JPS5939879Y2 - 教材用きのこ培養器 - Google Patents

教材用きのこ培養器

Info

Publication number
JPS5939879Y2
JPS5939879Y2 JP18833980U JP18833980U JPS5939879Y2 JP S5939879 Y2 JPS5939879 Y2 JP S5939879Y2 JP 18833980 U JP18833980 U JP 18833980U JP 18833980 U JP18833980 U JP 18833980U JP S5939879 Y2 JPS5939879 Y2 JP S5939879Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
mushroom
teaching materials
container
bacteria
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18833980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57113835U (ja
Inventor
有一 唐木田
Original Assignee
株式会社千曲化成
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社千曲化成 filed Critical 株式会社千曲化成
Priority to JP18833980U priority Critical patent/JPS5939879Y2/ja
Publication of JPS57113835U publication Critical patent/JPS57113835U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5939879Y2 publication Critical patent/JPS5939879Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mushroom Cultivation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は教材用きのこ培養器に関し、一層詳細には透明
袋中に無菌的に培養基と種菌とを収容して雑菌の侵入を
阻止し、良好な菌糸培養を行って学童らが培養過程をつ
ぶさに観察することができる教材用きのこ培養器に関す
る。
学童の理科の学習における菌糸類の観察として短期間に
特殊なlサイクルとしての生命現象を経るきのこの生態
が学童に興味を抱せるに十分であり、またきのこが日常
なじみの深い食品であることからも生体観察の素材とし
て好適である。
しかしながら、きのこの好適な生育条件を整えるには無
菌の培養室や生育室が必要となるが、とても教材費程度
では賠えず、結局不十分な条件の下で行わざるを得ず、
菌糸活力の弱い培養時に雑菌に侵されるなどして十分な
きのこの観察に至らないで終ることが多い。
本考案は上記難点に鑑みて、できる限り低コストででき
、しかもきのこ生育の最大の要点である雑菌の阻止だけ
は完壁にできるように考慮してなされ、その目的とする
ところは、合成樹脂製の透明袋中に、殺菌した陪養基を
詰めたきのこ栽培ビンと、種菌とを無菌的に収容し、こ
の栽培ビンと、種菌とを外部から操作し得る程度に前記
袋をしぼませて密封して成る教材用きのこ培養基を提供
するにある。
以下本考案の好適な実旋例を詳細に説明する。
10は透明な合成樹脂製の袋である。
この袋10中には、きのこ栽培容器12、および適宜な
容器に入れた種菌14とが封入されている。
上記きのこ栽培容器12は、オガ屑にコヌカ等の栄養剤
を添加した培養基が充填されて、キャップ16が施され
ており、適宜な殺菌器(図示せず)であらかじめ殺菌さ
れているものが袋10中に収納されている゛。
ま゛た袋10中もほぼ無菌状態に保持されている。
この袋10中を無菌状態にするには、無菌雰囲気中□、
において、袋10内に容器12および種菌14を封入す
□”ればよいが、この場合に無菌空気と共に少量のアル
コールを袋10中に封入すると、袋10内に多少の害菌
カダ侵入してもアルコール蒸気によって殺菌されるので
好都合である。
なお、袋10は、外部から袋10を押圧変形して内部の
容器12および種菌14の容器を袋10を介して手で掴
むなどの操作ができる程度に気体を減じてしぼませであ
る。
本考案は以上のように構成されているから、学童らが、
手で袋10を押圧変形して袋10を介して容器12を掴
み、キャップ16を外して容器12中に種菌14を接種
し、再びキャップ16をするだけでよい。
後はきのこの種類に応じて光線量を調節したり、また温
度条件を整えればよい。
温度条件は9月〜lO月の季節を選べば自然条件でよい
であろう。
このようにして透明の袋10の外部から菌糸の増植状態
を観察できる。
菌糸が容器12中に十分蔓延したら、袋10中から容器
12を取り出し、自然条件等の下で芽出しから生育まで
行なえる。
芽出し後は比較的雑菌に侵されにくいから最後まで容易
にきのこの生育を観察することができる。
なお、袋10に適宜なバルブ(図示せず)を形成してお
いて、このバルブから袋10中に適宜な無菌器(図示せ
ず)を介して無菌空気を補給するようにしてもよい。
本考案においてはエノキ茸、ナメコ、シメン等の温度変
化にあまり影響を受けないきのこの観察に最適である。
なお袋中に複数本の容器を入れてもよい。
以上のように本考案に係る培養器によれば、極めて低コ
ストで得られ教材としても最適である上に、学童のきの
この生態観察の際、とりわけ雑菌に侵され易い菌糸体の
培養時において容易に無菌雰囲気に保って害菌の侵入を
防止でき、良好な培養を行って観察を全うすることがで
きるという著効を奏する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本考案はこの実施例に限定されるものでなく、考案の
精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはも
ちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る培養器の好適な実施例を示す説明図で
ある。 10・・・・・・袋、12・・・・・・容器、14・・
・・・・種菌、16・・・・・・キャップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の透明袋中に、殺菌した培養基を詰めたきの
    こ栽培ビンと、種菌とを無菌的に収容しこの栽培ビンと
    種菌とを外部から操作し得る程度に前記袋をしぼませて
    密封して戊る教材用きのこ培養器。
JP18833980U 1980-12-30 1980-12-30 教材用きのこ培養器 Expired JPS5939879Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18833980U JPS5939879Y2 (ja) 1980-12-30 1980-12-30 教材用きのこ培養器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18833980U JPS5939879Y2 (ja) 1980-12-30 1980-12-30 教材用きのこ培養器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57113835U JPS57113835U (ja) 1982-07-14
JPS5939879Y2 true JPS5939879Y2 (ja) 1984-11-09

Family

ID=29991828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18833980U Expired JPS5939879Y2 (ja) 1980-12-30 1980-12-30 教材用きのこ培養器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939879Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57113835U (ja) 1982-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ATE84940T1 (de) Herstellung von mikrobiellen ernte-impfstoffen.
US9854745B2 (en) Carbon dioxide supplementation product with delayed activation control
US20150366141A1 (en) Apparatus, system and method for producing fungi for use in a ecosystem
US4977702A (en) Process for growing Pleurotus
CN104911111B (zh) 一种金龟子绿僵菌固体培养方法
JPS5939879Y2 (ja) 教材用きのこ培養器
Kuek Shake-flask culture of Laccaria laccata, an ectomycorrhizal basidiomycete
EP0418323B1 (en) Integument and method for culturing and growing organic material
KR101679243B1 (ko) 버섯 재배키트 및 이를 이용한 버섯 재배방법
KR20200063376A (ko) 동충하초를 포함하는 버섯류 재배 키트
CN201088040Y (zh) 一种植物培养及植物接种微生物菌种系统
JPH1084772A (ja) マンネンタケの栽培方法
JPH02156826A (ja) 植物の栽培方法およびその装置
CN110291933A (zh) 一种食用菌培养瓶
JPH0662662A (ja) 茸類の人工栽培方法
ES2235622B1 (es) Procedimiento para el cultivo de hongos, setas y similares.
CN2266869Y (zh) 超簿颗粒袋装食用菌菌种
JP2001299087A (ja) きのこの菌床の製造方法
JP3134976B2 (ja) ハタケシメジの無機質繊維製粒状成型物覆土法による人工栽培法
JPH04311319A (ja) ニオウシメジの栽培方法
Robi et al. Experimental of Enokitake mushroom (Flammulina velutipes) cultivation in vitro as the center for entrepreneurship learning at the biology greenhouse of FMIPA UM
JPH046528Y2 (ja)
CA2947760C (en) Carbon dioxide supplementation product with delayed activation control
SU370193A1 (ru) Способ получения азотобактерина
CN114686347A (zh) 一种用于研究丛枝菌根真菌共生的液培装置与方法