアンカ一本体に激しく突き当ったり又は
擦動するなどして、アンカ一本体を擦傷、破損する難点
があった。
そこで本考案は上述従来の難点に鑑みて検討の結果、ア
ンカ一本体の擦傷、破損に起因するところの従来例にお
ける重錘を省いて、特に強風下での荒海で使用して安定
性が高く、且充分な耐久力を発揮できて、しかもアンカ
一本体を小型化し得るシーアンカーを提供することを目
的とするものである。
ンカ一本体の擦傷、破損に起因するところの従来例にお
ける重錘を省いて、特に強風下での荒海で使用して安定
性が高く、且充分な耐久力を発揮できて、しかもアンカ
一本体を小型化し得るシーアンカーを提供することを目
的とするものである。
以下に本考案を図示の実施例について詳述すれは゛、第
1図においてアンカ一本体1は、第2図に示すアンカー
構成部片を夫々縫着して形成されるもので、該アンカ一
本体1は、中央本体2と、翼体3,3′と、上翼4及び
下翼4′と、安定翼5を主要部材として構成されている
。
1図においてアンカ一本体1は、第2図に示すアンカー
構成部片を夫々縫着して形成されるもので、該アンカ一
本体1は、中央本体2と、翼体3,3′と、上翼4及び
下翼4′と、安定翼5を主要部材として構成されている
。
つまり中央本体2は、矩形状とした底シート6の長辺で
ある縦縁7,7′に半月形に形成した側壁シー)8.8
’の弧状縁9,9′を縫着して第1図に示すように曲成
された底シート6の短辺である横縁10、10’と、側
壁シート8,8′の直線縁11.11’とによって開口
12(第1図)されていて、中央部には、先細りとせる
筒シート13を縫着して形成されている。
ある縦縁7,7′に半月形に形成した側壁シー)8.8
’の弧状縁9,9′を縫着して第1図に示すように曲成
された底シート6の短辺である横縁10、10’と、側
壁シート8,8′の直線縁11.11’とによって開口
12(第1図)されていて、中央部には、先細りとせる
筒シート13を縫着して形成されている。
翼体3,3′は、梯形状のシートからなるものでその下
底14.14’を上記直線縁11.11’に縫着して上
記中央本体2の左右両側に連設されている。
底14.14’を上記直線縁11.11’に縫着して上
記中央本体2の左右両側に連設されている。
尚こ・で側壁シー)8,8’と翼体3,3′との間に第
3図に示す如き介在シート15を介接するようその端直
縁16を上記直線縁11.11’に、端弧縁17を下底
14.14’に縫着するようにしてもよく、同3図中a
は展開角度である。
3図に示す如き介在シート15を介接するようその端直
縁16を上記直線縁11.11’に、端弧縁17を下底
14.14’に縫着するようにしてもよく、同3図中a
は展開角度である。
上翼4及び下翼4′は、矩形状とした上翼シート18、
下翼シート18′の縦縁19.19.19’、 19’
に直角三角形状の翼側シート20.20.20’、 2
0’を縫着して先細りの梯形状に形成されており、それ
ら上翼4、下翼4′は上記中央本体2の上下両側に、上
翼シート18、下翼シート18′の各下底辺21.21
’を、半月形とした中央シー) 22.22’の弧状縁
に縫着すると共に、翼側シート20.20’の下底辺2
3.23’と前記翼体3,3′の斜辺24.24.24
’、 24’を縫着して連結しである。
下翼シート18′の縦縁19.19.19’、 19’
に直角三角形状の翼側シート20.20.20’、 2
0’を縫着して先細りの梯形状に形成されており、それ
ら上翼4、下翼4′は上記中央本体2の上下両側に、上
翼シート18、下翼シート18′の各下底辺21.21
’を、半月形とした中央シー) 22.22’の弧状縁
に縫着すると共に、翼側シート20.20’の下底辺2
3.23’と前記翼体3,3′の斜辺24.24.24
’、 24’を縫着して連結しである。
そして三角形状とした角部シー)−25,25,25’
。
。
25′を上翼4、下翼4′の翼側シート20.20.2
0’、 20’と、翼体3,3′とに、底シート6より
離反した側にあって縫着しである。
0’、 20’と、翼体3,3′とに、底シート6より
離反した側にあって縫着しである。
そして更に本考案によるときは上記構成にとパまること
なく上記下翼4′の下側に安定翼5が連結されるもので
ある。
なく上記下翼4′の下側に安定翼5が連結されるもので
ある。
つまりこの安定翼5は半月形状とした介在シート26の
下底26′と、正三角形状とした安定シート27の下底
27′を縫着し、その弧状縁28を上記下翼4′の下翼
シート18′上側辺29に縫着し連結されている。
下底26′と、正三角形状とした安定シート27の下底
27′を縫着し、その弧状縁28を上記下翼4′の下翼
シート18′上側辺29に縫着し連結されている。
更に又このように形成されるアンカ一本体1には、第2
図に示す如く、その縦軸Y−Y’上に、アンカ一本体1
の中心位置からその上側に小孔径とした多数の潮抜き3
0.30・・・・・・を列設すると共に、その下側には
小型とした多数の重錘31.31・・・・・・を点在さ
せて着設している。
図に示す如く、その縦軸Y−Y’上に、アンカ一本体1
の中心位置からその上側に小孔径とした多数の潮抜き3
0.30・・・・・・を列設すると共に、その下側には
小型とした多数の重錘31.31・・・・・・を点在さ
せて着設している。
つまりこの空気抜き兼用の潮抜き30は、底シー1−6
、筒シート13の上側と、上翼4に夫々設けられるもの
であり、又重錘31・・・・・・は底シート6、筒シー
ト13の下側と、下翼4′、安定翼5に夫々設けられる
もので゛、これらは、海中においてアンカ一本体1の向
きをY−Y’が縦軸となって姿勢が定まるように設けら
れると共に、浮上した時のその後の沈下作用を急速に行
わせる為に設けられる。
、筒シート13の上側と、上翼4に夫々設けられるもの
であり、又重錘31・・・・・・は底シート6、筒シー
ト13の下側と、下翼4′、安定翼5に夫々設けられる
もので゛、これらは、海中においてアンカ一本体1の向
きをY−Y’が縦軸となって姿勢が定まるように設けら
れると共に、浮上した時のその後の沈下作用を急速に行
わせる為に設けられる。
又翼体3,3′と角部シート25.25.25’、 2
5’には潮抜き32・・・・・・が夫々切設させである
。
5’には潮抜き32・・・・・・が夫々切設させである
。
このようなアンカ一本体1に対し本考案では更に次のよ
うな構成が付設される。
うな構成が付設される。
即ちアンカ一本体1の中央本体2と、上翼4との連結部
33.33’つまり中央本体2の上側角部二点に連結索
34.34’を夫々連結し、それら上側端を集結金具3
5に連結した後、該集結金具35がら連結索36を結着
延出して縦吊索37を第1図が示すように配置する。
33.33’つまり中央本体2の上側角部二点に連結索
34.34’を夫々連結し、それら上側端を集結金具3
5に連結した後、該集結金具35がら連結索36を結着
延出して縦吊索37を第1図が示すように配置する。
そして縦吊索37の吊索36部分には、それが先端部と
、該先端部より所定長さ下側部に浮子38.38’を少
なくとも全部で2個以上適当な間隔を隔て・連結しであ
るもので、上側部の浮子38は、アンカ一本体1の重量
子重錘31・・・・・・の重量よりも浮力か゛大きいも
のが用いられ、他の浮子38′は常時水中にあってうね
りの影響を少なくする為の予備浮力となるよう任意浮力
のものが用いられる。
、該先端部より所定長さ下側部に浮子38.38’を少
なくとも全部で2個以上適当な間隔を隔て・連結しであ
るもので、上側部の浮子38は、アンカ一本体1の重量
子重錘31・・・・・・の重量よりも浮力か゛大きいも
のが用いられ、他の浮子38′は常時水中にあってうね
りの影響を少なくする為の予備浮力となるよう任意浮力
のものが用いられる。
そして又縦吊索37には、浮子38と38′との間と下
側浮子38′の下側とにパラシュート型等適宜形状の補
助アンカー39.39’を夫々連結配置するもので、そ
の中の一個39は浮子38.38’がうねりなどで浮上
する時に抵抗力として働くように上向きに開口するよう
取付けられ、又他の一個39′はアンカ一本体1が沈下
する時に抵抗力として働くように下向きに取付けられて
いて、アンカ一本体1の急速な沈下を防止している。
側浮子38′の下側とにパラシュート型等適宜形状の補
助アンカー39.39’を夫々連結配置するもので、そ
の中の一個39は浮子38.38’がうねりなどで浮上
する時に抵抗力として働くように上向きに開口するよう
取付けられ、又他の一個39′はアンカ一本体1が沈下
する時に抵抗力として働くように下向きに取付けられて
いて、アンカ一本体1の急速な沈下を防止している。
尚第1図中40.40’は、縦吊索37に連着した各補
助アンカー39.39’の収納袋、41はアンカ一本体
1の筒シート13先端に係環42に連結して延出させた
引揚索で、第4図に例示するようなアンカ一本体1の収
納袋43を連結してあり、同素41は縦吊索37の中央
部に設けたリング41′を通して船舶へ導かれている。
助アンカー39.39’の収納袋、41はアンカ一本体
1の筒シート13先端に係環42に連結して延出させた
引揚索で、第4図に例示するようなアンカ一本体1の収
納袋43を連結してあり、同素41は縦吊索37の中央
部に設けたリング41′を通して船舶へ導かれている。
又上述の如く形成されたアンカ一本体1は第1図に示す
如く索条が設定されるもので、中央本体2の角部a、b
、C9dと、上翼4の上底辺における角部e、 f及び
左右の翼体3,3′の先端側における角部g、 h、
g’、 h’並びに安定翼5の左右両側角部i、i’と
先端部jより連結索44.44’・・・・・・を夫々引
き出し、これらを本欄45によりもどし金具46を介し
て連結するものであり勿論この本綱45は船舶の方で操
作し得るのである。
如く索条が設定されるもので、中央本体2の角部a、b
、C9dと、上翼4の上底辺における角部e、 f及び
左右の翼体3,3′の先端側における角部g、 h、
g’、 h’並びに安定翼5の左右両側角部i、i’と
先端部jより連結索44.44’・・・・・・を夫々引
き出し、これらを本欄45によりもどし金具46を介し
て連結するものであり勿論この本綱45は船舶の方で操
作し得るのである。
尚安定翼5の先端部jより引き出される連結索44′は
、安定翼5先端部が下翼4′に対して任意の角度(例え
ば30度)で傾斜彎曲下降するように予め設定して設け
られる。
、安定翼5先端部が下翼4′に対して任意の角度(例え
ば30度)で傾斜彎曲下降するように予め設定して設け
られる。
以上説明したように本考案に係るシーアンカーによれば
、矩形状とした底シート6の両縦縁7゜7′と、半月形
状とした両側壁シー)8.8’の弧状縁9.9′とを縫
着し形成した中央本体2の左右両側と上下両側には、夫
々先細り梯形状の翼体3,3′と、先細り梯形状の上翼
4及び下翼4′を夫々縫着連結し、前記下翼4′には、
半月形状とした介在シート26の直線縁26′と、三角
形状とした安定シート27の下底27′を縫着し形成し
た安定翼5を縫着連結してアンカ一本体1を形成し、該
アンカ一本体1には、上記底シート6の中心と上記上翼
4の中心とを結ぶ線上に沿って小孔径とした多数の側抜
き30.30・・・・・・を列設すると共に、上記底シ
ート6の中心と上記下翼4′の中心とを結ぶ線上に沿っ
て、小型とした多数の重錘31.31・・・・・・を点
在させて着設し、前記アンカ一本体1における底シート
6と上翼4との連結部近傍には縦吊索37を連結し、該
縦吊索37の上側には浮子38.3B’を少なくとも2
個以上適宜間隔を隔てて取付けると共に、前記各浮子3
8.38’の間には、浮子38.38’の浮上防止用と
して小型の補助アンカー39を、かつ、その縦吊索37
上において最もアンカ一本体1側に近い浮子38′とア
ンカ一本体1との間には、アンカ一本体沈下防止用とし
て小型の補助アンカー39′を夫々取付けたことを特徴
としている。
、矩形状とした底シート6の両縦縁7゜7′と、半月形
状とした両側壁シー)8.8’の弧状縁9.9′とを縫
着し形成した中央本体2の左右両側と上下両側には、夫
々先細り梯形状の翼体3,3′と、先細り梯形状の上翼
4及び下翼4′を夫々縫着連結し、前記下翼4′には、
半月形状とした介在シート26の直線縁26′と、三角
形状とした安定シート27の下底27′を縫着し形成し
た安定翼5を縫着連結してアンカ一本体1を形成し、該
アンカ一本体1には、上記底シート6の中心と上記上翼
4の中心とを結ぶ線上に沿って小孔径とした多数の側抜
き30.30・・・・・・を列設すると共に、上記底シ
ート6の中心と上記下翼4′の中心とを結ぶ線上に沿っ
て、小型とした多数の重錘31.31・・・・・・を点
在させて着設し、前記アンカ一本体1における底シート
6と上翼4との連結部近傍には縦吊索37を連結し、該
縦吊索37の上側には浮子38.3B’を少なくとも2
個以上適宜間隔を隔てて取付けると共に、前記各浮子3
8.38’の間には、浮子38.38’の浮上防止用と
して小型の補助アンカー39を、かつ、その縦吊索37
上において最もアンカ一本体1側に近い浮子38′とア
ンカ一本体1との間には、アンカ一本体沈下防止用とし
て小型の補助アンカー39′を夫々取付けたことを特徴
としている。
したがって船舶が強風下でのうねりなどによって押し流
される時に、その流れに抵抗するアンカ一本体1は、上
記安定翼5が海水により下方向の抵抗を受けることにな
り、しかして安定翼5は沈下作用を発揮するから、アン
カ一本体1の浮上を防止できて、当該アンカ一本体の浮
上沈下繰返し運動は軽減されると共にアンカ一本体1の
海中投入時には、上下方向に点在されている多数の重錘
31.31・・・・・・側が下になって海中へ速やかに
沈降することとなり、この際重錘31.31・・・・・
・のない上側がその沈降時の海水抵抗を受けて早期に展
開するのはもちろん、重錘31.31・・・・・・のあ
る下側にしても該各重錘31.31・・・・・・が分散
状態にあるので、展開状態を防げるような大きな皺縮状
態が局部的に発生することもなく、所定深度までの高速
沈降と高速展開の双一方とを満足させていることになる
。
される時に、その流れに抵抗するアンカ一本体1は、上
記安定翼5が海水により下方向の抵抗を受けることにな
り、しかして安定翼5は沈下作用を発揮するから、アン
カ一本体1の浮上を防止できて、当該アンカ一本体の浮
上沈下繰返し運動は軽減されると共にアンカ一本体1の
海中投入時には、上下方向に点在されている多数の重錘
31.31・・・・・・側が下になって海中へ速やかに
沈降することとなり、この際重錘31.31・・・・・
・のない上側がその沈降時の海水抵抗を受けて早期に展
開するのはもちろん、重錘31.31・・・・・・のあ
る下側にしても該各重錘31.31・・・・・・が分散
状態にあるので、展開状態を防げるような大きな皺縮状
態が局部的に発生することもなく、所定深度までの高速
沈降と高速展開の双一方とを満足させていることになる
。
さらに展開後は、縦軸線上に列設した上記側抜き30.
30・・・・・・を介した多数条の潮通しによって串刺
し状となる上下多段の海水流がアンカ一本体1の上側に
生じることとなり、この串刺し状流束と、上記点在状態
の重錘31.31・・・・・・とによる相乗作用により
、海中におけるアンカ一本体1の姿勢安定性が格段に向
上する。
30・・・・・・を介した多数条の潮通しによって串刺
し状となる上下多段の海水流がアンカ一本体1の上側に
生じることとなり、この串刺し状流束と、上記点在状態
の重錘31.31・・・・・・とによる相乗作用により
、海中におけるアンカ一本体1の姿勢安定性が格段に向
上する。
また、上記重錘31.31・・・・・・を上記のごとき
分散状態としたから、大きな重錘を1箇所に設けた場合
と異なり、アンカ一本体1の重錘取付部が集中的な大荷
重を受けて破損することがなく、もちろん各重錘31.
31・・・・・・を合わせることにより高速沈降性など
を得べき重錘総重量も確保できている。
分散状態としたから、大きな重錘を1箇所に設けた場合
と異なり、アンカ一本体1の重錘取付部が集中的な大荷
重を受けて破損することがなく、もちろん各重錘31.
31・・・・・・を合わせることにより高速沈降性など
を得べき重錘総重量も確保できている。
さらに本考案では、中央本体2と上翼4との連結部33
.33’等同本体1の上位中央部がら縦吊索37を引き
出しこれの上側に浮子38.38’を適宜間隔を隔て・
2個以上取付け、それら浮子38.38’の間と、それ
らの下側とに夫々補助アンカー39.39’を取付けた
ものであるから、浮子の一方は水面に他方は水面下にあ
ってアンカ一本体1を所定深度に保持できるものであっ
て、水面下にある浮子39′はうねりの影響をうけ難く
なるばがりが、補助アンカーの一方は、水面にある浮子
38がうねりなどで浮上する時に抵抗体として働き、又
他方の補助アンカーは、アンカ一本体1の急激な沈下時
に働くから、これら両補助アンカー39.39’と上記
安定翼5との相乗作用によって、アンカ一本体の浮上、
沈下運動は顕著に軽減され、更に他方の浮子38′の縦
吊索37鉛直保持作用によって、うねりによる縦吊索3
7の横移動や傾動量を極めて少なくすることができると
共にこの縦吊索37は重錘31とは反対側に位置するこ
と・、連結金具なども下側部に有しないこともあって、
アンカ一本体1の擦傷、破損はほとんどなくなり、シー
アンカーの耐久性を大巾に向上させ得ると共に、その信
頼性をも充足させることができ、又縦吊索の取付箇所が
前記のようにアンカ一本体の上位中央部であるため、同
素によりアンカ一本体は常に開傘状態を保持され易くな
るなどの効果がある。
.33’等同本体1の上位中央部がら縦吊索37を引き
出しこれの上側に浮子38.38’を適宜間隔を隔て・
2個以上取付け、それら浮子38.38’の間と、それ
らの下側とに夫々補助アンカー39.39’を取付けた
ものであるから、浮子の一方は水面に他方は水面下にあ
ってアンカ一本体1を所定深度に保持できるものであっ
て、水面下にある浮子39′はうねりの影響をうけ難く
なるばがりが、補助アンカーの一方は、水面にある浮子
38がうねりなどで浮上する時に抵抗体として働き、又
他方の補助アンカーは、アンカ一本体1の急激な沈下時
に働くから、これら両補助アンカー39.39’と上記
安定翼5との相乗作用によって、アンカ一本体の浮上、
沈下運動は顕著に軽減され、更に他方の浮子38′の縦
吊索37鉛直保持作用によって、うねりによる縦吊索3
7の横移動や傾動量を極めて少なくすることができると
共にこの縦吊索37は重錘31とは反対側に位置するこ
と・、連結金具なども下側部に有しないこともあって、
アンカ一本体1の擦傷、破損はほとんどなくなり、シー
アンカーの耐久性を大巾に向上させ得ると共に、その信
頼性をも充足させることができ、又縦吊索の取付箇所が
前記のようにアンカ一本体の上位中央部であるため、同
素によりアンカ一本体は常に開傘状態を保持され易くな
るなどの効果がある。
そして更に上述のようにアンカ一本体1の浮上沈下及び
縦吊索37の移動量は最小限にとどめ得ることによって
相当な強風下での荒海においても極めて良好な安定性を
発揮できてシーアンカーの性能も従来品に比べて格段に
向上させ得る。
縦吊索37の移動量は最小限にとどめ得ることによって
相当な強風下での荒海においても極めて良好な安定性を
発揮できてシーアンカーの性能も従来品に比べて格段に
向上させ得る。
第1図は本考案に係るシーアンカーの使用状態を示す斜
視図、第2図は同シーアンカーのアンカ一本体構成部片
を示す分解平面図、第3図は同シーアンカーのアンカ一
本体構成部片の一部を示す平面図、第4図は同シーアン
カーのアンカ一本体収納袋を示す側面図である。 1・・・・・・アンカ一本体、2・・・・・・中央本体
、3゜3′・・・・・・翼体、4・・・・・・上翼、4
′・・・・・・下翼、5・・・・・・安定翼、6・・・
・・・底シート、8,8′・・・・・・側壁シート、2
6・・・・・・介在シート、27・・・・・・安定シー
ト、30・・・・・・潮抜き、31・・・・・・重錘、
33.33’・・・・・・連結部、37・・・・・・縦
吊索、38、38’・・・・・・浮子、39.39’・
・・・・・補助アンカー、O・・・・・・中央本体の中
心位置、Y−Y’・・・・・・アンカ一本体の縦軸。
視図、第2図は同シーアンカーのアンカ一本体構成部片
を示す分解平面図、第3図は同シーアンカーのアンカ一
本体構成部片の一部を示す平面図、第4図は同シーアン
カーのアンカ一本体収納袋を示す側面図である。 1・・・・・・アンカ一本体、2・・・・・・中央本体
、3゜3′・・・・・・翼体、4・・・・・・上翼、4
′・・・・・・下翼、5・・・・・・安定翼、6・・・
・・・底シート、8,8′・・・・・・側壁シート、2
6・・・・・・介在シート、27・・・・・・安定シー
ト、30・・・・・・潮抜き、31・・・・・・重錘、
33.33’・・・・・・連結部、37・・・・・・縦
吊索、38、38’・・・・・・浮子、39.39’・
・・・・・補助アンカー、O・・・・・・中央本体の中
心位置、Y−Y’・・・・・・アンカ一本体の縦軸。
Claims (1)
- 矩形状とした底シートの両縦縁と、半月形状とした両側
壁シートの弧状縁とを縫着し形成した中央本体の左右両
側と上下両側には、夫々先細り梯形状の翼体と、先細り
梯形状の上翼及び下翼を夫々縫着連結し、前記下翼には
、半月形状とした介在シートの直線縁と、三角形状とし
た安定シートの下底とを縫着し形成した安定翼を縫着連
結してアンカ一本体を形成し、該アンカ一本体には、上
記底シートの中心と上記上翼の中心とを結ぶ線上に沿っ
て、小孔径とした多数の潮抜きを列設すると共に、上記
底シートの中心と上記下翼の中心とを結ぶ線上に沿って
、小型とした多数の重錘を点在させて着設し、前記アン
カ一本体における底シートと上翼との連結部近傍には縦
吊索を連結し、該縦吊索の上側には浮子を少なくとも2
個以上適宜間隔を隔て・取付けると共に、前記各浮子の
間には、浮子の浮上防止用として小型の補助アンカーを
、かつ、その縦吊索上において最もアンカ一本体側に近
い浮子とアンカ一本体との間には、アンカ一本体沈下防
止用として小型の補助アンカーを夫々取付けて成ること
を特徴とするシーアンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15488182U JPS5921111Y2 (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | シ−アンカ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15488182U JPS5921111Y2 (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | シ−アンカ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58146787U JPS58146787U (ja) | 1983-10-03 |
JPS5921111Y2 true JPS5921111Y2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=30101834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15488182U Expired JPS5921111Y2 (ja) | 1982-10-13 | 1982-10-13 | シ−アンカ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921111Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-10-13 JP JP15488182U patent/JPS5921111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58146787U (ja) | 1983-10-03 |
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